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【ワンピース】第1116話のネタバレ速報|ルルシアを破壊したのは古代兵器「ウラヌス」

『ワンピース』の概要

『ワンピース』107巻(『ONE PIECE』107巻 尾田栄一郎 / 集英社)

“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!

『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。

アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。

あなたもルフィの冒険の果てを見届けませんか?

最新巻発売中!

 

この記事について

『ワンピース』第1116話のネタバレ速報をまとめている記事です。最新情報をわかりやすくお伝えします。

【ワンピース】第1116話について

発売日はいつ?

『ワンピース』第1116話は、2024年6月3日(月)発売の『週刊少年ジャンプ 27号』に掲載予定です。

死によって作動した仕掛けにより、全世界への「配信」を行なっていたベガパンク。

禁忌とされる”空白の100年”に切り込んだ内容を前に、”五老星”は焦りを募らせていた。

作品の根幹に関わる大いなる謎。その真実とは・・・?

【ワンピース】前回(第1115話)の振り返り

以下からは、『ワンピース』第1115話「大陸の断片」の内容をネタバレ込みで振り返っています。

『ワンピース』第1116話の内容は、本記事中盤以降です。

巨大な戦い

ベガパンクによる世界に向けた「配信」は、鎖国を貫く「ワノ国」にも届いていました。

モモの助はジョイボーイの名前は知っているものの、彼が「海賊」であったこと自体は知らなかった様子。

 

一方その頃、海軍G-4支部の監獄にて、かつて「シャボンディ諸島」でルフィに成り切っていた”三枚舌のデマロ・ブラック”の近影が描かれます。

彼の現在の姿は、ユースタス・”キャプテン”キッド

キラーヒートワイヤーに成り切っていると思しき人物を従えており、ニセ”麦わらの一味”改め、ニセ”キッド海賊団”として元気にやっているようです。

 

さて、ストーリーは本筋へと戻ります。

巨大な戦い(『ONE PIECE』第1115話 尾田栄一郎 / 集英社)

いくつかの”歴史の本文(ポーネグリフ)”を読んだベガパンクは、そこに描かれていたのが「とてつもなく『巨大な戦い』」であったと語り始めました。

かつてジョイボーイと敵対していたのは、「世界政府」の前進たる20の王国からなる「連合軍」

ジョイボーイが率いる一団強大な力を有しており、敵対する20の王国は手を取り合う他なかったようです。

なお、現時点で戦火を招いた”火種”は判明しておらず、ベガパンクは「”2つの思想”がぶつかった」という表現にとどめました。

逃走準備

ベガパンクの配信は続きます。

ジョイボーイが生まれた王国は、以前のストーリーでも触れられていた通り、科学技術を含め、文明が脅威的に発達していました

「巨大な戦い」の中で用いられた「兵器」の数々は、現代の科学技術では再現不能な代物です。……そう、たとえ”天才”として知られているベガパンクであっても。

 

場面はステューシーサイドへと移ります。

「フロンティアドーム」の解除任務を請け負ったステューシーの元に、半ば無理やり下層へと下ったエジソンから通信が入りました。

エジソンは、ステューシーに対し、バリアを解除して逃げるよう指示。

現在の”研究層(ラボフェーズ)”には、既に2名の”五老星”が入り込んでおり、もはや「フロンティアドーム」は逃亡時の障壁にしかなり得ません。

物憂げなステューシー(『ONE PIECE』第1115話 尾田栄一郎 / 集英社)

……しかしステューシーはどこか物憂げな表情を浮かべます。

これまでのステューシーは、ベガパンク”星(ステラ)”のために生きてきた様子。

だからこそ、ステラ亡き今、誰の為に生きればいいのかがわからなくなってしまったようです。

天変地異

場所は変わって北東の海岸。

サンジ、、フランキー、ボニーと戦っていたイーザンバロン・V・ナス寿郎は、数多の生体反応が感じられる”研究層(ラボフェーズ)”に向け、強力な斬撃を繰り出しました。

その斬撃は空を伝い、研究層を地面と平行に両断。中からは、捉えられていたサイファーポールのエージェントや、「セラフィム」らが姿を表します。

 

そんな折、ベガパンクがさらなる衝撃的な告発を行いました。

沈んだ王国(『ONE PIECE』第1115話 尾田栄一郎 / 集英社)

曰く、1000年前の世界には複数の巨大な大陸が存在したとのこと。しかし、200mもの海面上昇によって大陸は沈み、現在のような島が点在する世界の形へと至ったようです。

……ベガパンクは、そんな破壊的な海面上昇が、「古代兵器」によってもたらされたものであると断定。

そして、その「古代兵器」は現存しており、今もなお起動の時を待っているのだと言い切ったのです。

イム様(『ONE PIECE』第1115話 尾田栄一郎 / 集英社)

一方その頃、聖地「マリージョア」のパンゲア城内では、目を見開いたイム様の姿があって……?

『ワンピース』第1115話終わり。

『ワンピース』第1115話のまとめ

第1115話のまとめ

  • ベガパンクの配信は続く。
  • 「空白の100年」とは、2つの陣営による戦争の歴史。
  • ”ジョイボーイ”の敗北により、「空白の100年」は幕を下ろす。
  • かつて存在した大陸は、海面の上昇によって沈んでしまった。
  • 海面の上昇幅は200mにも及び、現在も海面を上昇させる「古代兵器」は存在している。

『ワンピース』第1115話のネタバレと感想・考察

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【ワンピース】第1116話のネタバレ速報・予想

以下からは、『ワンピース』第1116話「葛藤」の内容をネタバレありでご紹介していきます。

世界の反応

『ワンピース』第1116話でも、ベガパンクの配信は続く。

物語は前回同様に世界の人々の反応からスタートした。

例えば「アラバスタ」では、現時点で行方不明状態の王女・ビビを案じるイガラムやカルーの姿が描かれている。

また一方で、「マリージョア」内のパンゲア城では、ビビらしき人物の肖像画(リリー?)の前に立つイム様の姿も描かれた。

ビビの動向について

父・コブラとともに「世界会議(レヴェリー)」に参加したビビは、突如としてCP0の面々に捕縛されてしまう。

危機的状況のビビを救ったのは、コブラ王が消される現場を目撃してしまった悪ブラックドラム王国国王・ワポルだった。

互いに「世界政府」から追われる身となってしまった2人は、「世界経済新聞社」社長のモルガンズに保護されることとなる。

盗まれたマザーフレイム

ベガパンクは、「消えない炎(マザーフレイム)」の一部が「融合炉(パワープラント)」から盗み出されたことを明かす。

そして、「ルルシア王国」を跡形もなく破壊してしまったのは、その「マザーフレイム」によって起動した古代兵器であると述べた。

「プルトン」が戦艦、しらほしが「ポセイドン」であることに鑑みると、空に浮かぶ古代兵器は「ウラヌス」で確定と見て間違い無いだろう。

 

……なお、「マザーフレイム」を盗んだ人物は、当然ながらベガパンクを裏切っていた”欲(ヨーク)”である。

天竜人を目指す彼女は、”五老星”に盗んだ「マザーフレイム」を献上したようだ。

 

ここでヨークは、”五老星”に通信を入れ、「配信電伝虫」が古代ロボットの庇護下にある可能性を指摘した

 

ジョイボーイと古代兵器

ベガパンクは、「プルトン」「ポセイドン」「ウラヌス」3つの古代兵器について、ジョイボーイが後世に受け継ごうとしていることを明かす。

ジョイボーイの行動の理由については判明していないものの、結果としてその目論見は失敗し、少なくとも「ウラヌス」は「世界政府」の手に渡ってしまったのである。

「巨大な戦い」において、どちらが「悪」でどちらが「正義」だったのか……その真実が明かされる時、”世界沈没”の危機が訪れるだろうとベガパンクは警告した。

 

ーーそんな配信の一部始終を聞いていた「海軍本部」”元帥”赤犬は、「全部 喋ってくれるのう…」と意味深な反応を見せている。

全てを知った存在

ベガパンクは、忽然と歴史から姿を消してしまった”空白の100年”について、明らかになっていない謎が多分にあると述べる。

続けてベガパンクは、現代で”空白の100年”の全てを知った存在について触れた。

……そう、「海賊王」ゴール・D・ロジャーとその一味である。

ロジャー海賊団の面々は、”空白の100年”の真実を知りながらも、特に大きな行動を起こすことはしなかった。

ここで、場面は「シャボンディ諸島」へと切り替わる。

シャッキーことシャクヤクの「シャッキー’s ぼったくりバー」で飲んでいた”冥王”シルバーズ・レイリーは、自身やベガパンクのような”老人”が、若者の楽しみを台無しにするべきではない……という旨を述べた。

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【ワンピース】第1116話のネタバレ速報|まとめ

『ワンピース』第1116話の内容を簡単に振り返っておきましょう。

第1116話のまとめ

  • 配信を見守る世界の反応が描かれる。
  • 「アラバスタ」では、国民らが行方不明のビビの身を案じている。
  • 盗み出された「マザーフレイム」が、古代兵器の燃料となっていたことが判明する。
  • 「ルルシア王国」は、古代兵器「ウラヌス」によって破壊された。
  • ヨークが「配信電伝虫」の場所を察知し、”五老星”に報告した。
  • レイリーが登場し、”空白の100年”の真実について言及する。

盗まれたマザーフレイム

ベガパンク”欲(ヨーク)”によって盗まれたと思しき「マザーフレイム」

その正体は”燃料”であり、どうやら古代兵器の運用を可能としているようです。

そしてベガパンクは、「ルルシア王国」が古代兵器によって破壊されたものと断定。

記事本文でも指摘しましたが、その古代兵器とは「ウラヌス」で間違い無いでしょう。

さすがは天空神の名を冠する古代兵器。宙に浮かび、下界に裁きを与えるかのような恐るべき効果を保有しているようです。

配信は強制終了の危機へ

さすがはベガパンク”猫(サテライト)”の1人と言うべきか、遂に「配信電伝虫」の場所を割り出してしまったヨーク

経緯や真意は不明ながらも、”天竜人”の身分を渇望している彼女は、迷いなく”五老星”に報告してしまいました。

”空白の100年”の真実をひた隠しにしている「世界政府」……その(表向きの)トップたる”五老星”としては、何としてでも「配信電伝虫」を破壊したいはず。

ベガパンクによる告発配信は、いよいよ強制的に終了させられてしまうのではないかと予想されます。

【ワンピース】今後の展開について

イム様が動き出す!?

イム様(『ONE PIECE』第1115話 尾田栄一郎 / 集英社)

イム様とは?

「虚の玉座」に座す”存在してはならないはずの唯一王”にして、”五老星”を従える存在であるイム様

現時点で考え得る”正体”は、イワンコフが述べていた「20人の王」の1人であるネロナ・イム聖である可能性が高そうです。

つまり、オペオペの実による”不老手術”を受けたことで、1000年近く生き続けている存在……ということですね。

 

既に多くの読者らによって指摘されている小ネタですが、「ネロナ」という名前は、「ロ」と「ナ」を組み合わせて「申」とすることで、「ネ申(=神)」という名を浮かび上がらせることができます。

また、イムはそのまま「仏」と読むことが可能であることから、ネロナ・イムという名は「神仏」が元となっている可能性が高そうです。

ネーミングの根拠が唯一王として妥当であるからこそ、イム様の正体はネロナ・イム聖であると見て良いのではないでしょうか。

国宝の管理者

イム様が「最初の20人の王」の1人であると仮定した場合、800年前当時、世界を沈める現場に居合わせていたであろうことは明らかです。

ベガパンクの言葉通り、海面上昇を誘発する「古代兵器」が現存しているのであれば、その制御権は現在もイム様が握っているはず。

そして、そんな「古代兵器」の存在は絶対に表に出してはならない代物であり、それこそ「マリージョア」の”国宝”と言っても過言ではないでしょう。

つまりイム様は、1000年近く前から「古代兵器」を管理しており、それを運用できる存在であるということです。

また、「世界会議」編におけるサボとの対峙シーンを見る限り、イム様自身も能力者であることは明らか。

今後の展開では、イム様も戦闘に出張ってくるのでしょうか。

ベガパンクの配信によって世論が傾きかけている昨今、イム様を含む「世界政府」の動向には、より一層注意しておく必要がありそうですね。

ジョイボーイは眼帯の海賊?

「眼帯の海賊」について

「海賊」という言葉から多くの人が連想するであろうアイテム、”眼帯”

ファンの皆様であればご存知の通り、『ONE PIECE』のストーリーにおいて、眼帯の海賊は登場していません

その理由は、作者の尾田栄一郎先生曰く「裏ポリシー」

”眼帯”という象徴的なアイテムを使わずとも海賊を描くことはできる、という気持ちが込められているようです。

一方で、尾田先生は、「物語の終盤、一度だけ、まさに”眼帯の海賊”が登場します」とも語っています。

終盤に登場する”眼帯の海賊”が、ストーリーにおけるモブキャラクターであるはずもなく……。

ともすれば、今後のストーリーの”核”となるであろう”ジョイボーイ”こそが、”眼帯の海賊”だったのではないでしょうか。

ジョイボーイが眼帯の海賊である理由

これまでのストーリーにおいて、断片的にその名が描かれてきた”ジョイボーイ”

「エルバフ」に伝わる”太陽の神”ニカや、我らが主人公のモンキー・D・ルフィと同じ、「伸縮する体」で戦ったという彼は、要所要所でその名を刻んでいる人物です。

果ては”最後の島”たる「ラフテル」”ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を残し、”海賊王”ゴール・D・ロジャーを爆笑させたとあって、ストーリーにおける最重要人物であろうことは疑いようもありません。

ジョイボーイ(『ONE PIECE』第1114話 尾田栄一郎 / 集英社)

そして、『ONE PIECE』第1114話で明かされたところによると、”ジョイボーイ”は最初に海賊と呼ばれた男

もし仮にそんな男が”眼帯”を着用していたのであれば、これほど洒落の効いた話はありません。

だからこそ当ブログでは、ジョイボーイこそが”眼帯の海賊”として描かれる最初で最後の人物ではないかと予想しています。

リリィの手紙

コブラ(『ONE PIECE』第1085話 尾田栄一郎 / 集英社)

”世界が沈む”というベガパンクの告発を受け、『ワンピース』第1085話の上画像のシーンが再び注目を浴びています。

このシーンは、死に瀕したコブラ王が「ネフェルタリ・D・リリィの手紙」の内容をサボに託す……というもの。

手紙の内容は、「守りなさい〜(解読不能)〜ゆく世界に夜明けの旗をかかげ」です。

文の中で気になるのが、やはり「〜ゆく世界」の部分。

これ……間違いなく沈みゆく世界に夜明けの旗をかかげ」と繋がりますよね!

とは言え、まだまだ全貌は不明であり、議論の段階には至っていないようにも思われます。

次回以降のストーリーでベガパンクが語る内容に期待しておきたいところです。

くまが意識を取り戻す?

ボニーを守るくま(『ONE PIECE』第1103話 尾田栄一郎 / 集英社)

これまでのストーリーにおいて、あまりにも不遇な目に遭い過ぎている男、バーソロミュー・くま

異名の”暴君”とはかけ離れた優しさを有しており、現在の読者のイメージは「心優しきくまさん」といったところでしょうか。

さて、そんなくまの現在の状況は、娘であるジュエリー・ボニーの命令を絶対とする人間兵器です。

本来であれば海賊(=ボニー)の命令など届くはずもなく、また、「威権順位」の点でもトップは”五老星”のはずですが、ベガパンクの小さな抵抗により、現在の状況に至りました。

 

しかし、これではあくまで”親が子を子と認識できず手にかける”という最悪の事態が防がれたに過ぎず、到底ハッピーエンドには辿り着けない状態にあります。

そこで”鍵”となるであろうポイントが、「バッカニア族の血筋」です。

バッカニア族の血筋が持つ可能性

「ルナーリア族」同様、「万国(トットランド)」にも存在しておらず、なおかつ「世界政府」にとって都合が悪い一族でもある「バッカニア族」

その詳細な特殊性は未だに判明しておらず、現時点では「強靭である」という程度の情報しか述べることができません。

ゆえに、仮に「バッカニア族」の特殊性が自我や意識に結びつく類のものであった場合、消えたはずのくまの意識が回帰する展開もあり得るのでは無いでしょうか。

くまとボニーの幸せを望む一読者として、ぜひそんな展開が実現してほしいところですが……?

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