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【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』第245話のネタバレ考察・感想記事です。相変わらず激しい展開が続く新宿決戦。秤vs裏梅、虎杖・日車vs宿儺の行方はーー?
前回はコチラ!
【呪術廻戦】第245話のネタバレ
第245話「人外魔境新宿決戦⑰」
秤vs裏梅
『呪術廻戦』第245話は、秤金次と裏梅の戦いから始まります。
裏梅の生得術式「氷凝呪法」によって繰り出される「霜凪」は、過冷却状態にある呪力をぶつけることで、対象を凍結させる技。
秤は、そんな「霜凪」を右腕に喰らい、右腕を破壊されてしまいました。
……しかし、どうやら秤はラウンド中。
粉々に破壊された腕を即座に再生させ、裏梅への反撃に繋げました。
フルオートの反転術式によって、五条悟や両面宿儺すら超えた再生速度を持つ秤。
熱きギャンブラーは、派手な攻撃を喰らっても足を止めず、ただひたすらに裏梅へと挑み続けます。
激しい戦いが一時的に落ち着いた折、「認識を改める」と発した裏梅。
曰く、”現代の術師”は「人間であろうとする心」を強く有しており、”人間性”という名の「孤独を恐れる弱さ」を有しているとのこと。
しかし裏梅は、「貴様にはそれがない」と秤を評価しました。
だからこそ認識を変え、もはや秤を”人”とは思わないことに決めたようです。
”凍星(いてぼし)”裏梅と秤金次の戦いは、いよいよ第2ラウンドへと突入します。
宣告
場面は変わって日車寛見の領域「誅伏賜死(ちゅうぶくしし)」内。
まず日車は、領域を成立させる”縛り”を遂行するため、宿儺に対して術式を開示します。
そんな折、宿儺が突然「長い」と発し、日車の言葉を遮りました。…それもそのはず、「誅伏賜死」のルールは、既に(虎杖の中で)耳にしていた事柄。
宿儺の興味は、目下「処刑人の剣」をおいて他にありません。
最終的に、宿儺の「さっさと終わらせろ」という発言がトリガーとなり、式神「ジャッジマン」は刑罰を宣告。
その内容は、高専サイドの狙い通り「没収(コンフィスケイション)」+「死刑(デス・ペナルティ)」です。
想定外
「ジャッジマン」による死刑判決により、日車のガベルは必殺の剣たる「処刑人の剣」へと姿を変えました。
さらには、宿儺の術式「御廚子(みづし)」の没収にも成功したと確信した日車は、そこに”勝機”を見出します。
同時に、猪野琢真、脹相、日下部篤也の3名が同時に出陣。
……しかし。
「勝機が張りぼて」であることに日車が気付いたと同時に、宿儺は「御廚子」を使用。
日車と日下部に対して、斬撃によるダメージを与えたのです。
どうやら「誅伏賜死」における「没収」は、対象が呪具を所持していた場合、術式ではなく呪具に適応される様子。
術師本人たる日車すら知らなかった仕様が、ここに来て仇となってしまいました。
急転直下、ピンチを迎えた高専は……?
『呪術廻戦』第245話終わり。
第246話のネタバレ速報
【呪術廻戦】第245話の感想と考察
秤と裏梅の戦い
初手で領域「坐殺博徒」を展開していた秤金次は、きっちりと大当たりを引き当て、不死身状態たる”ラウンド”に突入していた様子。
そんな秤が繰り出す捨て身の攻撃の数々は、裏梅に着実なダメージを与え続けます。
一方の裏梅は、何度か攻撃を喰らいつつも、まだまだ涼しげな表情。
「全力で潰す」という宣言より、彼女(あるいは彼)が本気を出すのはここからのようです。
個人的には裏梅の領域展開が是非とも見たいところですが……?
まさかの仕様
当初の狙い通り、宿儺を領域「誅伏賜死」に引き込むとともに、「有罪」を勝ち取ることにも成功した日車。
しかし、まさかの隠れ仕様が明らかになったことで、作戦は御破算となってしまいました。
……そう、「没収」の効果対象の優先度が「呪具>術式>呪力」だったのです。
確かに「没収」と言えば、真っ先に思い浮かぶのは”凶器”の没収。
目に見えない術式より呪具が優先される判定も、どちらかといえば納得の行く展開です。
いくら呪術の天才と言えども、呪具の所持者との戦闘経験がなければ、このような隠れ仕様に気づけるはずもありません。
術式の没収を成し得なかったいま、高専サイドに勝ち筋は残されているのでしょうか。
以下は『呪術廻戦』第285話公開前の予想内容です。
【呪術廻戦】第245話以降の展開予想・考察
宿儺の裁判について
『呪術廻戦』第244話のラストでは、日車寛見の領域「誅伏賜死」が宿儺と虎杖を巻き込む形で展開されました。
ジャッジマンが告げた罪状は、当初の狙い通り。
続けて始まる裁判で宿儺が真犯人であることを立証され、なおかつジャッジマンがそれを認めた場合、「没収(コンフィスケイション)」と「死刑(デス・ペナルティ)」が宣告されるはずです。
なお、「没収」とは当該術師の術式を没収する罰であり、「死刑」とは日車に「処刑人の剣」が与えられる罰のこと。
仮に罰を与えることができたとして、まだ戦いは続くのです。
不確定さ
今回の「誅伏賜死」を用いた作戦には、拭い切れない複数の不確定要素が存在しています。
1つ目に挙げられるのが、宿儺との弁論に勝つことができるのか、という点。
日車は弁論のプロであり、優秀な才能を持つ弁護士です。
しかしながら、宿儺も決してバカではなく、ともすれば大いに弁が立つ可能性も無いとは言えないでしょう。
また、2つ目の要素として、仮に有罪を勝ち取れた場合、「没収」対象はどちらの術式になるのかが不確定です。
現在の宿儺は、「御廚子」と「十種影法術」の2種を所持しており、どちらも高いレベルで使いこなしています。
2つの「没収」が理想的ではあるものの、事前の作戦会議時の会話を見る限り、おそらくは1つの「没収」が限度となるのでしょう。
「御廚子」と「十種」……どちらが残った場合にしても、依然として厳しい戦いになるであろうことは言うまでもありません。
虎杖の「穿血」
『呪術廻戦』第244話で繰り広げられた会話より、術式「赤血操術」を獲得したのでは無いかと予想される虎杖。
4番以降の「呪胎九相図」を摂取したであろうことは以前から囁かれていたため、その結果ということでしょう。
虎杖の生来の肉体能力と、「赫鱗躍動」による自己強化が合わされば、かなり面白い戦いを見ることができそうです。
また、虎杖が放つ「穿血」も興味深いところ。
果ては領域展開などにも期待したいところですが、それは高望みが過ぎるというものでしょうか。
虎杖と領域展開
虎杖悠仁といえば、生得術式すら所持しておらず、まだまだ術師としての経験も浅い人物。
呪術の極地たる「領域展開」とは程遠い位置に立っているように思われます。
しかし、よく思い返してみると、虎杖は誰よりも「領域」に触れているのです。
例えば、作中で最初に「領域展開」を披露した宿儺は、そもそも虎杖の肉体を用いて領域を使用しています。
また、その後も漏瑚の「蓋棺鉄囲山」や五条の「無量空処」、真人の「自閉円頓裹」と、とにかく多くの領域に触れてきた虎杖。
ここまで多くの見本に触れることができたということは、感覚的に「領域展開」のコツを掴んでいても不思議ではありません。
宿儺のように結界を閉じない領域展開……は、流石に高望みが過ぎるというものでしょうか。
【呪術廻戦】ストーリーまとめ
『呪術廻戦』最新巻発売中!
『呪術廻戦』最新27巻が7/4に発売!!
五条悟と両面宿儺が手に汗握る戦いを繰り広げた一方、ある場所では”お笑い対決”が開幕!?
爆笑必至の戦いがここに。
髙羽史彦 vs 羂索、開戦!!
原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
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