【カグラバチ】第71話のネタバレ感想と考察｜斉廷戦争の罪と罰厄災が迫る！

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Contents

1 【カグラバチ】作品の概要
- 1.1 『カグラバチ』とは
- 1.2 この記事について
  - 1.2.1 前回はコチラ！
2 【カグラバチ】第71話のネタバレ
3 【カグラバチ】第71話の感想と考察
4 【カグラバチ】ストーリーまとめ
- 4.1 『カグラバチ』最新巻発売中！
- 4.2 『カグラバチ』本誌ネタバレ
5 【カグラバチ】関連記事まとめ

【カグラバチ】作品の概要

（『カグラバチ』1巻外薗健 / 集英社）

刀匠を志す少年チヒロは、父の下で日々修行に励んでいた。おちゃらけた父と寡黙な息子。笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…。

『カグラバチ』とは

『カグラバチ』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中されている、外薗健先生作の剣劇・アクションファンタジー漫画です。

2024年8月には「「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて第1位を獲得。

ジャンプの時期看板作品として、破竹の勢いで快進撃を続けています。

そんな『カグラバチ』のストーリーは、刀匠の父を3名の妖術氏によって殺害された主人公が、奪われた妖刀を回収するべく立ち上がる”復讐劇”でーー？

【カグラバチ】関連記事まとめ

この記事について

『カグラバチ』第71話のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。

前回はコチラ！

【カグラバチ】第70話のネタバレと感想・考察！

【カグラバチ】第71話のネタバレ

以下からは、『カグラバチ』第71話「勝負」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。

『カグラバチ』ネタバレ①｜座村清市と座村イヲリ

『カグラバチ』第71話は、封じられていたイヲリの過去からスタートします。

ーー9年前。

座村清市は、自身の元妻であるイノリが倒れたと聞きつけ、慌てて病院へとやって来ました。

（『カグラバチ』第71話外薗健 / 集英社）

そこにはイヲリの姿もありましたが、どうやら座村のことは覚えていない様子。

しかし、イヲリの母親であるイノリが病床に伏した状態のいま、父親たる座村がイヲリの面倒を見る他ないようです。

座村は、「斉廷戦争」の際に血で汚れてしまった自身の手で大事な娘を汚したくない……と考えている様子。

座村とイノリの離婚原因も、そんな座村の”罪の意識”にあったようです。

……とは言え、他に頼れる人物がいない現状、やはりイヲリの面倒を見る人物は座村を除いていません。

かくして、父娘による生活がスタートしました。

『カグラバチ』ネタバレ②｜父娘の溝

座村は、まず自身の道場へとイヲリを連れて行きました。

居合”白禊流”の師範代である座村は、街の警官達に剣術指南を行っているとのこと。

ゆえに座村は、事前に警官や門下生らにイヲリを紹介しておきたかったようです。

座村を慕っている警官らは、口々に座村を「英雄」と呼び、褒め言葉の数々を並べ立てます。

ーーしかし、イヲリにとっての座村清市は、自身や母・イノリを置いてけぼりにした「バカ」そのもの。

これまでの座村自身の行いにより、父娘の間には深い溝が生まれてしまったようです。

『カグラバチ』ネタバレ③｜勝負

父ではなく母との暮らしを望んでいるイヲリ。

母・イノリは、「悪い病気なんてすぐにぶっ倒すよ」と笑顔を作り、そんなイヲリを励ましましていました。

（『カグラバチ』第71話外薗健 / 集英社）

……ここでイヲリは、道場内の木刀を持ち出すと、座村同様に目を瞑った状態で父(＝座村)へと攻撃を仕掛けます。

しかし、目を閉じてしばらくになる座村とは異なり、普段から視界に頼って生活しているイヲリでは、正確に相手を狙うことなどできません。

それでもイヲリは、「戦うなら相手と同じ土俵で」という立派な考えのもと、目を瞑った状態で座村に挑み続けます。

そんな”勝負”を続けるうちに、徐々に父娘としての関係性を深めていった両者。

ーーそして遂に、母・イノリが闘病の末に死亡し、突如として別れの時がやって来てしまったのです。

『カグラバチ』ネタバレ④｜罪と罰

（『カグラバチ』第71話外薗健 / 集英社）

イノリの死を受け、失意の底に立っていた2人。

座村は、深く悲しむイヲリに寄り添うと、「休戦」を提案しました。

愛娘の成長を見届けることができなかったイノリ。

ーー座村は、そんな亡き妻の想いを受け継ぎ、「代わりに見届ける」ことを固く誓ったのでした。

そして、ある日。

座村邸を、”毘灼(ひしゃく)”の統領である幽(ゆら)が訪れました。

曰く、「話をしにきただけ」と語る幽。

（『カグラバチ』第71話外薗健 / 集英社）

その内容は、座村を含む”妖刀契約者達”が犯した「罪」と、その「罪」によって数年後にもたらされるという「厄災」についてでーー！？

『カグラバチ』第72話へ続くーー。

【カグラバチ】第71話の感想と考察

イヲリとの関係

今回ご紹介した『カグラバチ』第71話では、遂に座村清市とその娘・イヲリとの関係性が明かされました。

自身を「英雄」ではなく「大量殺人犯」とみなしていた座村は、汚れを知らぬ妻子と向き合うことができなくなってしまっていたようです。

……しかし、イノリが病床に伏したことでもたらされた娘との時間は、座村にとってかけがえのないものとなりました。

そして両者は、「父娘」としての形を取り戻したのです。

座村清市の父としての顔が明かされたストーリーでしたね。

罪と罰

第71話の終盤、突如座村邸を訪れた幽により、契約者達の「罪」についての言及がありました。

「罪」という言葉の背景のコマには、神奈備によって幽閉されている”剣聖”の姿が。

妖刀真打「勾罪」の能力使用シーンでは、およそ”英雄”のものとは思えぬ禍々しさが感じられました。

「斉廷戦争」で活躍した”英雄”たちは、一体どのような「罪」を犯したのでしょうか。

幽と座村の会談内容が気になるところです。

【カグラバチ】ストーリーまとめ

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「淵天」が収められた「蔵」へ続く扉の存在を知り、楽座市会場の下層を目指すチヒロ。折れた「刳雲」を携え、閃光が如く敵を絶命させる復讐者。その眼前に立ちはだかるのは…？　一方、兄からの愛と暴力によって地に伏した伯理。今際の際に脳裏を過ったのは、ある少女との日々だった。極限の中、二人の少年の魂が呼応する。

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