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【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
各キャラクターの最新状況
この記事について
『呪術廻戦』に登場する「魔虚羅(まこら)」についてのまとめ記事です。これまでの登場シーンや能力について、徹底的に解説しています。
本記事は、本誌最新話時点のネタバレを含みます。
【呪術廻戦】魔虚羅とは|概要
最強の式神
魔虚羅こと「八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎ いかいしんしょう まこら)」は、”最強の式神”です。
禪院家相伝の術式によって顕現させることができる魔虚羅は、「禪院家の虎の子」とも形容される存在。
なお、その相伝の術式とは「十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)」であり、伏黒恵が有しています。
本記事では、そんな魔虚羅の来歴や能力について徹底的に解説していきます。
顕現させるためには
”最強の式神”魔虚羅の顕現は、「布瑠の言(こと)」と呼ばれる呪詞「布瑠部由良由良」の詠唱と、掌印の結印が必要となります。
なお、「十種影法術」の使い手は”調伏(ちょうぶく)”によって式神を支配下に入れますが、伏黒はこの”調伏”を成していません。
それどころか、歴代「十種影法術」使いの中に、魔虚羅を調伏できた術師はいないとされています。
しかし、慶長の世の術師は魔虚羅を使用したとされており、伏黒もまた魔虚羅の顕現に成功しました。
その理由は、「十種影法術」によって召喚可能な式神は、”調伏の儀”によって任意のタイミングで顕現させることができるから。
そして”調伏の儀”は、「複数人で開始する」という裏技的な使用法も挙げられます。
つまり、倒すべき相手を指定した上で”調伏の儀”を開始することによって、実質的に魔虚羅を相手にぶつけることができるのです。
【呪術廻戦】魔虚羅とは|能力
あらゆる事象への適応
魔虚羅が持つ”法陣”と、顕現に必要な呪詞「布瑠部由良由良」が表すのは、完全な循環と調和。
そんな魔虚羅の能力は、「あらゆる事象への適応」です。
魔虚羅は、攻撃を受けた際に解析を開始し、時間経過によって「適応」を完成させます。
解析途中に当該攻撃を受けた場合、適応完了までの時間は加速するとのこと。
なお「適応」は、”法陣”の回転によって完成します。
ちなみに、解析対象が「五条悟の”無限”」のように難解なものである場合、”法陣”の複数回回転が必要となるようです。
適応の詳細
魔虚羅は「適応」を完成させた後も、当該事象への解析を完結させません。
具体的には、「人外魔境新宿決戦」時の様子が挙げられます。
当初、五条悟が持つ”不可侵”への適応を得た魔虚羅は、自らの呪力の変質させることで、”不可侵”の中和無効化を可能としていました。
その後、解析を進めた魔虚羅は、「術式対象の拡張」という新たな適応の形に到達。
五条悟ではなく、空間や存在ごと斬る「世界を断つ斬撃」を会得したのです。
この斬撃は宿儺の”手本”となり、結果として五条悟敗北の直接の要因となりました。
適応の肩代わり
魔虚羅が「適応」するための過程は、術師本人が肩代わりできます。
例えば宿儺は、自身の中に眠る”伏黒恵の魂”に「無量空処」の必中効果を受けさせ、魔虚羅の適応を強制的に肩代わりさせました。
退魔の剣
魔虚羅は、正のエネルギーを纏った「退魔の剣」を有しています。
その剣から繰り出される一撃は、相手が呪霊であれば一撃で消し飛ばしてしまうほどの威力を持ちます。
当然、術師相手であってもある程度の攻撃性能は期待できるでしょう。
【呪術廻戦】魔虚羅とは|来歴
慶長の時代
時は約400年前、慶長。
「無下限呪術」と「六眼(りくがん)」を併せ持った五条家の術師と、「十種影法術」を持つ禪院家の術師が御前試合を行う機会がありました。
例えるのであれば、五条悟と伏黒恵の激突たるこの試合。
これまで『呪術廻戦』で描かれてきた事実と照らし合わせると、五条家の術師が圧勝すると予想されます。
しかし、蓋を開けてみると、試合の結果は両者死亡の引き分け。
このような結果に至った原因は、禪院家の術師による魔虚羅の召喚にあるとされています。
余談ですが、五条家と禪院家の確執は、この出来事に起因しているようです。
渋谷事変|初登場
ーー東京都 渋谷区 道玄坂「SHIBUYA109」前。
”呪詛師”重面春太(しげも はるた)の急襲に遭った伏黒恵が、上述の「複数人による”調伏の儀”」の使用により、魔虚羅を召喚しました。
まずは召喚者たる伏黒を仮死状態にまで追い込んだ魔虚羅。
続く狙いは重面であり、即座に”調伏の儀”は終了……と思われましたが、ここで割り込んだのは宿儺でした。
魔虚羅は、持ち前の適応能力によって応戦しますが、目の前の相手は”呪いの王”。
その領域「伏魔御廚子」によって切り刻まれた結果、破壊されてしまいました。
死滅回游|vs万
伏黒恵に受肉した結果「十種影法術」を得た宿儺は、いつの間にか魔虚羅を調伏を完了。
晴れて宿儺の手持ち式神となった魔虚羅は、万(よろず)との戦いにて初投入されました。
場面は万によって領域「三重疾苦(しっくしっくしっく)」が展開された、ギリギリの状況。
付与された必中術式は、実現不可とされる「真球」。術式が発動した場合、領域内の対象は消えてしまうようです。
そんな状況下で顕現したのが、魔虚羅でした。
宿儺の”肩代わり”により、顕現時点で「液体金属への適応」を得ていた魔虚羅は、「真球」を即座に破壊。
※真球も液体金属によって構成されていたため。
その後に万の体を斬り付け、宿儺に勝利をもたらしました。
人外魔境新宿決戦|vs五条悟
魔虚羅は、「人外魔境新宿決戦」の五条戦においても、主戦力として投入されました。
まず任されたのは、五条悟の領域「無量空処」に適応すること。
適応の過程は”伏黒恵の魂”が引き受けており、魔虚羅は見事に「無量空処」を克服してみせました。
さらに魔虚羅は、宿儺の肩代わりによって「無下限呪術」の術式順転にも適応しており、”不可侵”の突破にも成功。
その際、「世界を断つ斬撃」を放って見せ、宿儺に学習の機会を与えました。
結果だけ見れば、五条戦の圧倒的キーマンとなった魔虚羅という存在。
ともすれば、魔虚羅なくして宿儺の勝利はなかったのではないでしょうか。
【呪術廻戦】ストーリーまとめ
『呪術廻戦』最新巻発売中!
『呪術廻戦』最新27巻が7/4に発売!!
五条悟と両面宿儺が手に汗握る戦いを繰り広げた一方、ある場所では”お笑い対決”が開幕!?
爆笑必至の戦いがここに。
髙羽史彦 vs 羂索、開戦!!
原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
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