『ワンピース』の概要
“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!
『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。
アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。
あなたもルフィの冒険の果てを見届けませんか?
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この記事について
『ワンピース』第1119話のネタバレと感想・考察をまとめている記事です。ストーリーをわかりやすくお伝えしています。
【ワンピース】第1119話のネタバレ
以下からは、『ワンピース』第1119話「エメト」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
別れ
マーカス・マーズが飛び去った後も、ステューシーとカクは”研究所(ラボ)”内に留まっていました。
バブルから解放されたカクは、「行ってくれステューシー」と一言。
彼にはステューシーに危害を加えるつもりがないようですが、ロブ・ルッチが戻ってきた場合、話が拗れてしまいます。
わざと冷たく振る舞い、ステューシーをその場から離れさせたカクでしたが、その表情は涙を我慢しているかのような険しいものでした。
さらばマーズ
場所は変わって北東の海岸。
ルフィとボニーの2人が”ニカ”となったことにより、「巨兵海賊団」の士気が大きく高まりました。
ここで、”以津真天(いつまで)”マーカス・マーズが火を吹いたところ、対するルフィが”ゴムゴムの風船”によってこれをガード。
その後ルフィは、サンジ、フランキー、ボニーに対して「おれを思いっきりブッ飛ばせ!!」と指示しました。
”船長”の狙いを即座に汲み取ったサンジとフランキーは、これを了承。
一方のボニーは「何で!!?」と驚いた様子ですが、サンジとフランキーに続く形でルフィへの攻撃を実行しました。
どうやらルフィは、自身の背で仲間達の攻撃を受け、その衝撃をマーズへと還元するつもりのようです。
狙い通り背中を殴られたルフィは、「ゴムゴムの”白い風船(ドーンバルーン)”」を使用。
ものの見事にマーカス・マーズを吹き飛ばすことに成功しました。
配信の再会
……一方その頃、「エッグヘッド」近海の海の底にて、”鉄の巨人”の内部で守られていた「配信電伝虫」が目を覚ましました。
その直後、ベガパンクによる全世界への配信も復活。
ベガパンクが「”D”の一族」へ向けたメッセージこそ不明ですが、再び「世界政府」にとって不都合な状況に戻ってしまいました。
エメト
場所は戻って北東の海岸。
「巨兵海賊団」の船の付近に、突如としてサイファーポールのエージェントや瓦礫が降り注ぎ始めました。
謎の現象の正体は、”サンドワーム”シェパード・十・ピーターによる攻撃。
……その直後、ピーターは吸気を開始し、「巨兵海賊団」の巨船を引き戻し始めました。
逃げようにも逃げられない状況を前に、ルフィはピーターの顔面に向けて強烈な一撃を見舞います。
ピーターの脅威が一時的に過ぎ去った折、次に登場したのは”封豨(ほうき)”トップマン・ウォーキュリーです。
恐るべき硬さを有しており、ルフィの攻撃すらものともしなかったウォーキュリーの覇気。
最強の盾であり、最強の矛でもあるウォーキュリーが目指すのは、ただ「巨兵海賊団」の海賊船の一点のみです。
突如として窮地に陥った一行。
そんな状況下で現れたのは、敗れて海へと沈んだはずの鉄の巨人でした。
かつてジョイボーイから「エメト」と呼ばれていた鉄の巨人は、ウォーキュリーを殴り飛ばして……?
『ワンピース』第1119話終わり。
『ONE PIECE』第1120話の展開予想
【ワンピース】第1119話の感想と考察
「エメト」について
鉄の巨人の名前と思しき「エメト(EMETH)」とは、ヘブライ語で「真理」を意味する言葉です。
ユダヤ教の伝承によると、自立した泥人形たる「ゴーレム」は、「EMETH」と記された羊皮紙を人形に貼り付けることで完成するとのこと。
察するに鉄の巨人の「エメト」という名は、そんな「ゴーレム」の伝承に基づくネーミングでしょう。
また、ゴーレムは主人の命令だけを実行する存在であることも知られています。
鉄の巨人が「ジョイボーイ」に固執している様子を見るに、その主人はジョイボーイであると見て間違いなさそうですね。
「エッグヘッド」からの脱出
無事に「巨兵海賊団」の海賊船へと乗り込んだルフィら。
後の問題となるのは、サニー号サイドとの合流と、追撃の手を緩めない”五老星”の存在です。
いずれも単体で「四皇」クラスの強力な能力を有する”五老星”。
さらには圧倒的な耐久力と尋常でない回復力を持つとあって、ルフィであってもお手上げの状態です。
そんな存在が、マーカス・マーズが吹き飛んだ現状、まだ4名も残っています。
果たしてルフィら”麦わらの一味”は、”五老星”の追撃を振り切った上で、次なる島「エルバフ」へと無事に辿り着くことができるのでしょうか。
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【ワンピース】今後の展開を考察
ジョイボーイとエメトの過去
現時点では「かつて『マリージョア』を襲った存在」という程度の情報しか明かされておらず、まだまだ謎の多い存在である”鉄の巨人”エメト。
そんな中、第1119話では、ジョイボーイとエメトがコミュニケーションをとっていたことが示唆されました。
続く第1120話以降では、そんなジョイボーイとエメトにフィーチャーする形で、いよいよ「空白の100年」の詳細が描かれていくのではないかと予想されます。
ジョイボーイのビジュアルはもちろん、「王国」と「連合軍」が戦へと至った”火種”など、「空白の100年」を取り巻く謎を挙げ出せばキリがありません。
『ONE PIECE』世界の根幹と密接に関わっているであろう「空白の100年編」に期待が高まりますね。
今後の展開については以下の記事で予想していますので、ぜひ併せてチェックしてみてくださいね。
ステューシーが仲間入りか
元「ロックス海賊団」のバッキンガム・ステューシーを素体とするクローンである、ステューシー。
彼女の目的は「ベガパンク”星(ステラ)”を守ること」であり、長きに渡ってサイファーポール・”イージス”ゼロ(CP0)の諜報員として活動を続けていました。
ベガパンクが亡くなった今、ステューシーは「誰の為に生きればいいのか わからない」と発言。
クローンゆえか、それほどまでにステラの存在が大きかったようです。
……しかし、彼女は意思持たぬ人形ではなく、クローン”人間”。
CP0での活動を通じ、少なくともカクのことは友人として認識しており、”裏切り”に対する「葛藤」を抱いていたのです。
クローンとして生まれつつも、本物の人間のような感情を獲得するに至ったステューシー。
ともすれば、彼女はこのまま無事に逃げ延び、”麦わらの一味”の仲間として受け入れられるのでは無いでしょうか。
未だに能力の名称もわかっていないことから、少なくとも生き延びることは確定と見て良いでしょう。
イム様が動き出す!?
イム様とは?
「虚の玉座」に座す”存在してはならないはずの唯一王”にして、”五老星”を従える存在であるイム様。
現時点で考え得る”正体”は、イワンコフが述べていた「20人の王」の1人であるネロナ・イム聖である可能性が高そうです。
つまり、オペオペの実による”不老手術”を受けたことで、1000年近く生き続けている存在……ということですね。
既に多くの読者らによって指摘されている小ネタですが、「ネロナ」という名前は、「ロ」と「ナ」を組み合わせて「申」とすることで、「ネ申(=神)」という名を浮かび上がらせることができます。
また、イムはそのまま「仏」と読むことが可能であることから、ネロナ・イムという名は「神仏」が元となっている可能性が高そうです。
ネーミングの根拠が唯一王として妥当であるからこそ、イム様の正体はネロナ・イム聖であると見て良いのではないでしょうか。
国宝の管理者
イム様が「最初の20人の王」の1人であると仮定した場合、800年前当時、世界を沈める現場に居合わせていたであろうことは明らかです。
ベガパンクの言葉通り、海面上昇を誘発する「古代兵器」が現存しているのであれば、その制御権は現在もイム様が握っているはず。
そして、そんな「古代兵器」の存在は絶対に表に出してはならない代物であり、それこそ「マリージョア」の”国宝”と言っても過言ではないでしょう。
つまりイム様は、1000年近く前から「古代兵器」を管理しており、それを運用できる存在であるということです。
また、「世界会議」編におけるサボとの対峙シーンを見る限り、イム様自身も能力者であることは明らか。
今後の展開では、イム様も戦闘に出張ってくるのでしょうか。
ベガパンクの配信によって世論が傾きかけている昨今、イム様を含む「世界政府」の動向には、より一層注意しておく必要がありそうですね。
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