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【呪術廻戦】作品の概要
（『呪術廻戦』1巻 芥見下々 / 集英社）稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁（いたどりゆうじ）は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
各キャラクターの最新状況
五条悟復活！？
この記事について
『呪術廻戦』第226話のネタバレ考察・感想記事です。「無量空処」を失った五条には、両面宿儺の「伏魔御廚子」による必中効果が襲いかかります。無数の斬撃を前にした五条の対策とは？
前回はコチラ！
【呪術廻戦】第226話のネタバレ
第226話「人外魔境新宿決戦④」
凶刃を防ぐ術
（『呪術廻戦』第226話 芥見下々 / 集英社）自身の領域が崩壊した五条悟は、両面宿儺の「伏魔御廚子」を前に、生得術式を封じられた状態で放り出されてしまいました。
必中効果により、無数の斬撃が五条へと迫ります。
圧倒的なピンチの中で五条が示した対応策は、反転術式でした。
「無下限呪術」の使用が可能であれば、必中効果範囲外に逃げることもできたであろう五条。
……が、上述した通り術式が焼き切れて封じられてしまっている現在、「逃げる」と言う手段はとれません。
ひたすらに続く斬撃により、五条の体は無惨にも朱に染まります。
しかし、そんな斬撃の嵐の中でも、五条は「術式の性能」の点で宿儺に大きく優っていることを確信していました。
凶刃を防ぐ術②
「伏魔御廚子」の効果範囲を探る意味で、その場から動き出した五条。
その動きを見た宿儺は、「見逃すとでも？」と距離を詰めます。
必中効果対策のために反転術式を回し続けている五条は、それでもなお高いパフォーマンスを披露。
拳を打ち合った宿儺も、「反転術式を全開にした状態にもかかわらずよく動く」と評価しています。
一方その頃、観戦している高専サイドでは、「生得領域として具現化されている『御廚子』を破壊すればどうなるか」と言う話題が提示されていました。
日下部曰く、具現化された物体は「それ自身に意味や役割を持たないことが多い」とのこと。
また冥冥も、「六眼」を持つ五条が「『御廚子』の破壊」と言う手段をとっていないことから、「御廚子」はただのシンボルであると結論付けます。
（『呪術廻戦』第226話 芥見下々 / 集英社）そんな折、五条が採った反転術式に続く「伏魔御廚子」対策は、「シン・陰流『簡易領域』」でした。
「簡易領域」によって必中効果を一時的に凌いだ五条は、その間に反転術式を回すことにより、肉体の修復を行います。
反撃の狼煙
五条悟の「簡易領域」は、外側からの「伏魔御廚子」による必中効果が炸裂し、瞬く間に破壊されてしまいました。
そこで五条は、続け様に「簡易領域」を再展開。
しかし、先ほどとの”違い”として、反転術式による治癒を行なっていない点が挙げられます。
観戦者サイドでは、「”呪力切れ”によって五条悟が負けるのではないか」と言う疑念すら生じていました。
（『呪術廻戦』第226話 芥見下々 / 集英社）そんな中、五条悟は術式を行使する”構え”を見せます。
見覚えのある”構え”を前に、誰よりも早く「できるの!?」と驚いた乙骨。
次の瞬間、五条悟は「無下限呪術」による「術式反転『赫』」を繰り出し、両面宿儺を「御廚子」に叩きつけて見せました。
『呪術廻戦』第226話終わり。
【呪術廻戦】第226話の感想と考察
五条悟のターンが始まる？
両面宿儺の「伏魔御廚子」を前に、絶体絶命の窮地に陥っていた五条悟。
しかし、反転術式やシン・陰流「簡易領域」を駆使した耐久戦術により、無事に術式回復まで漕ぎ着けることができたようです。
このまま「伏魔御廚子」が崩壊した場合、続く展開は”術式が焼き切れた”宿儺 vs ”術式が回復した”五条悟。
五条からすれば、このまま「無下限呪術」で攻撃するも良し、再び領域を展開するも良しのチャンスタイムです。
……が、戦いが五条悟の勝利で終わらないであろうことは火を見るより明らか。
ここから先の『呪術廻戦』では、一体どのような展開が待ち受けているのでしょうか。
髙羽はどこ？
（『呪術廻戦』第225話 芥見下々 / 集英社）現在の決戦には直接関係していない要素ですが、観戦者サイドに髙羽史彦の姿が見られない点が気になります。
考えられるのは、呪術有識者でないためにコマで抜かれず、上画像では奥側に座っているだけ(※)……と言う可能性。
※少なくとも猪野は奥に座っている。
髙羽史彦と言えば、五条悟にすら匹敵し得る術式「超人(コメディアン)」の持ち主。
何らかの形で決戦に介入することも考えられそうですが……？
次回はコチラ！
以下は『呪術廻戦』第226話公開前の予想内容です。
【呪術廻戦】第226話以降のネタバレ予想
伏魔御廚子の脅威
現在の状況を整理
『呪術廻戦』第225話にて、領域「無量空処」を破られてしまった五条悟。
そもそも五条の生得術式「無下限呪術」による”バリア”は、相手の領域が持つ”必中効果”を防ぐことまではできないようです。
……しかし、現在の問題はそれ以前の部分に存在しています。
現在の五条は領域展開直後であり、術式使用が困難な状態にあるのです。
「領域展開」直後は生得術式が焼き切れてしまい、術式の使用が困難となる。
展開したことに対するコストであるため、外的要因によって領域が崩壊した場合でも条件は同様。なお、使用不可能になるわけではない。
絶体絶命の五条
（『呪術廻戦』第118話 芥見下々 / 集英社）さて、両面宿儺の領域「伏魔御廚子」は、「解」と「捌」の2種の斬撃を絶え間なく対象に浴びせる術式が付与されています。
言うまでもなく、術式効果は”必中”。
必中命令を打ち消していた「無量空処」が崩れ去った次の瞬間から、五条悟への無数の凶刃は野に放たれてしまいます。
……とはいえ、逃れる術がないわけではありません。
「伏魔御廚子」は、羂索の「胎蔵遍野」同様に結界を閉じずして具現化された生得領域であるため、効果範囲外への逃亡が可能となっているのです。
しかし、無情にも「伏魔御廚子」の効果範囲は広大。
また、「無下限呪術」の使用が困難になっている今、五条悟は”バリア”のみならず瞬間移動をも封じられてしまっています。
つまり、”逃げる手段”が存在しないのです。
伏魔御廚子への対応は？
「五条悟がこのまま死亡する」と言う展開を無視し、戦闘が続行されると仮定すると、五条悟は「伏魔御廚子」を何らかの方法で克服することになります。
領域対策として有効な「逃走」は、本記事にて述べた根拠によって棄却しても良いでしょう。
また、同じく領域対策として挙げられる「術者を倒す」という選択肢も、術式を欠いた状態では不可能なはずです。
残る手段として考えられるのが、「耐える」と言う方法です。
シン・陰流「簡易領域」や、その原型となった「彌虚葛籠(いやこつづら)」、御三家に伝わるという「秘伝『落花の情』」など、”持たざる者”が扱う領域対策は複数挙げることができます。
これまでの五条悟には不必要だった代物ですが、ここに来ていずれかの手段を採るのではないでしょうか。
しかし、ここでネックとなるのが両面宿儺の存在です。
「伏魔御廚子」の必中効果に耐えることは生存のための第1条件ですが、両面宿儺は抵抗する五条を黙って見ていることはしないはずです。
”現代最強の術師”五条悟は、”史上最強の術師”両面宿儺を前に、いかにして戦闘を継続するのでしょうか。
十種影法術を使用するタイミング
（『呪術廻戦』第219話 芥見下々 / 集英社）両面宿儺は、伏黒恵に受肉したことにより、術式「十種影法術」も扱うことができます。
ここに至るまで式神を召喚していない……つまり「十種影法術」を使っていない宿儺ですが、「伏魔御廚子」が破られた場合は手札として使用してくるのではないでしょうか。
ともすれば宿儺は、”「伏魔御廚子」の崩壊によって術式「御厨子」が焼き切れたタイミングでの使用”を想定しているのかもしれません。
……が、「星と油編」で九十九に対して領域を使用した羂索が、領域崩壊後のしばらくの間、複数所持しているはずの術式を1つも使わなかったことから、”術式が焼き切れる”と言うデバフは所持する全ての術式が対象となる可能性が高そうです。
何はともあれ、戦いの流れは「十種影法術」が握っていると言っても過言ではないでしょう。
次回はコチラ！
【呪術廻戦】ストーリーまとめ
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”史上最強の術師”両面宿儺と”現代最強の術師”五条悟による、雌雄決する一大決戦と、その決着の様子が描かれている今巻。
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原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
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