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【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』第225話のネタバレ考察・感想記事です。固唾を飲んで「新宿決戦」の様子を見守る高専の術師たち。熾烈な戦いは、領域勝負へと雪崩れ込み……?
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【呪術廻戦】第225話のネタバレ
第225話「人外魔境新宿決戦③」
領域展延の活用
『呪術廻戦』第225話冒頭、高専所属の術師や、仲間となった死滅回游泳者らが一堂に会し、「新宿決戦」の行方を見守っている様子が描かれます。
中継を行なっているのは、生得術式「黒鳥操術」によって烏を操ることができる冥冥です。
さて、現在の両面宿儺は、五条悟の「無下限呪術」の攻略にあたり、「領域展延」を用いた攻めを展開している様子。
「領域展延」とは、”術式を付与しない領域”を纏うことにより、対象の術式を中和することができる技術です。
生得術式(宿儺の場合は「御厨子」)との併用ができないというデメリットがあるものの、五条悟の”無限バリア”を突破することが可能となります。
「領域展延」を巡っては、”特級呪霊”の漏瑚と花御も五条悟対策として使用していました。
領域展開
「領域展延」の流れから、京都校2年の三輪霞が「なんで宿儺は領域を展開しないんですか?」と率直な疑問を口にしました。
五条悟の「無下限呪術」を持ってしても、領域が持つ”必中効果”を防ぐことはできません。
早期の決着も見込めるという意味で、「領域展開」こそが最も効果的な一手に思われます。
ここで、冥冥の弟の憂憂が「宿儺は領域の押し合いでは五条悟に勝てないとおもっている?」と発言。
しかし、その可能性については、”五条であれば見抜けるはず”という理由で家入が否定しています。
そんな折、「押し合いにならないんじゃないか?」と脹相が口を挟みました。
脹相は、宿儺が”結界を閉じずに領域を展開できる”と予想したようです。
……が、そんな脹相の説は、日下部、鹿紫雲、秤、乙骨の4名が即座に否定。
ことの異次元さを理解していない三輪は、「そんなにですか?」と困惑する表情を見せます。
”結界を閉じずに生得領域を展開する”という行為は、「器もなしに水を貯める」や「キャンバスを使わずに空に絵を描く」といった”神業”と同義。
「領域展開」を修めている術師や、結界について蘊蓄(うんちく)のある術師にとって、その行為は不可能な芸当としか考えられないようです。
しかし、脹相は羂索が”結界を閉じない領域展開”を行う様を見ていました。
不可能と思える”神業”も、ほんの一握りの術師にとっては可能な芸当となるようです。
勝負アリ?
脹相の目撃談により、両面宿儺も”結界を閉じない領域展開”が可能であるという仮定を前提条件とし始めた観戦者一行。
そこで話題は、”五条悟の通常の「領域」と、両面宿儺の神業「領域」が衝突した場合どうなるか”という方向へとシフトしました。
通常であれば、結界の外殻同士の押し合いとなる「領域」同士の衝突。
一方で、宿儺の領域「伏魔御廚子」は、(事実として)結界を持っておらず、”外殻”は存在しません。
押し合う概念が片方に存在しない「領域」勝負は、どのような結末を生み出すのでしょうか。
……ここで、ついに戦いの局面が大きく動き出しました。
五条悟と両面宿儺の双方が「領域展開」と唱えたのです。
その直後、2人の周囲には、五条悟の「無量空処」を具現化するための結界が張られます。
一方、宿儺の「伏魔御廚子」は、相変わらず結界を欠いた状態で展開されていました。
五条悟の結界内では、二者の「必中命令」が重複し、打ち消し合う事態が発生している様子。ゆえに、どちらか一方が先に倒れてしまえば、即座に「領域」の必中効果が発動してしまいます。
……しかし、異変は”外”で起きていました。
上述の通り、宿儺の「伏魔御廚子」は結界を必要としません。
結界が閉じられていないがゆえに、相手に”逃げ道”を与えるという”縛り”が成立している「伏魔御廚子」は、広大な術式効果範囲を有しています。
そして、「伏魔御廚子」の効果は、五条悟の結界の外側でも発動を可能としていました。
外側からの無数の斬撃を喰らい、領域「無量空処」は破壊されてしまって……?
『呪術廻戦』第225話終わり。
【呪術廻戦】第225話の感想と考察
領域勝負の行方
『呪術廻戦』第225話にて、唐突に始まった領域同士の衝突。
宿儺の”神業”たる領域「伏魔御廚子」は、五条の領域「無量空処」を結界の外側から急襲し、見事に打ち破って見せました。
初見殺しも甚だしい芸当ですが、その邪悪な戦術はさすが宿儺と言ったところでしょうか。
さて、無理やり領域を解体されてしまった五条悟は、「領域展開」の最大のデメリットたる「術式が焼き切れる」という状態のみを押し付けられる格好となってしまいました。
つまり、現在の五条は「無下限呪術」によるバリアが機能しない状態ということです。
そんな状況下で、襲いくるのは「伏魔御廚子」による無数の凶刃。
五条悟の呪術師としての生は、ここで完全に終わってしまうのでしょうか。
突如として急展開を迎えた、”現代最強”と”史上最強”の戦いの行方は……?
次回はコチラ!
以下は『呪術廻戦』第225話公開前の予想内容です。
【呪術廻戦】第225話以降のネタバレ予想
魔虚羅の影
”五条悟と両面宿儺の戦い”において、「八握剣異戒神将魔虚羅(以下;魔虚羅)」の存在は、多くの読者が気にしているのではないかと思われます。
宿儺が受肉先である伏黒恵に刻まれた生得術式は、「十種影法術」。
この術式は、10種類の式神を(調伏の儀式を経て)使役することが可能です。
その中でも”最強”とされるのが、上述の魔虚羅という式神。
”最強の式神”魔虚羅の能力は、端的に述べると「あらゆる事象への適応」です。
これは、(可能であるかはともかくとして)”無限”という概念に適応することにより、五条悟の厄介さを激減させることができることを意味しています。
”現代最強の術師”五条悟は、単に術式に頼り切った術師ではありません。
しかし、彼を”最強”たらしめる要因は、術式「無下限呪術」(と六眼)によるところが大きいというのもまた事実です。
仮に”無限”が魔虚羅に破られてしまった場合、戦闘が厳しいものになることは想像に難くありませんね。
鹿紫雲一の乱入
五条悟の宿儺戦において懸念される事態の1つが、「鹿紫雲一の乱入」です。
死滅回游では東京第2結界に滞留していた鹿紫雲は、両面宿儺との戦いを求めて受肉した人物。
宿儺戦にしか使うつもりがないという”1度きりの生得術式”を有していることからも、いずれかのタイミングで念願が叶うのではないかと思われます。
問題となるのは、そのタイミングです。
鹿紫雲は、死滅回游に参加している泳者の中では、間違いなく最強格の泳者でした。
しかし、呪術界の歴史上において最強格の2名がぶつかり合っている今、登場に最適なタイミングなど存在しないように思われます。
一方で、五条悟が倒れた後、疲労した宿儺と”2番手”として戦う……という展開も、鹿紫雲の性格から考えられそうにありません。
そうなると、やはりいずれかのタイミングでの乱入がもっとも可能性としては高そうでしょうか。
秤との戦いで株を上げたであろう鹿紫雲一。その活躍は、ぜひもう一度見て見たいところですが……?
次回はコチラ!
【呪術廻戦】ストーリーまとめ
『呪術廻戦』最新巻発売中!
『呪術廻戦』最新27巻が7/4に発売!!
五条悟と両面宿儺が手に汗握る戦いを繰り広げた一方、ある場所では”お笑い対決”が開幕!?
爆笑必至の戦いがここに。
髙羽史彦 vs 羂索、開戦!!
原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
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