【カグラバチ】第82話のネタバレ感想と考察｜妖刀の激突漆羽蘇生の真実が判明！

『カグラバチ』第82話のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。

Contents

1 【カグラバチ】作品の概要
- 1.1 『カグラバチ』とは
  - 1.1.1 前回はコチラ！
2 【カグラバチ】第82話のネタバレ
3 【カグラバチ】第82話の感想と考察
- 3.1 座村の覚悟
- 3.2 契約者たち
4 【カグラバチ】ストーリーまとめ
- 4.1 『カグラバチ』最新巻発売中！
- 4.2 『カグラバチ』本誌ネタバレ
5 【カグラバチ】関連記事まとめ

【カグラバチ】作品の概要

（『カグラバチ』1巻外薗健 / 集英社）

刀匠を志す少年チヒロは、父の下で日々修行に励んでいた。おちゃらけた父と寡黙な息子。笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…。

『カグラバチ』とは

『カグラバチ』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中されている、外薗健先生作の剣劇・アクションファンタジー漫画です。

2024年8月には「「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて第1位を獲得。

ジャンプの時期看板作品として、破竹の勢いで快進撃を続けています。

そんな『カグラバチ』のストーリーは、刀匠の父を3名の妖術氏によって殺害された主人公が、奪われた妖刀を回収するべく立ち上がる”復讐劇”でーー？

【カグラバチ】関連記事まとめ

前回はコチラ！

【カグラバチ】第81話のネタバレと感想・考察！

【カグラバチ】第82話のネタバレ

以下からは、『カグラバチ』第82話「淵天VS飛宗」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。

『カグラバチ』ネタバレ①｜英雄としての死

『カグラバチ』第82話冒頭、昼彦が残した妖刀「酌揺(くめゆり)」を拾った座村は、”巻墨”の郎に投げて渡します。

なお、昼彦は存命です。したがって、前話で生存が判明した元契約者・漆羽洋児であっても、現時点では妖刀「酌揺」を振るえません。

（『カグラバチ』第82話外薗健 / 集英社）

ここでチヒロは、「漆羽さんは生きてますよね…？」と質問。

座村の行動原理が、”「蟲(こどく)」発生の可能性を根絶するため”であることに考え至ったからです。

手っ取り早く「蟲」の影を断つには、剣聖を処刑する必要があります。

ただし、剣聖を処刑した場合、「命滅契約」の仕組み上、他の契約者達まで命を落としてしまいます。

そこで座村は、”先に契約者達の命を奪う”という、逆転の発想とも言える強硬策に出ました。

しかしながら、座村が殺すのは、「英雄としての契約者」のみ。

（『カグラバチ』第82話外薗健 / 集英社）

「雀(すざく)」の応用によって、対象の「蘇生」を可能とした状態で命を奪い、「命滅契約」の消滅を促すのです。

これにより、契約者は1度命を落とすものの、妖刀の呪いが解消された状態で目覚めることができます。

『カグラバチ』ネタバレ②｜座村の覚悟

座村の技術によって蘇生した漆羽は、すぐに「命滅契約」が消滅していることを察しました。

さらに漆羽は、自身の体に妖刀「飛宗」の「雀」が仕込まれ、”慈悲の炎”によって自信が蘇生したことを察します。

曰く、”死”をきっかけに発動する”仕込みの妖術”は、「割とある話」のようです。

「斉廷戦争」で契約者達が戦った18年前、座村は”蘇生”などという芸当は持っていませんでした。

つまり座村は、契約者達を「命滅契約」から解放するために力を培っていたのです。

しかし、”仕込みの妖術”は、”術者自身の死亡を契機に無効になる”という欠点を孕みます。

すなわち、座村は座村自身に「蘇生」を仕込むことができないのです。

ここまで考えた漆羽は、座村が1人で死ぬ気でいることを察しました。

立ちあがろうとした漆羽でしたが、「命滅契約」が消滅した後遺症により、数日間は動けないとのこと。

そこで漆羽は、自身の蘇生を”上”に報告しないように要請。「伏せの切り札」となる決意を固めました。

『カグラバチ』ネタバレ③｜淵天VS飛宗

ーーそして、現在。

妖刀「淵天」を持ったチヒロと、妖刀「飛宗」を持った座村は、互いの信念の下に刀をぶつけ合います。

最終的には自身も死ぬ覚悟で、剣聖を殺そうとする座村。

一方のチヒロは、座村自身にも生き残ってもらうため、必死にもがきます。

（『カグラバチ』第82話外薗健 / 集英社）

”居合白禊流”の構えをとり、壁一枚を隔てて対峙した両者。

「淵天」と「飛宗」の激突、その行方はーー？

『カグラバチ』第83話へ続くーー。

【カグラバチ】第82話の感想と考察

ここからは、『カグラバチ』第82話の感想と考察についてまとめています。

座村の覚悟

今回ご紹介した『カグラバチ』第82話では、座村が意図して契約者達を生かし、自身のみが死ぬ覚悟を抱いていることが判明しました。

突如始まった蛮行とも言うべき強硬策は、「蘇生」と言う切り札があればこその行為だった様子。

それでも、我らが主人公のチヒロは、座村自身にも生き残ってもらうべく、妖刀「淵天」を振い続けます。

自分を犠牲にしてでも妖刀真打による「蟲」発動の芽を摘みたい座村と、犠牲を増やしたくないチヒロ。もはや議論は平行線です。

果たしてチヒロは、実力を示すことで、座村の意見を変えることができるのでしょうか。

契約者たち

（『カグラバチ』第2話外薗健 / 集英社）

「剣聖の死」が「他の契約者達の死」を招くという事実が明らかになった以上、残る2名の契約者も間もなく登場するのではないかと予想されます。

”慚箱(さんそう)”に半ば幽閉された状態で過ごしている、各契約者達。

「刳雲」「勾罪」「酌揺」「飛宗」に続く5工目、6工目の妖刀は、果たしてどのような能力を持っているのでしょうか。

また神奈備は、”毘灼”が奪った妖刀を取り戻すことができるのでしょうか。

今後の展開が楽しみですね。

【カグラバチ】ストーリーまとめ

『カグラバチ』最新巻発売中！

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「淵天」が収められた「蔵」へ続く扉の存在を知り、楽座市会場の下層を目指すチヒロ。折れた「刳雲」を携え、閃光が如く敵を絶命させる復讐者。その眼前に立ちはだかるのは…？　一方、兄からの愛と暴力によって地に伏した伯理。今際の際に脳裏を過ったのは、ある少女との日々だった。極限の中、二人の少年の魂が呼応する。

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