『カグラバチ』第81話のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。
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【カグラバチ】作品の概要

刀匠を志す少年チヒロは、父の下で日々修行に励んでいた。おちゃらけた父と寡黙な息子。笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…。
『カグラバチ』とは
『カグラバチ』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中されている、外薗健先生作の剣劇・アクションファンタジー漫画です。
2024年8月には「「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて第1位を獲得。
ジャンプの時期看板作品として、破竹の勢いで快進撃を続けています。
そんな『カグラバチ』のストーリーは、刀匠の父を3名の妖術氏によって殺害された主人公が、奪われた妖刀を回収するべく立ち上がる”復讐劇”でーー?
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【カグラバチ】第81話のネタバレ
以下からは、『カグラバチ』第81話「主力」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
『カグラバチ』ネタバレ①|死守する対象
『カグラバチ』第81話冒頭、神奈備(かむなび)幹部の1人である亥猿(いざる)が、本部の中枢たる「結界核」へと現れました。
”毘灼(ひしゃく)”の策略により、内側から崩される格好となっている神奈備。
(『カグラバチ』第81話 外薗健 / 集英社)
そこで亥猿は、現在の神奈備が死守する必要のある対象として、「結界核」「真打」「剣聖」「漣伯理」の4つを挙げました。
ーーそして、場面は伯理へと移ります。
区堂によって逃がされた後、「俺は主力」と言い聞かせながら走る伯理。
向かう先は、妖刀真打「勾罪」です。
『カグラバチ』ネタバレ②|10人に1人
場所もわからず走っていた伯理は、広い場所へと行き当たりました。
そこに立っていたのは、区堂の直属部隊で隊長を務めるという加島(かしま)です。
つい先ほど”裏切り”に遭ったばかりの伯理は、簡単に加島に近付こうとはしません。
そんな折、本部内の放送設備が作動。「結界核」の男性が、現在の神奈備本部の状況を共有します。
曰く、本部には50名近くの”松の妖術”を仕込まれた職員が紛れているとのこと。
職員の総数は約500名であり、10人に1人は”裏切り者”ということになります。
状況を理解した加島は、その場の全ての人員に距離を取るよう指示。伯理に対し、「誰も近づけさせない」と宣言します。
『カグラバチ』ネタバレ③|加島の判断
(『カグラバチ』第81話 外薗健 / 集英社)
加島の機転が光った折、その場に現れたのは、”松の妖術”の直撃を喰らったはずの区堂でした。
区堂は、「一人では危険だ」と発し、自身が伯理に付くと話します。
しかし、区堂の部下たる加島は、「止まれ!!」と直属の上司を制止。
先ほどの「結界核」からの放送があったからこそ、「例外は許せない」と断じます。
ーーその直後、加島の判断は正しかったことが判明しました。
突如現れた1人の女性妖術師が、その場の複数の神奈備職員を殺害。
続けて、区堂の正体は、”毘灼”側に寝返った”変身”の妖術を持つ神奈備職員であることが判明したのです。
『カグラバチ』ネタバレ④|漆羽推参!
自身を守ろうとする人間が、全員死んでいくーー。
誰も頼れない「1人」の状況であることを自覚した伯理は、とにかくその場から逃げ出します。
妖術での戦闘を試みるも、神奈備による治療によって、彼の妖術”威葬”には使用制限が生まれてしまった様子。
(『カグラバチ』第81話 外薗健 / 集英社)
伯理がいよいよ窮地に陥った、その時。
前方から颯爽と現れたのは、なんと漆羽洋児でした。
妖刀「酌揺(くめゆり)」の前・契約者にして、神奈備が死亡を確認したはずの漆羽。
強力な助っ人の登場に、希望を見出した伯理でしたが、「誰も信じるな」という加島の言葉で己を律します。
そんな折、漆羽は「”ムカデ”だ」と一言。それは、新幹線で”毘灼”が漆羽を襲撃した際、チヒロが用いていた”隠語”です。
チヒロと伯理、そして漆羽しか知り得ないキーワードを前に、伯理は目の前の漆羽が”本物”であると確信。
その後、即座に敵対妖術師を倒した漆羽は、「俺と来い!!」と伯理に声をかけてーー?
『カグラバチ』第81話へ続くーー。
【カグラバチ】第81話の感想と考察
ここからは、『カグラバチ』第81話の感想と考察についてまとめています。
漆羽洋児復活!

今回ご紹介した『カグラバチ』第81話では、なんとまさかの漆羽洋児が復活を果たしました。
「契約者は全員殺す」という固い信念の下、漆羽を斬ったかに思われた座村。
しかし、実際のところ、「雀(すざく)」による効果を用いてか、”相手を殺害した直後に黄泉返らせる”という離れ業をやってのけていたようです。
座村は、チヒロにも同様の一撃を喰らわせていました。
その際、チヒロと妖刀「淵天」の命滅契約が切れていたことから、チヒロが本当に1度死亡していたことが判明したのです。
一方の漆羽も、昼彦が元気に妖刀「酌揺」を使用していたことからも察せられる通り、命滅契約が消滅した状態にありました。
つまり、漆羽が1度死亡していることは事実なのです。
そうなると、再び漆羽が「酌揺」を取り戻し、真の使い手として振り回す様が見てみたいところですがーー?
座村とは和解か
”実は漆羽が生きていた”という事実から、座村との和解ルートが現実味を帯びてきたのではないかと思われます。
イヲリの存在も相まって、読者の中でも座村の好感度はかなり高くなっているはず。
個人的には、チヒロ達と協力する座村の姿が見たいところです。
【カグラバチ】ストーリーまとめ
『カグラバチ』最新巻発売中!
『カグラバチ』最新4巻が10/4に発売!!
「淵天」が収められた「蔵」へ続く扉の存在を知り、楽座市会場の下層を目指すチヒロ。折れた「刳雲」を携え、閃光が如く敵を絶命させる復讐者。その眼前に立ちはだかるのは…? 一方、兄からの愛と暴力によって地に伏した伯理。今際の際に脳裏を過ったのは、ある少女との日々だった。極限の中、二人の少年の魂が呼応する。
『カグラバチ』本誌ネタバレ
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