ワンピース

【ワンピース】第1123話のネタバレ 感想と考察|エッグヘッド編終幕! 前日譚が明らかに!

『ワンピース』の概要

『ワンピース』107巻(『ONE PIECE』107巻 尾田栄一郎 / 集英社)

“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!

『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。

アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。

あなたもルフィの冒険の果てを見届けませんか?

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この記事について

『ワンピース』第1123話のネタバレと感想・考察をまとめている記事です。ストーリーをわかりやすくお伝えしています。

【ワンピース】第1123話のネタバレ

以下からは、『ワンピース』第1123話「空白の2週間」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。

エルバフに向けて

『ONE PIECE』第1123話冒頭、「エッグヘッド」に向けて、「海軍本部」か、あるいは「世界政府」から通信が入りました。

……しかし、その声に応えられるものは誰1人としていません。

”鉄の巨人”エメトが解放した”ジョイボーイの覇気”により、中将クラスを含む全ての海兵が気絶させられてしまっていたからです。

 

島内の状況を知ったドリーとブロギーは、島で迸(ほとばし)った覇気について「赤髪以上か!?」と反応。

エメトに礼を伝えるルフィ(『ONE PIECE』第1123話 尾田栄一郎 / 集英社)

またルフィも、その”覇気”がエメトの行動によって発生したものであることを察しており、「ありがとうー!!!とお礼を伝えました。

エメトの目に光は宿っていませんが、その影はどこか誇らしげです。

 

遠のく「エッグヘッド」に背を向け、一行が向かうは「ウォーランド」のエルバフ

巨兵海賊団麦わらの一味による、愉快な旅路が始まりました。

裏切り

盛り上がる甲板をよそに、サンジは船内の一室で、ベガパンクの亡骸の前に立っていました。

死の直前、何か”とんでもないこと”を発していたと言うベガパンク。

サンジは、未だにベガパンクの”ある発言”が引っかかっているようです。

 

……時は遡って2週間前、「エッグヘッド」。

ベガパンク”本体(ステラ)”は、”正(シャカ)”から「『融合炉(パワープラント)』の数値の異変」について報告を受けていました。

その場には”知(ピタゴラス)”の姿もあり、現在のデータとこれまでのデータとの間に齟齬(そご)があることを認めます。

数値データの異変が示していたのは、「『マザーフレイム』が何者かに盗まれた」痕跡

また、数値データが精緻に改竄(かいざん)されていた事実から、犯人はベガパンク”猫(サテライト)”のいずれかに絞られました。

アリバイが成立するのは、本体たるステラシャカピタゴラスの3名のみ。

まず疑われたのは”悪”の名を冠するリリスでしたが、1週間後、犯人は”欲(ヨーク)”であると判明しました

決意

ピタゴラスの解析によって判明した、「マザーフレイム」盗みの犯人がヨークであるという事実。

さらに3名は、ヨークが「マリージョア」に対し、「ベガパンクが”空白の100年”を研究している」旨の告発を行っていたことも知ります。

 

そして、その翌日。

世界から「ルルシア王国」が消えたその日、ベガパンクは、「マザーフレイム」を動力源に古代兵器が運用されたことを確信しました。

ヨークが「”空白の100年”の研究」をリークした以上、ベガパンクが「世界政府」から消されることは必至。

そこでベガパンクは、自身の”死”を受け入れるとともに、「ただでは死なん」と強く決意しました。

反撃準備

ベガパンクの決意(『ONE PIECE』第1123話 尾田栄一郎 / 集英社)

ヨークを前に平静を装いつつ、”鉄の巨人”エメトの内部に「配信電伝虫」を設置するなど、着実に反撃準備を整えていたベガパンク。

そして「エッグヘッド事件」発生の2日前、ベガパンクは世界に対して「配信」するための動画を録画します。

さらにベガパンクは、万全を期すべく、自身とシャカ、ピタゴラスからヨークの裏切りに関連する記憶を削除しました。

 

再び目覚めたベガパンクは、記憶を失って状況を飲み込めない中、自身の筆跡で書き起こされた”手紙”を見つけます。

そこには、記憶喪失が意図されたものであること「世界政府」に”空白の100年”の研究がバレたこと既に最善の策が打たれていることが記されていました。

そしてストーリーは、既に描かれた「エッグヘッド編」へと接続します

ベガパンクの言葉

場面は現在へと戻ります。

宴(『ONE PIECE』第1123話 尾田栄一郎 / 集英社)

巨兵海賊団の海賊船の甲板では、再会を祝した宴が催されていました。

そんな楽しいムードの中、サンジの脳裏には”死に瀕したベガパンクの言葉”が想起されます。

それは、”ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”について、「お前達が…手に入れて欲しい!!!と言う言葉でーー?

『ワンピース』第1123話終わり。

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【ワンピース】第1123話の感想と考察

エッグヘッド事件の舞台裏

今回ご紹介した『ONE PIECE』第1123話では、ベガパンク”欲(ヨーク)”の裏切りに端を発する「エッグヘッド事件」の舞台裏が明かされました。

ヨークですら完全に虚を突かれた、ベガパンク”本体(ステラ)”らによるまさかのカウンター。

……そう、ベガパンクらは事件前に”裏切り”を察知しており、事前準備を済ませた上で記憶を消去することで、ヨークへの”反撃作戦”の露呈を防いでいたのです。

ベガパンクベガパンク”猫(サテライト)”は、「パンクレコーズ」によって記憶を同期しているがゆえに、基本的にその行動は筒抜けです。

そんな前提を逆手に取った大胆な行動によって、ヨークは自身以外の全員を、ステラ、シャカ、ピタゴラスはヨークを騙すことができたわけですね。

次回はいよいよ・・・?

「エッグヘッド」から無事出航を果たし、「エルバフ」到着の前祝いと言わんばかりにを始めた一行。

ひとまず「エッグヘッド編」は綺麗に終幕となり、次回からはこれまでの世界情勢等が描かれるのではないかと予想されます。

「世界政府」に対する攻勢を強めている「革命軍」。

それに対し、いよいよ動き出すのではないかと目される「神の騎士団」。

また一方では、”黒ひげ”マーシャル・D・ティーチに対し、「『古代兵器』に関する情報」と言うとんでもない”切り札”が、カリブーによって献上されようとしています。

刻一刻と移ろう『ONE PIECE』世界の状況。

今後の展開やいかに……!?

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エルバフ編の開幕

”鉄の巨人”エメトの尽力により、無事に「エッグヘッド」から脱出した麦わらの一味

巨兵海賊団を伴って進む島といえば、「ウォーランド」を除いて他にはないでしょう。

『ONE PIECE』第1123話以降では、遂に巨人達の総本山にて「エルバフ編」がスタートするものと予想されます。

「エルバフ編」で期待されるイベントと言えば、何といってもロビンとサウロの再会です。

また、「ワノ国」出国前にユースタス・”キャプテン”キッドが述べていた「火ノ傷」の男についての情報が明かされるかも……?

王子ロキ

「エルバフ」と言えば、ローラとの政略結婚が破談となった”王子”ロキのビジュアルが気になるところですよね。

いよいよ始まる「エルバフ編」では、そんなロキの姿の他、数名の重要キャラクターが新規登場するのではないかと思われます。

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イム様が動き出す!?

イム様とは?

「虚の玉座」に座す”存在してはならないはずの唯一王”にして、”五老星”を従える存在であるイム様

現時点で考え得る”正体”は、イワンコフが述べていた「20人の王」の1人であるネロナ・イム聖である可能性が高そうです。

つまり、オペオペの実による”不老手術”を受けたことで、1000年近く生き続けている存在……ということですね。

 

既に多くの読者らによって指摘されている小ネタですが、「ネロナ」という名前は、「ロ」と「ナ」を組み合わせて「申」とすることで、「ネ申(=神)」という名を浮かび上がらせることができます。

また、イムはそのまま「仏」と読むことが可能であることから、ネロナ・イムという名は「神仏」が元となっている可能性が高そうです。

ネーミングの根拠が唯一王として妥当であるからこそ、イム様の正体はネロナ・イム聖であると見て良いのではないでしょうか。

国宝の管理者

イム様が「最初の20人の王」の1人であると仮定した場合、800年前当時、世界を沈める現場に居合わせていたであろうことは明らかです。

ベガパンクの言葉通り、海面上昇を誘発する「古代兵器」が現存しているのであれば、その制御権は現在もイム様が握っているはず。

そして、そんな「古代兵器」の存在は絶対に表に出してはならない代物であり、それこそ「マリージョア」の”国宝”と言っても過言ではないでしょう。

つまりイム様は、1000年近く前から「古代兵器」を管理しており、それを運用できる存在であるということです。

また、「世界会議」編におけるサボとの対峙シーンを見る限り、イム様自身も能力者であることは明らか。

今後の展開では、イム様も戦闘に出張ってくるのでしょうか。

ベガパンクの配信によって世論が傾きかけている昨今、イム様を含む「世界政府」の動向には、より一層注意しておく必要がありそうですね。

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