Contents
【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』第263話のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。
前回はコチラ!
【呪術廻戦】第263話のネタバレ
以下からは、『呪術廻戦』第263話「人外魔境新宿決戦㉟」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
行動不能
乙骨憂太の「虚式『茈』」が炸裂したことで、展開されていた「無量空処」の結界は「伏魔御廚子」共々破壊されてしまいました。
宿儺は大ダメージを負ったようですが、戦闘の継続自体は可能である様子。
一方の乙骨は、物言わずその場に倒れ込んでしまいました。
そもそも「領域展開」と言えば、「使用後に術式が焼き切れてしまう」というデメリットを孕む奥義です。
つまり、現在の乙骨は、”肉体を渡る羂索の術式”が焼き切れた状態になっており、それゆえに行動不能状態へと陥ってしまいました。
なお、当の羂索は、九十九戦で領域「胎蔵遍野」展開後の術式が焼き切れた状態でも動いていましたが、何らかの対策を講じていたようです。
不義遊戯
領域外で待機していた東堂は、前へと倒れ込んだ乙骨を前に、一瞬の隙を晒してしまいます。
そんな東堂に、”呪いの王”の「黒閃」がヒット。左手に取り付けられている「ビブラスラップ」が破損してしまいます。
……しかし、東堂は倒れません。
今現在、周囲には乙骨の”領域結界の欠片”が舞い散っている状態です。
そして、東堂の術式「不義遊戯(ブギウギ)」の術式対象は、一定程度の呪力を帯びたもの。
つまり、現時点の「不義遊戯」は、これ以上ないほど輝きを放つ術式となっているのです。
次の瞬間、東堂は「ビブラスラップ」を頭に打ち付け、”音”を鳴らすことで術式を発動。
術式対象となった虎杖は、高速で”入れ替わり”を繰り返し、巧みに宿儺の懐へ潜り込みます。そして虎杖は、宿儺と伏黒の「魂の境界」に向けて、ゼロ距離の「解(カイ)」を放ちました。
天使
虎杖の「解」に魂を引き裂かれ、苦悶の表情を浮かべる宿儺。
しかし、”呪いの王”を討伐するためには、まだ攻撃の圧が足りません。
……ここで再び動いたのは、東堂です。壊れかけた「ビブラスラップ」が音を発した時、上空に現れたのは”天使”来栖華でした。
”縛り”で術式範囲が拡張された「不義遊戯」によって実現した、”天使”の急襲。
宿儺の頭上より、出力最大の「邪去侮(ヤコブ)の梯子」が放たれてーー?
『呪術廻戦』第263話終わり。
【呪術廻戦】第263話の感想と考察
決着の時が近い?
乙骨が放った「虚式『茈』」で大ダメージを受け、その直後には虎杖によるゼロ距離「解」も見舞われた”呪いの王”両面宿儺。
極め付けは、ラストに描かれた”天使”来栖華による出力最大の「邪去侮の梯子」です。
『呪術廻戦』第213話で「邪去侮の梯子」を食らった宿儺は、これ以上ないほどの苦痛に歪む表情で描かれていました。
宿儺が”魔”に近しい存在であるためか、”天使”の浄化は効果覿面(てきめん)である様子。
猛者たちとの戦闘で削りに削られた宿儺は、怒涛の連続攻撃を締めくくる一撃に耐えることができるのでしょうか。
関連記事
『呪術廻戦』第264話の展開予想
『ワンピース』第1122話の展開予想
『ワンピース』第1121話のネタバレ速報
【呪術廻戦】今後の展開を考察
「リカ」の異変
『呪術廻戦』第262話のラスト、完全顕現状態にある「リカ」が、抜け殻となった乙骨憂太を抱き締める様子が描かれました。
当の乙骨は羂索(けんじゃく)の術式によって肉体を渡り、五条悟の中へと移動してしまったわけですが、どうやら「リカ」はそれを理解していないようです。
そもそも「リカ」とは、”特級過呪怨霊”祈本里香本人ではなく、里香が成仏した後に残された存在。
それゆえに、”乙骨自身”ではなく”乙骨の肉体”に執着している……という線もありそうですね。
もしそうであるとするならば、「リカ」にとって現在の乙骨(=五条)は、乙骨の命を奪った他人として映る可能性すらありそうです。
仮に乙骨が「茈」に耐え、生き残る結果となった場合、『呪術廻戦』第0巻で五条悟が述べていた「愛ほど歪んだ呪いはない」が現実のものになるかも……?
完結は近い?
”呪いの王”両面宿儺との全面対決が描かれている「人外魔境新宿決戦」編。
羂索(けんじゃく)が既に討たれたいま、残る敵は宿儺のみ。
『呪術廻戦』第262話-2時点でかなり宿儺が追い込まれていることから、完結の日は近いと予想されます。
残りわずかであろう連載期間の中、今後のストーリーではどのような展開が待っているのでしょうか。
気になる要素をいくつかピックアップしました。
秤金次vs裏梅
まず挙げられるのが、本記事でも既に触れている秤金次と裏梅の戦いです。
運要素が濃く、”ギャンブラー術師”と言っても過言ではない秤金次と、”凍星”の二つ名を持ち、宿儺の隣に立つことが許された唯一の術師・裏梅。
2人の強者による戦いは、一体どちらの勝利で終わるのでしょうか。
宿儺との決戦が盛況のいま、両者の戦いは詳細が描かれずに終わる可能性もありそうですが……。
釘崎野薔薇のその後
真人の「無為転変」によって顔の半分近くを吹き飛ばされた後、長らく出番をもらえずにいるヒロイン・釘崎野薔薇。
比較的早い段階で、京都校1年・新田の応急処置が施されたものの、その後の生死については長らく不明となっています。
「人外魔境新宿決戦」のレベルから察するに、釘崎が途中参戦する可能性は限りなく低いはず……。
そうなると、彼女は一体いつ再登場するのでしょうか。
そもそも、生きているのでしょうか。
伏黒恵について
宿儺に体を乗っ取られた挙句、姉の津美紀、恩師の五条悟を自身の術式で殺害する結果となってしまった、伏黒恵。
現時点では”魂”として肉体の奥底に封じ込められており、決戦中は「無量空処」を複数回喰らうというとんでもない目にも遭っていました。
……その結果、虎杖と一瞬の邂逅を果たした伏黒でしたが、「もういいんだ」と生きる意志を放棄。
あまりにも酷い目に遭い過ぎている伏黒だからこそ、最後には救われる展開が用意されていてほしいものです。
秤vs裏梅の行方
高専術師たちと宿儺との戦いの裏で勃発している、秤金次と裏梅による戦い。
断片的に描かれている戦闘シーンから察するに、両者の実力は拮抗しているようです。
裏梅と言えば、氷の術式「氷凝呪法」の使い手であり、呪術全盛の世で宿儺に仕えた逸材。
両者の戦いは、どのような結末を迎えるのでしょうか。
裏梅の実力
術師としての実力も申し分なく、術式自体の強力さ、呪力出力、呪力量、いずれも一級品であることは火を見るより明らかである裏梅。
「領域展開」や「極ノ番」など、なんらかの”奥義”たる技を有していても不思議ではありません。
……とはいえ、本筋の宿儺戦で「終わり」がチラついているため、本当に裏梅戦が描かれるのかは怪しいところ。
個人的には是非とも見てみたいですが……。
秤vs裏梅、勝敗は?
宿儺戦の裏で繰り広げられている、秤と裏梅の戦い。
高専サイドの多くが宿儺戦で散りゆき、もはや裏梅に対処する余力が残されていないことから、戦いは秤の勝利で終わるのではないかと予想されます。
あるいは、宿儺さえ討ち果たせば目下の脅威は拭うことができるため、裏梅戦の決着がつかない可能性すらありそうです。
『呪術廻戦』第264話の展開予想
【呪術廻戦】ストーリーまとめ
『呪術廻戦』最新巻発売中!
『呪術廻戦』最新27巻が7/4に発売!!
五条悟と両面宿儺が手に汗握る戦いを繰り広げた一方、ある場所では”お笑い対決”が開幕!?
爆笑必至の戦いがここに。
髙羽史彦 vs 羂索、開戦!!
原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
【呪術廻戦】ネタバレ記事アーカイブ | ||||
214話 | 215話 | 216話 | 217話 | 218話 |
219話 | 220話 | 221話 | 222話 | 223話 |
224話 | 225話 | 226話 | 227話 | 228話 |
229話 | 230話 | 231話 | 232話 | 233話 |
234話 | 235話 | 236話 | 237話 | 238話 |
239話 | 240話 | 241話 | 242話 | 243話 |
244話 | 245話 | 246話 | 247話 | 248話 |
249話 | 250話 | 251話 | 252話 | 253話 |
254話 | 255話 | 256話 | 257話 | 258話 |
259話 | 260話 | 261話 | 262話 | 262話-2 |
263話 | 264話 | 265話 | 266話 | 267話 |
268話 | 269話 | 270話 | 271話 |
【呪術廻戦】関連記事まとめ
領域展開知識度チェック!
https://comichronicle.com/jujutsu-domain-quiz/
各キャラクターの生死まとめ
『呪術廻戦』の最終回について
「死滅回游」とは?
「領域展開」まとめ
キャラクター記事一覧
(C)芥見下々
本記事内で使用している画像の著作権、商標権、その他知的財産権等は、当該コンテンツの提供元に帰属します。