ワンピース

【ワンピース】第1119話のネタバレ速報|配信が再開 鉄の巨人が五老星を攻撃

『ワンピース』の概要

『ワンピース』107巻(『ONE PIECE』107巻 尾田栄一郎 / 集英社)

“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!

『週刊少年ジャンプ』の”看板漫画”として、少年漫画の王道を進み続ける本作。

アニメのリメイク版の製作が発表されるなど、その勢いは衰えを知りません。

あなたもルフィの冒険の果てを見届けませんか?

最新巻発売中!

第110巻のあらすじと感想・考察

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この記事について

『ワンピース』第1119話のネタバレ速報をまとめている記事です。最新情報をわかりやすくお伝えします。

【ワンピース】第1119話について

発売日はいつ?

『ワンピース』第1119話は、2024年7月1日(月)発売の『週刊少年ジャンプ 31号』に掲載予定です。

五老星に追われつつも、なんとか「エッグヘッド」からの出航を目指す”麦わらの一味”。

「巨兵海賊団」の手引きで出航準備を進めていたルフィサイドでは、ボニーまでもが”ニカ”と化し、マーカス・マーズとの戦闘を始めて……?

【ワンピース】前回(第1118話)の振り返り

以下からは、『ワンピース』第1118話「自由になる」の内容をネタバレ込みで振り返っています。

『ワンピース』第1119話の内容は、本記事中盤以降です。

配信の停止

沈む鉄の巨人(『ONE PIECE』第1118話 尾田栄一郎 / 集英社)

ルフィの”ニカ”化とともに起動した鉄の巨人は、”封豨(ほうき)”トップマン・ウォーキュリーによる強力な突進を受け、海へと吹き飛ばされてしまいました。

目の部分の光が失われ、海の底へと力無く沈んでいく中、鉄の巨人はただただ「ジョイボーイ」との再会を望みます。

 

さて、鉄の巨人が攻撃を受けると同時に、「配信電伝虫」が停止。結果として、べガパンクの世界に対する告発配信も途切れる形となりました。

大きなスクリーンで配信を見守っていた「アラバスタ」の人々は、ベガパンクの配信が何者かの手で強制終了させられた可能性について論じています。

しかし、民衆はいまだに「世界政府」への信用を保っており、「何者か」の正体が政府であるとは思っていないようです。

次なる標的

最大の標的であった「配信電伝虫」が落ちたいま、五老星ベガパンク”猫(サテライト)”の一掃へと乗り出しました。

欲(ヨーク)曰く、現時点で「パンクレコーズ」にアクセスしているのは悪(リリス)暴(アトラス)の2名。

五老星にとってはヨークのみが残っていれば問題なく、他のベガパンクは始末するつもりのようです。

マーズの襲来

「エッグヘッド」北東の海岸。

いよいよ出航した「巨兵海賊団」の巨船に、ドリーブロギールフィの3人が飛び乗りました。

なお、前話にて巨人達を足止めしていたドール中将ブルーグラス中将は、ボニーの能力によって年齢を操作されてしまった様子。

とは言え、まだまだ艦隊は残存しており、油断は許されない状況です。

マーカス・マーズの襲来(『ONE PIECE』第1118話 尾田栄一郎 / 集英社)

……そんな折、やってきたのは”以津真天(いつまで)”マーカス・マーズ聖。

飛行能力を持つがゆえに、他の五老星よりも先に到着したようです。

マーズは上空から炎を噴き、「巨兵海賊団」への攻撃を開始します。

自由な姿

「巨兵海賊団」の巨船にマーズが到着した頃、ルフィは船内に用意されていた食料を摂取していました。

肉のパワーで回復を果たしたルフィは、「エッグヘッド」から無事に脱出するべく、再び”解放のドラム”をかき鳴らします。

 

”ニカ”の状態で現れたルフィは、その場のボニーに対して「いくぞ!!」と発破をかけました。

ここでボニーは、ルフィが”ニカ”を「おれが自由になった姿」と表現していたことを思い出します。

”ニカ”となったボニー(『ONE PIECE』第1118話 尾田栄一郎 / 集英社)

そしてボニーは、”ゆがんだ未来(ディストーションフューチャー)”を使用。

自身が「一番自由な未来」を想像することで、”ニカ”の姿へと変身を遂げて……?

『ワンピース』第1118話終わり。

『ワンピース』第1118話のまとめ

第1118話のまとめ

  • ウォーキュリーに敗北し、鉄の巨人が海へ沈む。
  • ”五老星”は、残るベガパンク”猫(サテライト)”を次なるターゲットに据える。
  • マーカス・マーズが「巨兵海賊団」への攻撃を開始。
  • ボニーが能力を使用し、ニカの姿となる。
  • ニカの存在を感じ取った鉄の巨人は、再び起動する。

『ワンピース』第1118話のネタバレと感想・考察

”ニカ”となったボニー
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【ワンピース】第1119話のネタバレ速報・予想

以下からは、『ワンピース』第1119話「エメト」の内容をネタバレありでご紹介していきます。

合体技

『ワンピース』第1119話冒頭、上層の”研究所(ラボ)”内において、ステューシーがカクを解放する様子が描かれる。

カクは、ルッチが現れる前に立ち去るようステューシーに述べた。

 

場所は変わって北東の海岸。

「巨兵海賊団」に所属する巨人達の応援を受け、ルフィボニーマーカス・マーズと対峙していた。

巨人達から「ニカ」と呼称され、鼓舞を受けるルフィとボニー。

その様子を見たマーズは、ボニーの”ニカ”化は単なる「トシトシの実の能力」の賜物であり、紛い物であると述べた。

 

……ここでルフィは、”五老星”が脅威的な再生力を有していることから、まともに戦うより吹き飛ばしてしまうことを提案する。

そこで、サンジ、フランキー、ボニーの攻撃を一挙に請け負ったルフィは、その衝撃を”ゴムゴムの白い風船(ドーンバルーン)”としてマーズに放ち、相手を空の彼方へと吹き飛ばしてみせた。

配信の再開

一方その頃、ウォーキュリーの攻撃で海へと沈んだ鉄の巨人は、完全な再起動を果たしていた。

鉄の巨人の復活に合わせて、なんと「配信電伝虫」の念波も復活。それに伴い、ベガパンクによる配信も再開される

復活した配信に対しては、「ビッグマム海賊団」の面々や、モルガンズ、ビビらの反応が描かれた。

ヨーク曰く、配信を停止する唯一の方法は、「配信電伝虫」の完全破壊のみであるようだ。

鉄の巨人「エメト」

場面は再び北東の海岸へと戻る。

マーカス・マーズを退けた後、やってきたのは”サンドワーム”シェパード・十・ピーターだった。

ピーターは、”研究層(ラボフェーズ)”から落ちてきたサイファー・ポールのエージェントらセラフィムを口内から吐き出すと、今度は「巨兵海賊団」の巨船を吸引し始めた。

凄まじい吸引力により、出航を阻まれる「巨兵海賊団」。

しかし、ルフィがピーターの顔を攻撃したことにより、事なきを得る。

 

 

さて、続いて現れたのは、”封豨(ほうき)”トップマン・ウォーキュリー

凄まじい硬度を有しており、誰も止めることができないのではないかと思われたウォーキュリーの突進。

……そんな折、現れたのは鉄の巨人である。

かつての”ニカ”たるジョイボーイから、「エメト」と呼ばれていた鉄の巨人は、ウォーキュリーに強力なパンチを浴びせ、相手の2本の牙の内の1本を破壊したのである。

突然の事態に全員が困惑する中、ルフィは「ロボット」の出現に興奮していて……?

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【ワンピース】第1119話のネタバレ速報|まとめ

『ワンピース』第1119話の内容を簡単に振り返っておきましょう。

第1119話のまとめ

  • ルフィ、ボニー、サンジ、フランキーがマーズを吹き飛ばす。
  • 鉄の巨人が再起動し、配信が復活。
  • ピーターとウォーキュリーが「巨兵海賊団」への攻撃を開始する。
  • 鉄の巨人の名前が「エメト」であると判明する。
  • 再起動したエメトは、ウォーキュリーを攻撃した。

「エメト」について

鉄の巨人の名前と思しき「エメト(EMETH)」とは、ヘブライ語で「真理」を意味する言葉です。

ユダヤ教の伝承によると、自立した泥人形たる「ゴーレム」は、「EMETH」と記された羊皮紙を人形に貼り付けることで完成するとのこと。

察するに鉄の巨人の「エメト」という名は、そんな「ゴーレム」の伝承に基づくネーミングでしょう。

また、ゴーレムは主人の命令だけを実行する存在であることも知られています。

鉄の巨人が「ジョイボーイ」に固執している様子を見るに、その主人はジョイボーイであると見て間違いなさそうですね。

【ワンピース】今後の展開について

空白の100年の謎

900年前に栄華を極め、現代よりも高い技術力を有したという「王国」。

その王国は、後に「世界政府」を樹立することとなる20の王国に敗北し、”歴史の本文(ポーネグリフ)”を後世に残した上で、滅亡の道を辿りました。

そんな今は亡き「王国」に生まれつき、後に「最初の海賊」と謳われることになる人物こそ、上述した”ジョイボーイ”

今後のストーリーでは、そんな”ジョイボーイ”を主人公とし、「空白の100年」の謎が紐解かれてゆくものと予想されます。

科学技術

クローバー博士率いる「オハラ」の考古学者グループに端を発し、ベガパンクへと受け継がれた「空白の100年」の研究

その過程で浮き彫りになったのが、「王国」の圧倒的な科学技術です。

古代ロボット(『ONE PIECE』第1111話 尾田栄一郎 / 集英社)

”ジョイボーイ”に詫びの言葉を述べる古代ロボット良い例ですが、「王国」は現代では再現不能な科学技術を有していました

「世界最大の頭脳を持つ男」たるDr.ベガパンクをして再現することができない、凄まじいまでの科学力……。

しかし「王国」は、それでも20の王国を前に屈し、消滅の一途を辿ったのです。

一体「王国」はいかにして栄華を掴み取り、いかにして敗北の道へと至ったのでしょうか。

また、”ジョイボーイ”との関連は?

今後のストーリーに注目しておく必要がありそうです。

イム様が動き出す!?

イム様(『ONE PIECE』第1115話 尾田栄一郎 / 集英社)

イム様とは?

「虚の玉座」に座す”存在してはならないはずの唯一王”にして、”五老星”を従える存在であるイム様

現時点で考え得る”正体”は、イワンコフが述べていた「20人の王」の1人であるネロナ・イム聖である可能性が高そうです。

つまり、オペオペの実による”不老手術”を受けたことで、1000年近く生き続けている存在……ということですね。

 

既に多くの読者らによって指摘されている小ネタですが、「ネロナ」という名前は、「ロ」と「ナ」を組み合わせて「申」とすることで、「ネ申(=神)」という名を浮かび上がらせることができます。

また、イムはそのまま「仏」と読むことが可能であることから、ネロナ・イムという名は「神仏」が元となっている可能性が高そうです。

ネーミングの根拠が唯一王として妥当であるからこそ、イム様の正体はネロナ・イム聖であると見て良いのではないでしょうか。

国宝の管理者

イム様が「最初の20人の王」の1人であると仮定した場合、800年前当時、世界を沈める現場に居合わせていたであろうことは明らかです。

ベガパンクの言葉通り、海面上昇を誘発する「古代兵器」が現存しているのであれば、その制御権は現在もイム様が握っているはず。

そして、そんな「古代兵器」の存在は絶対に表に出してはならない代物であり、それこそ「マリージョア」の”国宝”と言っても過言ではないでしょう。

つまりイム様は、1000年近く前から「古代兵器」を管理しており、それを運用できる存在であるということです。

また、「世界会議」編におけるサボとの対峙シーンを見る限り、イム様自身も能力者であることは明らか。

今後の展開では、イム様も戦闘に出張ってくるのでしょうか。

ベガパンクの配信によって世論が傾きかけている昨今、イム様を含む「世界政府」の動向には、より一層注意しておく必要がありそうですね。

ジョイボーイは眼帯の海賊?

「眼帯の海賊」について

「海賊」という言葉から多くの人が連想するであろうアイテム、”眼帯”

ファンの皆様であればご存知の通り、『ONE PIECE』のストーリーにおいて、眼帯の海賊は登場していません

その理由は、作者の尾田栄一郎先生曰く「裏ポリシー」

”眼帯”という象徴的なアイテムを使わずとも海賊を描くことはできる、という気持ちが込められているようです。

一方で、尾田先生は、「物語の終盤、一度だけ、まさに”眼帯の海賊”が登場します」とも語っています。

終盤に登場する”眼帯の海賊”が、ストーリーにおけるモブキャラクターであるはずもなく……。

ともすれば、今後のストーリーの”核”となるであろう”ジョイボーイ”こそが、”眼帯の海賊”だったのではないでしょうか。

ジョイボーイが眼帯の海賊である理由

これまでのストーリーにおいて、断片的にその名が描かれてきた”ジョイボーイ”

「エルバフ」に伝わる”太陽の神”ニカや、我らが主人公のモンキー・D・ルフィと同じ、「伸縮する体」で戦ったという彼は、要所要所でその名を刻んでいる人物です。

果ては”最後の島”たる「ラフテル」”ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を残し、”海賊王”ゴール・D・ロジャーを爆笑させたとあって、ストーリーにおける最重要人物であろうことは疑いようもありません。

ジョイボーイ(『ONE PIECE』第1114話 尾田栄一郎 / 集英社)

そして、『ONE PIECE』第1114話で明かされたところによると、”ジョイボーイ”は最初に海賊と呼ばれた男

もし仮にそんな男が”眼帯”を着用していたのであれば、これほど洒落の効いた話はありません。

だからこそ当ブログでは、ジョイボーイこそが”眼帯の海賊”として描かれる最初で最後の人物ではないかと予想しています。

リリィの手紙

コブラ(『ONE PIECE』第1085話 尾田栄一郎 / 集英社)

”世界が沈む”というベガパンクの告発を受け、『ワンピース』第1085話の上画像のシーンが再び注目を浴びています。

このシーンは、死に瀕したコブラ王が「ネフェルタリ・D・リリィの手紙」の内容をサボに託す……というもの。

手紙の内容は、「守りなさい〜(解読不能)〜ゆく世界に夜明けの旗をかかげ」です。

文の中で気になるのが、やはり「〜ゆく世界」の部分。

これ……間違いなく沈みゆく世界に夜明けの旗をかかげ」と繋がりますよね!

とは言え、まだまだ全貌は不明であり、議論の段階には至っていないようにも思われます。

次回以降のストーリーでベガパンクが語る内容に期待しておきたいところです。

くまが意識を取り戻す?

ボニーを守るくま(『ONE PIECE』第1103話 尾田栄一郎 / 集英社)

これまでのストーリーにおいて、あまりにも不遇な目に遭い過ぎている男、バーソロミュー・くま

異名の”暴君”とはかけ離れた優しさを有しており、現在の読者のイメージは「心優しきくまさん」といったところでしょうか。

さて、そんなくまの現在の状況は、娘であるジュエリー・ボニーの命令を絶対とする人間兵器です。

本来であれば海賊(=ボニー)の命令など届くはずもなく、また、「威権順位」の点でもトップは”五老星”のはずですが、ベガパンクの小さな抵抗により、現在の状況に至りました。

 

しかし、これではあくまで”親が子を子と認識できず手にかける”という最悪の事態が防がれたに過ぎず、到底ハッピーエンドには辿り着けない状態にあります。

そこで”鍵”となるであろうポイントが、「バッカニア族の血筋」です。

バッカニア族の血筋が持つ可能性

「ルナーリア族」同様、「万国(トットランド)」にも存在しておらず、なおかつ「世界政府」にとって都合が悪い一族でもある「バッカニア族」

その詳細な特殊性は未だに判明しておらず、現時点では「強靭である」という程度の情報しか述べることができません。

ゆえに、仮に「バッカニア族」の特殊性が自我や意識に結びつく類のものであった場合、消えたはずのくまの意識が回帰する展開もあり得るのでは無いでしょうか。

くまとボニーの幸せを望む一読者として、ぜひそんな展開が実現してほしいところですが……?

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