カグラバチ

【カグラバチ】第77話のネタバレ 感想と考察|昼彦が死亡 妖刀「飛宗」の真価!

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【カグラバチ】作品の概要

『カグラバチ』単行本1巻(『カグラバチ』1巻 外薗健 / 集英社)
 

刀匠を志す少年チヒロは、父の下で日々修行に励んでいた。おちゃらけた父と寡黙な息子。笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…。

『カグラバチ』とは

『カグラバチ』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中されている、外薗健先生作の剣劇・アクションファンタジー漫画です。

2024年8月には「「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて第1位を獲得。

ジャンプの時期看板作品として、破竹の勢いで快進撃を続けています。

そんな『カグラバチ』のストーリーは、刀匠の父を3名の妖術氏によって殺害された主人公が、奪われた妖刀を回収するべく立ち上がる”復讐劇”でーー?

この記事について

『カグラバチ』第77のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。

前回はコチラ!

【カグラバチ】第76話のネタバレと感想・考察!

【カグラバチ】第77話のネタバレ

以下からは、『カグラバチ』第77話「蚊帳の外の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。

『カグラバチ』ネタバレ①|不死鳥

『カグラバチ』第77話は、作中世界の有名な画家・吉田貫龍(かんりゅう)が描いた絵画「不死鳥」についてのシーンからスタートします。

吉田貫龍によると、その絵のモデルは「空想」ではなく、吉田自身が「斉廷戦争」で目の当たりにしたものであるとのこと。

その際に彼が耳にした言葉は、「雀(すざく)」

 

すなわち吉田は、妖刀「飛宗」の第3の能力”雀”を実際に目撃したのです。

ここで、場面は「京都殺戮ホテル」へと戻ります。

『カグラバチ』ネタバレ②|酌揺の本領

座村vsチヒロvs昼彦(『カグラバチ』第77話 外薗健 / 集英社)

“雀”を使用した座村は、目を除く自身の全ての傷を治癒した後、“鴉(からす)”による瞬時の場所替えで、昼彦とチヒロの背後へ移動。

続けて妖刀「飛宗」を振るいますが、両者とも各々の妖刀で受け太刀します。

 

ここで昼彦は、妖刀「酌揺(くめゆり)」が持つ“第3の能力”の使用を検討。

……が、いま重要となるのが攻め手の”数”ではなく”質”であると判断した昼彦は、万物を操る能力“遊(ゆう)”を再び使用します。

さて、妖刀「酌揺」の能力である”遊”は、操る対象の構造を理解し、その物体に敬意を表することによって操作精度が上がる能力です。

 

一方の昼彦は、人間をはじめ、あらゆる物体を軽視する性格の持ち主。

すなわち、“遊”との相性は最悪です。

酌揺の「遊」(『カグラバチ』第77話 外薗健 / 集英社)

そんな昼彦が辿り着いた”遊”の本領が、“建物全体を操る”ことでした。

なんと昼彦は、「京都殺戮ホテル」に対して大規模な”遊”を仕掛け、無理やり操ることで建物を破壊してみせたのです。

『カグラバチ』ネタバレ③|決着

昼彦によるまさかの一手により、文字通り崩れ落ちようとしている戦場。

さらに昼彦は、周囲の死体を操ることで、座村に追い込みをかけます。

 

窮地に陥った座村は、「飛宗」の力で背に翼を生やし、外へと脱出しました。

昼彦は、そんな相手の行動を”逃げ”と断定。そして、いよいよチヒロとの決戦を始められるとあって、高揚した様子を見せます。

妖刀「飛宗」の力(『カグラバチ』第77話 外薗健 / 集英社)

しかし、座村は逃げてなどいませんでした。”不死鳥”の如くフォルムで飛行する座村は、崩れ行く「京都殺戮ホテル」全体に”雀”の炎を放ちはじめたのです。

 

ーーここで、場面は再び冒頭の吉田貫龍のシーンへと戻ります。

吉田の語りによると、座村の”雀”は万物ね与えられる”慈悲”。

なんと吉田は、「斉廷戦争」で片腕を失っており、座村の”雀”による治癒で腕を生やされたことがあったのです。

 

場面は「京都殺戮ホテル」へと戻ります。

“雀”の炎は、崩れ行く「京都殺戮ホテル」を包み込み、なんと完全に回復させて見せました。

昼彦の建物破壊など最初からなかったかのように復帰を果たした「京都殺戮ホテル」。

目論見を完全に潰された昼彦は、座村の一撃によって負傷し、(おそらくは)致命傷を負います

残されたのはチヒロと座村のみ。

再び向かい合った両者……。

戦いの結果はーー?

『カグラバチ』第78話へ続くーー。

【カグラバチ】第77話の感想と考察

昼彦は退場か

チヒロに対する異常な執着を糧に、ホテル全体を対象に”遊”を使用する、という離れ業を披露してみせた昼彦。

しかし、そんな彼自身の全てを賭けた一撃は、座村の”雀”を用いた大立ち回りによって、脆くも崩れ去りました。

何度かチヒロとの直接対決が描かれてきた昼彦ですが、さすがにここらで退場でしょう。

何事も軽視している昼彦が、遂に見つけた”執着”することのできる相手・チヒロ。

そんな昼彦に”負け”や”死”を突きつけたのは、チヒロではなくぽっと出の男・座村でした。

なんとも皮肉めいた残念なラストですが、次回以降、昼彦はどのように散っていくのでしょうか。

座村の”雀”が強過ぎる

今回ご紹介した『カグラバチ』第77話で明らかになった、”雀”の「チート」と表現しても過言ではない能力。

悍(おぞ)ましく、かつ禍々しい妖刀真打「勾罪」の能力とは対照的に、座村の妖刀「飛宗」による”雀”は、人を救うことすらできる”慈悲”の能力という側面を有していました。

使用者に圧倒的な”機動力”を与えるとともに、同じく圧倒的な”回復力”すらも与える妖刀「飛宗」

個人的には、妖刀「刳雲」を振るった時のように、チヒロが使用する姿も見てみたいところです。

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「淵天」が収められた「蔵」へ続く扉の存在を知り、楽座市会場の下層を目指すチヒロ。折れた「刳雲」を携え、閃光が如く敵を絶命させる復讐者。その眼前に立ちはだかるのは…? 一方、兄からの愛と暴力によって地に伏した伯理。今際の際に脳裏を過ったのは、ある少女との日々だった。極限の中、二人の少年の魂が呼応する。

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『カグラバチ』本誌ネタバレ

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