『ワンピース』の概要

“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!
『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。
アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。
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この記事について
『ワンピース』第1146話のネタバレと感想・考察をまとめている記事です。ストーリーをわかりやすくお伝えしています。
前回はこちら!
【ワンピース】第1146話のネタバレ
以下からは、『ワンピース』第1146話「静中に動あり」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
『ワンピース』ネタバレ①|天竜人の”上”

コロン率いる(?)コロン海賊団(ナミ、ウソップ、ブルック、ジンベエ)の前に現れた、”神の騎士団”の軍子。
ジンベエは、そんな彼女を前に、「エルバフ」内における”敵”の通称であった「(麦わらの一味ではない)”人間族”の侵入者」というワードを用いて反応を示します。
一方の軍子は、”人間族”という言葉を不快げにリピートしつつ、「我々は”神”である」と一言。
あまりに尊大な言葉を前に、ウソップは懐かしき「エネル」の名を出しつつツッコミを入れます。
次に、ナミやコロンが、無理やり歩かされている「エルバフ」の子供達について言及。
軍子は、「しかるべきルートで”聖地”へ連行する」と自身らの狙いを隠すことなく話します。
ナミは、”聖地”という単語を聞くと、「マリージョア!?」と反応。
他の”一味”の面々も、軍子が”天竜人”であると確信しますが、ブルックだけは「おそらく その”上”ですね ”神の騎士団”」と冷静に発言しました。
これまで作中では明言されてこなかったものの、”神の騎士団”に所属する世界貴族らは、”五老星”よりは下であるものの、他の天竜人らよりは立場が上なのでしょう。
『ワンピース』ネタバレ②|vs軍子
問答を終えたコロン海賊団と軍子は、早速戦闘へと入ります。
攻撃一番手となったのは、ゼウスを呼び出したナミです。
ナミは、ゼウスを鮫型の雷雲へと変貌させ、「雷光鮫(サンダーシャーク)テンポ」を放ちました。
いやはや”四皇”幹部に相応しい攻撃ですが、ターゲットとなった軍子は、自身の”アロアロの実”の能力によって容易く回避。
方向転換させられたゼウスは、ナミに向けて放電してしまった……かと思われましたが、ブルックが身代わりで雷を受けており、ダメージはほぼありませんでした
次に、ウソップが「ドクロ爆発草」を用いた攻撃を実施。
涼しい表情を崩さない軍子は、能力を用いず体で「ドクロ爆発草」を受けます。

結果として、爆発により上半身が吹き飛んでしまった軍子。
しかし、次の瞬間、彼女の体は「パキパキ」と音を立てながら再生し、ダメージなどなかったかのように元通りになってしまいました。
『ワンピース』ネタバレ③|巨大な戦い

その場で飛び上がった軍子は、「世界中を巻き込む”巨大な戦い”」の始まりまで秒読みの段階であることを明かします。
そして、”巨大な戦い”の発生を前提とした時、「”巨人族”が誰につくか」が極めて重要な問題となるのです。
そこまで話した軍子は、再び能力を使用し、コロンを捕縛。
ジンベエとブルックが反撃を試みますが、軍子の”アロアロの実”を用いた防御技「矢印縁(アロエ)」によって攻撃のベクトルが変化させられ、2人は互いで互いを攻撃してしまいます。
続けて軍子は、ナミとウソップも攻撃。
かくして、”麦わらの一味”の4名は「霧舟(スヴァル)」から落とされ、コロンは捕縛されてしまいました。
『ワンピース』ネタバレ④|危機的状況
”神の騎士団”で表立った行動を開始したのは軍子だけではありませんでした。
なんと、キリンガム聖は「セイウチの学校」のキバ校長を、ソマーズ聖はサウロを、既にそれぞれ撃破していたのです。

特にソマーズ聖は、”イバイバの実”の能力をフル活用し、サウロを血祭りに。
元「海軍本部」の”中将”であるサウロを前に無傷で勝利しているあたり、ソマーズ聖が相当な実力を有していることは明らかです。
そしてソマーズ聖は、「ハラルドの野郎…… しくじりやがって……」と意味深な言葉を吐いてーー!?
『ワンピース』第1147話へ続くーー。
【ワンピース】第1146話の感想と考察
再生能力の謎
「エッグヘッド編」にて”五老星”も所持していた、謎の再生能力。
その再生力は規格外であり、ちょっとした傷のみならず、失った腕を生やす芸当も可能としています。
今回ご紹介した『ワンピース』第1146話では、なんと軍子も同様の再生能力を使用。
つまり謎めいた再生能力は、”五老星の特権”と言うわけではなく、五老星を含む”上位天竜人が使用できる特権”と見て間違いなさそうです。
いやはや、規格外過ぎる再生能力を持つ上位天竜人たち。その裏には、一体どのようなカラクリがあるのでしょうか。
今後のストーリーに注目です。
コロンの誘拐
『ワンピース』第1146話中盤にて、軍子に拘束されてしまったコロン。
仮にこのまま誘拐でもされようものなら、黙っていないであろう人物が”海賊王の左腕”スコッパー・ギャバンです。
現在エルバフ側で参戦しているギャバンは、リプリーとの間にコロンを授かりました。
おそらくは1人息子であろうコロンですから、誘拐されたとあっては何がなんでも助け出そうとするはず。
”神の騎士団”がエルバフを翻弄している状況に「待った」をかける人物がいるとすれば、それはギャバンになるのではないでしょうか。
ハラルドは裏切り者?
国中から愛されいたものの、志半ばで息子のロキに殺されてしまったというハラルド王。
しかしながら、第1146話ラストのソマーズ聖の発言により、”ハラルド王の本性”が”善”ではない可能性が急浮上しました。
仮にハラルド王が「世界政府」との間になんらかの取り決めを行なっており、実際は善なる王ではなく邪悪な王であったなら……ロキの見え方もかなり変わってきますよね。
ルフィとの距離の詰め方や、意味深な”ハラルド王殺し”への言及を見るに、”ルフィサイドのキャラクターになるのでは”と見られているロキ。
いやはや、今後の展開がさらに楽しみになりますね。
軍子の能力とイム様の関係

軍子が使用する”矢印”は、「世界会議」編でイム様が攻撃手段として使用していたシルエットと似通っています。
以下では、イム様の能力が”コピー能力”であり、当時は軍子の能力をコピーしていたのではないか……と言う可能性について考察していますので、ぜひ併せてチェックしてみてください。

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神の騎士団の狙い
暴力的手段によって”呪いの王子”ことロキを「神の騎士団」へと加入させようとしてた”団長”フィガーランド・シャムロック。
しかし、結果的にその試みは失敗に終わりました。
そもそも「神の騎士団」がエルバフに降り立った目的は、”巨人族の戦士達”という暴力的なまでの兵力を手中に収めるため。
そこでシャムロックは、一時的にロキを諦め、作戦を進めるべく巨人族の制圧へと舵を切ります。

上画像でシャムロックが言及している通り、いかに「神の騎士団」であろうとも、エルバフの戦士達を相手に「即制圧はさすがに難しい」とのこと。
そんな難しい状況を打破するための戦略は、「子ども達を狙う」というあまりにも外道過ぎる方法でした。
コロンが狙われる!?
第1139話では、今後の「エルバフ編」における重要人物となるであろう”海賊王の左腕”スコッパー・ギャバンが登場しました。
そして、同時に判明した重大な事実として挙げられるのが、ギャバンがリプリーの夫であり、コロンの父親であるということです。

「エルバフの子供」として露骨に登場していたコロン。
おそらくその理由は、「今後『神の騎士団』によって拘束されるから」ではないでしょうか。
そうなると、父親であるスコッパー・ギャバンが怒り、動き出すことは必至。
また、”呪いの王子”ロキについても、「神の騎士団」に対するヘイトは十分過ぎるほどに溜まっているため、参戦する可能性は高そうです。
第1140話以降のストーリーにおいては、コロンの行方と「神の騎士団」の動きに注目しておく必要がありそうです。
ビビの今後

”最初の20人”の1人にして、その”裏切り者”であると思しきネフェルタリ・D・リリィを祖先に持つ、「アラバスタ王国」の王女ビビ。
『ワンピース』第1130話では、そんなビビが「世界経済新聞」を用いて”麦わらの一味”にメッセージを発信するという激アツ展開が描かれました。
「世界会議」の会期中、イム様が”五老星”にその捕縛を命じていたことも相まって、彼女が今後のストーリーにおける超重要キャラクターになるのでは無いかと予想されます。
ルフィ達”麦わらの一味”が、「世界経済新聞社」にビビを迎えに行く展開……今から考えても胸が熱くなりますよね。
また、「世界経済新聞社」の本社オフィスには、ビビと共にワポルも匿われています。
「インペルダウン編」におけるバギーとの再会のように、ワポルとの再会が描かれることも楽しみにしておきたいところです。
サウロは”火ノ傷”か
「ワノ国」編最終盤、長年謎に包まれている4つ目のロード”歴史の本文(ポーネグリフ)”の手がかりとして、「”火ノ傷”の男」というキーワードが飛び出しました。
ユースタス・”キャプテン”キッドや、”殺戮武人”キラー、”死の外科医”トラファルガー・ローの3名は、元々”火ノ傷”の噂自体は知っていた様子。
また、『ワンピース』第1081話では、”黒ひげ海賊団”の面々も”ヒノキズ(火ノ傷)”について言及していました。
つまり”火ノ傷”は、本気で”ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を狙う者達にとっては必要不可欠なピースというわけです。
火ノ傷の正体とは
読者界隈でも加熱する、”火ノ傷”の正体論争。

その中で最も有力とされているのが、”ハグワール・D・サウロ説”です。
第1133話にて明確な再登場を果たし、ニコ・ロビンとの再会を果たしたサウロ。
彼の肉体は、「オハラ」を襲ったバスターコールによって全身に大火傷を負っていますから、”火ノ傷”と言う代名詞の特徴は満たしています。
さらにサウロは、「オハラ」の”全知の樹”の膨大な蔵書を持ち出しており、「エルバフ」帰還後は”歴史学者”として腰を落ち着けています。
以後長い歳月を研究に費やしたことで、ロード歴史の本文の在処を知ったとしてもおかしくはありません。
現状散りばめられた情報の中では、サウロ説が最もそれらしいでしょう。
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