カグラバチ

【カグラバチ】第61話のネタバレ 感想と考察|新たな毘灼メンバーが登場 目的は座村の娘!?

【カグラバチ】作品の概要

『カグラバチ』単行本1巻(『カグラバチ』1巻 外薗健 / 集英社)
 

刀匠を志す少年チヒロは、父の下で日々修行に励んでいた。おちゃらけた父と寡黙な息子。笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…。

『カグラバチ』とは

『カグラバチ』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中されている、外薗健先生作の剣劇・アクションファンタジー漫画です。

2024年8月には「「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて第1位を獲得。

ジャンプの時期看板作品として、破竹の勢いで快進撃を続けています。

そんな『カグラバチ』のストーリーは、刀匠の父を3名の妖術氏によって殺害された主人公が、奪われた妖刀を回収するべく立ち上がる”復讐劇”でーー?

この記事について

『カグラバチ』第61のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。

前回はコチラ!

【カグラバチ】第60話のネタバレと感想・考察!

【カグラバチ】第61話のネタバレ

以下からは、『カグラバチ』第61話「夜戦の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。

『カグラバチ』ネタバレ①|漆羽の現在

第61話冒頭、巻墨(ますみ)に所属する3名は、チヒロを当面の主人とし、過保護に走っていました。

さて、一行は、まず漆羽洋児の容体について確認。

チヒロ”一度死亡を確認されている”ことから、漆羽も同じ状態ではないか……という仮説が成り立つからです。

しかし、現時点で漆羽の身柄は神奈備の死体処理部(検死担当)が握っており、貴重なサンプルと見なされているとのこと。

既に検死・解剖に回されているということは、その生存確率も絶望的な数字でしょう。

また、座村の覚悟を思えば、漆羽が実は生きている……という甘い展開はなさそうなところです。

『カグラバチ』ネタバレ②|現状

巻墨の隊長は、現在の状況を「神奈備・毘灼・座村による三つ巴」と表現。

3日前までは派手に暴れていた毘灼でしたが、現時点ではすっかり地下に潜ってしまっているとのこと。

現時点での手掛かりと言えば、座村が派手に展開している「梟(フクロウ)」のみです。

上空を覆う「梟」は、神奈備上層部曰く、「妖刀探知」のため。

すなわち、チヒロが「淵天」を抜くことで、いつでも座村と戦うことはできるのです。

 

……しかし、今現在、毘灼に圧力をかけられる存在は、座村清市ただ1人

そこで巻墨は、ひとまず座村との決戦を先延ばしにし、毘灼の情報収集”ある作戦”を先行させることとしました。

『カグラバチ』ネタバレ③|座村の娘

座村清市には、彼自身の「唯一の弱点」とも言える、”娘”の存在がありました。

しかし、神奈備の記録上、座村の娘は急性心不全で既に他界しています。

 

……が、巻墨だけが知る裏話として、座村の娘は死を偽装された上、今も素性を隠して生きているようです。

偽装工作を手伝った巻墨は、座村の娘にある妖術を施しました。

それは、周囲の人々が彼女を「”座村清市の娘だ”と認識できなくなる」というもの

この妖術は彼女自身にも有効であり、また父である座村を娘を認識することはできません。

そんな妖術の存在ゆえに、安全であるはずの座村の娘。

しかし、極めて高いレベルの妖術を操る毘灼であれば、いずれ座村の娘に辿り着く可能性があります

ゆえに巻墨は、座村の娘を”保護”することにより、座村と毘灼の両方を牽制することを”目標”に定めました。

『カグラバチ』ネタバレ④|新たな毘灼メンバー

ーー場所は変わって京都。

座村の娘が隠されているであろうその地には、久々李(くぐり)と呼ばれる毘灼の妖術師の姿がありました。

彼を「久々李」と呼んだ女性と思しき人物も、右手の甲に毘灼の紋様が確認できます

久々李曰く、2人の仕事は「ガキ」を攫うこと。タイミングがタイミングだけに、「ガキ」が指しているのは座村の娘で間違い無いでしょう。

 

一方その頃、京都府内のある学校で、1日tの少女が座村の「梟」に見守られるかのような形で勉強に励んでおりーー!?

『カグラバチ』第62話へ続くーー。

【カグラバチ】第61話の感想と考察

娘の存在

今回ご紹介した『カグラバチ』第61話にて、娘の存在が明かされた座村清市

妖刀「飛宗」を自在に操り、現時点では作中最強格である彼にも、”弱点”は存在していたのです。

現時点で最強格の戦力を個人で有する座村を前に、なんとしてでも”鍵”を握っておきたい毘灼と神奈備。

両者の目論見が迸(ほとばし)る「京都編」がスタートします。

仙沓寺に住まう契約者
【カグラバチ】座村清市の徹底解説|妖刀「飛宗」の契約者 作中最速の居合の使い手!『カグラバチ』に登場する「座村清市」について徹底的に解説している記事です。作中での活躍の他、妖刀「飛宗」についても紹介しています。...

新たな2名

第61話の終盤では、新たに2名の毘灼メンバーが登場しました。

細身の刀を持った男性(久々李)は、背に(まだ使えない)妖刀を背負っており、昼彦のように妖刀と契約することを夢見ている様子。

そして両者が目的とするのは、チヒロや”巻墨”と同じく「座村の娘」です。

昼彦よりも毘灼歴が長いことを匂わせる両者。

もし戦いになった場合、激戦は必至でしょう。

 

また、久々李妖刀を持ち歩いていることから、「飛宗」「酌揺」に続く妖刀の名が明かされる日は近いかも……?

関連記事一覧

【ワンピース】第1132話のネタバレと感想・考察

【ワンピース】第1133話のネタバレと感想・考察|サウロは火ノ傷!?ロビンとの再会

【ワンピース】第1134話のネタバレ速報|神の騎士団が登場か

【ワンピース】単行本110巻のネタバレとあらすじ・感想・考察

【呪術廻戦】第271話(最終話)のネタバレと感想・考察

【カグラバチ】ストーリーまとめ

『カグラバチ』最新巻発売中!

『カグラバチ』最新4巻が10/4に発売!!

「淵天」が収められた「蔵」へ続く扉の存在を知り、楽座市会場の下層を目指すチヒロ。折れた「刳雲」を携え、閃光が如く敵を絶命させる復讐者。その眼前に立ちはだかるのは…? 一方、兄からの愛と暴力によって地に伏した伯理。今際の際に脳裏を過ったのは、ある少女との日々だった。極限の中、二人の少年の魂が呼応する。

『カグラバチ』最新5巻を購入する!

『カグラバチ』本誌ネタバレ

1巻
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話
第6話 第7話 第8話    
2巻
第9話 第10話 第11話 第12話 第13話
第14話 第15話 第16話 第17話 第18話
3巻
第19話 第20話 第21話 第22話 第23話
第24話 第25話 第26話 第27話  
4巻
第28話 第29話 第30話 第31話 第32話
第33話 第34話 第35話 第36話 第37話
5巻
第38話 第39話 第40話 第41話 第42話
第43話 第44話 第45話 第46話  
6巻
第47話 第48話 第49話 第50話 第51話
第52話 第53話 第54話 第55話  
7巻
第56話 第57話 第58話 第59話 第60話
       

【カグラバチ】関連記事まとめ

漆羽洋児
【カグラバチ】漆羽洋児の徹底解説|妖刀「酌揺」の契約者 六平国重の大ファン!?『カグラバチ』に登場する「漆羽洋児」について徹底的に解説している記事です。作中での活躍の他、妖刀「酌揺」についてもご紹介しています。...
仙沓寺に住まう契約者
【カグラバチ】座村清市の徹底解説|妖刀「飛宗」の契約者 作中最速の居合の使い手!『カグラバチ』に登場する「座村清市」について徹底的に解説している記事です。作中での活躍の他、妖刀「飛宗」についても紹介しています。...
剣聖
【カグラバチ】剣聖の徹底解説|妖刀真打「勾罪」の契約者 作中で最も危険な人物!?『カグラバチ』に登場する「剣聖」について徹底的に解説している記事です。作中での活躍の他、妖刀真打「勾罪」についても紹介しています。...
昼彦の「血鶴」
【カグラバチ】昼彦の徹底解説|”毘灼”の若き妖術師 六平千紘のライバル枠!『カグラバチ』に登場する「昼彦」について徹底的に解説している記事です。作中での活躍の他、昼彦が操る妖術についてもまとめています。...
妖刀六工
【カグラバチ】妖刀一覧と徹底解説|各妖刀の能力・契約者・所在地を総まとめ!『カグラバチ』に登場する「妖刀」について徹底的に解説している記事です。それぞれの妖刀が持つ能力や契約者、所在地についてもまとめています。...

(C)外薗健
本記事内で使用している画像の著作権、商標権、その他知的財産権等は、当該コンテンツの提供元に帰属します。