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【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』第259話のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。
前回はコチラ!
【呪術廻戦】第259話のネタバレ
以下からは、『呪術廻戦』第259話「人外魔境新宿決戦㉛」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
術式の習得
「人外魔境新宿決戦」の開戦前。
虎杖は、「赤血操術」の感覚を掴むべく、脹相と加茂憲紀から指南を受けていました。
決戦は1ヶ月後。
2回が限度の入れ替え修行枠は日下部と乙骨で埋まっているため、「赤血操術」は真っ当に習得する他ないようです。
……しかし、講師役たる脹相は、教え下手。虎杖は加茂の指導で「赤血操術」の習得に挑みます。
竈と縛り
時は戻って、現在。
宿儺は「竈(カミノ)」を使用し、「渋谷事変」時と同様の”炎”を再現しようとしていました。
圧倒的火力を持つ「竈」の炎。その弱点は、速度のなさと効果範囲の狭さです。
しかし宿儺は、領域展開時以外の多対一における「竈」の使用を禁止する”縛り”を科すことにより、弱点を克服。
そして、裏梅の「私達の勝ちだ」というカットの直後、”炎の矢”が放たれました。
脹相の死
放たれた炎の矢は、「伏魔御廚子」の斬撃によって粉塵化した物質を媒介とし、凄まじい爆発を引き起こしました。
宿儺の「最終奥義」たるこの技は、領域内の全ての生物を死に至らしめるには十分過ぎる威力です。
いまだかつて無い窮地を前に、主人公・虎杖悠仁を守ったのは、兄・脹相でした。
脹相は、おそらくは命を賭けた”縛り”によって防壁を作り出し、虎杖を外界から隔離。
自身の死と引き換えに、弟を守ってみせたのです。
灰となって燃え尽きる直前、「ありがとう悠仁 俺の弟になってくれて」と脹相。
一方の虎杖も、「ありがとう 兄貴」と短いながらに愛のこもった言葉を贈りました。
ブラザー
皆の犠牲の上で、勝利を掴み取ろうとしていた高専サイド。しかし、その直後に巻き起こった「竈」による爆発は、虎杖の心を折る一撃でした。
……そんな状況下で現れたのは、”兄弟(ブラザー)”こと東堂葵です。
「渋谷事変」において、真人の術式「無為転変」を喰らい、片腕を失ったはずの東堂。
しかし、彼の腕は接合済みであり、それに伴って術式「不義遊戯(ブギウギ)」も回帰したようです。
現在の状況を理解している東堂は、「多分大丈夫だ!!」と、虎杖を気遣いつつ奮い立たせる言葉を発しました。
一方の虎杖も、東堂の意図を汲み取り、「多分大丈夫なんだな!!!?」と返答。
即座に気持ちを立て直します。
現在の”呪いの王”両面宿儺は、領域展開直後の術式が焼き切れた状態。
千載一遇のチャンスを前に、虎杖・東堂タッグの戦いの行方はーー?
『呪術廻戦』第259話終わり。
【呪術廻戦】第259話の感想と考察
脹相の死亡
今回ご紹介した『呪術廻戦』第259話では、「お兄ちゃん」こと脹相が死亡するというショッキング過ぎる展開が描かれました。
「血と油/星と油」編で死亡フラグを乗り越え、「人外魔境新宿決戦」においても何だかんだで生き残ってきた脹相。
「もしやこのまま生存ルートか…?」と安心し始めた矢先、今回の流れです。
相変わらず読者の情緒を破壊する描写の数々……さすが『呪術廻戦』。
涙を流す暇すら与えられない虎杖の気持ちたるや……。
ブラザーOUT ブラザーIN
血の繋がった兄弟(ブラザー)を失った矢先、虎杖の前に現れたのは、魂で繋がった超親友(ブラザー)でした。
これまでのストーリーにおいて、息の合った連携で”特級呪霊”を相手取ってきた両者。
今回もまた、「何か起こしてくれそう」と予感させるものがありますよね。
……とは言え、もし仮に東堂までも力尽きてしまった場合、虎杖や読者の情緒が危ういところ。
今後の『呪術廻戦』は、より一層慎重にページを捲る必要がありそうです。
東堂よ、”空港”に行ってくれるなよ……。
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【呪術廻戦】今後の展開を考察
宿儺に勝つためには
現在の宿儺は、領域「伏魔御廚子」が崩壊に至ったことにより、術式「御廚子」が焼き切れた状態にあります。
さらに、虎杖の「黒閃」ラッシュを受けたことで、未だに「反転術式」の出力を取り戻していない様子。
つまり、これまでのように「黒閃」を複数回キメることができれば、勝利も夢では無いのです。
しかし、作中で何度も言及されている通り、「黒閃」を狙って出せる術師は存在しません。
勝利が現実味を帯びてきた今だからこそ、自然体で「黒閃」を連発して欲しいところです。
乙骨の復帰
東堂葵が出張ってきた以上、いよいよ高専側は総力を出し切ったように思えてしまいます。
ここで期待したいのが、戦線を離脱した乙骨憂太や禪院真希の復帰です。
明確な大ダメージを負った両者ですが、死亡していない(と思われる)以上、復帰の芽は摘まれていないはず。
特に乙骨は前作主人公ですから、どうしても期待してしまいます。
領域展開後の術式が焼き切れた状態とは言え、相手は”呪いの王”両面宿儺。
果たして高専術師らは、勝利を掴むことができるのでしょうか。
秤vs裏梅の行方
高専術師たちと宿儺との戦いの裏で勃発している、秤金次と裏梅による戦い。
断片的に描かれている戦闘シーンから察するに、両者の実力は拮抗しているようです。
裏梅と言えば、氷の術式「氷凝呪法」の使い手であり、呪術全盛の世で宿儺に仕えた逸材。
両者の戦いは、どのような結末を迎えるのでしょうか。
裏梅の実力
術師としての実力も申し分なく、術式自体の強力さ、呪力出力、呪力量、いずれも一級品であることは火を見るより明らかである裏梅。
「領域展開」や「極ノ番」など、なんらかの”奥義”たる技を有していても不思議ではありません。
……とはいえ、本筋の宿儺戦で「終わり」がチラついているため、本当に裏梅戦が描かれるのかは怪しいところ。
個人的には是非とも見てみたいですが……。
秤vs裏梅、勝敗は?
宿儺戦の裏で繰り広げられている、秤と裏梅の戦い。
高専サイドの多くが宿儺戦で散りゆき、もはや裏梅に対処する余力が残されていないことから、戦いは秤の勝利で終わるのではないかと予想されます。
あるいは、宿儺さえ討ち果たせば目下の脅威は拭うことができるため、裏梅戦の決着がつかない可能性すらありそうです。
【呪術廻戦】ストーリーまとめ
『呪術廻戦』最新巻発売中!
『呪術廻戦』最新27巻が7/4に発売!!
五条悟と両面宿儺が手に汗握る戦いを繰り広げた一方、ある場所では”お笑い対決”が開幕!?
爆笑必至の戦いがここに。
髙羽史彦 vs 羂索、開戦!!
原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
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