カグラバチ

【カグラバチ】第50話のネタバレ 感想と考察|契約者・座村が登場! 仙沓寺編が開始

【カグラバチ】作品の概要

『カグラバチ』単行本1巻(『カグラバチ』1巻 外薗健 / 集英社)
 

刀匠を志す少年チヒロは、父の下で日々修行に励んでいた。おちゃらけた父と寡黙な息子。笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…。

『カグラバチ』とは

『カグラバチ』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中されている、外薗健先生作の剣劇・アクションファンタジー漫画です。

2024年8月には「「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて第1位を獲得。

ジャンプの時期看板作品として、破竹の勢いで快進撃を続けています。

そんな『カグラバチ』のストーリーは、刀匠の父を3名の妖術氏によって殺害された主人公が、奪われた妖刀を回収するべく立ち上がる”復讐劇”でーー?

この記事について

『カグラバチ』第50話のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。

前回はコチラ!

▶︎『カグラバチ』第49話のネタバレと感想・考察

【カグラバチ】第50話のネタバレ

以下からは、『カグラバチ』第50話「迎撃」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。

『カグラバチ』ネタバレ①|英雄

ーー18年前。

日本は、六平国重が打った”妖刀六工”と、その所持者たちによって守られました。

しかし現在、守られたはずの日本は荒み、救国の”妖刀”すらも悪党の手に渡ってしまっている状況です。

柴や妖刀の契約者たちは、口々に六平国重を「英雄」と表現しますが、国重本人にとっては契約者たちこそが「英雄」そのもの。

幼少期から契約者たちの話を聞かされていたチヒロは、今は亡き父を偲びつつ、契約者たちを死なせないための覚悟を決めます。

『カグラバチ』ネタバレ②|次なる慚箱(さんそう)

巻墨と合流した漆羽(『カグラバチ』第50話 外薗健 / 集英社)

チヒロと昼彦が車外に出たことにより、妖刀「酌揺(くめゆり)」の契約者・漆羽洋児伯理(はくり)は、順調に慚箱「仙沓寺」へと近付いていました。

新幹線がホームに入ると、そこに待っていたのは「神奈備」の内部組織であろう”巻墨(ますみ)”に所属する2人の妖術師。

”巻墨”は、マーカーペンによる「陣」を用意しており、その「陣」を用いることで、瞬時に「仙沓寺」へ飛ぶことができるようです。

そんなあまりにも便利な妖術によって、”巻墨”と漆羽、伯理の合計4名は、奈良県は古馬山中腹に位置する慚箱「仙沓寺」に到着しました。

漆羽洋児
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到着して早々、一行の前には契約者の座村(さむら)が登場。

漆羽とは異なり、座村はチヒロのことを知っているようです。

『カグラバチ』ネタバレ③|座村

幼少期のチヒロは、父・六平国重とともに、基本的には世俗から隔絶された生活を送っていました。

しかし、柴に連れられる形で、六平の子であることを隠して外出する機会は何度かあったようです。

座村と柴(『カグラバチ』第50話 外薗健 / 集英社)

その際、”六平の匂い”を嗅ぎつけてやってきたのが、契約者・座村でした。

目が見えない座村は、「他の器官が超人的に優れている」とのこと。

だからこそ座村は、10年ぶりの”懐かしい匂い”を捕捉し、柴とチヒロを雑踏の中から見つけ出すことができたのです。

そして座村は、チヒロが六平国重の子であることを看破。

 

チヒロは、妖刀を振るった契約者たちこそが「英雄」だという父の言葉を語りますが、座村は「”お前がな”って言っとけ」と即答。

どうやら座村も、(漆羽の熱量とは異なるものの)六平国重をリスペクトしているようです。

……なお、”匂い”によって六平国重を感じ取る様子を見て、以後のチヒロは座村を「変な人」認定しています。

『カグラバチ』ネタバレ④|難攻不落の仙沓寺

座村がチヒロの近況について伯理に尋ねた、その時。

「仙沓寺」周辺に、”雫天石(だてんせき)”を持った複数の妖術師がやってきました。

襲撃を感知した「仙沓寺」の住職は、「敵」と一言。刀を手に持った座村は、襲撃者と戦うべく出陣します。

 

一方の伯理は、”巻墨”の女性妖術師と共に治療室へ移動。

伯理の「蔵」は、数日休むことで再使用が可能となるようですが、妖術師の”治療”によって、休憩時間が30分に短縮されるようです。

……とは言え、自身が何もできないことに歯痒い思いを感じていた伯理。

ここで、漆羽が「大丈夫だ 治療に集中しろ」と声をかけました。

座村(『カグラバチ』第50話 外薗健 / 集英社)

漆羽曰く、「仙沓寺」の警備は「国獄温泉」よりも数段硬いとのこと。

その根拠は、”座村の存在”にありました。どうやら座村は、妖刀無しでも「神奈備」顔負けの強さを持っている様子。

”巻墨”から「30分持ちこたえて」と要請された座村は、「安い御用」と即答しました。

『カグラバチ』第50話終わり。

【カグラバチ】第50話の感想と考察

座村の実力

『カグラバチ』第50話の終盤にて、妖刀ではない通常の刀を装備し、敵対妖術師たちの元へと赴いた座村。

その実力は、慚箱「仙沓寺」を”難攻不落”とするほどのものであるようです。

妖刀「酌揺」契約者・漆羽洋児も、ある程度自衛できるほどの剣の腕を持っていましたが、座村の実力はその漆羽とは比べ物にならない様子。

第51話以降に明かされる座村の実力に期待しておきたいところですね。

伯理の治療

第50話では、「仙沓寺」番の妖術師により、伯理の治療が開始されました。

伯理の「蔵」が再使用可能となるためには、本来数日かかるとのこと。

しかし、治療担当の妖術師は、30分で「蔵」の使用を可能とさせることができるようです。

伯理が「蔵」を取り戻すということは、契約者たちの手に妖刀が戻るということ。

漆羽の妖刀「酌揺」はもちろん、名前が判明していない座村の妖刀も舞い戻る可能性があります。

二振りの妖刀は、一体どのような妖術を有しているのでしょうか。

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