カグラバチ

【カグラバチ】第49話のネタバレ 感想と考察|vs昼彦 新たな契約者も登場し・・・!?

【カグラバチ】作品の概要

『カグラバチ』単行本1巻(『カグラバチ』1巻 外薗健 / 集英社)
 

刀匠を志す少年チヒロは、父の下で日々修行に励んでいた。おちゃらけた父と寡黙な息子。笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…。

『カグラバチ』とは

『カグラバチ』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中されている、外薗健先生作の剣劇・アクションファンタジー漫画です。

2024年8月には「「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて第1位を獲得。

ジャンプの時期看板作品として、破竹の勢いで快進撃を続けています。

そんな『カグラバチ』のストーリーは、刀匠の父を3名の妖術氏によって殺害された主人公が、奪われた妖刀を回収するべく立ち上がる”復讐劇”でーー?

この記事について

『カグラバチ』第49話のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。

前回はコチラ!

▶︎『カグラバチ』第48話のネタバレと感想・考察

【カグラバチ】第49話のネタバレ

以下からは、『カグラバチ』第49話「均衡」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。

『カグラバチ』ネタバレ①|すべきこと

チヒロの前に姿を現した「毘灼(ひしゃく)」に所属する妖術師・昼彦

彼が駅のホームに「神奈備」の精鋭の死体を並べた訳は、「お別れ言いたいだろうと思って」と言うサイコパス気質なものでした。

 

チヒロは、目の前の相手が「”雫天石”の使用者に勝利した精鋭妖術師部隊を、単騎で殺害した妖術師である」と言う事実に、動揺の色を滲ませます。

……そんな折、車外から別の妖術師が突入し、漆羽洋児を急襲。

漆羽(『カグラバチ』第49話 外薗健 / 集英社)

しかし漆羽は、そんな相手を冷静に斬り、「すべきことをするだけだ」とチヒロに声掛けします。

チヒロが今「すべきこと」は、”漆羽洋児を守ること”。

思考がクリアになったチヒロは、妖刀「淵天」を握り直し、敵対妖術師を迎え撃ちます。

『カグラバチ』ネタバレ②|ムカデ

昼彦の「血鶴」(『カグラバチ』第49話 外薗健 / 集英社)

チヒロが「錦」による超速斬撃を披露した刹那、昼彦は妖術「血鶴」を使用。

折り鶴状に固められた玄力は、有象無象の妖術師達の身体を突き破り、噴き出した血液によってチヒロの視界を奪います。

一瞬生まれた隙を突き、刀を持ってチヒロを襲う昼彦。

何とか受け太刀したチヒロでしたが、昼彦は既に次のモーションに入っており、再び繰り出された「血鶴」で漆羽を攻撃しました。

 

相手との力量差を察したチヒロは、伯理に「”ムカデ”だ」と一言。

……それは、「楽座市」にて、漣京羅が振るった妖刀真打によって繰り出された技の1つです。

その時の出来事を想起した伯理は、即座に漆羽のちょんまげを掴み、”伏せ”の姿勢へ。

直後、チヒロは身体を回転しながら「涅」を繰り出し、地面と平行する形で周囲の全てを切断しました

この一振りによって、昼彦こそ逃したものの、その他周囲の妖術師達は一掃することに成功します。

『カグラバチ』ネタバレ③|均衡の崩壊

相変わらずピンピンしている昼彦は、なおも漆羽の暗殺を狙います。

あくまで相手の”狙い”が自身であることを理解している漆羽は、澄んだ瞳でチヒロの名を呼び、「任せた……!!」と声掛け。

車外に出るチヒロと昼彦(『カグラバチ』第49話 外薗健 / 集英社)

言葉の意味を察したチヒロは、昼彦を伴って車外へと飛び出しました

……そう、昼彦は、「神奈備」の精鋭相手であっても歯が立たなかった相手です。

一方、「雫天石」を持つ有象無象の妖術師達は、「神奈備」の精鋭であれば何とか対処することができます。

つまり、現時点で優先すべきは、昼彦を漆羽から引き離すことでした。

 

また、妖刀と命滅契約を結んだ”契約者”が「神奈備」に匿われており、一方の妖刀が「毘灼」の手に渡っている現在、両者のパワーバランスはほぼ”均衡”状態にあります。

しかし、伯理が妖術を取り戻し、契約者経由で妖刀を取り戻すことができれば、均衡は一気に「神奈備」有利へと傾くことになるのです。

硬直した状況を打破するべく、7本目の妖刀の契約者・チヒロが「毘灼」に挑みます。

『カグラバチ』第49話終わり。

【カグラバチ】第49話の感想と考察

毘灼の頭領

毘灼の頭領(『カグラバチ』第31話 外薗健 / 集英社)

今回ご紹介した『カグラバチ』第49話では、昼彦が「幽(ゆら)」の名を出す際、上画像の”毘灼の頭領”のコマが挟まれていました

第48話でも名前の出ていた「幽」ですが、毘灼の頭領の名前とであることが確定しましたね。

そんな幽が狙っているのは、妖刀真打「勾罪(まがつみ)」の命滅契約を破棄し、自身が所有者となること。

その前段階として、「毘灼」は他の妖刀の命滅契約も破棄するべく、大々的に動き出しました。

果たしてチヒロと神奈備は、無事に契約者を守り抜くことができるのでしょうか。

次なる契約者

慚箱「国獄温泉」への襲撃を受けた妖刀「酌揺」の契約者・漆羽洋児は、別の慚箱たる「仙沓寺」へと向かっていました。

そして、その「仙沓寺」で匿われているのが、下画像の人物です。

仙沓寺に住まう契約者(『カグラバチ』第45話 外薗健 / 集英社)

両目の傷とサングラスがトレードマークの、名前不明の契約者。

果たしてこの人物はどのようなキャラクターであり、どのような銘の刀を振るっていたのでしょうか。

六平国重自らが妖刀を託したからには、漆羽のような”良いキャラクター性”を持っていることに期待してしまいますね。

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【カグラバチ】ストーリーまとめ

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『カグラバチ』本誌ネタバレ

1巻
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話
第6話 第7話 第8話    
2巻
第9話 第10話 第11話 第12話 第13話
第14話 第15話 第16話 第17話 第18話
3巻
第19話 第20話 第21話 第22話 第23話
第24話 第25話 第26話 第27話  
4巻
第28話 第29話 第30話 第31話 第32話
第33話 第34話 第35話 第36話  
5巻
第37話 第38話 第39話 第40話 第41話
第42話 第43話 第44話 第45話  
6巻
第46話 第47話 第48話 第49話  
         

 

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随時更新予定です。

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