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『ワンピース』の概要
“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!
『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。
アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。
あなたもルフィの冒険の果てを見届けませんか?
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第110巻のあらすじと感想・考察
この記事について
『ワンピース』第1114話のネタバレ速報をまとめている記事です。最新情報をわかりやすくお伝えします。
【ワンピース】第1114話について
発売日はいつ?
『ワンピース』第1114話は、2024年5月13日(月)発売の『週刊少年ジャンプ 24号』に掲載予定です。
ベガパンクの世界に向けた配信がスタートし、いよいよ焦り出した”五老星”。
”世界一の頭脳を持つ科学者”が語る「己の罪」と「世界の真実」とはーー?
【ワンピース】前回(第1113話)の振り返り
以下からは、『ワンピース』第1113話「STALEMATE」の内容をネタバレ込みで振り返っています。
『ワンピース』第1114話の内容は、本記事中盤以降です。
止まらぬ配信
”ノミノミの実”の能力者たるベガパンクの「世界最大の『脳』」たる、「パンクレコーズ」。
いま、”五老星”の一人であるマーカス・マーズ聖の目の前には、衝撃的な光景が広がっていました。
それは、機械に繋がれた、ベガパンク自身の”頭部”です。
”星(ステラ)”としてのベガパンクの体は、既に生命活動を停止しています。
しかし、ベガパンクの頭部……つまり”脳”自体は、今もなお生き続けているようです。
一方その頃、世界各地では、多くの人物らがベガパンクの配信を待ち続けていました。
具体的には、ウソップの故郷である「シロップ村」の住人や、海軍の通信部隊、「双子岬」のクロッカスとラブーン、未来国「バルジモア」や「トリノ王国」、「海賊島『ハチノス』」の人々など、様々です。
そして、遂に配信が再開されようとした、その時。
マーズ聖の足が、「配信用電伝虫」を踏み潰しました。
……しかし、配信が止まる気配はありません。
まさかの事態を受け、”五老星”たちに焦りの色が浮かび始めます。
海岸にて
場所は変わって北東の海岸。
ボニーに”馬骨”イーザンバロン・V・ナス寿郎聖の凶刃が迫る中、少し遅れてサンジがやって来ました。
相手の顎に向け、強力な蹴りを見舞ったサンジ。しかし、その直後、”馬骨”と化したナス寿郎に体を噛まれ、大ダメージを負ってしまいます。
思わぬピンチを受け、「巨兵海賊団」のオイモとカーシーがサンジをカバー。
さらに、ボニーが「”ゆがんだ未来(ディストーションフューチャー)”」を使用し、自身の姿を巨人のように変化させた上で、ナス寿郎を踏みつけました。
ベガパンクの死
「エッグヘッド」で刻一刻と状況が変わりゆく最中、ベガパンクの「配信」を用いた告発が始まりました。
「2つの罪を犯した」と言うベガパンクは、自身の「心肺停止」が配信開始の条件であると語ります。
衝撃的な事実を前に、世界には瞬く間に波紋が広がりました。
その中には、かつてベガパンクと鎬(しのぎ)を削ったシーザー・クラウンとヴィンスモーク・ジャッジの姿も見られます。
そしてベガパンクは、自身を死に追いやった者について、その善悪を論じるつもりがないと言う断りを入れました。
その理由は、ベガパンクの死を望む「彼」について、当のベガパンク自身がまだ理解できていないからであるようです。
”麦わらの一味”vsサターン
「配信」がまずい方向に進み始めたことを受け、”研究層(ラボフェーズ)”に到着した”牛鬼”ジェイガルシア・サターン聖は、露骨な焦りを表出させ始めました。
サターンの前には、”麦わらの一味”のナミ、ウソップ、チョッパー、ロビン、ブルックの姿が。
……ここで、”サターンの声”を聞いたロビンは、「オハラ」での記憶を思い出し、相手が”五老星”であることを確信しました。
一方のサターンも、「オハラ」の生き残りたるロビンの姿を認めると、ロビンに向けて真っ先に攻撃を繰り出します。
しかし、その攻撃はナミら仲間たちがカバー。
主戦力が不在の中、”麦わらの一味”とサターンの戦いが始まりました。
沈みゆく世界
なおも続くベガパンクの配信。
「配信電伝虫」の破壊を任されたマーズは、何とか「特殊な念波」のキャッチを試みますが、ことはうまく運びません。
ここでマーズは、研究所ごと消すべく、「融合炉(パワープラント)」の破壊を打診しますが、”防衛科学武神”としての顔を持つサターンの制止を受けました。
仮に「融合炉」を破壊してしまえば、”マザーフレイム”の製造が不可能になるようです。
……そんな”五老星”らの会話が繰り広げられていた最中。
ベガパンクは、「この世界は…… 海に沈む!!!」と言う衝撃的な言葉を発してーー?
『ワンピース』第1113話終わり。
【ワンピース】第1114話のネタバレ速報・予想
以下からは、『ワンピース』第1114話「イカロスの翼」の内容をネタバレありでご紹介していきます。
世界の反応
『ワンピース』第1114話冒頭、ベガパンクの「配信」に対する世界の反応が描かれます。
突如としてスタートした配信に対し、明らかに混乱した様子を見せる海兵たち。
そのトップたる「海軍本部」”元帥”赤犬は、明確な苛立ちをあらわにしていました。
また、海底監獄「インペルダウン」では、収監されている元”王下七武海”ドンキホーテ・ドフラミンゴと、その護衛を務める”副署長”マゼランの会話が描かれます。
5メートルの海面上昇により、世界のほとんどの都市が沈むだろうと話すドフラミンゴ。
相変わらずの不敵な笑みを浮かべつつ、”より高い場所”に避難するべきだと述べました。
ドフラミンゴがかつて”天竜人”であったことから、”より高い場所”とは「赤い土の大陸(レッドライン)」を指した言葉でしょう。
続く配信
配信の最中、ベガパンクは「世界が沈む」と言う突拍子もない予言の信頼性を高めるべく、将来起こるであろう「1mの海面の上昇」について言及しました。
……そう、「海面の上昇」は、『ワンピース』第1089話で起こった紛れもない事実です。
そしてベガパンク曰く、海面の上昇は自然災害などではなく、人為的に引き起こされたものであるとのこと。
ーー告発を続けるベガパンクを前に、業を煮やしたジェイガルシア・サターンは、対峙していた”麦わらの一味”を無視して「マザーフレイム」が保管されている部屋に到着します。
サターンは、何としてでも配信を止めるべく、室内の全ての電伝虫を破壊することに決めました。
なお、「マザーフレイム」は、水で満たされたタンクの中に灯る小さな「炎」として描写されています。
ジョイボーイ
ベガパンクが配信で語った、自身が犯したという2つの罪。
その1つ目は、世界中に尽きないエネルギーを提供すると言う”夢”のもと、「太陽に近づき過ぎた」ことでした。
そして2つ目の罪は、世界の禁忌とされている「空白の100年」と”歴史の本文(ポーネグリフ)”についての研究でした。
「オハラ」の研究を引き継ぎ、「世界政府」の目を盗みつつ研究を続けていたベガパンク。
結果として、全てを知ったわけでは無いものの、断片的な真実を得ることに成功したようです。
そこでベガパンクが話し始めたのは、900年前に存在した「高度な技術を持った王国」と、その王国で生まれついた「彼」について。
「彼」は、「エルバフ」に伝わる”太陽の神”ニカのように、伸びる体で戦う性質を持っていました。
その人物の名は「ジョイボーイ」。
ベガパンク曰く、歴史上で初めての「海賊」です。
これまで長らく詳細が明かされていなかった「ジョイボーイ」。
今後のストーリーで、ようやくスポットライトが当たるようです。
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【ワンピース】第1114話のネタバレ速報|まとめ
『ワンピース』第1114話の内容を簡単に振り返っておきましょう。
【第1114話のまとめ】
- 配信に対する世界の反応が描かれる。
- ドフラミンゴは世界が沈没することを知っていた?
- ベガパンクが900年前の世界について言及する。
- 900年前、”太陽の神”ニカのような性質を持つ男が存在した。
- 男の名は「ジョイボーイ」。世界で最初の海賊である。
第1114話も凄まじい情報量の嵐でしたね。
キーマンの1人であるドンキホーテ・ドフラミンゴの描写に加え、かつて栄えた「王国」の真実や、「ジョイボーイ」の名……いよいよ怒涛の伏線回収がスタートするのでしょうか。
以下からは、今回の第1114話について考察していきます!
ドフラミンゴについて
『ワンピース』第1114話序盤、「インペルダウン」に収監されている元”王下七武海”ドンキホーテ・ドフラミンゴが久々の登場を果たしました。
ドフラミンゴの房の前には、相変わらず監獄副署長マゼランの姿。
以前と変わらず、「世界政府」からやってくるであろう”刺客”からドフラミンゴを護衛しているようです。
さて、ドフラミンゴと言えば、「マリージョア」に存在するという「国宝」についての情報を握る人物ですよね。
……ともすれば、その「国宝」は世界の沈没と関係しており、ドフラミンゴ自身も世界が沈没する運命にあることを知っていたのでは無いでしょうか。
”最初の海賊”ジョイボーイ
昨今の展開において、次から次へと飛び出してくる重要情報の数々……。
今回特に注目したいのが、”最初の海賊”であるというジョイボーイについてです。
”太陽の神”ニカと同じ性質を持っていたというジョイボーイ。
ルフィと同じ「ゴムゴムの実 /ヒトヒトの実 モデル”ニカ”」の能力を有していたであろうことに、もはや疑う余地はありません。
「魚人島」でもその名を残している他、「ラフテル」に到達した”海賊王”ゴール・D・ロジャーからも言及されたジョイボーイ。
一体彼は何者で、900〜800年前に何を成した人物だったのでしょうか。
ベガパンクの配信、その続報が待たれます。
【ワンピース】今後の展開について
リリィの手紙
”世界が沈む”というベガパンクの告発を受け、『ワンピース』第1085話の上画像のシーンが再び注目を浴びています。
このシーンは、死に瀕したコブラ王が「ネフェルタリ・D・リリィの手紙」の内容をサボに託す……というもの。
手紙の内容は、「守りなさい〜(解読不能)〜ゆく世界に夜明けの旗をかかげ」です。
文の中で気になるのが、やはり「〜ゆく世界」の部分。
これ……間違いなく「沈みゆく世界に夜明けの旗をかかげ」と繋がりますよね!
とは言え、まだまだ全貌は不明であり、議論の段階には至っていないようにも思われます。
次回以降のストーリーでベガパンクが語る内容に期待しておきたいところです。
くまが意識を取り戻す?
これまでのストーリーにおいて、あまりにも不遇な目に遭い過ぎている男、バーソロミュー・くま。
異名の”暴君”とはかけ離れた優しさを有しており、現在の読者のイメージは「心優しきくまさん」といったところでしょうか。
さて、そんなくまの現在の状況は、娘であるジュエリー・ボニーの命令を絶対とする人間兵器です。
本来であれば海賊(=ボニー)の命令など届くはずもなく、また、「威権順位」の点でもトップは”五老星”のはずですが、ベガパンクの小さな抵抗により、現在の状況に至りました。
しかし、これではあくまで”親が子を子と認識できず手にかける”という最悪の事態が防がれたに過ぎず、到底ハッピーエンドには辿り着けない状態にあります。
そこで”鍵”となるであろうポイントが、「バッカニア族の血筋」です。
バッカニア族の血筋が持つ可能性
「ルナーリア族」同様、「万国(トットランド)」にも存在しておらず、なおかつ「世界政府」にとって都合が悪い一族でもある「バッカニア族」。
その詳細な特殊性は未だに判明しておらず、現時点では「強靭である」という程度の情報しか述べることができません。
ゆえに、仮に「バッカニア族」の特殊性が自我や意識に結びつく類のものであった場合、消えたはずのくまの意識が回帰する展開もあり得るのでは無いでしょうか。
くまとボニーの幸せを望む一読者として、ぜひそんな展開が実現してほしいところですが……?
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(C)尾田栄一郎
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