ワンピース

【ワンピース】第1111話のネタバレ 感想と考察|不死身の五老星 古代ロボットが起動し・・・

『ワンピース』の概要

『ワンピース』107巻(『ONE PIECE』107巻 尾田栄一郎 / 集英社)

“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!

『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。

アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。

あなたもルフィの冒険の果てを見届けませんか?

最新巻発売中!

 

この記事について

『ワンピース』第1111話のネタバレと感想・考察をまとめている記事です。ストーリーをわかりやすくお伝えしています。

【ワンピース】第1111話のネタバレ

以下からは、『ワンピース』第1111話「太陽の盾」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。

研究層の状況

マーカス・マーズ(『ONE PIECE』第1111話 尾田栄一郎 / 集英社)

『ワンピース』第1111話冒頭、”以津真天(いつまで)”マーカス・マーズフロンティア・ドームを破壊し、遂に研究層(ラボフェーズ)内部へと侵入を果たしました。

周囲に黒い稲妻が迸(ほとばし)っていることから、凄まじいまでの”覇気”によって「科学」に打ち勝ったのではないかと思われます。

異質な覇気を感じ取ったジンベエは、弱りに弱ったルッチにトドメの「手刀」を喰らわせた後、ゾロを回収。サニー号へと向かいます。

 

その直後、マーカス・マーズが空中から飛来。

未だ意識を保っていたルッチに対し、ベガパンク”欲(ヨーク)”の位置を尋ねました。

問われたルッチは、ヨークの位置情報を含む様々な情報を簡潔に伝達。

加えて、司令室に残されたカク「相棒」と表現し、「どうか命は…!!!」と懇願しました。

一方のマーズは、サターンと同じ「人間=ゴミ」の倫理観を示し、まともに取り合うことなく飛び去っていきました。

太陽の盾

場面はルフィサイドへと移ります。

”サンドワーム”シェパード・十・ピーターの口内から救い出されたルフィは、すぐさまドリーブロギーを認識。

喜ばしげな表情を浮かべ、友人との旧交を温めます。

……しかし、手放しに再会を喜べる状況ではありません。

ドリーとブロギー率いる「巨兵海賊団」の目的は、”麦わらの一味”とともに「エッグヘッド」から脱出すること。

そこでドリーは、角笛で仲間たちに脱出開始の合図を送りました。

トップマン・ウォーキュリー(『ONE PIECE』第1111話 尾田栄一郎 / 集英社)

その直後、動いたのは”封豨(ほうき)”トップマン・ウォーキュリーです。

ウォーキュリーは、咆哮によって島が波打つほどに強大な”覇気”を発動。

追撃として、牙を「刃」へと変化させて襲い掛かったものの、その攻撃はドリーとブロギーの「太陽の盾(スヴァリン)」に防がれました。

続けて、”牛鬼”ジェイガルシア・サターンが、毒と思しき物体を口内から発射。

攻撃を察知したルフィは、付近のヤシの木を「バット」の形に整え、サターンの攻撃を撃ち返しました

……次の瞬間、毒と思われた物体は、なんとサターン自身とウォーキュリーを巻き込んで大爆発。

図らずも隙が発生したことから、ルフィ、ドリー、ブロギーは退却を始めました。

謝罪の言葉

いよいよ本格的に退却を始めた”麦わらの一味”

「巨兵海賊団」の船へと向かうサンジとボニーの前に、「海軍」の中将たちが立ちはだかります。

古代ロボット(『ONE PIECE』第1111話 尾田栄一郎 / 集英社)

一方その頃、「エッグヘッド」北西の海岸にて、「古代ロボット」が起動。

立ち上がったロボットは、「スマナイ… ジョイボーイ」という言葉を発して……?

『ワンピース』第1111話終わり。

【ワンピース】第1111話の感想と考察

五老星は不死身?

『ワンピース』第1111話終盤、”五老星”に背を向けて退却を始めたルフィは、「どうせあいつら不死身なんだ」と発言していました。

確かに”五老星”は、不死身と見紛うばかりの再生能力を有しており、いかなる攻撃を受けようとも、全くダメージがないかのように振る舞っています。

特殊な種族ゆえか、はたまた悪魔の実の能力ゆえか……”五老星”の面々は、いかにして驚異的な耐久力を手に入れたのでしょうか。

今後のストーリー展開で明かされることが熱望されます。

物語は佳境へ

”麦わらの一味”がそれぞれ本腰を入れて退却し始め、物語は終盤へと動き出しました。

あとはそれぞれがサニー号「巨兵海賊団」の船に乗り込み、「エッグヘッド」を脱出するのみ。

……とは言え、「海軍本部」の強者たちは健在であり、”五老星”やる気十分と言った印象を受けます。

終わりが見え始めた「エッグヘッド編」ですが、もうしばらくストーリーは続きそうですね。

休載へ

本記事でご紹介した第1111話をもって、『ワンピース』は3週間の休載に入ります。

今回の休載は、尾田先生の体のメンテナンスとともに、今後の構想を練るための期間として用いられるとのこと。

ストーリー展開の大筋は既に決まっていることは周知の事実ですが、その大筋に合流するまでの細かな点を詰める作業が追いついていないのでしょうか。

何はともあれ、尾田先生のお身体が第一。

穏やかな心持ちで休載明けを待ちたいところです。

 

なお、第1112話は4月22日発売の『週刊少年ジャンプ』21号に掲載予定です。

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【ワンピース】今後の展開を考察

エッグヘッドからの脱出

現時点の”麦わらの一味”の目的は、「危機的状況に陥った『エッグヘッド』からの脱出」です。

そして、目下の障壁となるのは、100隻にも及ぶ「海軍」の大艦隊と、勢揃いした世界政府最高権力”五老星”

特に後者の”五老星”については、ジェイガルシア・サターン1人をとっても極めて厄介ですから、状況は芳しくないと言わざるを得ません。

 

一方、”麦わらの一味”も孤立無援というわけではありませんよね。

既にルフィと合流した”青鬼のドリー””赤鬼のブロギー”率いる「巨兵海賊団」は、非常に頼りになる一大戦力です。

また、上述した古代ロボットも戦力としてカウントしても良いでしょう。

「巨兵海賊団」の支援を得つつ、古代ロボットが殿(しんがり)を務めることで、”麦わらの一味”の脱出は現実的なプランとなるのではないでしょうか。

次はエルバフか

「『巨兵海賊団』が迎えに来た」という確定演出より、”麦わらの一味”の次なる冒険の舞台は「エルバフ」になると予想されます。

「エルバフ」と言えば、かねてよりルフィとウソップが上陸を熱望していた地

加えて、”赤髪のシャンクス”が先んじて上陸していた地でもあるため、何らかのメッセージが残されているかもしれません。

また、「オハラ」にて辛い過去を共にしたサウロロビン再会にも期待しておきたいところですね。

カリブーと「あの人」

カリブー(『ONE PIECE』第1056話 尾田栄一郎 / 集英社)

『ワンピース』第1107話で登場し、「黒ひげ海賊団」との接触を果たしたカリブー

上画像のように、度々「あの人」という代名詞を用いていたことから、謎の上位存在に従う人物であることは確定していました。

そして遂に、その人物の正体が”黒ひげ”であると判明。

どうやらカリブーは、”黒ひげ”に対する「憧れ」を抱いていたようです。

ルフィとは違った立ち回りで世界を引っ掻き回し、頭角を表す速度はルフィよりも早かった”黒ひげ”

「海賊が憧れる海賊」としては、確かに妥当な線ですよね。

カリブーが黒ひげにもたらすもの

もしオーガーとデボンがカリブーを連れ帰る判断を下した場合、第1108話以降のいずれかのタイミングで、”黒ひげ”との謁見が叶うのではないかと予想されます。

仮にそうなった場合、カリブーが「爆弾」とも呼ぶべき複数の情報を持っている事実が設定として生きてきますよね。

古代兵器「ポセイドン」の正体が、「リュウグウ王国」の”人魚姫”しらほしであること。

古代兵器「プルトン」の在処が、「ワノ国」の地下であること。

……上記2つの情報は、いずれも事故的にカリブーが得たモノであり、”黒ひげ”としても持っていて困ることはない内容でしょう。

世界に”衝撃”が走る

ベガパンクが世界に向けて「真実」を発信するシーンで締めくくられた、『ワンピース』第1108話。

ここで思い出したいのが、「エッグヘッド事件」の結末です。

エッグヘッド事件の結末(『ONE PIECE』第1078話 尾田栄一郎 / 集英社)

上画像の通り、『ワンピース』第1078話では、「エッグヘッド事件」の結末「世界に『衝撃』を与える」と予告されていました。

奴隷の身分たるくまが「世界政府」最高権力者たる”五老星”を殴りつけたことを始め、既に「衝撃」的な要素は複数描かれていた「エッグヘッド編」

昨今では、「巨兵海賊団」の襲来やルフィによるサターンへの攻撃なども挙げられますよね。

 

そんな中、「世界一の頭脳」として文字通り世界的に知られている”Dr.ベガパンク”が、民衆に向けて”真実”を発信するとなると……確かにこれ以上ない「衝撃」と言えます。

世間的には、”麦わらのルフィ”によって人質にされているはずのベガパンク。

しかし、仮にベガパンクの「世界へのメッセージ」が成功した場合、「世界政府」によるプロパガンダがものの見事に露呈することになります。

嘘で塗り固められた「世界政府」と、隠蔽された「真実の歴史」……。

次回の『ワンピース』では、そんな世界の禁忌とも言える情報が、白日の下に晒されることとなるのかもしれません。

ベガパンクが死亡か

『ワンピース』第1106話にて、ベガパンクはサターンの脚に貫かれてしまいました

また、第1108話では黄猿の攻撃によって更なる深手を負ってしまったベガパンク。

彼が少なからず”空白の100年”などの世界から葬られた歴史を知っており、なおかつ反則レベルの頭脳を有していることに鑑みると、「エッグヘッド編」で退場する可能性は高いでしょう。

ひいては、第1108話ラストで世界に向けた発信を行ったわけですから、「世界政府」としては何としてでも消したいはずです。

 

……とは言え、いま現在”麦わらの一味”と行動を共にしているベガパンク”悪(リリス)”など、一部の”猫(サテライト)”は生き残るのではないかと予想されます。

ともすれば、このまま仲間として行動を共にする可能性すらありそうですね。

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