『ワンピース』の概要
“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!
『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。
アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。
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この記事について
『ワンピース』第1133話のネタバレと感想・考察をまとめている記事です。ストーリーをわかりやすくお伝えしています。
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【ワンピース】第1133話のネタバレ
以下からは、『ワンピース』第1133話「褒めてほしい」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
『ワンピース』ネタバレ①|「オハラ」の一件
第1133話冒頭は、22年前の「オハラ」からスタートします。
当時のCP9長官であり、現場指揮を任されていたスパンダインは、記者達の取材を受ける中で、「バスターコール事件」を「惨劇」と形容。
政府にとって不都合な”真実”には一切触れず、すべての元凶が”悪魔の子”ニコ・ロビンであるという印象操作に努めました。
事件の詳細が語られない建前は、「残忍すぎる」から。
頭脳明晰かつ悪魔の実の能力者、ひいては賞金首とあって、ロビンに向けられる世間の目は冷徹そのもの。
そんな過酷な状況下でもロビンが「生きる」ことを選択し続けたのは、母やサウロが「生きて」と望んだからでした。
『ワンピース』ネタバレ②|いざ、挨拶へ
ーーそして、現在。
新世界「エルバフ」の”陽界”に位置する村にて、一時的に二手に分かれていた”麦わらの一味”が集合を果たしました。
(ロードを除く)”新巨兵海賊団”は、船長のハイルディンを筆頭に”麦わらの一味”を歓迎。
そこに一味を迎えに行った”巨兵海賊団”の戦士達も加わり、一行は”宴”の準備を始めます。
しかし、その前に。
サウロを訪れるために南西へ向かうというロビンに対して、ルフィや他の仲間達も同行を申し出ました。
ルフィは、「船員が世話になった奴にはちゃんと挨拶する」という船長論を持ち出し、宴を差し置いてロビンに同行。
そして一行は、サウロが拠点にしているという「フクロウの図書館」に到着しました。
『ワンピース』ネタバレ③|再会の時
22年越しの再会を前に、ロビンが胸を高鳴らせていた折、1人の巨人が登場。
その巨人は、サウロが「倒れて動かない」と焦った様子で訴えます。
巨人と”麦わらの一味”の視線の先には、「戦士の泉」の波打ち際で倒れ伏したサウロの姿が。
焦る一行でしたが、ロビンだけは「うふふ」と笑みをこぼしていました。
朗らかな笑みを浮かべつつ、おもむろにサウロの元へと近付くロビン。
次の瞬間、サウロは突如として起き上がり、「ぐがァア!!!!」と相手を威嚇して見せました。
……それは、「オハラ」の砂浜で2人が初めて出会った時と全く同じシチュエーション。
久々の再会を果たしたサウロは、当時のようにロビンを手のひらに置き、「デレシシシ」と”下手な笑い声”を響かせます。
『ワンピース』ネタバレ④|生存秘話
サウロの体中に残る傷跡を前に、「痛い?」と問いかけたロビン。
問われたサウロは、自身が「バスターコール」によって巻き起こった火の手によって凍結を逃れ、一命を取り留めたことを明かします。
「オハラ」を燃やした惨劇が、皮肉にもサウロを救う結果となったのです。
ーーそしてロビンは、自身がこれまで生き延びたことに対し、「褒めてほしい!」と一言。
それを受け、サウロはひしとロビンを抱きしめ、大粒の涙を流しながら「よう生きとってくれた!!!」と発しました。
感動の再会を前に、思わず涙腺が崩壊してしまった”麦わらの一味”。
船長たるルフィも、満面の笑みでその様子を見つめていました。
『ワンピース』第1133話終わり。
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【ワンピース】第1133話の感想と考察
待ちに待った再会
今回ご紹介した『ワンピース』第1133話では、全読者が待ちに待ったと言っても過言ではない、ロビンとサウロの再会が描かれました。
第1131話で”サウロが倒れた”という不穏な情報が飛び出たことから、水が差されるのではないかと思われた再会シーン。
しかし、蓋を開けてみれば、”最初の出会いを再現する”という王道展開で魅せてくれましたね。
また、自ら同行を申し出たルフィは、直近で死んだと思われていた義兄弟・サボとの再会を果たしています。
だからこそ、船員が自身と似た”感動の再会”を果たしたことについて、他の誰よりも嬉しく思っているのではないでしょうか。
火ノ傷について
「オハラ」に放たれた火の手により、図らずも氷が溶け、一命を取り留めたサウロ。
その際、「オハラ」同様に全身が炎に包まれたサウロは、全身に重度の火傷を負うこととなりました。
……そして、昨今の『ワンピース』において、「火傷」と言えば「火ノ傷」ですよね。
「火ノ傷」とは、長年行方がわからない4つ目のロード”歴史の本文(ポーネグリフ)”の”手掛かり”を持つとされる人物。
サウロが「オハラ」の研究を引き継いでいることを思えば、彼が「火ノ傷」である可能性は非常に高いのではないでしょうか。
メタ的な読みにはなりますが、昨今は”サウロ=火ノ傷”であるとしか思えない展開が続いており、もはやミスリードを疑ってしまうレベルです。
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【ワンピース】今後の展開を考察
今後のビビについて
”最初の20人”の1人にして、その”裏切り者”であると思しきネフェルタリ・D・リリィを祖先に持つ、「アラバスタ王国」の王女ビビ。
『ワンピース』第1130話では、そんなビビが「世界経済新聞」を用いて”麦わらの一味”にメッセージを発信するという激アツ展開が描かれました。
「世界会議」の会期中、イム様が”五老星”にその捕縛を命じていたことも相まって、彼女が今後のストーリーにおける超重要キャラクターになるのでは無いかと予想されます。
ルフィ達”麦わらの一味”が、「世界経済新聞社」にビビを迎えに行く展開……今から考えても胸が熱くなりますよね。
また、「世界経済新聞社」の本社オフィスには、ビビと共にワポルも匿われています。
「インペルダウン編」におけるバギーとの再会のように、ワポルとの再会が描かれることも楽しみにしておきたいところです。
サウロは”火ノ傷”
「ワノ国」編最終盤、長年謎に包まれている4つ目のロード”歴史の本文(ポーネグリフ)”の手がかりとして、「”火ノ傷”の男」というキーワードが飛び出しました。
ユースタス・”キャプテン”キッドや、”殺戮武人”キラー、”死の外科医”トラファルガー・ローの3名は、元々”火ノ傷”の噂自体は知っていた様子。
また、『ワンピース』第1081話では、”黒ひげ海賊団”の面々も”ヒノキズ(火ノ傷)”について言及していました。
つまり”火ノ傷”は、本気で”ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を狙う者達にとっては必要不可欠なピースというわけです。
サウロが”火ノ傷”で確定か
”火ノ傷”という呼称から察するに、体の目立つ部分に火傷を負った人物であると思われます。
昨今のストーリーにおいて、体に火傷を負っており、かつ”歴史の本文”に関わりのあるキャラクターと言えば……ハグワール・D・サウロを置いて他にはいませんよね。
22年前の「バスターコール事件」を生き延びたサウロは、焦土と化した”オハラ”に来訪。
後に”新巨兵海賊団”を旗揚げするハイルディンやゲルズらを率いて、「全知の樹」の蔵書を回収し、”オハラ”の研究を引き継ぎました。
”オハラ”の研究とは、”歴史の本文”を含む「空白の100年」が対象。
つまり、居場所が謎である4つ目のロード”歴史の本文”について、サウロが手掛かりを握っていたとしても、何ら不思議ではないのです。
キーパーソンの存在
”麦わらの一味”が「エルバフ」に向けて出航した『ワンピース』第1124話にて、「来い…」と発していた謎の人物。
シルエットから察するに、一味を連れ去った”太陽神”を騙る航海士・ロードや、”呪われた王子”ロキのどちらでもなさそうです。
果たして彼/彼女は一体誰で、どのような目的で”麦わらの一味”を待ち構えていたのでしょうか。
以下の記事では、”金獅子のシキ”説をはじめ、謎の人物の正体について考察しています。
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