呪術廻戦

【呪術廻戦】第231話のネタバレ 感想と考察|続く新宿決戦 法陣が回転し・・・?

【呪術廻戦】作品の概要

呪術廻戦の第1巻(『呪術廻戦』1巻 芥見下々 / 集英社)

稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?

『呪術廻戦』とは

『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。

主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。

”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・

五条悟復活!?

『呪術廻戦』26巻
【呪術廻戦】五条悟の復活が実現する理由|これまでの五条悟の道筋も総まとめ!『呪術廻戦』の今後のストーリー展開で「五条悟」が復活する可能性について考察しています。現代最強の術師は、一体どのような復活劇を見せてくれるのでしょうか。...

この記事について

『呪術廻戦』第231話のネタバレ考察・感想記事です。互いに「領域」という切り札を失った五条悟と両面宿儺は、戦いの第2ラウンドを開始しました。鍵となるのは、魔虚羅の”適応”。2名の「最強」による決戦の行方は……?

前回はコチラ!

鼻血を流す五条悟
【呪術廻戦】第230話のネタバレ 感想と考察|魔虚羅の”適応”の謎 五条悟に限界が訪れる『呪術廻戦』第230話のネタバレ考察・感想記事です。顕現と同時に「無量空処」を破壊してしまった”最強の式神”魔虚羅。「無量空処」への”適応”のカラクリとは……?...

【呪術廻戦】第231話のネタバレ

第231話「人外魔境新宿決戦⑨」

五条悟の本気

『呪術廻戦』第231話冒頭、呪術高専東京校の2年生担任である日下部が、「この中に五条に本気で殴られたことあるやついるか?」と挙手を求めました。

求めに応じて手を挙げたのは、五条が”未来を担う術師”として期待していた、秤金次乙骨憂太の2名です。

2名が受けたのは、「無下限呪術を応用した打撃」

五条の打撃について語る日下部(『呪術廻戦』第231話 芥見下々 / 集英社)

その仕組みは、「無下限呪術」の順転(=「蒼」の術式効果……すなわち「吸い込む反応」を、呪力で強化した拳に重ねるというもの。

上述の打撃法は、ただ単に威力が上がるだけではない様子。秤曰く「カウンターもらったみたいな感覚になる」攻撃であるようです。

なお、実際に食らった秤と乙骨は、星からの「痛かった?」という質問に対して、「吐いた」と答えました。

虎杖は、「ナナミンも言ってた」と会話に参入。その脳裏には、移動中の車内で「術師を続けるなら五条さんと自分を比べないことです」というアドバイスする七海が想起されます。

要約すると、現在の五条が何をしているのかその場の誰もわからないということです。

法陣の回転

場面は五条と宿儺の戦闘へと移ります。

「無下限呪術」の順転「蒼」によって生まれる反応により、宿儺を翻弄する五条。

一方の宿儺も、頭上に「法陣」を浮かべた状態で渡り合っていました。

分身する五条(『呪術廻戦』第231話 芥見下々 / 集英社)

戦いの最中、五条は突如として自身の分身を作り出します。その描写は、まるで北斗神拳の究極奥義「無想転生」かのよう。

しかし、宿儺は五条の小細工に騙されず、瞬時に”本物”を見抜いた上で攻撃を加えました。

……ここで、不穏な展開が描かれます。

回転する法陣(『呪術廻戦』第231話 芥見下々 / 集英社)

なんと、宿儺の頭上の「法陣」が、1つ回転したのです。

宿儺が「領域展延」を使用している間は、”適応”が中断される仕様の「法陣」。

つまり、展延を使用していない間の攻防により、「法陣」は”適応”を1つ進めたようです。

冥冥のカラス越しに現在の状況を把握している高専サイドは、宿儺が「魔虚羅(まこら)」を出さないことから、”適応”が終わっていない可能性に辿り着きました。

どうやら、”無限への適応”には複数回の回転が必要である様子。

そして、実際に戦闘を繰り広げている五条曰く、”無限への適応”は残り3回の回転によって成されるようです。

危機を察してなお、余裕の表情を崩さない五条は、「3カウントなんて待たずにぶっ殺してやるよ」と発しました。

『呪術廻戦』第231話終わり。

【呪術廻戦】第231話の感想と考察

法陣の回転について

現在の宿儺は、魔虚羅の能力である「”適応”の肩代わり」をフル活用し、五条悟の”無限バリア”を攻略しようとしていました。

不可侵のバリアを”適応”するためには、「法陣」の回転が合計4回必要である様子。

現時点の回転数は「1」であることから、残り3回で”適応”は終了してしまいます

かなり危機的な状況であるように思えてしまいますが、五条にとっては何ら問題なし。

果たして五条は、宣言通り”適応”前に宿儺を倒すことができるのでしょうか。

鹿紫雲の表情

『呪術廻戦』第231話のラスト、両面宿儺との対決に身を投じる五条を見て、”天使”を身に宿す来栖華は、「あの人 恵のこと忘れてませんよね?」と発していました。

それを聞いた鹿紫雲は、とてもいい表情で「いいんだよ 忘れて」と一言。

”最強”2名による戦いを見て、一種の満足感を覚えているのでしょうか。

秤との戦いで完全に鹿紫雲ファンとなった私としては、一刻も早く鹿紫雲vs宿儺が見たいのですが、もしや実現しない流れ……?

戦意を保て!鹿紫雲!!!

【呪術廻戦】第231話以降のネタバレ予想

二者の条件

脳の破壊と治癒を繰り返すことで、”焼き切れた術式”を「修復」……と言うよりは、「強制リセット」していた五条悟。

無茶な行為は限界を迎え、遂に領域展開が不可能な状態にまで追い込まれてしまいました。

しかし、「無量空処」の術式効果を受けた両面宿儺も脳への深刻なダメージを負っており、五条同様に領域展開が不可能な状態です。

つまり、条件は同一

今後の戦いは、双方の術式による”領域外の戦闘”で決まるようです。

以下からは、そんな”これからの戦い”の行方を考察していきます。

戦いの鍵は……

『呪術廻戦』第230話の展開より、今後の戦いのとなるのは、宿儺の頭上に浮かぶ「法陣」であると予想されます。

法陣とは、魔虚羅の能力によるものであり、その回転が”適応”を意味する物体です。

現在の宿儺は、領域「無量空処」のみならず、五条悟が「無下限呪術」によって操る”無限”に適応しようと考えている様子。

”無限”への適応が為されれば、五条悟は攻守ともに窮地に陥ってしまいます。

つまり、五条悟にとってみれば、”適応”前に宿儺を倒せるか否か「新宿決戦」の分水嶺となりそうです。

領域を除く戦闘能力

五条悟と両面宿儺。

両者の「領域展開」の優劣は、単純な技術の差という意味で、”神業”を有する宿儺に軍配が上がるであろうことは、誰もが納得するところではないかと思われます。

一方で、そんな「領域」を除いた戦闘においては、五条悟の方が勝っているのではないでしょうか。

事実として、両面宿儺は、「領域展延」を使用した状態でなければ、五条悟に攻撃することすらできません。

そして、「領域展延」と「生得術式」は両立させることが不可能であり、五条に攻撃するためには、最大の攻撃手段である術式を捨てる必要があるのです。

裏を返せば、法陣の回転による「適応」が為された場合、この状況は一瞬にしてひっくり返ります。

五条悟は、「適応」より前に宿儺を倒すことができるのでしょうか。

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【呪術廻戦】ストーリーまとめ

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原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ

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