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【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』第255話のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。
前回はコチラ!
【呪術廻戦】第255話のネタバレ
以下からは、『呪術廻戦』第255話「人外魔境新宿決戦㉗」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
ミゲル&ラルゥ
『呪術廻戦』第255話冒頭、そこには前回登場したミゲルのみならず、ラルゥの姿もありました。
かつて”夏油一派”に所属しており、ともに「夏油傑を王にする」ことを目的としていたミゲルとラルゥ。
そして現在、そんな2人が再びタッグを組み、眼下に両面宿儺を見ているのです。
参戦に至る経緯
ーー場面は「人外魔境新宿決戦」の開戦前に戻ります。
植物園のような建物の中、ミゲルは乙骨憂太とラルゥの訪問を受けていました。
2人の訪問の目的は、新宿決戦への助っ人参戦を乞うため。
しかし、ミゲルは「嫌だヨ」と即座に拒否しました。……その理由は、戦う相手が「五条悟が負けるかもしれない相手」だから。
かつて新宿で五条と矛を交えたミゲルだからこそ、”五条を負かす相手”の異次元さを肌で感じられるのでしょう。
承諾は難しいかと思われた矢先、ラルゥがミゲルと2人で話し合うことを希望しました。
かつて同じ一味に所属しており、なおかつ「夏油傑を王にする」という共通の目的を持っていた2人。
ラルゥは、自身が決戦に赴く理由を「弔い」と表現しました。
……それを聞いたミゲルは、「五条と乙骨の敗北していること」と「宿儺が領域を封じられていること」の2つを条件に、参戦を承諾しました。
術式が判明
場面は新宿決戦へと戻ります。
ミゲルとラルゥは、一目見ただけで宿儺の状況を理解。ミゲルに至っては余裕の笑みすら浮かべ、「これじゃ美味しいとこ取りダ」とフラグめいた言葉を発します。
その直後、2人は戦闘を開始。
最初に仕掛けたのは、術式「心身掌握(ハートキャッチ)」を持つラルゥです。
……しかし、宿儺は瞬時に「心身掌握」を切断し、術式範囲外へと回避。ついでにラルゥに向けて「解」を放ちました。
【心身掌握(ハートキャッチ)】
術式対象を”掴む”ことができる。相手を掴む”仮想の手”は何度でも復元することができるが、破壊時に受けたダメージの10分の1が本体(=ラルゥ)に還元される。
次に攻撃を仕掛けたのは、術式「祈祷の歌(ハクナ・ラーナ)」を持つミゲルです。
ミゲルは、肉体でビートを刻みつつ、軽快に宿儺の「解」を回避。
続けて宿儺の懐に入り込むと、鳩尾(みぞおち)めがけて強力なパンチを放ちました。
【祈祷の歌(ハクナ・ラーナ)】
肉体でビートを刻むことにより、呪いを退けるとともに自身の身体能力を強化・向上することができる術式。
強力な能力ではないものの、利便性に優れる。
佳境へ
ミゲルが宿儺に対して攻撃を当てた直後、脹相が登場。
「穿血」を放つも、宿儺には当たりません。ーーしかし、その直後。今度は「反転術式」による回復を終えた虎杖が登場。
また、腹に「黒閃」を腹に喰らった真希も復活を果たし、戦場のバランスは高専有利へと傾き始めました。
いよいよ宿儺を追い込んだ……ーーそう思われた、その時。
宿儺がラルゥに向けて拳を放つと、周囲に黒い火花が舞ったのです。
五条悟と同じく、2度目の「黒閃」をキメた宿儺。
戦いの行方は……?
『呪術廻戦』第255話終わり。
【呪術廻戦】第255話の感想と考察
明かされた術式
今回ご紹介した『呪術廻戦』第255話では、ミゲルに加えてラルゥが登場!
また、早い段階で両者の術式が判明し、早速戦闘で使用されていました。
いずれの術式も、汎用性には優れているものの、爆発力は無さそうですよね。
ミゲルに至っては、生来の身体能力に術式でブーストをかけるという戦闘スタイルであり、”近接戦がメイン”という意味で真希と役割が被っている気もしてしまいます。
とはいえ、鬼のように強い近接戦士が2人いる状態は、宿儺にとっても美味しくないはず。
今後の2人の連携に期待しておきたいところです。
宿儺さん、覚醒
”呪いの王”両面宿儺は、本日2度目の「黒閃」をキメてしまいました。
……それも、第255話の最後の最後に!!!
作中モノローグでも語られた通り、五条悟は2度の「黒閃」をキメた直後に「反転術式」の出力を回復しました。
そしてモノローグは、意味深にも「呪いの王はーー」という文字で途切れています。
最悪のパターンを想定しておくのであれば、「領域『伏魔御廚子』の復活」でしょうか。
仮に「伏魔御廚子」が展開された場合、参戦中の皆が細切れになってしまうため、ミゲルかラルゥによるカウンター(領域、簡易領域、など)があると信じたいですが……。
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【呪術廻戦】今後の展開を考察
宿儺が領域展開
前回(第255話)ラスト、ラルゥに対して「黒閃」を決めた宿儺。
その際のモノローグでは、五条悟が2度の「黒閃」で反転術式の出力を取り戻したことについて言及されていました。
これは、宿儺が反転術式の他、領域をも取り戻す伏線ではないかと考えられます。
そもそも宿儺は、五条戦で脳が傷付き、これまでの決戦で領域「伏魔御廚子」を封じられている状態にありました。
しかし、それでもなお宿儺は強力。
鹿紫雲や日車、乙骨などの天才術師たちが続々と倒れ、その度に次なる術師へとバトンを繋いできたのです。
そんな中、仮に領域が復活してしまった場合、これまでの条件が全て覆ってしまいます。
ミゲルorラルゥが領域展開?
宿儺が領域「伏魔御廚子」を展開した場合、周囲一帯は斬撃の嵐と化します。
激烈な状況を切り抜けるためには、誰かが領域展開を行い、必中命令を相殺する他ないでしょう。
虎杖や脹相が領域を所持していないことはほぼ確実であり、真希はそもそも同じ土俵にすら立っていません。
したがって、「伏魔御廚子」へのカウンターとして領域を使う人物がいた場合、それはミゲルかラルゥでしょう。
両者の術式は、とても必殺とは言い難い効果を持っています。
しかし、領域に付与される必中術式は、必ずしも生得術式の性能と同じであるとは限りません。(※例えば五条の「無量空処」は、領域内でのみ発動/作用する必中術式)。
ミゲルやラルゥが強力な領域/必中術式を有していることに期待しておきたいところです。
【呪術廻戦】ストーリーまとめ
『呪術廻戦』最新巻発売中!
『呪術廻戦』最新27巻が7/4に発売!!
五条悟と両面宿儺が手に汗握る戦いを繰り広げた一方、ある場所では”お笑い対決”が開幕!?
爆笑必至の戦いがここに。
髙羽史彦 vs 羂索、開戦!!
原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
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