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【カグラバチ】作品の概要
刀匠を志す少年チヒロは、父の下で日々修行に励んでいた。おちゃらけた父と寡黙な息子。笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…。
『カグラバチ』とは
『カグラバチ』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中されている、外薗健先生作の剣劇・アクションファンタジー漫画です。
2024年8月には「「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて第1位を獲得。
ジャンプの時期看板作品として、破竹の勢いで快進撃を続けています。
そんな『カグラバチ』のストーリーは、刀匠の父を3名の妖術氏によって殺害された主人公が、奪われた妖刀を回収するべく立ち上がる”復讐劇”でーー?
この記事について
『カグラバチ』第66話のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。
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【カグラバチ】第66話のネタバレ
以下からは、『カグラバチ』第66話「真実」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
『カグラバチ』ネタバレ①|父親の存在
『カグラバチ』第66話は、前回の続きの場面からスタートします。
ぼんやりと違和感や寂しさを感じつつも、これまで「穏やかでイイ感じ」の人生を送ってきたというイヲリ。
そんな彼女に告げられたのは、「座村清市」という父親の存在でした。
ここで、改めて文字起こしされた「座村清市」の名を見たイヲリは、既視感を覚えます。
……そう、座村は”英雄”。「斉廷戦争」は教科書にも掲載されているため、イヲリも何度か目にはしているのです。
『カグラバチ』ネタバレ②|斉廷戦争の真実
”英雄”座村清市の名が出たことにより、話題は「斉廷戦争」へと移ります。
ーー22年前、日本列島南東の海域に、突如として”小国”が現れました。
後に妖刀の原料として知られることになる、「雫天石(だてんせき)」の原産国です。
そして、その”小国”に住う人々は、生まれながらに「雫天石」に対する適性を有していました。
通常、人が「雫天石」を用いれば、最終的な死を条件に、妖刀レベルの玄力出力を得ることができます。
しかし、その”小国”の人々は、そのようなリスクを負わずして「雫天石」を使うことができたのです。
それから、「侵攻」は始まりました。
ーー1年5ヶ月後。
六平国重による妖刀の開発や、”剣聖”と5人の剣士の躍動により、”敵”は「掃討」されました。
『カグラバチ』ネタバレ③|禁忌の記憶
「斉廷戦争」における”英雄”のうち1人が自身の父親であると知ってしまったイヲリ。
その事実は、彼女にかけられた封印にヒビを入れます。
そして、ヒビをきっかけに、イヲリの記憶は徐々に呼び覚まされようとしていました。
しかし、湧き上がる記憶は、決して良いものばかりではありません。
確かに座村は”英雄”でしたが、見方を変えれば大量殺人犯に他なりません。
イヲリの記憶の中には、「人殺し」や「罪を償え」「消えろ」などと落書きされた、見るも無惨な自宅外壁の姿が刷り込まれていました。
座村がイヲリを引き離したのは、”イヲリの体に危険が及ぶ”という理由のみならず、「”座村清市の娘として生きる”ということ」に必要以上の苦難が伴うからだったのです。
突如解かれた記憶の封印と、耐え難い”現実”により、ショックを受けたイヲリは寝込んでしまいました。
『カグラバチ』ネタバレ④|毘灼の急襲
ーー「京都殺戮ホテル」35階。
”巻墨”の墨(すみ)と杢(もく)は、屋上で巻物を広げ、イヲリの記憶を封ずるための準備を行なっていました。
「京都殺戮ホテル」の館内では、妖術の使用が禁じられているとのこと。
故に2人は、一時的に屋上に出た上で作業を行なっているのです。
なお、「京都殺戮ホテル」支配人の戦国与次郎は、礼玄一刀流の免許皆伝者。そして、ホテル従業員たちは、皆がその戦国の門下生であり、敵としてはかなり厄介な存在のようです。
ーー「京都殺戮ホテル」1階ロビー。
久々李(くぐり)と行動を共にしていた”毘灼”の斗斗(とと)が、館内では禁じられているはずの妖術を使用し、昼彦を呼び寄せました。
昼彦は、館内での妖術使用を咎めにきたホテル従業員を瞬殺。
相手の刀を奪うとともに、「良い踏み台になれよ 殺戮ホテル」と刀を構えます。
昼彦は妖刀「酌揺」を持ってきておらず、剣術のみで殺戮ホテルの従業員たちと戦うつもりである様子。
昼彦vs殺戮ホテルが始まります。
『カグラバチ』第67話へ続くーー。
【カグラバチ】第66話の感想と考察
斉廷戦争について
今回ご紹介した『カグラバチ』第66話では、これまで詳細が明かされていなかった「斉廷戦争」について、遂にその一端が開示されました。
部分的に描かれた「斉廷戦争」の真実。
その中で気になる点を挙げるのであれば、「侵攻」の部分です。
”小国”の人々は「雫天石」への適性を有していたことから、戦闘においては日本国民の一枚も二枚も上手だったことでしょう。
しかし、第66話を読み返してみると、その”小国”について描かれているのは、「突如現れた」、「『雫天石』への適性があった」という2つの事実のみ。
その後の「侵攻が始まった」という文章には、主語が見当たらないのです。
個人的には、この点に座村の「憎しみ」の秘密があるように思えてなりません。
あくまで予想ベースになりますが、そもそもの侵攻の発端は日本国であり、”剣聖”と座村ら”5人の剣士”は、敵方の一般人をも虐殺し、「掃討」状態へと至らしめたのではないでしょうか。
座村の死が迫る……!?
娘であるイヲリが記憶を取り戻し、「そのまま」か「忘れる」かの分水嶺に立たされている現在。
父の想いに反し娘は「忘れない」ことを選択する……という感動的な展開は、ベタではありつつも、十分にあり得そうです。
そして、久々李(くぐり)という剣術重視のキャラクターが敵側に現れた以上、座村の死後の妖刀「飛宗」所有者は既に決まっているようなもの。
現時点での作中最強キャラクターと言っても過言ではない座村清市は、一体どのような死を遂げるのでしょうか……。
記憶を取り戻したイヲリ、成長を誓ったチヒロ、急襲の毘灼。
いよいよ大きくストーリーが動き出した「座村編」の結末やいかにーー!?
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『カグラバチ』最新巻発売中!
『カグラバチ』最新4巻が10/4に発売!!
「淵天」が収められた「蔵」へ続く扉の存在を知り、楽座市会場の下層を目指すチヒロ。折れた「刳雲」を携え、閃光が如く敵を絶命させる復讐者。その眼前に立ちはだかるのは…? 一方、兄からの愛と暴力によって地に伏した伯理。今際の際に脳裏を過ったのは、ある少女との日々だった。極限の中、二人の少年の魂が呼応する。
『カグラバチ』本誌ネタバレ
1巻 | ||||
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