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【カグラバチ】作品の概要
刀匠を志す少年チヒロは、父の下で日々修行に励んでいた。おちゃらけた父と寡黙な息子。笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…。
『カグラバチ』とは
『カグラバチ』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中されている、外薗健先生作の剣劇・アクションファンタジー漫画です。
2024年8月には「「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて第1位を獲得。
ジャンプの時期看板作品として、破竹の勢いで快進撃を続けています。
そんな『カグラバチ』のストーリーは、刀匠の父を3名の妖術氏によって殺害された主人公が、奪われた妖刀を回収するべく立ち上がる”復讐劇”でーー?
この記事について
『カグラバチ』第52話のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。
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【カグラバチ】第52話のネタバレ
以下からは、『カグラバチ』第52話「2人きり」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
『カグラバチ』ネタバレ①|毘灼について
以前、”神奈備(かむなび)”の緋雪から”毘灼(ひしゃく)”についての情報を聞いていたチヒロ。
彼女曰く、”毘灼”は詳細な活動の他、組織の規模すらも不明であり、「少数精鋭の妖術師集団」と言う触れ込みが嘘か真かも判然としないようです。
そして、そんな”毘灼”が見せた大きな動きこそ、3年前の六平国重と妖刀「刳雲(くれぐも)」の契約者(=巳坂)の殺害でした。
以降は”神奈備”が警戒を強めたことも相まって、”毘灼”は再び潜ってしまった様子。
結果的に”神奈備”が後手に回る機会が多く、振り回されている状況にあるようです。
『カグラバチ』ネタバレ②|vs昼彦
”神奈備”が後手に回り続けている状況を受け、「この流れを斬る」と決意し、妖刀「淵天」を構えたチヒロ。
一方、”毘灼”に所属する昼彦は、「殺る気まんまんで嬉しいね」と親しげに話し始めました。
どうやら昼彦は、同い年であるチヒロと対峙する日を心待ちにしていた様子。
昼彦は、自身が「人を殺す」と言う選択肢を知ったのが3歳であったと語りつつ、自身に「対等に友と呼べる奴」がいなかったのだと語ります。
そして彼は、チヒロこそが「友達」になれる存在であると締め括りました。
一方のチヒロは、自身の行いが”毘灼”と同列に扱われたことを受け、激昂。
分かり易い筋で昼彦を攻撃します。
しかし昼彦は、折り紙と共に姿をくらませ、戦闘を離脱してしまいました。
『カグラバチ』ネタバレ③|観劇
一時的にチヒロの元を離れた昼彦は、付近の劇場に足を運び、観劇をスタートさせました。
なお昼彦は、その間も”折り紙”を飛ばしており、視覚を共有することでチヒロの様子を随時把握している様子。
さて、チヒロは、”雫天石(だてんせき)”を持った複数の妖術師に囲まれ、窮地に陥っていました。
チヒロの相手を任されているのは、有象無象ではありつつも、昼彦自身によって選別された妖術師たち。
”雫天石(だてんせき)”によって妖術のスケールをアップさせた相手を前に、流石のチヒロも苦戦を強いられます。
……しかし、最終的には全ての妖術師を討ち取り、劇場内にて昼彦をロックオンしました。
『カグラバチ』第52話終わり。
【カグラバチ】第52話の感想と考察
昼彦と言う男
今回ご紹介した『カグラバチ』第52話では、昼彦自身の言葉により、彼が3歳の時点で”殺し”を行っていたエリート殺人鬼であることが判明しました。
ナチュラルサイコパスの素質を持ち、独自の考えに基づいてチヒロを”同類”として認定した昼彦。
少年漫画でたまに登場する、「友達になろうよ」タイプの敵キャラであるようです。
異常な性格を前に霞んでしまっているものの、昼彦が持つ強さは本物。
果たしてチヒロは、妖刀「淵天」によって昼彦を捕えることができるのでしょうか。
妖刀の行方
昨今の『カグラバチ』においてどうしても気になってしまうのが、”漆羽洋児と座村清市の妖刀について”ですよね。
漆羽は「酌揺」、座村は「飛宗」なる妖刀を振るっていたことが明かされている『カグラバチ』。
現時点で妖刀が持つ能力等は不明であり、今後のストーリーでの登場待ちと言う状態になっています。
仙沓寺襲撃を絶え抜き、少なくともどちらか一方には妖刀を振るってもらいたいものですが……?
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【カグラバチ】ストーリーまとめ
『カグラバチ』最新巻発売中!
『カグラバチ』最新4巻が10/4に発売!!
「淵天」が収められた「蔵」へ続く扉の存在を知り、楽座市会場の下層を目指すチヒロ。折れた「刳雲」を携え、閃光が如く敵を絶命させる復讐者。その眼前に立ちはだかるのは…? 一方、兄からの愛と暴力によって地に伏した伯理。今際の際に脳裏を過ったのは、ある少女との日々だった。極限の中、二人の少年の魂が呼応する。
第4巻のあらすじと感想・考察
『カグラバチ』本誌ネタバレ
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