『ワンピース』の概要
“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!
『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。
アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。
あなたもルフィの冒険の果てを見届けませんか?
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第110巻のあらすじと感想・考察
この記事について
『ワンピース』第1131話のネタバレと感想・考察をまとめている記事です。ストーリーをわかりやすくお伝えしています。
前回はこちら!
【ワンピース】第1131話のネタバレ
以下からは、『ワンピース』第1131話「冥界のロキ」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
『ワンピース』ネタバレ①|ロキを縛るもの
前回(第1130話)のラスト、ロキから現在地が”戦士の国”エルバフであることを聞いたルフィは、全身で喜びを表現します。
ロキのことなどすっかり忘れ、ただただ高いテンションで喋り続けるルフィ。
そんな相手に痺れを切らしたロキは、「オイ!!!」と威圧的な大声を放ちました。
ここで、ロキが「世界政府特別懸賞金」と言う名の賞金首であることが判明。その額は、準「四皇」クラスと言っても過言ではない”26億ベリー”です。
さて、前話同様に「太陽の神」を自称するロキは、自身が6年間も縛られていることを明かします。
彼が縛られているのは、ウォーランドそのものたる「宝樹アダム」。
また、鎖には海楼石が用いられているため、自力での脱出は不可能なようです。
『ワンピース』ネタバレ②|冥界
とにかく拘束を逃れたいロキは、ルフィに”取引”を持ち掛けました。
その内容は、自身の解放と引き換えに、ルフィが潰して欲しいと望む海賊団を消す……と言うもの。
提示された取引に全く興味を示さないルフィでしたが、ふと周囲に”気配”を感じ取り、無言で寝転んでいた上体を起き上がらせます。
その直後、現れたのは付近に住む巨大な獣たち。
ロキ曰く、現在彼らが立っているのは、エルバフの下層に位置する通称「冥界」。
”罪人”と裁定された者が落とされる、”監獄”にして”処刑場”です。
自身の上背を遥かに超える獣たちを前に、ルフィが抱いた感情は「懐かしい」でした。
……そう。ルフィが2年間修行を積んだ「ルスカイナ」にも、同様の巨大な獣が複数生息していたのです。
当時のことを思い出したルフィは、獣たちと瞬時に打ち解けてしまいました。
『ワンピース』ネタバレ③|ロキとシャンクス
すっかり獣に懐かれてしまったルフィ。
そんな折、彼の耳が「シャンクス」の話題を捉えました。
獣と共に集まってきた「冥界」に落とされた人間たちは、先日シャンクスの「覇気」によって気絶させられてしまった様子。
「この場所に来たのか!?」と食いついたルフィに対して、ロキはシャンクスを”腰ぬけ海賊”と呼びつつ「来たぜ」と答えます。
”腰ぬけ”呼ばわりにキレたルフィは、無言で”ギア4”を使用。ロキへと殴り掛かりますが、ギリギリのところで避けられてしまいました。
思わぬ地雷を踏んだことを察したロキは、「鎖が解けたら即殺してやる」と心の内で息巻きつつ、「冗談だ冗談」と慌てて訂正します。
続けて、あからさまにシャンクスの情報を欲しがる様子を見せるルフィ。
”交渉材料”を見つけたロキは、「タダで教えるわけねェだろ」と笑います。
『ワンピース』ネタバレ④|新巨兵海賊団
場面は変わってルフィと別れたゾロ、ナミ、ウソップ、サンジ、チョッパーサイド。
巨大な吊り橋を渡っていた一行は、”太陽神”と呼ばれていた巨人・ロードが背後から迫っていることに気が付きます。
迎撃も選択肢に上がったものの、ドリーやブロギーらの「友達」である可能性も考え、一行はひとまず退却することにしました。
一方その頃、別の場所ではーー。
「新巨兵海賊団」の船長であるハイルディンが、船大工のスタンセンと共に巨大なヘラジカの狩猟に成功していました。
どうやらハイルディンは、”麦わらの一味”を特別な食材でもてなしたい様子。
一味の喜んだ顔を浮かべつつ、巨大ヘラジカの運搬を開始しました。
『ワンピース』ネタバレ⑤|倒れたサウロ
再び場所は変わり、エルバフへと向かう洋上の「巨兵海賊団」サイド。
サウロとの再会を控えたロビンは、ブルックに頼んで髪を切り、「オハラ」時代と同じ髪型に戻りました。
落ち着いた表情を浮かべつつも、再会を心待ちにしているであろうロビン。
……そんな彼女の心持ちとは裏腹に、一方のサウロは「エルバフ」で倒れてしまったようでーー!?
『ワンピース』第1131話終わり。
【ワンピース】第1131話の感想と考察
ロキの懸賞金について
『ワンピース』第1131話では、”呪いの王子”ロキの懸賞金が26億ベリーであることが判明しました。
なお、復活した「巨兵海賊団」の船長として報じられたドリーとブロギーは、18億ベリーの賞金首。
つまりロキは、ドリー、ブロギーを凌ぐほどの危険度と認定されているようです。
さらに付け加えるのであれば、ロキに懸けられているのは通常の懸賞金ではなく、「世界政府特別懸賞金」。
通常の懸賞金との違いは不明ですが、明らかに特殊であることがわかります。
「世界を壊す」可能性がある人物であるため、「革命軍」のような特殊な存在として扱われているのかもしれませんね。
サウロが死亡か
再会を心待ちにしており、珍しくウキウキ状態にあるロビン。
……しかし、そんな彼女の思いとは裏腹に、現実は時に残酷です。
なんと第1131話のラスト、「サウロが倒れた」という情報が「エルバフ」内を駆け巡るとのこと。
さすがは尾田先生と言うべきか、ロビンとサウロが再会する展開は、決して素直には描かれないようです。
「オハラ」で出会い、共に世界の真実に迫ったロビンとサウロ。
10年以上の時を経て、2人が再会する展開は無事に描かれるのでしょうか。
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今後のビビについて
”最初の20人”の1人にして、その”裏切り者”であると思しきネフェルタリ・D・リリィを祖先に持つ、「アラバスタ王国」の王女ビビ。
『ワンピース』第1130話では、そんなビビが「世界経済新聞」を用いて”麦わらの一味”にメッセージを発信するという激アツ展開が描かれました。
「世界会議」の会期中、イム様が”五老星”にその捕縛を命じていたことも相まって、彼女が今後のストーリーにおける超重要キャラクターになるのでは無いかと予想されます。
ルフィ達”麦わらの一味”が、「世界経済新聞社」にビビを迎えに行く展開……今から考えても胸が熱くなりますよね。
また、「世界経済新聞社」の本社オフィスには、ビビと共にワポルも匿われています。
「インペルダウン編」におけるバギーとの再会のように、ワポルとの再会が描かれることも楽しみにしておきたいところです。
キーパーソンの存在
”麦わらの一味”が「エルバフ」に向けて出航した『ワンピース』第1124話にて、「来い…」と発していた謎の人物。
シルエットから察するに、一味を連れ去った”太陽神”を騙る航海士・ロードや、”呪われた王子”ロキのどちらでもなさそうです。
果たして彼/彼女は一体誰で、どのような目的で”麦わらの一味”を待ち構えていたのでしょうか。
以下の記事では、”金獅子のシキ”説をはじめ、謎の人物の正体について考察しています。
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(C)尾田栄一郎
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