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『ワンピース』の概要
“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!
『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。
アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。
あなたもルフィの冒険の果てを見届けませんか?
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【ワンピース】第1133話のネタバレ速報|サウロが火ノ傷の男と判明か
この記事について
『ワンピース』第1117話のネタバレ速報をまとめている記事です。最新情報をわかりやすくお伝えします。
【ワンピース】第1117話について
発売日はいつ?
『ワンピース』第1117話は、2024年6月17日(月)発売の『週刊少年ジャンプ 29号』に掲載予定です。
ベガパンクが隠した「配信電伝虫」のおおよその所在がバレ、いよいよ動き出した「エッグヘッド編」。
ヨークによると、「配信電伝虫」は”鉄の巨人”に守られているとのこと。
かつて「世界政府」と矛を交えた古代の遺物が、いま再び「世界政府」に牙を剥こうとしている……!
【ワンピース】前回(第1116話)の振り返り
以下からは、『ワンピース』第1116話「葛藤」の内容をネタバレ込みで振り返っています。
『ワンピース』第1117話の内容は、本記事中盤以降です。
800年前の戦い
ベガパンクによって明かされた、古代兵器に関する衝撃的な事実。
彼の話が真実であれば、世界のどこかに200mもの海面上昇を引き起こした「兵器」が現存しているということになります。
民衆の1人が「800年前の戦争がまだ続いてる!?」と発言したカットにて、描かれたのはパンゲア城内に佇むイム様です。
……「革命軍」のイワンコフが予想していた通り、やはりイム様とは「最初の20人」に名を連ねたネロナ・イム聖で間違い無いのでしょうか。
さて、そんなイム様の視線の先には、ネフェルタリ・ビビと酷似した女性の肖像画がありました。
察するに、その人物はネフェルタリ・D・リリィ。800年前当時、一体世界では何が起こったのでしょうか。
時を同じくして、砂の王国「アラバスタ」では、コブラ王の葬儀が執り行われていました。
参列者の中には、落ち着いた表情を見せるチャカとペルーの姿が。
その一方で、イガラムとカルーは、今も失踪中のビビの身を案じる様子が描かれました。
ステューシーの葛藤
場所は戻って「エッグヘッド」。
”研究層(ラボフェーズ)”に”五老星”が集結しつつあることから、ベガパンク”想(エジソン)”はステューシーに逃げるよう指示を出しました。
ここで、「カクを逃がしてもいい?」と問いかけたステューシー。
CP0への潜入生活を続ける中で、彼女の中には他のエージェントとの友情が芽生えていたようです。
それを察したエジソンは、「葛藤は『人間』の証やぜ」と優しい言葉をかけました。
クローンとして生まれたステューシーですが、彼女は確実に”人間”としての意思を有しているようです。
さらにエジソンは、ステューシーが好きに動くことを許可しつつ、必ず生き延びるよう命じました。
マザーフレイム
さて、現在もベガパンク”星(ステラ)”による配信は続いています。
ベガパンクは、研究の集大成として、「消えない炎(マザーフレイム)」なる動力を完成させ、実用化にまで漕ぎ着けました。
しかし、ある日、「マザーフレイム」の一欠片が盗まれてしまいます。
……そして、その2週間後。
”激しい光とともに「ルルシア王国」が消滅する”という事件が発生しました。
さらにその夜、ベガパンクは「地震の予兆」を観測。
そのような莫大なエネルギーの出力を可能とするのは、ベガパンク曰く「マザーフレイム」を置いて他に存在しません。
結果として多くの人命が奪われたことを前に、ベガパンクは映像の前で土下座し、詫びの言葉を述べました。
古代兵器の脅威
「マザーフレイム」によって運用された古代兵器は、”海面の上昇”という凄まじい影響を世界に及ぼしました。
かつて存在した「古代兵器」は、「プルトン」「ポセイドン」「ウラヌス」の3つ。
ベガパンクは、”ジョイボーイ”が3つの古代兵器を後世に受け継ごうとしていたことを明かします。
かつての「巨大な戦い」において、一体どちらが「悪」で、どちらが「正義」だったのか。
ベガパンクは、その答えが開示される日が来ることを予言するとともに、その日こそ「”世界沈没”が危惧される時」であると発しました。
鉄の巨人
ベガパンクによる暴露が続き、露骨に焦り始めた”五老星”。
ここで、同じ「ベガパンク」である”欲(ヨーク)”は、「配信用電伝虫」が「鉄の巨人」によって守られている可能性に考え至りました。
それを聞いたジェイガルシア・サターン、マーカス・マーズ、イーザンバロン・V・ナス寿郎は、早速「鉄の巨人」に狙いを定めます。
海賊王の一団
『ワンピース』第1116話の最終盤、ベガパンクはこの世に「真実」を知った一団が存在していることを明かします。
……その正体は、”海賊王”ゴール・D・ロジャーとその一味。
彼らは世界の秘密を知りながら、その口を噤む道を選んだのです。
ーーベガパンクの配信を聞いていたレイリーは、世界の真実を”楽しみ”と呼称し、その”楽しみ”を若者から奪うべきではない、という考えを口にしました。
『ワンピース』第1116話終わり。
『ワンピース』第1116話のまとめ
【第1116話のまとめ】
- 配信を見守る世界の反応が描かれる。
- 「アラバスタ」では、国民らが行方不明のビビの身を案じている。
- 盗み出された「マザーフレイム」が、古代兵器の燃料となっていたことが判明する。
- 「ルルシア王国」は、古代兵器「ウラヌス」によって破壊された。
- ヨークが「配信電伝虫」の場所を察知し、”五老星”に報告した。
- レイリーが登場し、”空白の100年”の真実について言及する。
『ワンピース』第1116話のネタバレと感想・考察
【ワンピース】第1117話のネタバレ速報・予想
以下からは、『ワンピース』第1117話「も」の内容をネタバレありでご紹介していきます。
続く配信
第1117話冒頭も、例によって世界の反応からスタートします。
驚くべきは、海賊島「ハチノス」にて、懐かしの「クリーク海賊団」が登場したことでしょう。実際に描かれたのは、クリーク、ギン、パールの3名。
「バラティエ編」で登場した彼らは今も海賊を続けており、行動を共にしていたようです。
また、場面が「ジャヤ」へと移ると、モンブラン・クリケットやマシラ、ショウジョウの姿も描かれます。
加えて、海軍病院で療養する「SWORD」の近影も描かれる様子。
ガープによって助け出されたコビーはもちろん、X(ディエス)・ドレークも無事に「ワノ国」から脱しており、現在は療養の身であるようです。
ゾロvsナス寿郎
ステューシーによって「フロンティアドーム」が解除され、遂に”麦わらの一味”の出航準備が整いました。
そんな折、サニー号に向けて斬撃を繰り出そうとしていたのが、イーザンバロン・V・ナス寿郎聖です。
ナス寿郎の動きを察知したジンベエは、「魚人柔術」を用いてゾロを空高く発射。
そしてゾロは、二刀流「羅生門」を使用し、ナス寿郎の斬撃を止めて見せました。
……ここでゾロは、ある事実に気が付きます。
相手(=ナス寿郎)の持つ刀が、自身と同じ「鬼徹(きてつ)」シリーズだったのです。
多くの読者が既に予想していた通り、ナス寿郎の愛刀が「最上大業物」に名を連ねる”初代鬼徹”である可能性は高そうですね。
”D”へのメッセージ
ヨークの情報をもとに、鉄の巨人を倒すべく集結した”五老星”。
彼らは、鉄の巨人が200年前に聖地「マリージョア」を襲撃したロボットと同一であることを認識していました。
いよいよ鉄の巨人への攻撃が開始されようとした時、ベガパンクは「D」の一族へのメッセージをスタートさせました。
作中では、名前に「D」の入るキャラクター達が次々に描かれます。
そして、ベガパンクが「も……」と言葉を紡ぎ始めた、その時。
”五老星”の攻撃によって鉄の巨人が揺らぎ、世界への配信がストップしてしまったのです。
一体ベガパンクは、「D」に対して何を伝えようとしていたのでしょうか。
ストーリーは次回へと続きます。
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【ワンピース】第1117話のネタバレ速報|まとめ
『ワンピース』第1117話の内容を簡単に振り返っておきましょう。
【第1117話のまとめ】
- 海賊島の面々や、「SWORD」に所属する海兵らの姿が描かれる。
- ゾロとナス寿郎が衝突。
- ゾロがナス寿郎の刀が「鬼徹」であることに気付く。
- ベガパンクが「D」の一族へのメッセージを語り始める。
- メッセージが伝えられる前に、配信は強制終了へ。
剣士対決
『ワンピース』第1117話では、ゾロvsナス寿郎というまさかのカードが実現することが明らかになりました。
登場初期から刀を携えており、刀身をケアする様子が度々描かれていたナス寿郎。
少し見ただけでゾロの刀の内の1本が”鬼徹”であると見抜くなど、刀への造詣が深いようです。
……あるいは、記事本文でも触れた通り、ナス寿郎の用いる刀が”初代鬼徹”であり、それゆえに2代目、3代目を認知している、という可能性も高そうですね。
配信終了
長らく「配信」がメインとして続いていた、「エッグヘッド編」のストーリー。
しかし、第1117話では、”五老星”による鉄の巨人への攻撃が災いし、突如として「配信」がストップしてしまうようです。
直前で流れていたのは、”D”へのメッセージ。
作中において、未だに大きな謎のままである”D”には、一体どのような秘密が隠されているのでしょうか。
ベガパンクが語ろうとした”D”へのメッセージとは?
古代の文明との関係性も合わせて、詳細が気になるところですね。
【ワンピース】今後の展開について
イム様が動き出す!?
イム様とは?
「虚の玉座」に座す”存在してはならないはずの唯一王”にして、”五老星”を従える存在であるイム様。
現時点で考え得る”正体”は、イワンコフが述べていた「20人の王」の1人であるネロナ・イム聖である可能性が高そうです。
つまり、オペオペの実による”不老手術”を受けたことで、1000年近く生き続けている存在……ということですね。
既に多くの読者らによって指摘されている小ネタですが、「ネロナ」という名前は、「ロ」と「ナ」を組み合わせて「申」とすることで、「ネ申(=神)」という名を浮かび上がらせることができます。
また、イムはそのまま「仏」と読むことが可能であることから、ネロナ・イムという名は「神仏」が元となっている可能性が高そうです。
ネーミングの根拠が唯一王として妥当であるからこそ、イム様の正体はネロナ・イム聖であると見て良いのではないでしょうか。
国宝の管理者
イム様が「最初の20人の王」の1人であると仮定した場合、800年前当時、世界を沈める現場に居合わせていたであろうことは明らかです。
ベガパンクの言葉通り、海面上昇を誘発する「古代兵器」が現存しているのであれば、その制御権は現在もイム様が握っているはず。
そして、そんな「古代兵器」の存在は絶対に表に出してはならない代物であり、それこそ「マリージョア」の”国宝”と言っても過言ではないでしょう。
つまりイム様は、1000年近く前から「古代兵器」を管理しており、それを運用できる存在であるということです。
また、「世界会議」編におけるサボとの対峙シーンを見る限り、イム様自身も能力者であることは明らか。
今後の展開では、イム様も戦闘に出張ってくるのでしょうか。
ベガパンクの配信によって世論が傾きかけている昨今、イム様を含む「世界政府」の動向には、より一層注意しておく必要がありそうですね。
ジョイボーイは眼帯の海賊?
「眼帯の海賊」について
「海賊」という言葉から多くの人が連想するであろうアイテム、”眼帯”。
ファンの皆様であればご存知の通り、『ONE PIECE』のストーリーにおいて、眼帯の海賊は登場していません。
その理由は、作者の尾田栄一郎先生曰く「裏ポリシー」。
”眼帯”という象徴的なアイテムを使わずとも海賊を描くことはできる、という気持ちが込められているようです。
一方で、尾田先生は、「物語の終盤、一度だけ、まさに”眼帯の海賊”が登場します」とも語っています。
終盤に登場する”眼帯の海賊”が、ストーリーにおけるモブキャラクターであるはずもなく……。
ともすれば、今後のストーリーの”核”となるであろう”ジョイボーイ”こそが、”眼帯の海賊”だったのではないでしょうか。
ジョイボーイが眼帯の海賊である理由
これまでのストーリーにおいて、断片的にその名が描かれてきた”ジョイボーイ”。
「エルバフ」に伝わる”太陽の神”ニカや、我らが主人公のモンキー・D・ルフィと同じ、「伸縮する体」で戦ったという彼は、要所要所でその名を刻んでいる人物です。
果ては”最後の島”たる「ラフテル」に”ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を残し、”海賊王”ゴール・D・ロジャーを爆笑させたとあって、ストーリーにおける最重要人物であろうことは疑いようもありません。
そして、『ONE PIECE』第1114話で明かされたところによると、”ジョイボーイ”は最初に海賊と呼ばれた男。
もし仮にそんな男が”眼帯”を着用していたのであれば、これほど洒落の効いた話はありません。
だからこそ当ブログでは、ジョイボーイこそが”眼帯の海賊”として描かれる最初で最後の人物ではないかと予想しています。
リリィの手紙
”世界が沈む”というベガパンクの告発を受け、『ワンピース』第1085話の上画像のシーンが再び注目を浴びています。
このシーンは、死に瀕したコブラ王が「ネフェルタリ・D・リリィの手紙」の内容をサボに託す……というもの。
手紙の内容は、「守りなさい〜(解読不能)〜ゆく世界に夜明けの旗をかかげ」です。
文の中で気になるのが、やはり「〜ゆく世界」の部分。
これ……間違いなく「沈みゆく世界に夜明けの旗をかかげ」と繋がりますよね!
とは言え、まだまだ全貌は不明であり、議論の段階には至っていないようにも思われます。
次回以降のストーリーでベガパンクが語る内容に期待しておきたいところです。
くまが意識を取り戻す?
これまでのストーリーにおいて、あまりにも不遇な目に遭い過ぎている男、バーソロミュー・くま。
異名の”暴君”とはかけ離れた優しさを有しており、現在の読者のイメージは「心優しきくまさん」といったところでしょうか。
さて、そんなくまの現在の状況は、娘であるジュエリー・ボニーの命令を絶対とする人間兵器です。
本来であれば海賊(=ボニー)の命令など届くはずもなく、また、「威権順位」の点でもトップは”五老星”のはずですが、ベガパンクの小さな抵抗により、現在の状況に至りました。
しかし、これではあくまで”親が子を子と認識できず手にかける”という最悪の事態が防がれたに過ぎず、到底ハッピーエンドには辿り着けない状態にあります。
そこで”鍵”となるであろうポイントが、「バッカニア族の血筋」です。
バッカニア族の血筋が持つ可能性
「ルナーリア族」同様、「万国(トットランド)」にも存在しておらず、なおかつ「世界政府」にとって都合が悪い一族でもある「バッカニア族」。
その詳細な特殊性は未だに判明しておらず、現時点では「強靭である」という程度の情報しか述べることができません。
ゆえに、仮に「バッカニア族」の特殊性が自我や意識に結びつく類のものであった場合、消えたはずのくまの意識が回帰する展開もあり得るのでは無いでしょうか。
くまとボニーの幸せを望む一読者として、ぜひそんな展開が実現してほしいところですが……?
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