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【カグラバチ】作品の概要
刀匠を志す少年チヒロは、父の下で日々修行に励んでいた。おちゃらけた父と寡黙な息子。笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…。
『カグラバチ』とは
『カグラバチ』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中されている、外薗健先生作の剣劇・アクションファンタジー漫画です。
2024年8月には「「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて第1位を獲得。
ジャンプの時期看板作品として、破竹の勢いで快進撃を続けています。
そんな『カグラバチ』のストーリーは、刀匠の父を3名の妖術氏によって殺害された主人公が、奪われた妖刀を回収するべく立ち上がる”復讐劇”でーー?
この記事について
『カグラバチ』に登場する「妖刀」について徹底的に解説している記事です。それぞれの妖刀が持つ能力や契約者、所在地についてもまとめています。
本記事は、『カグラバチ』本誌最新話時点のネタバレを含みます。
閲覧の際は十分にご注意ください。
【カグラバチ】妖刀とは?|概要
妖刀について
「妖刀」とは、刀匠の六平国重によって作り出された、「妖術が刻み込まれた刀」です。
その圧倒的な力により、あらゆる組織が喉から手が出るほどに欲しがる武器である「妖刀」。
製造には後述する特殊な製法を要することから、六平国重亡きいま、これ以上増えることはありません。
本記事では、そんな「妖刀」の能力や契約者について徹底的に解説していきます。
妖刀の製造法
「妖刀」は、特殊鉱石である”雫天石(だてんせき)”を原料としています。
”雫天石”が「特殊」な鉱石である理由は、込められた玄力を増幅し、人体では生成はおろか保持すらできない程の高密度状態へと昇華させるから。
”刀匠”六平国重は、そんな不安定な代物である”雫天石”の加工法を確立させ「妖刀」の鍛造に至りました。
なお、”雫天石”の安定化に成功した人物は、歴史上で六平国重のみです。
妖刀と命滅契約
それぞれの妖刀には、製作者・六平国重の手によって、「命滅契約」という制限機構が施されています。
「命滅契約」とは、すなわち妖刀との契約。
契約を交わした”所有者”以外の人物は、妖刀の能力を使用することが出来ません。
なお、余りにも力が強すぎる妖刀真打については、その限りでは無いようです。
【カグラバチ】妖刀一覧|契約者と所在地
銘 | 契約者 | 所持者(組織) |
「淵天(えんてん)」 | 六平千紘 | 六平千紘 |
「刳雲(くれぐも)」 | 巳坂 →双城厳一 →六平千紘 |
消滅 |
真打「勾罪(まがつみ)」 | ”剣聖” | 毘灼 →漣京羅 →神奈備 |
「酌揺(くめゆり)」 | 漆羽洋児 | 毘灼 |
「飛宗(とびむね)」 | 座村清市 | 毘灼 |
「??」 | 名前不明の女性 | 毘灼 |
「??」 | 名前不明の男性 | 毘灼 |
【カグラバチ】妖刀一覧|能力と詳細
妖刀「淵天」
「淵天」は、六平千紘が命滅契約を結んでいる妖刀です。
世間的に広く知られている”妖刀六工”とは別の、「斉廷戦争」後に打たれた”7本目”たる「淵天」。
その能力は、遠撃の「涅(くろ)」、吸収の「猩(あか)」、纏の「錦(にしき)」の3種類です。
また、「淵天」の所有者であるチヒロは、玄力の凝縮体である”金魚”を遠隔で繰り出すことも可能としています。
実際に、「淵天」が奪われてしまった「楽座市編」では、”金魚”の遠隔発動によって敵地の偵察を行いました。
妖刀「刳雲」
「刳雲」は、巳坂が命滅契約を結んでいた妖刀です。
雷を操る「鳴(めい)」、氷を操る「結(ゆい)」、水を操る「降(こう)」と、3種の属性からなる攻撃を繰り出すことができます。
基本的には殺傷性の高い「鳴」がメインの攻撃手段となりますが、雷を連発することは出来ず、高出力で放った後はインタバールを要する点が特徴です。
”毘灼”の手で契約者の巳坂が殺害された後は、”武器商人”の双城厳一の手に渡り、最終的には六平千紘によって回収されました。
なお、その後の「刳雲」は、「楽座市編」にて力を使い切り、跡形もなく消滅しています。
妖刀真打「勾罪」
「勾罪」は、”剣聖”が命滅契約を結んでいる妖刀(真打)です。
製作者の六平国重曰く、真打は”異質”。
「楽座市編」では、”剣聖”との命滅契約が消滅していないにもかかわらず、漣京羅の手によって能力の一部が使用されました。
そんな真打の能力は、詳細不明の「蜻(トンボ)」、対象の動きを封じる「蛛(クモ)」、使用者を中心とし、円形に斬撃を飛ばす「蜈(ムカデ)」と、少なくとも3種類。
また真打は、使用者の身体能力を底上げする効果も有しています。
「楽座市編」において真打を使用した漣京羅は、致命傷を負っているにもかかわらず、凄まじい動きでチヒロ・緋雪の2名と渡り合いました。
なお、「楽座市編」後の真打は”神奈備”によって回収されており、「仮封印」が施された上で、今後の運用方について検討されています。
妖刀「酌揺」
「酌揺」は、漆羽洋児が命滅契約を結んでいる妖刀です。
銘や所持者、刀のデザインは明かされているものの、能力自体は不明となっています。
ストーリー進行で能力が判明次第、本項目に追記予定です。
妖刀「飛宗」
「飛宗」は、座村清市が命滅契約を結んでいる妖刀です。
銘や所持者、刀のデザインは明かされているものの、能力自体は不明となっています。
ストーリー進行で能力が判明次第、本項目に追記予定です。
妖刀「??」
名称不明の妖刀です。
”慚箱”九煙(くえん)大社に匿われている人物(おそらく女性)が契約を結んでいます。
妖刀「??」
名称不明の妖刀です。
”慚箱”鮨(すし)すば琉に匿われている人物(おそらく男性)が契約を結んでいます。
【カグラバチ】妖刀一覧|まとめ
本記事では、『カグラバチ』に登場する”妖刀六工”と、”7本目の妖刀”たる「淵天」についてご紹介しました。
「妖刀」は、漫画『カグラバチ』のストーリーの根幹といっても過言ではない舞台装置です。
未だ能力が不明な「妖刀」も複数存在していますから、今後のストーリー展開が期待されますね。
本サイトでは、他にも様々な『カグラバチ』に関する記事を公開しています。
ぜひ他記事も併せてチェックしてみてくださいね。
【カグラバチ】ストーリーまとめ
『カグラバチ』最新巻発売中!
『カグラバチ』最新4巻が10/4に発売!!
「淵天」が収められた「蔵」へ続く扉の存在を知り、楽座市会場の下層を目指すチヒロ。折れた「刳雲」を携え、閃光が如く敵を絶命させる復讐者。その眼前に立ちはだかるのは…? 一方、兄からの愛と暴力によって地に伏した伯理。今際の際に脳裏を過ったのは、ある少女との日々だった。極限の中、二人の少年の魂が呼応する。
第4巻のあらすじと感想・考察
『カグラバチ』本誌ネタバレ
1巻 | ||||
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