『カグラバチ』93話のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。
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【カグラバチ】作品の概要
（『カグラバチ』1巻 外薗健 / 集英社）刀匠を志す少年チヒロは、父の下で日々修行に励んでいた。おちゃらけた父と寡黙な息子。笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…。
『カグラバチ』とは
『カグラバチ』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中されている、外薗健先生作の剣劇・アクションファンタジー漫画です。
2024年8月には「「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて第1位を獲得。
ジャンプの時期看板作品として、破竹の勢いで快進撃を続けています。
そんな『カグラバチ』のストーリーは、刀匠の父を3名の妖術氏によって殺害された主人公が、奪われた妖刀を回収するべく立ち上がる”復讐劇”でーー？
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【カグラバチ】93話のネタバレ
以下からは、『カグラバチ』93話「仕上げ」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
『カグラバチ』ネタバレ①｜戦いの喜び
命の削り合いを前に、ふと笑い出した”毘灼”の北兜(ほくと)”。
ここで、巳坂奈ツ基は、その場で自身だけが妖術を使用したことを気にしたそぶりを見せます。彼以外の3人は、純粋な刀術のみでぶつかり合っていました。
ちなみに、漆羽は単なる天然。この18年間、妖刀契約者ゆえに妖術が封じられており、”妖術”という選択肢が頭から抜けていたようです。
（『カグラバチ』第93話 外薗健 / 集英社）なお、北兜が”妖術あり”と戦いのルールを定めたのは、奈ツ基を舐めていたから。しかし、一連の斬り合いの後に、奈ツ基の実力を認める発言します。
『カグラバチ』ネタバレ②｜休憩
ここで奈ツ基は、冷静に相手の実力を分析。
まず”毘灼”の統領・幽(ゆら)は、剣術が優れていると言うよりは、「素の身体能力がずば抜けている」とのこと。
一方の北兜については、「まだ底が知れない」感覚があり、どこか余裕の雰囲気を醸し出しているようです。
（『カグラバチ』第93話 外薗健 / 集英社）ここで北兜は、「一人死んだら休憩を挟もう」と一言。
そして、再び戦いが始まります。
『カグラバチ』ネタバレ③｜瓶伍と右嵐
ここで、場面は”毘灼”の「獅子舞」妖術を使う瓶伍(びんご)と、女性構成員の右嵐(うらん)へと移ります。
（『カグラバチ』第93話 外薗健 / 集英社）どうやら右嵐は、”氷の妖術”の持ち主。
また瓶伍は、自身も「獅子舞」となることが可能であり、その状態で対象を食べることで力を蓄えることができるようです。
ここで、遂に”毘灼”側の精鋭が登場。
そこかしこで激戦が始まります。
『カグラバチ』ネタバレ④｜真打到達
場面は変わって伯理(はくり)、斬(きり)サイド。
妖刀真打へと向かっていた両者は、道中で薊(あざみ)と合流します。
間も無く妖刀真打まで辿り着く一行。
伯理は、真打を”蔵”へ隔離することさえできれば事態は収束すると考えている様子。
一方で、薊は「嫌な予感」を抱えているようです。
”神奈備”サイドは、事前に真打を調べ尽くしたようですがーー。
（『カグラバチ』第93話 外薗健 / 集英社）そして遂に、伯理が妖刀真打の場所まで到達。
大荒れ模様の「神奈備本部襲撃編」。その行方は……？
『カグラバチ』94話へ続く。
【カグラバチ】93話の感想と考察
ここからは、『カグラバチ』93話の感想と考察についてまとめています。
毘灼の強さ
今回ご紹介した『カグラバチ』第93話では、”毘灼”の妖術師のうち、新たに2名の名前が判明しました。
瓶伍については、既に漆羽や斬に妖術を放っていた人物。
自分自身が「獅子舞」となれる他、獅子舞を召喚し、任意の対象を襲わせることができます。
また、獅子舞は自身を切った相手に”呪い”のような効果を残す……と言うおまけ付きです。
そして、斗斗に続く女性妖術師・右嵐は、北兜や”松のおじさん”とともに六平国重殺しを成した、”毘灼”の精鋭妖術師。
用いる妖術は”氷関連”のようであり、相当な実力者であることは確定しています。
飄々として掴みどころのない、余裕たっぷりな性格も相まって、今後の戦闘シーンに期待がかかりますね。
剣聖の行方
（『カグラバチ』第86話 外薗健 / 集英社）現時点で最も気掛かりな点として挙げたいのが、突如として立ち上がった”剣聖”です。
これまで全く動くことなく、ただ息をするだけだった”剣聖”。
オークション編で「勾罪」と発した時点で異例だった彼が、遂に「立ち上がる」と言う具体的な行動に出たのです。
生命維持に必要な最低限の栄養のみが与えられていたはずの”剣聖”ですが、立ち上がった真意とはーー？
【カグラバチ】ストーリーまとめ
『カグラバチ』最新巻発売中！
『カグラバチ』最新8巻が7月4日に発売！！
京都殺戮ホテルに潜伏した一行。父・座村との記憶に関する決断を迫られるイヲリ、彼女を守るため牙を研ぐチヒロ。深き静寂の中、毘灼の追っ手・昼彦が姿を現す。殺戮者の襲来により血の海と化したホテル。狂乱を潜り抜け、無垢なる少女はついに目覚める――。
『カグラバチ』本誌ネタバレ
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