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【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』第268話の展開を予想する記事です(これまでのネタバレあり)。発売日情報についてもまとめています。
【呪術廻戦】第268話の概要
掲載日はいつ?
『呪術廻戦』第268話は、2024年9月2日発売の『週刊少年ジャンプ』40号に掲載予定です。
釘崎野薔薇の劇的な復活が描かれ、盛り上がりが最高潮に達した『呪術廻戦』。
完結まで残すところあと4話。
伏黒恵は、自身の肉体を取り戻すことができるのでしょうか。
前回(第267話)はこちら!
まずは『呪術廻戦』第267話の内容を簡単に振り返っておきましょう。
【第267話のまとめ】
- 乙骨のコピー術式についての詳細が語られる。
- 乙骨による「御廚子」のコピーは、虎杖の指を摂取することで行われていた。
- 20本目の宿儺の指は、地下深くに封印されていた。
- 釘崎野薔薇が眼帯姿で復活。宿儺の指に「共鳴り」を当てる。
- 虎杖の「黒閃」が宿儺にヒットする。
詳細な内容は以下の記事でご紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。
『呪術廻戦』第267話のネタバレ
【呪術廻戦】第268話のネタバレ・展開予想
遂に決着!
『呪術廻戦』第267話にて劇的な復活を遂げた、呪術高専1年・釘崎野薔薇。
彼女が放った「芻霊呪法『共鳴り』」は、虎杖悠仁に自身の復帰を示すとともに、”呪いの王”両面宿儺の反撃を阻止する致命的な一撃となりました。
そして虎杖は、釘崎が作った千載一遇の好機を見逃しません。
自身の領域に付与された必中の「解(カイ)」が宿儺にヒットした直後、畳み掛けるようにラッシュを実行。
トドメの一撃として、彼の代名詞と言っても過言ではない「黒閃」をキメて見せたのです。
第266話で描かれた”魂”状態の伏黒のカバーと、再起した釘崎のカバー。
そんな同期2人の想いが繋がって放たれた一撃は、宿儺に対して致命的なダメージを与えたことでしょう。
「渋谷事変」に次ぐナンバリングで、”呪いの王”との激闘が描かれた「人外魔境新宿決戦」。
宿儺との決着後の展開やいかにーー?
伏黒恵の復活
自身が”呪術師”となった理由でもある姉・津美紀の死を受け、「もういいんだ」と自暴自棄に陥っていた伏黒。
しかし、同級生にして友人である虎杖の「寂しいよ」という言葉を受け、目覚めを拒否していた状態から立ち直ってみせました。
現在の伏黒は、肉体を宿儺に乗っ取られ、”魂”として肉体の奥深くに閉じ込められている状態にあります。
虎杖が放った”最後の一撃”は、宿儺の”魂”のみに作用したはず。
生き残った伏黒の”魂”は、果たして元の肉体を取り戻すことができるのでしょうか。
激動の時代
楽巌寺を除く呪術総監部の一掃、”現代最強の呪術師”の死、複数の御三家の失墜と、これまでにない激動の時代を迎えた呪術界。
特に「”現代最強の呪術師”の死」は、呪霊や呪詛師の活性化を促すことに直結します。
残る『呪術廻戦』のストーリーでは、そんな新たな呪術界を前に奮起するキャラクター達の姿が描かれるのではないでしょうか。
虎杖はドロップアウト?
「人外魔境新宿決戦」にて大いに活躍し、ともすれば最大の功労者として称賛されるのではないかと思しき男・虎杖悠仁。
”宿儺の器”として、現呪術界のトップたる楽巌寺からも忌避されていた彼は、遂に自身の価値の証明に至ったわけです。
しかし気になるのが、土壇場で行われた「領域展開」の行使ですよね。
”入れ替え修行”による「簡易領域」や「反転術式」の習得はともかく、呪術の極地たる「領域展開」ともなると、何らかの大きな”縛り”によって実現したのではないかと思えてなりません。
仮にその”縛り”が、三輪の「2度と刀を振らない」のような”力”と引き換えのものであった場合、呪術師としての未来は絶たれたことになりますが……?
「リカ」の異変
『呪術廻戦』第262話のラスト、完全顕現状態にある「リカ」が、抜け殻となった乙骨憂太を抱き締める様子が描かれました。
当の乙骨は羂索(けんじゃく)の術式によって肉体を渡り、五条悟の中へと移動してしまったわけですが、どうやら「リカ」はそれを理解していないようです。
そもそも「リカ」とは、”特級過呪怨霊”祈本里香本人ではなく、里香が成仏した後に残された存在。
それゆえに、”乙骨自身”ではなく”乙骨の肉体”に執着している……という線もありそうですね。
もしそうであるとするならば、「リカ」にとって現在の乙骨(=五条)は、乙骨の命を奪った他人として映る可能性すらありそうです。
乙骨亡き後、”呪いの女王”が敵対する未来は避けて欲しいところですが……?
【呪術廻戦】第267話の考察
虎杖悠仁の領域について
『呪術廻戦』第264話の終盤にて、「領域展開」と唱えた虎杖。
主人公の領域展開という激アツシーンが遂に描かれたわけですが、なぜ虎杖はこれまで切り札を温存していたのでしょうか。
決戦前は使用不可だった?
虎杖は、決戦前に行われた日下部篤也との「入れ替え修行」によって、結界術の”基礎”を修得しました。
察するに、修行の成果として反転術式や簡易領域の修得には至ったものの、領域展開は(決戦開始時点では)修得していなかったのでは無いでしょうか。
そもそも虎杖が現在用いている「御廚子(みづし)」は、黒閃を経た覚醒状態によって引き出された術式です。
そんな虎杖から繰り出される「解(カイ)」は、宿儺と伏黒の”魂の境界”を適切に捉えており、宿儺によるとヒットすれば致命傷となり得ます。
そして、虎杖が展開した領域には「御廚子」が付与されていると見て間違い無いはず。
つまり、決戦前の虎杖が「御廚子」を所持していなかった以上、「領域展開」についても会得していなかったことが確定しているのです。
「黒閃」直後とは言え、領域展開まで会得するとは……さすがは”宿儺の器”と言ったところでしょうか。
必中術式について
上述した通り、虎杖が展開された領域には、宿儺にとって致命傷となり得る「解(カイ)」が付与されていると予想されます。
……というより、そうでなければもはや勝ち筋がありません。
虎杖悠仁には加茂家相伝「赤血操術」も備わっていますが、「穿血」が必中に昇華されたところで、”呪いの王”の命にまでは届かないことでしょう。
ここで気になるのが、なぜ生得領域内における宿儺の姿が虎杖に受肉した頃に戻っているのか。
生得領域とは、具現化された術師の心象空間です。
ゆえに、空間が「駅のホーム」であることに疑問を挟む余地はありません。
しかし、相手の姿形にまで影響を及ぼすとなると、髙羽史彦の「超人(コメディアン)」のような特殊性を感じてしまいます。
そこで考えられるのが、宿儺が既に死亡している可能性です。
秤vs裏梅の行方
高専術師たちと宿儺との戦いの裏で勃発している、秤金次と裏梅による戦い。
断片的に描かれている戦闘シーンから察するに、両者の実力は拮抗しているようです。
裏梅と言えば、氷の術式「氷凝呪法」の使い手であり、呪術全盛の世で宿儺に仕えた逸材。
両者の戦いは、どのような結末を迎えるのでしょうか。
裏梅の実力
術師としての実力も申し分なく、術式自体の強力さ、呪力出力、呪力量、いずれも一級品であることは火を見るより明らかである裏梅。
「領域展開」や「極ノ番」など、なんらかの”奥義”たる技を有していても不思議ではありません。
……とはいえ、本筋の宿儺戦で「終わり」がチラついているため、本当に裏梅戦が描かれるのかは怪しいところ。
個人的には是非とも見てみたいですが……。
秤vs裏梅、勝敗は?
宿儺戦の裏で繰り広げられている、秤と裏梅の戦い。
高専サイドの多くが宿儺戦で散りゆき、もはや裏梅に対処する余力が残されていないことから、戦いは秤の勝利で終わるのではないかと予想されます。
あるいは、宿儺さえ討ち果たせば目下の脅威は拭うことができるため、裏梅戦の決着がつかない可能性すらありそうです。
【呪術廻戦】第268話のネタバレ・展開予想まとめ
今回は『呪術廻戦』第268話の内容をこれまでのネタバレ込みで予想しました。
以下に本記事での予想内容をまとめています。
【第268話以降の予想まとめ】
- 戦いが決着。宿儺が死亡し、伏黒が復活か。
- 五条悟が死亡したことにより、呪詛師や呪霊が活性化。
- 虎杖悠仁が死亡か。
以上、いかがでしたでしょうか。
本記事が『呪術廻戦』のストーリーをさらに楽しむための一助となれば幸いです。
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