『ワンピース』の概要
“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!
『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。
アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。
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【ワンピース】第1133話のネタバレ速報|サウロが火ノ傷の男と判明か
この記事について
『ワンピース』第1116話のネタバレと感想・考察をまとめている記事です。ストーリーをわかりやすくお伝えしています。
【ワンピース】第1116話のネタバレ
以下からは、『ワンピース』第1116話「葛藤」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
800年前の戦い
ベガパンクによって明かされた、古代兵器に関する衝撃的な事実。
彼の話が真実であれば、世界のどこかに200mもの海面上昇を引き起こした「兵器」が現存しているということになります。
民衆の1人が「800年前の戦争がまだ続いてる!?」と発言したカットにて、描かれたのはパンゲア城内に佇むイム様です。
……「革命軍」のイワンコフが予想していた通り、やはりイム様とは「最初の20人」に名を連ねたネロナ・イム聖で間違い無いのでしょうか。
さて、そんなイム様の視線の先には、ネフェルタリ・ビビと酷似した女性の肖像画がありました。
察するに、その人物はネフェルタリ・D・リリィ。800年前当時、一体世界では何が起こったのでしょうか。
時を同じくして、砂の王国「アラバスタ」では、コブラ王の葬儀が執り行われていました。
参列者の中には、落ち着いた表情を見せるチャカとペルーの姿が。
その一方で、イガラムとカルーは、今も失踪中のビビの身を案じる様子が描かれました。
ステューシーの葛藤
場所は戻って「エッグヘッド」。
”研究層(ラボフェーズ)”に”五老星”が集結しつつあることから、ベガパンク”想(エジソン)”はステューシーに逃げるよう指示を出しました。
ここで、「カクを逃がしてもいい?」と問いかけたステューシー。
CP0への潜入生活を続ける中で、彼女の中には他のエージェントとの友情が芽生えていたようです。
それを察したエジソンは、「葛藤は『人間』の証やぜ」と優しい言葉をかけました。
クローンとして生まれたステューシーですが、彼女は確実に”人間”としての意思を有しているようです。
さらにエジソンは、ステューシーが好きに動くことを許可しつつ、必ず生き延びるよう命じました。
マザーフレイム
さて、現在もベガパンク”星(ステラ)”による配信は続いています。
ベガパンクは、研究の集大成として、「消えない炎(マザーフレイム)」なる動力を完成させ、実用化にまで漕ぎ着けました。
しかし、ある日、「マザーフレイム」の一欠片が盗まれてしまいます。
……そして、その2週間後。
”激しい光とともに「ルルシア王国」が消滅する”という事件が発生しました。
さらにその夜、ベガパンクは「地震の予兆」を観測。
そのような莫大なエネルギーの出力を可能とするのは、ベガパンク曰く「マザーフレイム」を置いて他に存在しません。
結果として多くの人命が奪われたことを前に、ベガパンクは映像の前で土下座し、詫びの言葉を述べました。
古代兵器の脅威
「マザーフレイム」によって運用された古代兵器は、”海面の上昇”という凄まじい影響を世界に及ぼしました。
かつて存在した「古代兵器」は、「プルトン」「ポセイドン」「ウラヌス」の3つ。
ベガパンクは、”ジョイボーイ”が3つの古代兵器を後世に受け継ごうとしていたことを明かします。
かつての「巨大な戦い」において、一体どちらが「悪」で、どちらが「正義」だったのか。
ベガパンクは、その答えが開示される日が来ることを予言するとともに、その日こそ「”世界沈没”が危惧される時」であると発しました。
鉄の巨人
ベガパンクによる暴露が続き、露骨に焦り始めた”五老星”。
ここで、同じ「ベガパンク」である”欲(ヨーク)”は、「配信用電伝虫」が「鉄の巨人」によって守られている可能性に考え至りました。
それを聞いたジェイガルシア・サターン、マーカス・マーズ、イーザンバロン・V・ナス寿郎は、早速「鉄の巨人」に狙いを定めます。
海賊王の一団
『ワンピース』第1116話の最終盤、ベガパンクはこの世に「真実」を知った一団が存在していることを明かします。
……その正体は、”海賊王”ゴール・D・ロジャーとその一味。
彼らは世界の秘密を知りながら、その口を噤む道を選んだのです。
ーーベガパンクの配信を聞いていたレイリーは、世界の真実を”楽しみ”と呼称し、その”楽しみ”を若者から奪うべきではない、という考えを口にしました。
『ワンピース』第1116話終わり。
【ワンピース】第1116話の感想と考察
盗まれたマザーフレイム
ベガパンク”欲(ヨーク)”によって盗まれたと思しき「マザーフレイム」。
その正体は”燃料”であり、どうやら古代兵器の運用を可能としているようです。
そしてベガパンクは、「ルルシア王国」が古代兵器によって破壊されたものと断定。
記事本文でも指摘しましたが、その古代兵器とは「ウラヌス」で間違い無いでしょう。
さすがは天空神の名を冠する古代兵器。宙に浮かび、下界に裁きを与えるかのような恐るべき効果を保有しているようです。
配信は強制終了の危機へ
さすがはベガパンク”猫(サテライト)”の1人と言うべきか、遂に「配信電伝虫」の場所を割り出してしまったヨーク。
経緯や真意は不明ながらも、”天竜人”の身分を渇望している彼女は、迷いなく”五老星”に報告してしまいました。
”空白の100年”の真実をひた隠しにしている「世界政府」……その(表向きの)トップたる”五老星”としては、何としてでも「配信電伝虫」を破壊したいはず。
ベガパンクによる告発配信は、いよいよ強制的に終了させられてしまうのではないかと予想されます。
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ステューシーが仲間入りか
元「ロックス海賊団」のバッキンガム・ステューシーを素体とするクローンである、ステューシー。
彼女の目的は「ベガパンク”星(ステラ)”を守ること」であり、長きに渡ってサイファーポール・”イージス”ゼロ(CP0)の諜報員として活動を続けていました。
ベガパンクが亡くなった今、ステューシーは「誰の為に生きればいいのか わからない」と発言。
クローンゆえか、それほどまでにステラの存在が大きかったようです。
……しかし、彼女は意思持たぬ人形ではなく、クローン”人間”。
CP0での活動を通じ、少なくともカクのことは友人として認識しており、”裏切り”に対する「葛藤」を抱いていたのです。
クローンとして生まれつつも、本物の人間のような感情を獲得するに至ったステューシー。
ともすれば、彼女はこのまま無事に逃げ延び、”麦わらの一味”の仲間として受け入れられるのでは無いでしょうか。
未だに能力の名称もわかっていないことから、少なくとも生き延びることは確定と見て良いでしょう。
イム様が動き出す!?
イム様とは?
「虚の玉座」に座す”存在してはならないはずの唯一王”にして、”五老星”を従える存在であるイム様。
現時点で考え得る”正体”は、イワンコフが述べていた「20人の王」の1人であるネロナ・イム聖である可能性が高そうです。
つまり、オペオペの実による”不老手術”を受けたことで、1000年近く生き続けている存在……ということですね。
既に多くの読者らによって指摘されている小ネタですが、「ネロナ」という名前は、「ロ」と「ナ」を組み合わせて「申」とすることで、「ネ申(=神)」という名を浮かび上がらせることができます。
また、イムはそのまま「仏」と読むことが可能であることから、ネロナ・イムという名は「神仏」が元となっている可能性が高そうです。
ネーミングの根拠が唯一王として妥当であるからこそ、イム様の正体はネロナ・イム聖であると見て良いのではないでしょうか。
国宝の管理者
イム様が「最初の20人の王」の1人であると仮定した場合、800年前当時、世界を沈める現場に居合わせていたであろうことは明らかです。
ベガパンクの言葉通り、海面上昇を誘発する「古代兵器」が現存しているのであれば、その制御権は現在もイム様が握っているはず。
そして、そんな「古代兵器」の存在は絶対に表に出してはならない代物であり、それこそ「マリージョア」の”国宝”と言っても過言ではないでしょう。
つまりイム様は、1000年近く前から「古代兵器」を管理しており、それを運用できる存在であるということです。
また、「世界会議」編におけるサボとの対峙シーンを見る限り、イム様自身も能力者であることは明らか。
今後の展開では、イム様も戦闘に出張ってくるのでしょうか。
ベガパンクの配信によって世論が傾きかけている昨今、イム様を含む「世界政府」の動向には、より一層注意しておく必要がありそうですね。
エッグヘッド脱出のためには
現時点の”麦わらの一味”の目的は、「危機的状況に陥った『エッグヘッド』からの脱出」です。
そして、目下の障壁となるのは、100隻にも及ぶ「海軍」の大艦隊と、勢揃いした世界政府最高権力”五老星”。
特に後者の”五老星”については、ジェイガルシア・サターン1人をとっても極めて厄介ですから、状況は芳しくないと言わざるを得ません。
一方、”麦わらの一味”も孤立無援というわけではなく、既にルフィと合流した”青鬼のドリー”と”赤鬼のブロギー”率いる「巨兵海賊団」は、非常に頼りになる一大戦力です。
……とは言え、まだ状況は芳しくありません。
傘下の海賊が集結?
「”五老星”の集結」という字面だけでもパワーが感じられる現在の状況。
島内における”麦わらの一味”の味方戦力は「巨兵海賊団」のみであり、いささか頼りないように思えてしまいます。
そこで浮上する可能性が、傘下の海賊たち……すなわち「麦わら大船団」の集結です。
ルフィら”麦わらの一味”が「エッグヘッド」に留まっており、なおかつ窮地に陥っているという事実は、「世界経済新聞」経由で全世界に発信されています。
元より「麦わら大船団」は、やがて一大事件を引き起こすことが予告されていますから、そろそろ登場してもおかしくはない頃合いではないでしょうか。
親分の危機を前に、頼まれずとも押しかける駆けつける子分たち……想像するだけでも激アツです。
革命軍の参戦?
上述した戦力以外に、モンキー・D・ドラゴン率いる「革命軍」による介入も考えられます。
兵糧攻めをはじめとした”攻め”により、「世界政府」や”天竜人”そのものへの攻撃を続けている「革命軍」。
さて、そんな彼らが最終目標としているであろう「世界政府」のトップ”五老星”は、現時点で「エッグヘッド」に勢揃いしています。
鍵となるのは、「革命軍」がその情報を仕入れるだけの網を有しているか否か。
もし何らかの手段で「エッグヘッド」の詳細な状況を仕入れることができていたのであれば、「革命軍」による介入が実現する可能性が高そうです。
仮に情報が入っていなかったとしても、「世界経済新聞」の拡散により、”麦わらの一味”による「エッグヘッド」立てこもりは把握しているはず。
サボがこの状況を「弟の窮地」と捉えた場合、彼単独でやってくる可能性も捨てきれませんね。
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