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【カグラバチ】作品の概要
刀匠を志す少年チヒロは、父の下で日々修行に励んでいた。おちゃらけた父と寡黙な息子。笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…。
『カグラバチ』とは
『カグラバチ』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中されている、外薗健先生作の剣劇・アクションファンタジー漫画です。
2024年8月には「「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて第1位を獲得。
ジャンプの時期看板作品として、破竹の勢いで快進撃を続けています。
そんな『カグラバチ』のストーリーは、刀匠の父を3名の妖術氏によって殺害された主人公が、奪われた妖刀を回収するべく立ち上がる”復讐劇”でーー?
この記事について
『カグラバチ』第49話のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。
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【カグラバチ】第49話のネタバレ
以下からは、『カグラバチ』第49話「均衡」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
『カグラバチ』ネタバレ①|すべきこと
チヒロの前に姿を現した「毘灼(ひしゃく)」に所属する妖術師・昼彦。
彼が駅のホームに「神奈備」の精鋭の死体を並べた訳は、「お別れ言いたいだろうと思って」と言うサイコパス気質なものでした。
チヒロは、目の前の相手が「”雫天石”の使用者に勝利した精鋭妖術師部隊を、単騎で殺害した妖術師である」と言う事実に、動揺の色を滲ませます。
……そんな折、車外から別の妖術師が突入し、漆羽洋児を急襲。
しかし漆羽は、そんな相手を冷静に斬り、「すべきことをするだけだ」とチヒロに声掛けします。
チヒロが今「すべきこと」は、”漆羽洋児を守ること”。
思考がクリアになったチヒロは、妖刀「淵天」を握り直し、敵対妖術師を迎え撃ちます。
『カグラバチ』ネタバレ②|ムカデ
チヒロが「錦」による超速斬撃を披露した刹那、昼彦は妖術「血鶴」を使用。
折り鶴状に固められた玄力は、有象無象の妖術師達の身体を突き破り、噴き出した血液によってチヒロの視界を奪います。
一瞬生まれた隙を突き、刀を持ってチヒロを襲う昼彦。
何とか受け太刀したチヒロでしたが、昼彦は既に次のモーションに入っており、再び繰り出された「血鶴」で漆羽を攻撃しました。
相手との力量差を察したチヒロは、伯理に「”ムカデ”だ」と一言。
……それは、「楽座市」にて、漣京羅が振るった妖刀真打によって繰り出された技の1つです。
その時の出来事を想起した伯理は、即座に漆羽のちょんまげを掴み、”伏せ”の姿勢へ。
直後、チヒロは身体を回転しながら「涅」を繰り出し、地面と平行する形で周囲の全てを切断しました。
この一振りによって、昼彦こそ逃したものの、その他周囲の妖術師達は一掃することに成功します。
『カグラバチ』ネタバレ③|均衡の崩壊
相変わらずピンピンしている昼彦は、なおも漆羽の暗殺を狙います。
あくまで相手の”狙い”が自身であることを理解している漆羽は、澄んだ瞳でチヒロの名を呼び、「任せた……!!」と声掛け。
言葉の意味を察したチヒロは、昼彦を伴って車外へと飛び出しました。
……そう、昼彦は、「神奈備」の精鋭相手であっても歯が立たなかった相手です。
一方、「雫天石」を持つ有象無象の妖術師達は、「神奈備」の精鋭であれば何とか対処することができます。
つまり、現時点で優先すべきは、昼彦を漆羽から引き離すことでした。
また、妖刀と命滅契約を結んだ”契約者”が「神奈備」に匿われており、一方の妖刀が「毘灼」の手に渡っている現在、両者のパワーバランスはほぼ”均衡”状態にあります。
しかし、伯理が妖術を取り戻し、契約者経由で妖刀を取り戻すことができれば、均衡は一気に「神奈備」有利へと傾くことになるのです。
硬直した状況を打破するべく、7本目の妖刀の契約者・チヒロが「毘灼」に挑みます。
『カグラバチ』第49話終わり。
【カグラバチ】第49話の感想と考察
毘灼の頭領
今回ご紹介した『カグラバチ』第49話では、昼彦が「幽(ゆら)」の名を出す際、上画像の”毘灼の頭領”のコマが挟まれていました。
第48話でも名前の出ていた「幽」ですが、毘灼の頭領の名前とであることが確定しましたね。
そんな幽が狙っているのは、妖刀真打「勾罪(まがつみ)」の命滅契約を破棄し、自身が所有者となること。
その前段階として、「毘灼」は他の妖刀の命滅契約も破棄するべく、大々的に動き出しました。
果たしてチヒロと神奈備は、無事に契約者を守り抜くことができるのでしょうか。
次なる契約者
慚箱「国獄温泉」への襲撃を受けた妖刀「酌揺」の契約者・漆羽洋児は、別の慚箱たる「仙沓寺」へと向かっていました。
そして、その「仙沓寺」で匿われているのが、下画像の人物です。
両目の傷とサングラスがトレードマークの、名前不明の契約者。
果たしてこの人物はどのようなキャラクターであり、どのような銘の刀を振るっていたのでしょうか。
六平国重自らが妖刀を託したからには、漆羽のような”良いキャラクター性”を持っていることに期待してしまいますね。
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【カグラバチ】ストーリーまとめ
『カグラバチ』最新巻発売中!
『カグラバチ』最新4巻が10/4に発売!!
「淵天」が収められた「蔵」へ続く扉の存在を知り、楽座市会場の下層を目指すチヒロ。折れた「刳雲」を携え、閃光が如く敵を絶命させる復讐者。その眼前に立ちはだかるのは…? 一方、兄からの愛と暴力によって地に伏した伯理。今際の際に脳裏を過ったのは、ある少女との日々だった。極限の中、二人の少年の魂が呼応する。
『カグラバチ』本誌ネタバレ
1巻 | ||||
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第24話 | 第25話 | 第26話 | 第27話 |
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第33話 | 第34話 | 第35話 | 第36話 |
5巻 | ||||
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