Contents
『ワンピース』の概要
“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!
『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。
アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。
あなたもルフィの冒険の果てを見届けませんか?
最新巻発売中!
第110巻のあらすじと感想・考察
この記事について
『ワンピース』第1109話のネタバレと感想・考察をまとめている記事です。ストーリーをわかりやすくお伝えしています。
【ワンピース】第1109話のネタバレ
以下からは、『ワンピース』第1109話「阻止」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
エッグヘッドより
前回(第1108話)の最終盤、事前収録した動画を利用し、全世界に向けて「世界の真実」を明かすと表明したベガパンク。
そんな折、同じ現場に居合わせた正(シャカ)が、「相手にも聴く準備というものがあるでしょう」と諌めました。
そこでベガパンクは、世界の人々に”手の入っていない確実な情報”を伝えるべく、10分のインターバルを設けることにします。
なお、ベガパンクによる映像と音声は、世界中の海軍支部を中継する形で配信されている様子。
当然ながら、”五老星”を含む「世界政府」サイドにも配信されていました。
とんでもないことを行おうとしているベガパンクを前に、さすがのサターンにも焦りの色が滲みます。
一方その頃、聖地「マリージョア」の他の”五老星”たちも、サターンとやりとりを行いつつ、対応を協議していました。
世界の反応
ベガパンクの配信は、上述の通り世界中に駆け巡っていました。
例えば「ドレスローザ」では、市民によって巨大な映像電伝虫とスクリーンが手配され、「聴く準備」が進められています。
また、レベッカやキュロス、トンタッタの小人達も同様に、映像電伝虫の準備を済ませました。
同様に、「フーシャ村」や「ウォーターセブン」、「世界経済新聞社」など、世界中が固唾を飲んでベガパンクの配信を待っています。
五老星
場面は戻り、「エッグヘッド」。
サンジたちを無事に逃がすべく、ルフィは相変わらず”大将”黄猿と”五老星”ジェイガルシア・サターン聖との戦いを続けていました。
ここでルフィは「白い万力(ドーンシンバル)」を使用。
黄猿とサターンをペラペラの姿へと変貌させ、2人を海へと吹き飛ばしました。
……しかし、黄猿はそのまま軍艦に直撃したものの、サターンだけは方向を転換し、ルフィの場所へと戻ります。
いくら攻撃を受けようと、全くダメージがない様子のサターン。
さらに彼は、依然として他の”五老星”とのやり取りを続けていました。
「ベガパンク」という危険分子を取り除くべく、動き出した”五老星”。
サターンの「呼ぶぞ」という言葉を皮切りに、その場には4つの”魔法陣”が現れて……?
『ワンピース』第1109話終わり。
【ワンピース】第1109話の感想と考察
ベガパンクの配信
「天才科学者」として世に広く知られている上、「オハラ」と同等かそれ以上の”歴史”を知るに至ったベガパンク。
そんな存在ゆえに、”五老星”から危険視されていた彼は、なんと世界に向けた”強制配信”を実行しました。
その知名度ゆえに、いかに突拍子のない内容であっても、世界に与える”衝撃”は凄まじいものとなるはず。
だからこそ”五老星”は焦り、全員が集結する事態へと陥ったのです。
サターン1人でも「海軍本部」”大将”を凌ぐほどの実力者だったことが明かされたいま、そんな存在が4体増えるとなると……ピンチですよね。
果たしてベガパンクは、このまま「真実」を世界に発信することができるのでしょうか。
次回は休載ですが、第1110話が今から既に気になってしまいますね。
まさかの援軍
”五老星”ジェイガルシア・サターン聖が現れたことにより、混乱に陥っていた「エッグヘッド」内。
そんな折、不利な状況ゆえか、更なる”五老星”が「”聖地”マリージョア」から降り立とうとしていました。
「世界会議(レヴェリー)編」で明かされたところによると、例外なく人からかけ離れた姿を持っていた”五老星”。
サターンの能力モデルはおそらく「牛鬼」であり、”神”というよりは妖怪や悪魔に近いモチーフに思われます。
他の”五老星”についても、サターン同様に禍々しい能力を有しているのではないでしょうか。
『ワンピース』第1109話の展開予想
【ワンピース】今後の展開を考察
五老星の召喚
『ワンピース』第1109話終盤、”五老星”ジェイガルシア・サターン聖は、「電伝虫」を介していないと思われる手段により、他の”五老星”と連絡を取り合っていました。
結果として決まったのは、他の”五老星”の「エッグヘッド」上陸。
ベガパンクが「世界に対して『真実』をぶちまける」と言う暴挙に及んだのですから、当然と言えば当然の流れではあります。
さて、黒い稲妻が迸(ほとばし)り、「エッグヘッド」の地面には魔法陣が浮かび上がりました。
もし”五老星”が全員集結するのであれば、それはまさに人外が集った地獄絵図。
いくら”解放の戦士”ニカたるルフィであっても、生存は難しくなってしまうことでしょう。
世界に”衝撃”が走る
ベガパンクが世界に向けて「真実」を発信するシーンで締めくくられた、『ワンピース』第1108話。
ここで思い出したいのが、「エッグヘッド事件」の結末です。
上画像の通り、『ワンピース』第1078話では、「エッグヘッド事件」の結末が「世界に『衝撃』を与える」と予告されていました。
奴隷の身分たるくまが「世界政府」最高権力者たる”五老星”を殴りつけたことを始め、既に「衝撃」的な要素は複数描かれていた「エッグヘッド編」。
昨今では、「巨兵海賊団」の襲来やルフィによるサターンへの攻撃なども挙げられますよね。
そんな中、「世界一の頭脳」として文字通り世界的に知られている”Dr.ベガパンク”が、民衆に向けて”真実”を発信するとなると……確かにこれ以上ない「衝撃」と言えます。
世間的には、”麦わらのルフィ”によって人質にされているはずのベガパンク。
しかし、仮にベガパンクの「世界へのメッセージ」が成功した場合、「世界政府」によるプロパガンダがものの見事に露呈することになります。
嘘で塗り固められた「世界政府」と、隠蔽された「真実の歴史」……。
次回の『ワンピース』では、そんな世界の禁忌とも言える情報が、白日の下に晒されることとなるのかもしれません。
ベガパンクが死亡か
『ワンピース』第1106話にて、ベガパンクはサターンの脚に貫かれてしまいました。
また、第1108話では黄猿の攻撃によって更なる深手を負ってしまったベガパンク。
彼が少なからず”空白の100年”などの世界から葬られた歴史を知っており、なおかつ反則レベルの頭脳を有していることに鑑みると、「エッグヘッド編」で退場する可能性は高いでしょう。
ひいては、第1108話ラストで世界に向けた発信を行ったわけですから、「世界政府」としては何としてでも消したいはずです。
……とは言え、いま現在”麦わらの一味”と行動を共にしているベガパンク”悪(リリス)”など、一部の”猫(サテライト)”は生き残るのではないかと予想されます。
ともすれば、このまま仲間として行動を共にする可能性すらありそうですね。
脱出方法について
『ワンピース』第1106話では、再びルフィが”解放の戦士ニカ”の姿となり、「解放のドラム」を刻みます。
ドラムに呼応したのは、「エッグヘッド」のスクラップ場に残っていた機械兵。
「ベガフォースワン」が黄猿によって破壊されたいま、サニー号を運べる存在といえば機械兵を置いて他には考えられません。
巨兵海賊団が殿(しんがり)の役目を務め、その間に”麦わらの一味”が機械兵の力を借りて脱出……という流れが一番スムーズでしょうか。
もしくは、艦隊が巨兵海賊団によって蹴散らされたことから、海軍を相手に勝ち切ってしまう展開も考えられそうです。
仮にそうなった場合、「サターン聖死亡」という”衝撃(ショック)”が世間に伝わるのではないでしょうか。
”衝撃”を巡っては、現在の状況自体が既に”衝撃”であり、サターンが生き残る可能性の方が高そうではありますが……。
ストーリーアーカイブ
原作『ONE PIECE』本誌ネタバレ
【ワンピース】ネタバレ記事アーカイブ | ||||
1103話 | 1104話 | 1105話 | 1106話 | 1107話 |
1108話 | 1109話 | 1110話 | 1111話 | 1112話 |
1113話 | 1114話 | 1115話 | 1116話 | 1117話 |
1118話 | 1119話 | 1120話 | 1121話 | 1122話 |
1123話 | 1124話 | 1125話 | 1126話 | 1127話 |
1128話 | 1129話 | 1130話 | 1131話 |
最新巻はこちら!
(C)尾田栄一郎
本記事内で使用している画像の著作権、商標権、その他知的財産権等は、当該コンテンツの提供元に帰属します。