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【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』第270話のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。
前回はコチラ!
【呪術廻戦】第270話のネタバレ
以下からは、『呪術廻戦』第270話「夢の終わり」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
『呪術廻戦』ネタバレ①|伏黒家の墓
第270話冒頭、”伏黒家の墓”に花を備える伏黒恵の姿が描かれます。
その傍には、タバコを吸う家入硝子の姿が。
宿儺との戦いで損壊した津美紀の遺体は、家入が丁寧に整えた後に火葬されたようです。
家入に礼を述べた伏黒は、呼び出しを受けて去っていきました。
その後、タバコをもう1本取り出した家入でしたが、少し考え込む素振りを見せたのち、タバコを箱ごとゴミ箱へ入れてしまいます。
もう彼女にタバコは必要ないようです。
『呪術廻戦』ネタバレ②|天元の所在
場所は変わって国内某所、天元の結界。
伏黒恵の肉体から引き剥がされた宿儺の残骸には、吸収されてしまった天元が残置されていた様子。
つまり、その宿儺の残骸を据え置くことで、しばしの間”結界”は機能し続けるようです。
庵歌姫と新田明は、少しの猶予の間に対策や代替案の立案を急ぎます。
……が、楽巌寺は、「そう焦るな」と述べ、「皆 まだ若いんだ」と続けました。
なお、その次のコマでは、加茂家を捨てた母と合流を果たした加茂憲紀の姿が描かれます。
『呪術廻戦』ネタバレ③|大道鋼と三代六十四
場面は切り替わり、某所。
禪院真希は、「桜島結界」で世話になった泳者(プレイヤー)の大道鋼と三代六十四を訪ねていました。
真希から”刀”を手渡され、泣いて喜ぶ大道。
さらに真希は、追加の手土産として、「受肉タイプの泳者の措置が話し合われる」ことを明かします。
「話し合われる」とは言ったものの、事実上措置は決定済み。被害者救済のため、受肉を果たした”呪物”は引き剥がされるようです。
そこで真希は、「独り言」と称した上で、東京が”不可侵領域”となっており、身を隠すには十分な場所である旨を付け加えました。
ーーしかし、大道はただ”敵”を斬ること、三代はただ”相撲”を取ることを生き方としており、これからも自由に動くスタンスを崩さないようです。
『呪術廻戦』ネタバレ④|それぞれの”その後”
再び場面は変わり、漫画家の道に戻ったシャルル・ベルナールの姿が描かれます。
口を動かしつつも、同時に手も動かしているシャルル。
その後ろには、彼を監督する編集者の姿もあります。
一方その頃、ファミレスらしき場所では、”お笑い談義”に花を咲かせる髙羽史彦の姿がありました。
話し合いに付き合っている人物は、夏油傑と酷似したスタイルと髪の毛を持つ人物。
作中で髙羽と意気投合していた人物と言えば、夏油傑……の肉体を乗っ取った術師・羂索(けんじゃく)ですよね。
顔や額が吹き出しで巧妙に隠されており、最後までその人物の正体が確定することはありませんでしたが、おそらくは髙羽の術式効果で生き返った羂索でしょう。
続いて登場したのは、”医療班の一員”として決戦を裏から支えた男・甘井凛。
巧妙な立ち回りでいじめっ子側についていた甘井は、その時の出来事を恥じ、かつてのいじめられっ子に頭を下げました。
……しかし、いじめられっ子が甘井に情けをかけることはなく、進展はナシ。
人間関係の描かれ方があまりにもリアルです。
最後に描かれたのは、日車寛見です。
日車は、東京結界にやってくる前に殺害した2名の件で捜査を受けていたようですが、結果は不起訴。
どうやら日車を術師として働かせたい総監部により、圧力がかけられたようです。
そこで日車は、信頼しているかつての部下に”遺族側代理人”として「やり直し」を依頼。
自身が正当な法の裁きを受けられるよう、裁判を望みます。
『呪術廻戦』ネタバレ⑤|責任
ここで、場面は高専へと移ります。
”天使”来栖華のもとを訪れた伏黒は、宿儺が来栖にしたことを想起し、「責任は取る」と発言。
続けて、「俺が来栖の右腕になるよ」と述べました。
その言葉に撃ち抜かれた来栖は、「式はいつにしますか?」と返答。
あまりにも直球かつ突然の展開を前に、伏黒は思わずカタコト化してしまいます。
『呪術廻戦』ネタバレ⑥|任務
『呪術廻戦』第270話の終盤、新たな”呪い”による被害が発生し、呪術高専1年トリオが任務にアサインされました。
呪霊というよりは、呪詛師によって発生したと思しき今回の事件。
1年トリオが、新たな戦いへと身を投じます……!
『呪術廻戦』第270話終わり。
【呪術廻戦】第270話の感想と考察
羂索が生存!?
『呪術廻戦』第270話中盤、髙羽史彦の生存が明らかになるとともに、羂索らしき人物がセットで描かれました。
1000年という悠久の時を生きながら、髙羽との出会いを経て心から楽しんでいた様子の羂索。
一方の髙羽も、羂索との”お笑い”は、彼が最も望んでいた”お笑い芸人”の形でした。
きっとだからこそ、術式”超人(コメディアン)”の発動によって羂索が死を免れ、髙羽の新たな”お笑い”のステージに向けて正式にコンビを組むに至ったのではないでしょうか。
……とは言え、羂索の顔が正式に描かれたわけではありません。
その辺りの考察は読者に委ねる、ということでしょう。
次回、最終話
次回の第271話は、いよいよ『呪術廻戦』の最終話。
『週刊少年ジャンプ』の慣例として、巻頭カラーではなくセンターカラーにて有終の美が飾られるようです。
その前話たる第270話は、高専1年トリオが新たな任務へ挑むシーンで幕引きとなりました。
『呪術廻戦』のストーリーは、一体どのような形で締めくくられるのでしょうか。
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【呪術廻戦】今後の展開を考察
山積した課題
羂索の働きかけにより、作中世界の各国では、日本における「呪力」と言うエネルギーの存在が露呈してしまいました。
「死滅回游」編の終盤では、実際にアメリカ合衆国の軍特殊部隊が「保護」と言う名の「呪術師の拉致」のために乗り込んでくる始末……。
種を蒔いた本人である羂索は死しているものの、その種は様々な形で芽吹いてしまっています。
また、日本国内においても、「”現代最強の呪術師”五条悟が死亡した」と言う事実は呪詛師や呪霊の台頭を招きかねません。
後述の通り、乙骨憂太が”現代最強”になり変わる線が有力でしょうか。
乙骨が”現代最強”へ
五条悟が”現代最強”であった頃、等級上はその五条と並び、作中では”現代の異能”との異名もあてがわれた術師・乙骨憂太。
決戦前には、自らも五条と同じ”怪物”となる覚悟を決め、”羂索の術式で五条の肉体に渡る”と言う行動にも出ました。
呪術高専で過ごした時間は、乙骨に対して、心身ともに1年前とは比べ物にならないほどの強さを与えたようです。
さて、そんな乙骨が仮に復活を遂げた場合、五条と同じかそれ以上の存在感を放つ”現代最強の術師”となり、呪術界を席巻する存在となるのではないでしょうか。
「人外魔境新宿決戦」によって五条悟が死亡したことは、呪術界全体に広く伝わるはず。
しばらくは呪詛師や呪霊らの勢いが増すことと思われますが、最強となった乙骨や、”鬼神”たる真希の実力があれば、再び以前のような呪術界へと戻る日も来るのではないでしょうか。
『呪術廻戦』第271話の展開予想
【呪術廻戦】ストーリーまとめ
『呪術廻戦』最新巻発売中!
『呪術廻戦』最新27巻が7/4に発売!!
五条悟と両面宿儺が手に汗握る戦いを繰り広げた一方、ある場所では”お笑い対決”が開幕!?
爆笑必至の戦いがここに。
髙羽史彦 vs 羂索、開戦!!
原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
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