『カグラバチ』第88話のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。
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【カグラバチ】作品の概要

刀匠を志す少年チヒロは、父の下で日々修行に励んでいた。おちゃらけた父と寡黙な息子。笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…。
『カグラバチ』とは
『カグラバチ』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中されている、外薗健先生作の剣劇・アクションファンタジー漫画です。
2024年8月には「「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて第1位を獲得。
ジャンプの時期看板作品として、破竹の勢いで快進撃を続けています。
そんな『カグラバチ』のストーリーは、刀匠の父を3名の妖術氏によって殺害された主人公が、奪われた妖刀を回収するべく立ち上がる”復讐劇”でーー?
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【カグラバチ】第88話のネタバレ
以下からは、『カグラバチ』第88話「皮切り」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
『カグラバチ』ネタバレ①|毘灼を包囲
結界核の妖術師が裏切ったことにより、5名の”毘灼(ひしゃく)”の妖術師が「曲者処刑場」をスキップして侵入。
(『カグラバチ』第88話 外薗健 / 集英社)
これを受け、幹部の亥猿(いざる)は上層の部隊を動かし、”毘灼”を包囲するよう命じます。
結界核の責任者らしき人物は、内通者の特定に至っていないことを懸念点として挙げますが、亥猿は「命令を出して その動向を見る」と返しました。
神奈備としては、何としても妖刀真打の奪取、並びに”剣聖”が殺害される事態を防ぎたいところ。正念場は続きます。
『カグラバチ』ネタバレ②|包囲
場面は変わり、伯理・漆羽サイド。
現状、後方には2名の妖術師、前方には5名の“毘灼”と、挟まれている状態にあります。
どうやら、伯理が持つ戦いに長けた妖術「威葬」はインターバル中の様子。
伯理の状況を確認した漆羽は、それでもなお「防戦で蹂躙してやるよ」と意気込みます。
そして、最初に動いたのは、後方から伯理たちを追いかけていた(毘灼ではない)妖術師でした。
即座に迎撃の構えをとった漆羽でしたが、突如上層から斬撃が放たれ、妖術師はその場で死亡してしまいます。
(『カグラバチ』第88話 外薗健 / 集英社)
その後、正方形状に切断された天井から、女性の神奈備隊員が登場。
元契約者である漆羽を「うるは」と呼び捨てにする彼女の名は、亥猿隊に所属する白廻 斬(しらかい きり)。
居合白禊流の開祖にして、座村・漆羽の師である白廻逸夫の孫です。
(『カグラバチ』第88話 外薗健 / 集英社)
漆羽は、白廻の言い付けにより、幼少期のキリを座村と共にお世話していたとのこと。
また、このタイミングで、白廻は存命であり、現在は失踪中であることが明かされました。
キリにはメールが届いており、生きてはいるようです。
『カグラバチ』ネタバレ③|戦いの激化
自己紹介もそこそこに、漆羽、伯理、キリに「”毘灼”の中で最強」であるという少年が攻撃を仕掛けてきました。
(『カグラバチ』第88話 外薗健 / 集英社)
応戦したのは、妖術「紅演(こうえん)」を使用した漆羽。強化された身体能力で、少年妖術師を蹴り飛ばします。
続けて、“毘灼”に所属するスキンヘッドの人物が、妖術「魔咬(まこう)」を繰り出しました。次の瞬間、巨大な獅子舞の頭部のような生物が現れ、神奈備一行を噛み砕こうと進撃します。
対する漆羽は一歩も引かず、凄まじいスピードで「魔咬」を切断した上で、”毘灼”一行のもとへ。
そんな漆羽を迎撃したのは、“毘灼“メンバーの妖術で刀を手にした幽(ゆら)でした。
続々と神奈備隊員が押し寄せていることを受け、少なからず焦りを感じているであろう幽。
(『カグラバチ』第88話 外薗健 / 集英社)
次の瞬間、彼の目は“剣聖”と似た黒みを帯びた状態となり、漆羽を驚かせます。
「統領」として“毘灼“を率いている男、幽……。彼は一体何者なのでしょうか。
ここで、再びスキンヘッドの妖術師が動き、大量の「魔咬」を発動。
伯理の前に立ったキリは、刀を構えてーー?
『カグラバチ』第89話へ続くーー。
【カグラバチ】第88話の感想と考察
ここからは、『カグラバチ』第88話の感想と考察についてまとめています。
新キャラ登場
今回ご紹介した『カグラバチ』第88話では、新キャラクターである白廻 斬が登場。
メガネをかけた、どこか不思議さを纏うクールキャラである彼女は、「”白禊流”開祖の孫」という属性も併せ持つ人物です。
タダ者ではない血筋に加えて、飄々とした掴みどころのないキャラクター性であるキリ。
このような人物は「強い」と相場が決まっていますが、果たして彼女の実力のほどはーー?
次回以降、激化するであろう戦闘シーンが大いに期待されます。
裏切り者の存在
“毘灼”の「松のおじさん」によって巧妙に配置された、神奈備内部に潜む内通者。
結界核を担当する神奈備隊員は、そんな内通者の存在を危険視しています。
幹部直属部隊に所属する隊員までは疑いたくないところですが、今後のストーリーにおいても、“内通者“の存在が鍵となることは間違いないでしょう。
【カグラバチ】ストーリーまとめ
『カグラバチ』最新巻発売中!
『カグラバチ』最新8巻が7月4日に発売!!
京都殺戮ホテルに潜伏した一行。父・座村との記憶に関する決断を迫られるイヲリ、彼女を守るため牙を研ぐチヒロ。深き静寂の中、毘灼の追っ手・昼彦が姿を現す。殺戮者の襲来により血の海と化したホテル。狂乱を潜り抜け、無垢なる少女はついに目覚める――。
『カグラバチ』本誌ネタバレ
『カグラバチ』ストーリーまとめ | |||||
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