【カグラバチ】作品の概要

刀匠を志す少年チヒロは、父の下で日々修行に励んでいた。おちゃらけた父と寡黙な息子。笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…。
『カグラバチ』とは
『カグラバチ』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中されている、外薗健先生作の剣劇・アクションファンタジー漫画です。
2024年8月には「「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて第1位を獲得。
ジャンプの時期看板作品として、破竹の勢いで快進撃を続けています。
そんな『カグラバチ』のストーリーは、刀匠の父を3名の妖術氏によって殺害された主人公が、奪われた妖刀を回収するべく立ち上がる”復讐劇”でーー?
『カグラバチ』第47話のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。
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【カグラバチ】第47話のネタバレ
以下からは、『カグラバチ』第47話「漆羽」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
漆羽洋児

慚箱(さんそう)の一角「国獄温泉」にて保護されている者の名は、妖刀「酌揺(くめゆり)」の契約者・漆羽洋児。
18年前に六平国重から「酌揺」を預かった漆羽は、その当時を「人生の最高潮」と振り返ります。
どうやら漆羽は、国重に心酔していた様子。彼が特に気に入っているのは、国重の「目」でした。
そして、戦後。
国重からの申し出を受け、漆羽は妖刀「酌揺」を返上。
その後、15年の月日を経て、漆羽は国重の死を知らされることとなります。

漆羽と国重
神奈備の14人の精鋭妖術師に囲まれた漆羽は、富山県北部の慚箱「国獄」にて、外界から隔絶された生活を送っていました。
ある日、温泉に浸かっていた漆羽は、7本目の妖刀「淵天」や、六平国重の息子の存在を聞かされます。

しかし、六平国重を知る漆羽は、「六平サンがガキの世話なんてできるわけねぇ」と述べ、信じる素振りを見せません。
……彼にとって六平国重の存在は、”全て”。
六平国重亡きいま、もはや生きる気力すら失われている状態にありました。
ーーそして、現在。
変わり映えのない平穏な時間が流れていた国獄に、突如として招かれざる来訪者が入り込みます。
そう、「毘灼」です。
剣術
神奈備の妖術師の手引きで逃がされた漆羽は、愛宕駅にて伯理(はくり)と合流します。
伯理は、漆羽と合流する前、チヒロから”妖刀の契約者”について聞かされていました。
チヒロ曰く、妖刀の命滅契約を結んだ人物は、その代償として元来有していた自分の妖術を失ってしまうとのこと。
つまり、妖刀のない漆羽は、もはや丸腰に近い状態です。
ーーそんな状況下で、漆羽を狙う妖術師が4名。
ここで、漆羽を下げて戦闘体制へと入った漆羽でしたが、未だに楽座市での無理が祟り、鼻血を出して倒れ込んでしまいます。
残されたのは漆羽1人。

六平国重亡きいま、生きる気力を失っていた漆羽でしたが、その脳裏には共に過ごした精鋭妖術師の「生き延びなきゃ祟るぞ」という言葉が浮かびます。
そこで、護身用の刀を握った漆羽は、剣術を用いて妖術師4名を瞬殺しました。
合流
次から次へと湧いて出る敵対妖術師たち。
そこで伯理は、やってきた電車への乗車を提案しました。
車内にも複数の妖術師の姿がありましたが、どうやらチヒロも乗り合わせていた様子。
妖刀「淵天」を用いて妖術師を片付けたチヒロは、「父からよく話は伺ってました」と漆羽への挨拶を済ませます。

それを聞いた漆羽は、チヒロの”目”を見て六平国重の血を継ぐ者であると確信。
「まッまたッあんたのために戦えるのか!!」と興奮状態に陥って……?
『カグラバチ』第47話終わり。
【カグラバチ】第47話の感想と考察
新たな妖刀「酌揺」
今回ご紹介した『カグラバチ』第47話では、新たな妖刀「酌揺」の名が明かされたました。
詳細な能力は明かされていないものの、「刳雲(くれぐも)」同様に不利な状況をひっくり返せるだけの力は秘めているはずです。
”お酌”の「酌」と”揺れる”の「揺」という漢字があてがわれているあたり、どことなく「酒」が浮かぶ銘ですが、果たしてその能力とは……?
次回以降に明かされるであろう「酌揺」の詳細に期待しておきたいところですね。
契約者「漆羽洋児」
妖刀「酌揺」の名と併せて明かされたのが、その契約者たる漆羽洋児です。
双城と同じく、漆羽は六平国重に心酔する者として描かれています。
両者の決定的な違いと言えば、国重と直に接した経験の有無でしょう。
漆羽は実際に国重と接しており、その国重の信用を勝ち得たからこそ、妖刀「酌揺」を託されました。
ビジュアルもさることながら、国重の息子たるチヒロにも好意的な反応を示している良キャラクター・漆羽。
ただ、不穏な点は、今回の中編のタイトルが「所有者暗殺編」であることです。
漆羽を含め、興味深いビジュアルの契約者達ですが、いずれか、もしくは全員が死亡する結果は確定していると思っておくほうが良さそうですね。
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【カグラバチ】ストーリーまとめ
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京都殺戮ホテルに潜伏した一行。父・座村との記憶に関する決断を迫られるイヲリ、彼女を守るため牙を研ぐチヒロ。深き静寂の中、毘灼の追っ手・昼彦が姿を現す。殺戮者の襲来により血の海と化したホテル。狂乱を潜り抜け、無垢なる少女はついに目覚める――。
『カグラバチ』本誌ネタバレ
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