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【ワンピース】第1115話のネタバレ速報|”空白の100年”はジョイボーイ敗北の歴史

『ワンピース』の概要

『ワンピース』107巻(『ONE PIECE』107巻 尾田栄一郎 / 集英社)

“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!

『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。

アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。

あなたもルフィの冒険の果てを見届けませんか?

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この記事について

『ワンピース』第1115話のネタバレ速報をまとめている記事です。最新情報をわかりやすくお伝えします。

【ワンピース】第1115話について

発売日はいつ?

『ワンピース』第1115話は、2024年5月27日(月)発売の『週刊少年ジャンプ 26号』に掲載予定です。

ベガパンクによる世界に対する配信は、いよいよ「空白の100年」の話題へと差し掛かっていました。

舞台となるのは、現在から900年前に栄えていたとある「王国」。

そして、「空白の100年」のストーリーにおける主人公となるのは、その「王国」で生まれ育った”ジョイボーイ”で……?

【ワンピース】前回(第1114話)の振り返り

以下からは、『ワンピース』第1114話「イカロスの翼」の内容をネタバレ込みで振り返っています。

『ワンピース』第1115話の内容は、本記事中盤以降です。

世界の反応

「世界が海に沈む」という、とんでもない告発を前に、”新世界”に位置する「海軍本部」は揺れていました。

元帥たる”赤犬”サカズキは、相変わらずの苦虫を噛み潰したかのような表情で「配信」を見守っています。

また、「ジャヤ」内の嘲りの町「モックタウン」では、酔ったゴロツキ達が「配信」を肴に大盛り上がり。

その一方、水の都「ウォーターセブン」では、アクア・ラグナによる水没が起こることも相まって、真剣に捉えている住民が多いようです。

 

海底監獄「インペルダウン」では、おそらくは「赤い土の大陸(レッドライン)」を指して、「みんなで引っ越すか!? 高い場所へよ!!」と高らかに笑うドフラミンゴ。

さらに「配信」は、”海底”の「リュウグウ王国」にまで届いており、ネプチューンしらほしの姿が描かれます。

マザーフレイム

「配信」を巡り、露骨な焦りを表し始めた”五老星”

ここでベガパンクは、自身の言説の信ぴょう性を高めるべく、一つの「予知」を披露しました。

彼が言い当てたのは、近々「全世界を襲う異例の地震が起きる」というもの。またベガパンクは、「海面が約1m上昇する」という結果までも言い当てたのです。

曰く、「自然災害」とは言い切れない現象だという、今回の地震。

いよいよ本格的に焦り始めた”五老星”の一柱、”牛鬼”ジェイガルシア・サターン聖は、対峙していた”麦わらの一味”を無視し、「融合炉(パワープラント)」へと向かいます。

マザーフレイム(『ONE PIECE』第1114話 尾田栄一郎 / 集英社)

ーー「融合炉」に到着したサターンは、人型へと戻り、生命反応をくまなく潰し始めます。

なお、「融合炉」とは、液体で満たされた巨大なタンク。その中には、小さな「炎」が見えており、その「炎」こそが「マザーフレイム」のようです。

ジョイボーイ

サターンが付近の「電伝虫」を破壊し尽くしている間にも、ベガパンクの配信は続きます。

次にベガパンクが語り始めたのは、「世界政府」によって”禁忌(タブー)”とされている「空白の100年」について。

ベガパンクが語り始めた、空白の物語。

ジョイボーイ(『ONE PIECE』第1114話 尾田栄一郎 / 集英社)

その主人公は、900年前に生まれ、”太陽の神”ニカのような「伸縮する体」で戦ったという、”最初の海賊”ジョイボーイです。

『ワンピース』第1114話終わり。

マザーフレイム
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【ワンピース】第1115話のネタバレ速報・予想

以下からは、『ワンピース』第1115話「大陸の断片」の内容をネタバレありでご紹介していきます。

戦争の歴史

『ワンピース』第1115話も、前話同様に「配信」に対する世界の反応からスタートする。

相変わらず画面上での告白を続けているベガパンクは、自身がいくつか読んだと言う”歴史の本文(ポーネグリフ)”に、「とてつもなく『巨大な戦い』の記録」が記されていたことを明かす。

その戦いでジョイボーイと激突したのは、現在の「世界政府」

当時は20の王国が臨時的に共同戦線を張る「連合軍」の形を成していた。

なお、その「巨大な戦い」の”火種”依然として不明であり、ベガパンクは「”2つの思想”がぶつかった」という表現にとどめている。

バリアの解除

研究所(ラボ)内に残っていたステューシーのもとに、エジソンから通信が入った。

エジソンはステューシーに対して、バリアを解除して逃げるよう指示。

……それもそのはず、現在の”研究層(ラボフェーズ)”には複数の”五老星”が入り込んでおり、もはや「フロンティアドーム」は意味を成していない

しかし、ステューシーは素直にその場を離れられずにいた。

クローンたる彼女は、ベガパンク”星(ステラ)”のために生きる存在。そのステラが喪われてしまった今、彼女は生きる”指針”を失ってしまったのである。

ナス寿郎の一撃

ベガパンクの配信は続く。

海岸でボニー、フランキー、サンジと戦闘していたイーザンバロン・V・ナス寿郎は、止まらない配信に業を煮やし、空へと駆け上がった。

……そして、ナス寿郎が刀を振るったその瞬間、研究層が地面と平行に切り裂かれてしまったのである。

一撃で凄まじい剣豪であることを示したナス寿郎。

切断面からは、囚われの身であったサイファーポールのエージェントたちが飛び出した。

大陸の断片

ナス寿郎の一撃の直後、ベガパンクはとんでもない事実を告発した。

無数の島からなる『ONE PIECE』の世界だが、ベガパンク曰く、1000年前の世界には当てはまらなかった

なんと世界は、”空白の100年”の中で起きた天変地異により、一度海に沈んでいるのである。

つまり、現在の島々は、かつて存在した”大陸”の断片だったのだ。

世界が沈むにあたり、上昇した海面は200メートルにも及ぶ

そしてベガパンクは、その海面上昇が「人為的災害」であると断言。さらに、世界を海に沈める「古代兵器」がいまだに現存していると言い切った。

 

『ONE PIECE』第1115話のラストは、イム様の意味深なカットで締めくくられている……。

ネタバレ本編はこちら!

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【ワンピース】第1115話のネタバレ速報|まとめ

『ワンピース』第1115話の内容を簡単に振り返っておきましょう。

第1115話のまとめ

  • ベガパンクの配信は続く。
  • 「空白の100年」とは、2つの陣営による戦争の歴史。
  • ”ジョイボーイ”の敗北により、「空白の100年」は幕を下ろす。
  • かつて存在した大陸は、海面の上昇によって沈んでしまった。
  • 海面の上昇幅は200mにも及び、現在も海面を上昇させる「古代兵器」は存在している。

かつて存在した大陸

世界に明かされた、”かつて大陸が存在した”という衝撃的な事実

ベガパンク曰く、その大陸はなんらかの「古代兵器」によって海に沈められ、結果として現在のような島が点在する世界の形へと落ち着いたようです。

ここに来て明かされた衝撃の事実……”海に沈んだ国”と言えばワノ国が記憶に新しいところですが、蓋を開けてみれば世界でも同様の事態が起こっていたわけですね。

そして、直近の地震で海面が1メートル上昇したことからも明らかですが、「世界政府」はいまだに世界を沈没させる「古代兵器」を握っている様子。

その事実を知っているのは、イム様や”五老星”周りの数名に限られることと予想されますが、果たして彼らは一体何を目的としているのでしょうか。

【ワンピース】今後の展開について

ジョイボーイは眼帯の海賊?

「眼帯の海賊」について

「海賊」という言葉から多くの人が連想するであろうアイテム、”眼帯”

ファンの皆様であればご存知の通り、『ONE PIECE』のストーリーにおいて、眼帯の海賊は登場していません

その理由は、作者の尾田栄一郎先生曰く「裏ポリシー」

”眼帯”という象徴的なアイテムを使わずとも海賊を描くことはできる、という気持ちが込められているようです。

一方で、尾田先生は、「物語の終盤、一度だけ、まさに”眼帯の海賊”が登場します」とも語っています。

終盤に登場する”眼帯の海賊”が、ストーリーにおけるモブキャラクターであるはずもなく……。

ともすれば、今後のストーリーの”核”となるであろう”ジョイボーイ”こそが、”眼帯の海賊”だったのではないでしょうか。

ジョイボーイが眼帯の海賊である理由

これまでのストーリーにおいて、断片的にその名が描かれてきた”ジョイボーイ”

「エルバフ」に伝わる”太陽の神”ニカや、我らが主人公のモンキー・D・ルフィと同じ、「伸縮する体」で戦ったという彼は、要所要所でその名を刻んでいる人物です。

果ては”最後の島”たる「ラフテル」”ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を残し、”海賊王”ゴール・D・ロジャーを爆笑させたとあって、ストーリーにおける最重要人物であろうことは疑いようもありません。

ジョイボーイ(『ONE PIECE』第1114話 尾田栄一郎 / 集英社)

そして、『ONE PIECE』第1114話で明かされたところによると、”ジョイボーイ”は最初に海賊と呼ばれた男

もし仮にそんな男が”眼帯”を着用していたのであれば、これほど洒落の効いた話はありません。

だからこそ当ブログでは、ジョイボーイこそが”眼帯の海賊”として描かれる最初で最後の人物ではないかと予想しています。

リリィの手紙

コブラ(『ONE PIECE』第1085話 尾田栄一郎 / 集英社)

”世界が沈む”というベガパンクの告発を受け、『ワンピース』第1085話の上画像のシーンが再び注目を浴びています。

このシーンは、死に瀕したコブラ王が「ネフェルタリ・D・リリィの手紙」の内容をサボに託す……というもの。

手紙の内容は、「守りなさい〜(解読不能)〜ゆく世界に夜明けの旗をかかげ」です。

文の中で気になるのが、やはり「〜ゆく世界」の部分。

これ……間違いなく沈みゆく世界に夜明けの旗をかかげ」と繋がりますよね!

とは言え、まだまだ全貌は不明であり、議論の段階には至っていないようにも思われます。

次回以降のストーリーでベガパンクが語る内容に期待しておきたいところです。

くまが意識を取り戻す?

ボニーを守るくま(『ONE PIECE』第1103話 尾田栄一郎 / 集英社)

これまでのストーリーにおいて、あまりにも不遇な目に遭い過ぎている男、バーソロミュー・くま

異名の”暴君”とはかけ離れた優しさを有しており、現在の読者のイメージは「心優しきくまさん」といったところでしょうか。

さて、そんなくまの現在の状況は、娘であるジュエリー・ボニーの命令を絶対とする人間兵器です。

本来であれば海賊(=ボニー)の命令など届くはずもなく、また、「威権順位」の点でもトップは”五老星”のはずですが、ベガパンクの小さな抵抗により、現在の状況に至りました。

 

しかし、これではあくまで”親が子を子と認識できず手にかける”という最悪の事態が防がれたに過ぎず、到底ハッピーエンドには辿り着けない状態にあります。

そこで”鍵”となるであろうポイントが、「バッカニア族の血筋」です。

バッカニア族の血筋が持つ可能性

「ルナーリア族」同様、「万国(トットランド)」にも存在しておらず、なおかつ「世界政府」にとって都合が悪い一族でもある「バッカニア族」

その詳細な特殊性は未だに判明しておらず、現時点では「強靭である」という程度の情報しか述べることができません。

ゆえに、仮に「バッカニア族」の特殊性が自我や意識に結びつく類のものであった場合、消えたはずのくまの意識が回帰する展開もあり得るのでは無いでしょうか。

くまとボニーの幸せを望む一読者として、ぜひそんな展開が実現してほしいところですが……?

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