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【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』単行本28巻の各話あらすじと感想・考察をネタバレありでまとめた記事です。購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
【呪術廻戦】単行本28巻について
宿儺の術式没収が叶わず、日車は虎杖らと分断され宿儺と一人対峙する──!! 日車の“必死”の剣の一撃は、果たして宿儺に届くのか…!? そして、激戦極まる新宿に辿り着いた“現代の異能”乙骨が、領域を展開し!?
『呪術廻戦』28巻の概要
『呪術廻戦』第28巻
作者:芥見下々
発売日:2024年10月4日
出版社:集英社
ISBN-10:4088842111
ISBN-13:978-4088842110
『呪術廻戦』28巻の収録話
- 第246話「人外魔境新宿決戦⑯」
- 第247話「人外魔境新宿決戦⑰」
- 第248話「人外魔境新宿決戦⑱」
- 第249話「人外魔境新宿決戦⑲」
- 第250話「人外魔境新宿決戦⑳」
- 第251話「人外魔境新宿決戦㉑」
- 第252話「人外魔境新宿決戦㉒」
- 第253話「人外魔境新宿決戦㉓」
- 第254話「人外魔境新宿決戦㉔」
【呪術廻戦】単行本28巻の各話ネタバレ・あらすじ
以下からは、『呪術廻戦』28巻のあらすじをネタバレありでご紹介しています。
『呪術廻戦』第246話「人外魔境新宿決戦⑯」
両面宿儺に目をつけられ、攻撃を受けてしまった日車寛見。
しかし、1級術師・日下部篤也の「簡易領域」によってカバーされ、致命傷は避けることができました。
ここで、日下部に続いて猪野、脹相も参戦。宿儺に必殺の「処刑人の剣」を叩き込むべく、術師達は一丸となって戦います。
……が、そんな彼らを嘲笑うが如く、華麗な立ち回りで日車を孤立させてしまった宿儺。
絶体絶命の窮地に陥った日車は、土壇場で”才能”を開花させーー?
『呪術廻戦』第247話「人外魔境新宿決戦⑰」
”天才”日車寛見は、”呪いの王”両面宿儺の斬撃を前にするも、土壇場で「領域展延」を習得。ダメージを最小限に抑えて見せました。
並の術師であれば、運良く「領域展延」の習得に至ったとしても、継続発動していた術式は途切れてしまうはず。
しかし、日車の「処刑人の剣」は、日車が「領域展延」を解除した後も煌々と輝き続けていました。
そんな光景を目の前に、「日車寛見……だったか?」と宿儺。どうやら相手を”虫ケラ”ではなく”敵対術師”として認め、名前を覚える気になったようです。
【領域展延とは?】
「領域展延」とは、自身に膜のような”薄い領域”を展開する技術である。
領域の一種でありながら必中術式は付与されておらず、空いたリソースに相手の術式を流し込むことで、結果的にその術式を中和することができる。
例えば漏瑚や花御は、「領域展延」を用いて五条の「無下限呪術」を中和し、まともな戦闘を繰り広げていた。
なお、「領域展延」は生得術式と併用できない。
ーーそして再び始まった、”呪いの王”による猛攻。
激しい戦闘の中、日車寛見は呪術師としてのステージを駆け上がり続けます。
『呪術廻戦』第248話「人外魔境新宿決戦⑱」
宿儺の斬撃を受け、倒れ込んでしまった日車。
意識を失ったためか、あるいは死亡したためか、虎杖が託された「処刑人の剣」は宿儺の命に届きませんでした。
しかし、悲しんでいる暇などありません。なおも続く戦いを前に、虎杖は1ヶ月の修行期間で習得した「反転術式」を披露。
受けた傷を回復させつつ、次なる死闘への準備を整えます。
また、「現代の異能」こと”特級術師”乙骨憂太も、遂に新宿決戦に参戦。
戦いはより激しさを増していきます。
『呪術廻戦』第249話「人外魔境新宿決戦⑲」
羂索(けんじゃく)への奇襲を成功させた後、当初の予定通り新宿までトンボ帰りした乙骨。
”呪いの女王”たる「リカ」を伴いつつ、”呪いの王”両面宿儺に挑みます。
確実に勝利を掴むべく、乙骨憂太が披露したのはーー「領域展開」でした。
乙骨が展開した生得領域の名は、「真贋相愛(しんがんそうあい)」。
一方の宿儺は、必中術式から身を守るべく、シン・陰流「簡易領域」の原型たる「彌虚葛籠(いやこつづら)」を発動します。
領域の中で繰り広げられる、乙骨&虎杖による新旧主人公の共闘。その結末はーー?
『呪術廻戦』第250話「人外魔境新宿決戦⑳」
乙骨憂太が展開した領域「真贋相愛」は、乙骨がストックしている”コピーした術式”の内、任意の1つの術式効果を”必中効果”として付与することができます。
さらに副次的な効果として、”領域内に刺さっている刀”にはそれぞれランダムな”コピーした術式”が付与されており、一度のみその術式効果を用いることも可能です。
乙骨は、刀に付与されたコピー術式を使用しつつ、虎杖と連携して宿儺を攻撃。
相手の「彌虚葛籠」を剥がすことで、領域に付与した”天使”の術式「邪去侮の梯子」の発動を目指します。
『呪術廻戦』第251話「人外魔境新宿決戦㉑」
領域内の”刀”を使用し、”コピーした術式”を次々に攻撃使用する乙骨。
その中には、宿儺の術式「御廚子(みづし)」のコピーも含まれていました。
完全に体勢を崩されてしまった宿儺に対し、虎杖も追撃を仕掛けます。
虎杖が繰り出す攻撃は、宿儺と伏黒の”魂の境界”へとヒット。
その結果、精神世界のような空間で、虎杖は伏黒恵と出会うことに成功します。
……しかし、唯一の家族であった姉を亡くし、恩師をも自らに受肉した”呪いの王”が手にかけてしまったいま、伏黒に”生きる気力”など残されておらずーー?
『呪術廻戦』第252話「人外魔境新宿決戦㉒」
宿儺の斬撃によって胴体を両断されてしまった乙骨憂太。
しかし、”特級呪術師”はただでは転びません。
なんと乙骨は、領域を展開した時点で”座標をズラす”というテクニックを披露しており、結界が崩壊した瞬間に禪院真希が奇襲を掛ける手筈が整っていたのです。
……そして、現在。
無事に奇襲を成功させ、真希は「釈魂刀」のレプリカを使用し、宿儺の心臓を突き刺して見せました。
しかし、それでも”呪いの王”が膝をつくことはありませんでした。
あろうことか、裏梅曰く、宿儺は「まだ本気を出していない」ようでーー?
『呪術廻戦』第253話「人外魔境新宿決戦㉓」
乙骨憂太が虎杖悠仁がダウンしてしまった現状、高専側のまともな戦力は禪院真希のみとなってしまいました。
「釈魂刀」を振いつつ、フィジカルのみで”呪いの王”と渡り合う真希。
しかし、一方の宿儺は、呪力によって体術の差を補うことが可能であり、その上で術式による鋭い攻撃も繰り出すことができます。
結果的に真希は、宿儺の「黒閃」によって押し切られてしまいました。
その結果、高専側で残った術師は、日下部篤也のみ。
”最強の1級呪術師”と謳われる男の実力とはーー?
『呪術廻戦』第254話「人外魔境新宿決戦㉔」
シン・陰流の使い手たる日下部は、「簡易領域」にオリジナルのプログラムたる”全自動(フルオート)反射”を設定していました。
その結果、宿儺が飛ばす「解」を脊髄反射によって防いで見せます。
さらに日下部は、「簡易領域」の範囲を広げ、宿儺の体をすっぽり領域内へ。
次の瞬間、領域内の対象に放たれるフルオート反射斬撃を能動的に発することで、「伏魔御廚子」の下位互換のような斬撃の嵐を実現させました。
……しかし、”最強の1級呪術師”の刃は、”呪いの王”の首元には届きません。
最終的に敗北してしまった日下部でしたが、彼が時間を稼いだことで、とある助っ人呪術師が登場してーー?
続き(第255話)はコチラから!
【呪術廻戦】単行本28巻の感想と考察
日車寛見と言う男
『呪術廻戦』第247話にて「領域展延」だけでなく「反転術式」の習得にも至った男・日車。
その結果彼は、”無い腕を回復させる”という常人離れした運用を成功させ、”呪いの王”の興を買いました。
いやはや死に瀕したギリギリの状況であったとは言え、「反転術式」や「領域展延」は、本来呪術を覚えて2ヶ月の人間が扱えるはずがない技術……。
土壇場でそれらの技術を習得し、使いこなすあたり、まさに”天才”ですよね。
もし日車がさらに時間をかけて呪術界に馴染んでいた場合、一体どうなっていたのでしょうか……。
乙骨が領域展開!
『呪術廻戦』第249話では、第178話で不発に終わった乙骨憂太の「領域」が、ようやくお披露目となりました。
……長かった!!!
さて、そんな乙骨の領域「真贋相愛」は、他者が持つ生得術式を”必中効果”として付与することができる様子。
ゆえに乙骨は、コピー可能な術式の中で一番強力であろう”天使の術式”を必中効果に据えたのでしょう。
また、領域内ではコピー条件が撤廃されるようであり、突き刺さった刀を使用することで無制限に術式を発動することができるようです。
さすがは”特級術師”乙骨憂太の領域。
何もかもが規格外ですね。
下記の記事では、乙骨の「真贋相愛」を含め、すべての領域を網羅しています。ぜひ併せてチェックしてみてください。
▶️『呪術廻戦』領域展開一覧|作中で登場した全生得領域を総まとめ!
宿儺の本気
第252話にて、裏梅の口から「本気を出していない」ことが明かされた”呪いの王”両面宿儺。
これまでの宿儺は、2種の斬撃(「解(カイ)」と「捌(ハチ)」)しか用いない戦闘スタイルを貫いてきました。
しかし宿儺は、「渋谷事変」の漏瑚戦において、「炎」を使用していましたよね。
炎の正体はいまだに判明していないものの、仮に宿儺が”本気”を出す場合、炎の解禁はまず間違いないはず。
続く第29巻以降では、謎多き宿儺の術式「御廚子」の全貌が、ようやく明かされるのでは無いでしょうか。
『呪術廻戦』が無料で読める!?
『呪術廻戦』の単行本を無料で読む方法についてご紹介します。
『ジャンプ+』で公開中
『呪術廻戦』は、集英社が運営するアプリ『ジャンプ+』にて、第1話を無料で読むことができます。
また、『ジャンプ+』では様々なジャンルの漫画が無料で掲載されているので、ぜひ併せてチェックしてみてくださいね。
ジャンプラおすすめ作品
『ジャンプ+』には、『呪術廻戦』の試し読みの他にも面白い作品が盛りだくさん!
下の記事でおすすめ作品を紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。
漫画Rawは危険?
かつて台頭していた「漫画村」のように、スキャンした漫画の画像を無料公開しているサイトが複数存在しています。
しかし、「漫画 raw」等の違法サイトは、アクセスだけでも端末が危険に晒される可能性が高く、おすすめはできません。
紙、電子と媒体を問わず、漫画文化を保護すると言う意味でも、漫画はぜひ買って読みましょう。
あるいは、本記事にて上述したように、『ジャンプ+』を含む電子漫画専門サイト等を利用する読み方もおすすめです。
購入はコチラ
『呪術廻戦』の28巻は、下のリンクから購入いただけます。
『週刊少年ジャンプ』において、『ONE PIECE』や『僕のヒーローアカデミア』と並び、看板作品として君臨し続けた本作。
12月には29巻と30巻(最終巻)の発売が予定されている他、アニメはまだまだ続く予定です。
未読の方は、ぜひこの機会にチェックしてくださいね!
【呪術廻戦】ストーリーまとめ
『呪術廻戦』最新巻発売中!
『呪術廻戦』最新27巻が7/4に発売!!
五条悟と両面宿儺が手に汗握る戦いを繰り広げた一方、ある場所では”お笑い対決”が開幕!?
爆笑必至の戦いがここに。
髙羽史彦 vs 羂索、開戦!!
原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
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