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【カグラバチ】第87話のネタバレ 感想と考察|漆羽の妖術が復活! vs毘灼!

『カグラバチ』第87のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。

【カグラバチ】作品の概要

『カグラバチ』単行本1巻(『カグラバチ』1巻 外薗健 / 集英社)
 

刀匠を志す少年チヒロは、父の下で日々修行に励んでいた。おちゃらけた父と寡黙な息子。笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…。

『カグラバチ』とは

『カグラバチ』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中されている、外薗健先生作の剣劇・アクションファンタジー漫画です。

2024年8月には「「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて第1位を獲得。

ジャンプの時期看板作品として、破竹の勢いで快進撃を続けています。

そんな『カグラバチ』のストーリーは、刀匠の父を3名の妖術氏によって殺害された主人公が、奪われた妖刀を回収するべく立ち上がる”復讐劇”でーー?

前回はコチラ!

【カグラバチ】第86話のネタバレと感想・考察!

【カグラバチ】第87話のネタバレ

以下からは、『カグラバチ』第87話「亡霊の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。

『カグラバチ』ネタバレ①|亡霊たち

ーー神奈備本部、資料室。

ある職員が、”毘灼(ひしゃく)”に関する資料を閲覧していました。

そもそも”毘灼”とは、統領の幽(ゆら)が率いる、10名の妖術師で構成された小さな組織です。目的とされているのは、「剣聖の殺害」「真打の使用」

構成員たる妖術師は、年齢もバラバラである他、戸籍に登録されていない血を有しており、六平国重暗殺を成し遂げる実力を持ちながら、その妖術は有力家系に属するものではありません

つまり”毘灼”とは、関係性や出自を含め、ほとんどの情報が「濃い霧に包まれている」のです。

 

ーーここで、場面は薊(あざみ)のいる「曲者処刑場」へ。

薊と毘灼(『カグラバチ』第87話 外薗健 / 集英社)

そこには、既に薊によって叩きのめされた毘灼の妖術師の姿がありました。

勝利したはずの薊は、どこか「手応えのなさ」を感じている様子。

”毘灼”は、一体何を狙いとしているのでしょうか。

『カグラバチ』ネタバレ②|幽と”運”

ーー神奈備本部、曲者処刑場前。

毘灼(『カグラバチ』第87話 外薗健 / 集英社)

そこには、椅子に座った4名の”毘灼”の妖術師の姿がありました。

 

そこには、”統領”たる幽も登場。

やってきた幽は、付近に1人の老人を発見し、手洗いの場所を尋ねます。

どうやら老人は、「六平を殺した連中を一目見たい」という理由で、退避指示に反して居座っていました。

幽から感想を問われた老人は、「普通だ」と一言。

”毘灼”に対して、期待を上回るほどの印象は受けなかったようです。

 

手洗いの場所を教えようとしない老人に対して、幽は”賭け”を提案しました。

それは、硬貨の裏表を当てる、というごくごく単純なもの。

賭けの条件として幽は、「俺が勝てば案内してくれるか?」と問いかけた後、負けた場合は「俺の命をやる」と述べました。

 

ーーそして。

文字通り命のかかった”賭け”は、幽の勝利。

恐れ慄いた老人が素直に「便所は向こうだ」と指し示すと、幽は「ありがとう」と返しました。

『カグラバチ』ネタバレ③|”毘灼”最強

トイレに向かった幽の後ろから、明らかに昼彦よりも若いであろう”毘灼”所属の少年が続きます。

どうやら少年は、これから起こる事態を前に、緊張している様子。

そんな少年に対して幽は、「毘灼で一番強いのはお前だ」と衝撃的な言葉をかけます。

”陣”に集まった毘灼(『カグラバチ』第87話 外薗健 / 集英社)

一方その頃、残された”毘灼”の3人のうち1人は、地面に”陣”を描いていました。

どうやら一行は、その”陣”を用いることで、目的地まで一気に飛ぶつもりである様子。

幽と少年がトイレから戻り、5人は”陣”の中へ。

そして幽は、「10秒前」とカウントをスタートします。

『カグラバチ』ネタバレ④|会敵

ーー神奈備本部、第六層「結界核」。

幹部の亥猿(いざる)は、結界を操る人物のうち1人が、”時間を気にしていること”に気が付きます。

次の瞬間、限界を感じたその職員は、自らの意思で結界を解除。

気づいた亥猿は、すぐにその職員を始末したものの、時既に遅しーー。

毘灼(『カグラバチ』第87話 外薗健 / 集英社)

”毘灼”の面々は、「曲者処刑場」をスキップし、突如として伯理・漆羽の目の前に現れたのです。

5名もの相手を前に、焦りの表情を浮かべる伯理。

しかし漆羽は、戦闘の意欲を見せます。

伯理のような特殊体質者を除き、本来、「体に宿せる妖術は一種類」

妖刀「酌揺」との契約によって生来の妖術を失った漆羽でしたが、現在の彼は妖刀の契約者ではなく、妖術も戻っています

”毘灼”と対峙した漆羽は、妖術を使って戦う構えを取りーー?

『カグラバチ』第88話へ続くーー。

【カグラバチ】第87話の感想と考察

ここからは、『カグラバチ』第87話の感想と考察についてまとめています。

毘灼の戦力

今回ご紹介した『カグラバチ』第87話では、まさかのタイミングで”毘灼”最強の妖術師の存在が明かされました。

その人物は、おそらく昼彦よりも年下であろう人物。

名前こそ明かされていないものの、いかにも「少年」らしい風貌です。

国重を襲った毘灼(『カグラバチ』第2話 外薗健 / 集英社)

なお、幽と行動をともにしている”毘灼”の妖術師の4名のうち、唯一女性である人物が1名描かれています。

その人物は、「六平国重殺し」に加担した3名の”精鋭”のうちの1人であると思われます。

”統領”の幽、”毘灼”最強の少年、”六平殺し”の女性妖術師……。

少なくとも3名の強者を含む”毘灼”と対峙した伯理・漆羽は、無事に窮地を脱することができるのでしょうか。

立ち上がった”剣聖”

前回のラストシーンにて、「18年間座ったまま動いていない」との”フリ”の後、その場で立ち上がった”剣聖”。

同時に、「そろそろか」意味深な言葉も発しており、何らかのタイミングを伺っていたと思われます。

 

”剣聖”は、妖刀真打「勾罪」を託された時点では、六平国重から最も信頼されていた男でした。

しかし、当の「勾罪」の”強大な力”に魅入られた”剣聖”は、「斉廷戦争」中に様変わりすることに……。

現在の”剣聖”の狙いとはーー?

【カグラバチ】ストーリーまとめ

『カグラバチ』最新巻発売中!

『カグラバチ』最新8巻が7月4日に発売!!

京都殺戮ホテルに潜伏した一行。父・座村との記憶に関する決断を迫られるイヲリ、彼女を守るため牙を研ぐチヒロ。深き静寂の中、毘灼の追っ手・昼彦が姿を現す。殺戮者の襲来により血の海と化したホテル。狂乱を潜り抜け、無垢なる少女はついに目覚める――。

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『カグラバチ』本誌ネタバレ

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