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『ワンピース』の概要
“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!
『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。
アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。
あなたもルフィの冒険の果てを見届けませんか?
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第110巻のあらすじと感想・考察
この記事について
『ワンピース』第1107話のネタバレ速報をまとめている記事です。最新情報をわかりやすくお伝えします。
【ワンピース】第1107話について
発売日はいつ?
『ワンピース』第1107話は、2024年2月19日発売の『週刊少年ジャンプ 12号』に掲載予定です。
「エッグヘッド事件」も佳境に入り、目の離せない展開が続いている昨今。
一週たりとも見逃せませんね。
【ワンピース】前回(第1106話)の振り返り
以下からは、『ワンピース』第1106話「きみの味方」の内容を振り返っています。
第1107話のネタバレ速報は、本記事中盤以降に記述しています。
始まりの時
前回(第1105話)の最終盤で登場した謎の船は、既にバスターコールに晒される「エッグヘッド」を目前としていた。
また、満腹状態で横たわっていたルフィの体は、再びまばゆい白い光を放つ。
……”解放の戦士”ニカこと「ギア5」である。
威権順位
場面は変わって「エッグヘッド」中心部。
前回の終盤、ボニーはフランキーやサンジらと共に、空中に投げ出されてしまった。
そして、サターンからの命令を受けた無数のパシフィスタが、今まさにボニーに対してレーザーを発射しようとしていたのである。
……しかし、事態は思わぬ方向へと動き出す。
ベガパンクは、ある「最悪のシナリオ」を想定し、命を賭して”仕掛け”を施していたのだ。
その「最悪のシナリオ」とは、くまの姿のパシフィスタが、娘と気付かずボニーを撃ち抜くこと。
そんな事態を防ぐべく、ベガパンクはボニーの”威権順位”を最上位に据えていた。
ゆえに、ボニーによる命令は”五老星”の命令すら上書きすることが可能であり、例え世界が敵に回ろうとも、くまだけはボニーを味方するのだ。
ベガパンクに命じられ、アトラスから上述の事実を告げられたボニーは、すぐさま声をあげた。
結果として、パシフィスタはボニーの「威権順位」を認識し、再び海軍の”敵”へと回ったのである。
”太陽の神”ニカ
「威権順位」への細工に勘付いた”五老星”ジェイガルシア・サターン聖は、すぐさまベガパンクを突き刺した。
また、サターンは”大将”黄猿に対して、その場の全員の抹殺を指示する。
相変わらず社畜たる黄猿は、直後に行動を開始。
フランキーやサンジを蹴散らし、ボニーを殺害するべく進み出した。
……そんな圧倒的大ピンチに現れたのは、やはりルフィである。
「解放の戦士」にして「太陽の神」たるニカの姿となったルフィは、武装を纏った拳で黄猿を殴り付けた。
高所に投げ出された状態であったボニーは、ルフィの能力によって地面がゴム状になったことで救われる。
ここでベガパンクは、”麦わらのルフィ”こそが”太陽の神ニカ”であることをボニーに伝えた。
また、スクラップ場では、ルフィを発信源とする「解放のドラム」に合わせて、いよいよ機械兵が動き出す。
「あいつら」の正体
場所は変わって「エッグヘッド」付近の海上。
そこには、海軍の軍艦を上回る巨大な船が描かれる。
彼らの正体は、既に解散したはずの巨兵海賊団。
”赤鬼のブロギー”と”青鬼のドリー”が、「エルバフ」からやってきたのだ。
彼らの目的は、当然ながら”太陽の神ニカ”……すなわち”麦わらのルフィ”の援護でーー?
【ワンピース】第1107話のネタバレ速報
以下からは、『ワンピース』第1107話「あんたを捜してたんだ!!」の内容をネタバレありでご紹介していきます。
※情報は随時更新予定です。
オイモとカーシー
前回の『ワンピース』第1106話にてド派手な登場を決め、全読者の注目を掻っ攫った「巨兵海賊団」。
続く第1107話では、筆頭格にして船長の”青鬼のドリー”と”赤鬼のブロギー”に加え、「エニエス・ロビー編」で登場したオイモとカーシーの姿も描かれる。
そんな「巨兵海賊団」の襲来は、”麦わらの一味”の耳にも入っていた。
双眼鏡越しにドリーとブロギーの姿を確認したウソップは、「師匠達ィ〜!!!」と目に涙を浮かべる。
ゾロとルッチの戦闘
ゾロとルッチの戦闘はいまだに続いており、決着していない。
ルッチはゾロを足止めすることで、”麦わらの一味”の出航を食い止める狙いがあるようだ。
かつてはクロコダイルやエネルのような中編のラスボス役を務めたルッチ。
しかし、対するゾロは今や「『四皇』の右腕」であり、単なる「CP0のエージェント」に過ぎないルッチとは格が違うようにも思える。
早々に決着して欲しいところだが……?
サターン戦と黄猿戦
かつて父とともに憧れた、「”解放の戦士”ニカ」。
ボニーは、そんな存在が目の前に現れたことを受け、止めどない涙を流していた。
「歪んだ未来(ディストーションフューチャー)」によってニカの攻撃を再現していたボニーだったが、本物のニカのパワーはさらにその上を行く。
ルフィは「ゴムゴムの白い銃乱打(ドーンガトリング)」を使用し、”五老星”ジェイガルシア・サターン聖の顔面に攻撃を入れた。
……そんな折、しぶとく黄猿が登場。
ルフィ、ボニー、ベガパンクに向けてレーザーを放つも、その攻撃はサンジによって防がれた。
2年の修行期間とジェルマ66の技術力は、”大将”黄猿にすら届き得たのである。
「四皇」を支える大幹部としての貫禄すら放つサンジ。タバコに火をつけ、ルフィと並んで黄猿と対峙する。
黒ひげ海賊団
ルフィのパンチで吹き飛ばされてしまったサターン。
その先に待ち受けていたのは、なんと「黒ひげ海賊団」のカタリーナ・デボンとヴァン・オーガーだった。
デボンはサターンの足に触れた瞬間、「任務完了」と意味深な言葉を宣言する。
……察するに、「九尾の狐」の能力によって、今この瞬間デボンはサターンに化けることができるようになったのではないだろうか。
”提督”マーシャル・D・ティーチの特殊な生まれについても把握している様子のサターンは、”黒ひげ海賊団”の真なる目的を問うた。
問われたオーガーとデボンは、「世界」と一言。
その直後、サターンは2人に攻撃を仕掛けるも、オーガーの能力によって逃げられてしまう。
カリブーが言う「あの人」の正体が判明
……ラストページ。
「エッグヘッド」でサウザンド・サニー号から追い出されてしまったカリブーは、オーガーらと接触。
そして、自身を連れて行くよう頼み込んだ。
度々”上位の存在”を匂わせていたカリブーだったが、彼はなんと”黒ひげ”マーシャル・D・ティーチへの憧れを抱いていたのである。
バルトロメオの言う「あの人」がルフィだったように、カリブーの「あの人」は”黒ひげ”だったと言うわけだ。
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【ワンピース】第1107話のネタバレ速報|まとめ
『ワンピース』第1107話の内容を簡単に振り返っておきましょう。
【第1107話のまとめ】
- やってきた「巨兵海賊団」の構成員には、オイモとカーシーも含まれていた。
- ゾロとルッチは未だに戦闘を続けている。
- ルフィは「ドーンガトリング」でサターンを殴り飛ばした。
- 黄猿が放ったレーザーをサンジが無傷で迎撃。
- 「黒ひげ海賊団」のオーガーとデボンが「エッグヘッド」に登場。
- オーガーとデボンはサターンと接触するも、両者はすぐに別れた。
- カリブーがオーガーと接触。自身を連れていくよう頼み込む。
『ワンピース』第1107話は休載明けの掲載でしたが、相変わらず凄まじい情報量でしたね。
今回の一番の衝撃といえば、なんと言っても「黒ひげ海賊団」の登場でしょう。
第1079話時点で船自体は確認されており、近く「エッグヘッド編」に絡むのではないかと噂されていましたが、まさかの形での登場でした。
どうやら既に(内容は不明ながら)目的を果たしたという「黒ひげ海賊団」。
彼らは「エッグヘッド」で、秘密裏に何を遂行したと言うのでしょうか。
また、長く”麦わらの一味”と旅路をともにしたカリブーが、ここに来てアクションを起こしました。
長らく明かされてこなかった、カリブーの「あの人」の正体……。
ここに来て、それが”黒ひげ”だったことが明らかになりました。
カリブーは、古代兵器「ポセイドン」の正体をはじめ、複数の重大情報を握っているキャラクター。
もし彼が”黒ひげ”のもとに辿り着いてしまった場合……物語が大きく動くことになりそうですね。
【ワンピース】今後の展開について考察
ベガパンクが死亡か
第1106話にて、ベガパンクはサターンの鋭利な足に胸を貫かれてしまいました。
致命傷であるかはともかくとして、重傷を負ってしまったベガパンク。
彼が少なからず”空白の100年”などの世界から葬られた歴史を知っており、なおかつ反則レベルの頭脳を有していることに鑑みると、「エッグヘッド編」で退場する可能性は高いでしょう。
とはいえ、いま現在”麦わらの一味”と行動を共にしているベガパンク”悪(リリス)”など、一部の”猫(サテライト)”は生き残るのではないかと予想されます。
ともすれば、このまま仲間として行動を共にする可能性すらありそうですね。
巨兵海賊団の脅威
「エルバフ」にてキッド海賊団を叩きのめした後、「エッグヘッド」に向けて出航していたブロギーとドリー。
2人が率いるのは、かつて”偉大なる航路(グランドライン)”を震撼させた巨兵海賊団です。
文字通り巨人からなる巨兵海賊団は、”海賊王”ゴール・D・ロジャーが生まれる以前の海を荒らした海賊団。
船長たる2人の懸賞金は、当時としては異例の高額である1億ベリーです。
金額を現在の基準に置き換えた場合、かなりの値になるであろうことは想像に難くありません。
そんな2人を含む巨兵海賊団が大暴れすることで、バスターコールを遂行している艦隊は容易に蹴散らされてしまうことでしょう。
脱出方法について
『ワンピース』第1106話では、再びルフィが”解放の戦士ニカ”の姿となり、「解放のドラム」を刻みます。
ドラムに呼応したのは、「エッグヘッド」のスクラップ場に残っていた機械兵。
「ベガフォースワン」が黄猿によって破壊されたいま、サニー号を運べる存在といえば機械兵を置いて他には考えられません。
巨兵海賊団が殿(しんがり)の役目を務め、その間に”麦わらの一味”が機械兵の力を借りて脱出……という流れが一番スムーズでしょうか。
もしくは、艦隊が巨兵海賊団によって蹴散らされたことから、海軍を相手に勝ち切ってしまう展開も考えられそうです。
仮にそうなった場合、「サターン聖死亡」という”衝撃(ショック)”が世間に伝わるのではないでしょうか。
くまが一味入りする可能性
「カマバッカ王国」から出発し、”赤い土の大陸(レッドライン)”すら飛び越えて「エッグヘッド」に至ったくま。
果てしない旅路の目的は、ひとえに愛娘(=ボニー)を守ることでした。
作中でも屈指の優しい性格を持ち、一途に娘を愛し続ける人物であるからこそ、この先の展開に”救い”が用意されていることを願ってやみません。
……さて。そんな”暴君”バーソロミュー・くまですが、ここにきて「”麦わらの一味”に加入する説」が現実味を帯びてきたのではないかと思われます。
2929説
”麦わらの一味”の能力者が、ゴムゴム(=5と6)、ハナハナ(=8と7)、ヒトヒト(=1と10)、ヨミヨミ(=4と3)であるという事実は、メジャーな考察として幾度となく擦られてきました。
1から10の中で登場していない数字は、2と9。
2つを合わせた時、まず導き出されるのは「ニキュニキュ=2929」です。
一方で、初登場時点のくまの肩書きは”王下七武海”……すなわち敵サイド。
それゆえに、これまでは的外れな考察であるとされてきました。
しかし、蓋を開けてみると、くまは”暴君”とはかけ離れた心優しき人物であり、なおかつドラゴンとは親友の関係にあったことが判明したのです。
また、現在の”麦わらの一味”の立場は「四皇」。
元”王下七武海”たるジンベエもすんなり馴染んでおり、くまを迎え入れる準備は万全です。
バーソロミュー・くまの”麦わらの一味”入り……あり得るのでは!?
一味入りの障壁
くまが”麦わらの一味”に加入するにあたり、現在の状況が障壁として立ちはだかります。
サターンが「自爆スイッチ(実際は完全停止スイッチ)」を押したことにより、”植物状態”となってしまったくま。
しかし、彼は今もなお”娘を守る”という意志を遂行し続けています。
どうやら科学的には説明が付かない事象のようですが、ベガパンクは「バッカニア族」というキーワードに解決の糸口を見ました。
どうやらバッカニア族には、”身体の強さ”だけに留まらない「特性」を持っている様子。
バッカニアの血筋か、あるいはベガパンクの尽力により、くまの意識が戻ることを願うばかりです。
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