カグラバチ

【カグラバチ】第48話のネタバレ 感想と考察|毘灼の刺客・昼彦vsチヒロ、開戦!

【カグラバチ】作品の概要

『カグラバチ』単行本1巻(『カグラバチ』1巻 外薗健 / 集英社)
 

刀匠を志す少年チヒロは、父の下で日々修行に励んでいた。おちゃらけた父と寡黙な息子。笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…。

『カグラバチ』とは

『カグラバチ』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中されている、外薗健先生作の剣劇・アクションファンタジー漫画です。

2024年8月には「「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて第1位を獲得。

ジャンプの時期看板作品として、破竹の勢いで快進撃を続けています。

そんな『カグラバチ』のストーリーは、刀匠の父を3名の妖術氏によって殺害された主人公が、奪われた妖刀を回収するべく立ち上がる”復讐劇”でーー?

この記事について

『カグラバチ』第48話のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。

前回はコチラ!

▶︎『カグラバチ』第47話のネタバレと感想・考察

【カグラバチ】第48話のネタバレ

以下からは、『カグラバチ』第48話「国獄 湯煙スクワッド」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。

『カグラバチ』ネタバレ①|仙沓寺へ

妖刀「酌揺」の契約者・漆羽洋児と合流したチヒロは、現在の状況を手短に共有。

曰く、乗客は他の車両へと移動済みであり、なおかつ次の駅で降車させる手筈が整っているようです。

以降の道中は、チヒロら3名と運転手のみ。

一行が目指すのは、「国獄温泉」とは別の慚箱(さんそう)「仙沓寺」です。

『カグラバチ』ネタバレ②|毘灼の手口

漆羽洋児(『カグラバチ』第48話 外薗健 / 集英社)

輝いた目でチヒロを見つめつつ、「六平サン」と呼ぶ漆羽。

当のチヒロは「サン付けやめてもらえませんか?」と発しますが、漆羽はチヒロを「六平の子」ではなく、あくまで「六平サン」として捉えているようです。

”六平国重と同じ目”を持ち、なおかつ存在しないはずの”7本目の妖刀”を持った状態で現れたチヒロ。

国重に心酔する漆羽が、そんな相手のことを信頼しないはずがありませんでした。

漆羽洋児
【カグラバチ】漆羽洋児の徹底解説|妖刀「酌揺」の契約者 六平国重の大ファン!?『カグラバチ』に登場する「漆羽洋児」について徹底的に解説している記事です。作中での活躍の他、妖刀「酌揺」についてもご紹介しています。...

ここで、一行の話題は「国獄温泉」の襲撃についてへと移ります。

襲撃の糸を引いているのは、六平国重の命を奪った妖術師集団「毘灼(ひしゃく)」

今回「国獄温泉」を襲った実行犯は、毘灼によって「雫天石(だてんせき)」を与えられ、命と引き換えに妖刀クラスの力を手に入れた妖術師だったようです。

『カグラバチ』ネタバレ③|精鋭妖術師

時は少し遡り、漆羽が脱出した直後の慚箱「国獄温泉」

そこには、漆羽が味方と合流する時間を稼ぐため、敵対妖術師と戦う「神奈備」の精鋭妖術師たちの姿がありました。

事前に取り決められていた”合図”によって、漆羽が無事に脱出したことを知った一行。

神奈備の精鋭(『カグラバチ』第48話 外薗健 / 集英社)

その後の戦いは鮮やかなものであり、敵対者たちを見事に掃討することで、「精鋭」の名が伊達でないことを証明してみせました。

無事に生き残った「神奈備」の一行は、仙沓寺の最寄り駅に先回りすることで、漆羽を驚かせようと考えます。

『カグラバチ』ネタバレ④|”毘灼”昼彦

場所は変わって「仙沓寺」の最寄り駅。

そこには、口元を隠した大柄な男と、毘灼の紋章を持つ長髪の男の2名の姿がありました。

後者の毘灼の男は、「昼彦」と呼ばれており、「幽(ゆら)」なる人物の許可を受けて動き出したようです。

……そして、彼らの傍のベンチには、死体となった「国獄温泉」の精鋭妖術師の姿がありました

昼彦は、彼らの死体を見た漆羽洋児が、我を失って飛び掛かってくると予想していた様子。

しかし漆羽は、自身の「命の価値」を理解しています。

”毘灼”昼彦(『カグラバチ』第48話 外薗健 / 集英社)

漆羽に代わって”静かな怒り”を携えたチヒロは、妖刀「淵天」を抜いた状態で昼彦と対峙してーー?

『カグラバチ』第48話終わり。

【カグラバチ】第48話の感想と考察

構成の巧さ

『カグラバチ』スタイリッシュな作画テンポの良いストーリー構成は、かねてより話題に上がっていましたが、今回のストーリーもまた衝撃的なテンポの良さですよね。

描かれたのは、漆羽「国獄温泉」組に対する強い信頼。そして、その信頼に応えるかのような、「国獄温泉」組の活躍。

……そしてページを捲っていくと、次に描かれたのは、”毘灼”による理不尽な悪意に押し負けて無惨にも死してしまった「国獄温泉」組の姿でした。

どことなく序盤から”フラグ”は立っていた「国獄温泉」組の妖術師ら。

それにしても、活躍後の退場があまりに呆気なく、あまりに急です。

しかし、そのテンポ感が『カグラバチ』の肝。

今回のストーリー、個人的にめちゃくちゃ好みでした。

”毘灼”の実力が判明?

妖術師としての素の実力が低かったとは言え、「雫天石」によって一時的にでも妖刀クラスの力を手に入れた「国獄温泉」襲撃実行犯たち。

そんな有象無象を簡単に打ち負かしたのが、「国獄温泉」に常駐する神奈備の精鋭妖術師たちでした。

そして、その精鋭妖術師らをまとめて屠ってしまったのが、終盤に現れた”毘灼”の妖術師・昼彦です。

単騎で妖刀クラスの実力を有しているのではないかと思われる昼彦。

果たしてその強さと、使用妖術とは……?

次回以降のストーリーが楽しみですね。

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【カグラバチ】ストーリーまとめ

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「淵天」が収められた「蔵」へ続く扉の存在を知り、楽座市会場の下層を目指すチヒロ。折れた「刳雲」を携え、閃光が如く敵を絶命させる復讐者。その眼前に立ちはだかるのは…? 一方、兄からの愛と暴力によって地に伏した伯理。今際の際に脳裏を過ったのは、ある少女との日々だった。極限の中、二人の少年の魂が呼応する。

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『カグラバチ』本誌ネタバレ

1巻
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話
第6話 第7話 第8話    
2巻
第9話 第10話 第11話 第12話 第13話
第14話 第15話 第16話 第17話 第18話
3巻
第19話 第20話 第21話 第22話 第23話
第24話 第25話 第26話 第27話  
4巻
第28話 第29話 第30話 第31話 第32話
第33話 第34話 第35話 第36話  
5巻
第37話 第38話 第39話 第40話 第41話
第42話 第43話 第44話 第45話  
6巻
第46話 第47話 第48話 第49話 第50話
第51話 第52話      

 

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