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【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』第254話のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。
前回はコチラ!
【呪術廻戦】第254話のネタバレ
以下からは、『呪術廻戦』第254話「人外魔境新宿決戦㉖」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
簡易領域
いざ”呪いの王”両面宿儺と対峙した日下部篤也は、シン・陰流「簡易領域」を展開の上、居合「夕月」の構えを取りました。
そもそも「簡易領域」とは、領域展開に対処するための技術であり、付与された必中効果を打ち消す効果を持ちます。
……しかし、簡易的ではありながらも領域は領域。
「簡易領域」の効果範囲内においては、日下部の呪力出力が上昇するとともに、宿儺の術を多少弱化させることができます。
加えて日下部は、「領域内に侵入したものを全自動反射で迎撃する」プログラムを「簡易領域」に組み込んでいました。
これは日下部オリジナルのプログラムであり、さながら領域における必中効果。
三輪霞も「全自動反射」を用いていましたが、これは日下部から教わったものだったようです。
日下部の実力
日下部は、「簡易領域」に組み込まれたプログラムにより、宿儺の「解(カイ)」を防ぎました。
その様子を見た宿儺は、「悪くない反応速度だ」と日下部を評価。
……場面は「最強の一級術師は誰?」という件(くだり)の後日談に移ります。
七海や冥冥の評価をまとめると、日下部の”強み”は豊富な呪術知識に裏打ちされた応用力。
また日下部は、「簡易領域」を”縛り”なしで成立させている他、効果範囲が広いとのこと。
さて、場面は再び「人外魔境新宿決戦」に戻ります。
日下部は、「簡易領域」の範囲を広げ、宿儺を効果範囲内へと丸ごと収めてみせました。
その直後、始まったのは”脊髄反射”による斬撃の嵐。
「伏魔御廚子(ふくまみづし)」程とまでは言わずとも、それに近しい密度の斬撃が宿儺に浴びせられます。
強さの根源
”全自動反射”により、ただひたすらに刀を振い続ける日下部。
しかし、攻撃の密度に刀が根を上げ、遂には刀身が折れてしまいました。
それでも日下部は、戦い続けます。自身の手や足を使い、果敢にも宿儺に向かっていったのです。
日下部を「最強の一級術師」として挙げた術師達は、口を揃えて述べました。
日下部は「優しい」と。
ーー日下部が戦い続ける理由は、三輪霞を含め、死滅回游の泳者(プレイヤー)となった高専生達が宿儺に狙われてしまうため。
彼を突き動かしていたのは、やはり「優しさ」だったのです。
シン・陰流「朧月」により、呪力の刀身を生成した日下部は、宿儺の心臓目掛けて刀を突きます。
……しかし、その攻撃を宿儺は看破。
結果として日下部は”呪いの王”に敗れ、新宿に散りました。
助っ人
日下部が敗北したことを受け、回収のために現れた憂憂(ういうい)。
その背後に、悪意を纏った宿儺が現れました。
直後、斬撃を放った宿儺。
……が、その場に憂憂の死体は転がっていません。
第254話の最終ページ、なんとミゲルが助っ人として登場。
余裕の笑みを浮かべたミゲルは、宿儺と戦う気のようでーー?
『呪術廻戦』第254話終わり。
【呪術廻戦】第254話の感想と考察
日下部の強さ
”呪いの王”両面宿儺を前に、果敢にも勝負を挑んだ”一級術師”日下部篤也。
さすがはトップ術師たちに認められる「最強の一級術師」と言うべきか、その実力は突出したものでした。
本記事内でも言及した通り、日下部が「簡易領域」によって実現する斬撃の嵐は、さながら劣化「伏魔御廚子」。
相手が少な出さえなければ、ある程度の格上であっても通用するのではないかと予想されます。
剣士・日下部の活躍をもっと見てみたかったところですが、残念ながらここで退場のようです。
ミゲル登場
『呪術廻戦』第254話の衝撃的展開と言えば、何といっても「ミゲルの再登場」でしょう。
『呪術廻戦0』において、特級相当の呪物「黒縄(こくじょう)」を用い、五条悟と渡り合ったミゲル。
当の「黒縄」は五条戦において使い切ってしまったようですが、彼であれば宿儺相手でもある程度立ち回ることができるはずです。
『呪術廻戦』第255話以降では、そんなミゲルの強さや術式が明らかになるのではないでしょうか。
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ミゲルの実力について
ネタキャラかつ強キャラという絶妙な立ち位置で、”登場回数の少なさ”という逆境にも耐え、根強い人気を誇る”呪詛師”ミゲル。
唯一戦闘シーンが描かれた『呪術廻戦』0巻では、”五条悟を10分間足止めする”という偉業を成し遂げました。
五条悟は、全てを1人で解決できる「強さ」を持つからこそ、ストーリー進行の都合上では扱いにくいキャラクター。
そんな五条を単騎で抑え込んだという意味で、作者の芥見下々先生自身も「百鬼夜行のMVPはミゲル」と語っています。
黒縄
ミゲルが五条悟を抑えることができた理由として、呪具「黒縄(こくじょう)」の存在が挙げられます。
「黒縄」とは、「あらゆる術式効果を乱して相殺する」という効果を持つ特級相当の呪具。
ミゲルは、そんな「黒縄」を巧みに操ることで、五条の「無下限呪術」を封じつつ戦っていました。
なお、ミゲルは五条戦にて「黒縄」を使い切っており、母国のケニアにも在庫が存在しないことが明らかになっています。
ミゲルvs宿儺
『呪術廻戦0』にて初登場したミゲルは、五条戦において生得術式を使用しておらず、体術と呪具「黒縄(こくじょう)」を用いた戦法を採用していました。
仮に「黒縄」なしに体術のみで宿儺と戦うとなると……さすがのミゲルであっても厳しいはず。
ゆえに、『呪術廻戦』第255話ではミゲルの術式が明らかになるのではないでしょうか。
黒縄の使用
「百鬼夜行」の五条戦で使い切り、母国ケニアでも見つからなかった「黒縄」。
しかし、それが呪術師の得意とする「ブラフ」であり、本当は数本隠し持っていた……という展開も考えられそうです。
仮にミゲルが「黒縄」を用いた場合、宿儺は「御廚子」を乱され、「解(カイ)」や「世界を断つ斬撃」を封じられることとなります。
もしミゲルが術式を有していないのであれば、「黒縄」が使用される可能性は高そうです。
宿儺が「炎」を解禁
五条戦後の宿儺は、「解(カイ)」や「捌(ハチ)」などの斬撃しか用いない戦闘スタイルを貫いてきました。
しかし宿儺は、「渋谷事変」における漏瑚戦で披露していた通り、「炎」を操る術式も使用することができます。
もしミゲルの実力が五条に近しいものであった場合、宿儺が「炎」を解禁する展開が現実的になりそうです。
まだまだ謎の多い宿儺の術式「御廚子(みづし)」。
個人的には、呪術全盛の世(=平安時代)にフォーカスした過去編が見てみたいところです。
【呪術廻戦】ストーリーまとめ
『呪術廻戦』最新巻発売中!
『呪術廻戦』最新27巻が7/4に発売!!
五条悟と両面宿儺が手に汗握る戦いを繰り広げた一方、ある場所では”お笑い対決”が開幕!?
爆笑必至の戦いがここに。
髙羽史彦 vs 羂索、開戦!!
原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
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