『ワンピース』の概要
“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!
『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。
アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。
あなたもルフィの冒険の果てを見届けませんか?
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第110巻のあらすじと感想・考察
この記事について
『ワンピース』第1115話について考察する記事です(これまでのネタバレあり)。発売日情報についてもまとめています。
【ワンピース】第1115話の概要
掲載日・発売日はいつ?
『ワンピース』第1115話は、2024年5月27日発売の『週刊少年ジャンプ』26号に掲載予定です。
ベガパンクが続ける世界に対する配信は、いよいよ「世界政府」によって禁じられた”空白の100年”の話題へ……。
権力に敗れ、葬られたはずのストーリー。その主人公は、”太陽の神”ニカと同じ「伸縮する体」で戦った”ジョイボーイ”で・・・!?
前回(第1114話)はこちら!
まずは『ワンピース』第1114話の内容を簡単に振り返っておきましょう。
【第1114話のまとめ】
- ベガパンクの「配信」に対する世界の反応が描かれる。
- サターンが「融合炉(パワープラント)」に到着。生体反応の全破壊を目指す。
- ベガパンクは自身が「空白の100年」について研究していたことを明かす。
- 「空白の100年」のストーリーにおいて、主人公となるのは”ジョイボーイ”である。
【ワンピース】第1115話の展開予想
ジョイボーイは眼帯の海賊?
「眼帯の海賊」について
「海賊」という言葉から多くの人が連想するであろうアイテム、”眼帯”。
ファンの皆様であればご存知の通り、『ONE PIECE』のストーリーにおいて、眼帯の海賊は登場していません。
その理由は、作者の尾田栄一郎先生曰く「裏ポリシー」。
”眼帯”という象徴的なアイテムを使わずとも海賊を描くことはできる、という気持ちが込められているようです。
一方で、尾田先生は、「物語の終盤、一度だけ、まさに”眼帯の海賊”が登場します」とも語っています。
終盤に登場する”眼帯の海賊”が、ストーリーにおけるモブキャラクターであるはずもなく……。
ともすれば、今後のストーリーの”核”となるであろう”ジョイボーイ”こそが、”眼帯の海賊”だったのではないでしょうか。
ジョイボーイが眼帯の海賊である理由
これまでのストーリーにおいて、断片的にその名が描かれてきた”ジョイボーイ”。
「エルバフ」に伝わる”太陽の神”ニカや、我らが主人公のモンキー・D・ルフィと同じ、「伸縮する体」で戦ったという彼は、要所要所でその名を刻んでいる人物です。
果ては”最後の島”たる「ラフテル」に”ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を残し、”海賊王”ゴール・D・ロジャーを爆笑させたとあって、ストーリーにおける最重要人物であろうことは疑いようもありません。
そして、『ONE PIECE』第1114話で明かされたところによると、”ジョイボーイ”は最初に海賊と呼ばれた男。
もし仮にそんな男が”眼帯”を着用していたのであれば、これほど洒落の効いた話はありません。
だからこそ当ブログでは、ジョイボーイこそが”眼帯の海賊”として描かれる最初で最後の人物ではないかと予想しています。
空白の100年の謎
900年前に栄華を極め、現代よりも高い技術力を有したという「王国」。
その王国は、後に「世界政府」を樹立することとなる20の王国に敗北し、”歴史の本文(ポーネグリフ)”を後世に残した上で、滅亡の道を辿りました。
そんな今は亡き「王国」に生まれつき、後に「最初の海賊」と謳われることになる人物こそ、上述した”ジョイボーイ”。
今後のストーリーでは、そんな”ジョイボーイ”を主人公とし、「空白の100年」の謎が紐解かれてゆくものと予想されます。
科学技術
クローバー博士率いる「オハラ」の考古学者グループに端を発し、ベガパンクへと受け継がれた「空白の100年」の研究。
その過程で浮き彫りになったのが、「王国」の圧倒的な科学技術です。
”ジョイボーイ”に詫びの言葉を述べる古代ロボットが良い例ですが、「王国」は現代では再現不能な科学技術を有していました。
「世界最大の頭脳を持つ男」たるDr.ベガパンクをして再現することができない、凄まじいまでの科学力……。
しかし「王国」は、それでも20の王国を前に屈し、消滅の一途を辿ったのです。
一体「王国」はいかにして栄華を掴み取り、いかにして敗北の道へと至ったのでしょうか。
また、”ジョイボーイ”との関連は?
今後のストーリーに注目しておく必要がありそうです。
【ワンピース】今後の展開について
「海軍本部」の動き
原因不明の巨大地震が発生し、海面が約1m上昇した作中世界。
「エッグヘッド」から配信を続けるベガパンクは、事前収録でその「巨大地震」と「海面の上昇」を言い当てて見せました。
さらにベガパンクは、「この世界は 海に沈む」という衝撃的な”予言”も行っています。
曰く、今回の海面上昇を引き起こした「巨大地震」は、自然現象とは言い切れない事象であるとのこと。
そんな一連の”告発”を聞いていた「海軍本部」”元帥”赤犬は、いつにも増して険しい表情を浮かべていました。
ーー「海軍」が掲げているのは、「正義」。
「世界政府」への忠誠が根底から覆りかけている昨今、今後のストーリーでは、今一度「正義の在り方」が問われる日が来るのかもしれません。
仮にそのような流れになった場合、「海軍本部」の一部、または全体が「革命軍」サイドと同調し、「世界政府」への反乱を行う展開がやってくるかも……?
くまが意識を取り戻す?
これまでのストーリーにおいて、あまりにも不遇な目に遭い過ぎている男、バーソロミュー・くま。
異名の”暴君”とはかけ離れた優しさを有しており、現在の読者のイメージは「心優しきくまさん」といったところでしょうか。
さて、そんなくまの現在の状況は、娘であるジュエリー・ボニーの命令を絶対とする人間兵器です。
本来であれば海賊(=ボニー)の命令など届くはずもなく、また、「威権順位」の点でもトップは”五老星”のはずですが、ベガパンクの小さな抵抗により、現在の状況に至りました。
しかし、これではあくまで”親が子を子と認識できず手にかける”という最悪の事態が防がれたに過ぎず、到底ハッピーエンドには辿り着けない状態にあります。
そこで”鍵”となるであろうポイントが、「バッカニア族の血筋」です。
バッカニア族の血筋が持つ可能性
「ルナーリア族」同様、「万国(トットランド)」にも存在しておらず、なおかつ「世界政府」にとって都合が悪い一族でもある「バッカニア族」。
その詳細な特殊性は未だに判明しておらず、現時点では「強靭である」という程度の情報しか述べることができません。
ゆえに、仮に「バッカニア族」の特殊性が自我や意識に結びつく類のものであった場合、消えたはずのくまの意識が回帰する展開もあり得るのでは無いでしょうか。
くまとボニーの幸せを望む一読者として、ぜひそんな展開が実現してほしいところですが……?
くまの仲間入りが実現か
まず注目したいのが、『ワンピース』第1111話の掲載号である『週刊少年ジャンプ』2024年17号の巻頭カラーです。
上記カラー絵の参考となっているリクエスト内容は、「光るクラゲの傘をさして深海を散歩する麦わらの一味」というもの。
そう、この扉絵は”麦わらの一味”の集合絵です。
そして右下と右上には、それぞれバーソロミュー・くまとジュエリー・ボニーの姿が。
……これ、一味入り確定と見て良いですよね!?
個人的な感情も相まって、是非ともくまとボニー親娘には幸せになってほしいところ。
また、「四皇」”麦わらのルフィ”率いる「麦わら大船団」の戦力が増えるという意味でも、”暴君”バーソロミュー・くまの仲間入りに期待してしまいます。
2929説
バーソロミュー・くまの仲間入りをめぐっては、もう1つ有力な説が囁かれています。
”麦わらの一味”に属する能力者達は、ゴムゴム(=5と6)、ハナハナ(=8と7)、ヒトヒト(=1と10)、ヨミヨミ(=4と3)といった具合に、2つの数字の組み合わせで表すことができる能力を持っているのです。
そして、1から10のうち登場していない数字は、2と9。
2つを合わせた時に導き出される能力といえば「ニキュニキュ=2929」ですよね。
上記の説は比較的初期の段階で指摘されていましたが、当時としては「”暴君”くまの仲間入り」はあまりに突拍子のない展開であり、都市伝説程度の扱いでした。
しかし、蓋を開けてみると、くまは”暴君”とはかけ離れた心優しき人物。また、ドラゴンと親友の関係にあったことすら判明したのです。
加えて、現在の”麦わらの一味”の立場は「四皇」の一角。
元”王下七武海”たるジンベエもすんなり馴染んでおり、くまを迎え入れる準備は万全です。
バーソロミュー・くまの”麦わらの一味”入り……やっぱりあり得るのでは!?
【ワンピース】第1115話の展開予想|まとめ
第1115話の予想内容を以下にまとめました。
【第1115話以降の予想まとめ】
- ジョイボーイは作中唯一の”眼帯の海賊”?
- 今後のストーリーは、しばらくジョイボーイが主人公で進行か。
- 空白の100年の謎が明らかに。
- 「海軍本部」に反乱の兆し?
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