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【カグラバチ】作品の概要

刀匠を志す少年チヒロは、父の下で日々修行に励んでいた。おちゃらけた父と寡黙な息子。笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…。
『カグラバチ』とは
『カグラバチ』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中されている、外薗健先生作の剣劇・アクションファンタジー漫画です。
2024年8月には「「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて第1位を獲得。
ジャンプの時期看板作品として、破竹の勢いで快進撃を続けています。
そんな『カグラバチ』のストーリーは、刀匠の父を3名の妖術氏によって殺害された主人公が、奪われた妖刀を回収するべく立ち上がる”復讐劇”でーー?
『カグラバチ』第59話のネタバレ速報記事です。最新話の情報をわかりやすくまとめてご紹介しています。
【カグラバチ】第59話について
発売日はいつ?
『カグラバチ』第59話は、2024年12月2日(月)発売の『週刊少年ジャンプ 53号』に掲載予定です。
座村の手によって漆羽が命を落とし、妖刀「酌揺」の命滅契約が消滅してしまった現在。
血に染まった座村の前には、伯理に転送されたチヒロが現れてーー?
『カグラバチ』前回(第58話)の振り返り
【第58話のネタバレ要約】
- 座村が「飛宗」を使用し、その場の守護者たちを気絶させた。
- 座村は毘灼と協定を結び、全ての契約者の死のために動く。
- 18年前の「斉廷戦争」では、契約者たちが絡む”ある事件”が起きていた。
- 漆羽は座村に斬られ、死亡してしまう。
- 伯理によってチヒロが転送され、座村と対峙した。
【カグラバチ】第59話のネタバレ速報
以下からは、『カグラバチ』第59話「暗転」のネタバレ情報をご紹介していきます。
『カグラバチ』ネタバレ速報①|動揺
伯理の妖術により、慚箱「仙沓寺」へと転送されたチヒロ。
彼の目の前に立っていたのは、久々に会う”英雄”座村清市でした。その傍には、同じく”英雄”であるはずの漆羽洋児の屍……。
現在の惨状が座村の手によるものであることを察したチヒロは、強い動揺を露わにします。
チヒロは、父・六平国重を殺した”毘灼(ひしゃく)”への復讐のために刀を握りました。
しかし現在、当の六平国重に「英雄」と呼ばれていた男が、”毘灼”の肩を持つかのような行動をとっているのです。
問われた座村は、核心には触れることなく「お前は刀を置け」と一言。
一方のチヒロは、動揺を飲み込みつつ、あらためて刀を握り締めます。
『カグラバチ』ネタバレ速報②|柴登吾
チヒロの覚悟を前のあたりにした座村は、次の瞬間、目にも止まらぬ”居合”で相手を斬りつけてしまいました。
その後、座村が妖刀「淵天」を回収しようとした折、突如として柴登吾が登場。瞬間移動の妖術によってチヒロと「淵天」を回収します。
遅れてやってきた柴に対して、「毘灼は俺たちの罪を知ってる」と述べた座村。
その言葉を受け、柴は険しい表情を浮かべます。察するに、彼もまた”契約者”たちが犯したという「罪」を知っているようです。
『カグラバチ』ネタバレ速報③|梟
座村が「仙沓寺」から立ち去ると、場面は”毘灼”サイドへと映ります。
チヒロとの戦いで両腕を失った昼彦は、”毘灼”の仲間の手による治療を受けている様子。
また、統領である幽(ゆら)は、昼彦に妖刀の所持を許しておらず、座村が来る可能性も見据え「酌揺」は隔離状態にあるようです。
一方その頃、座村は妖刀「飛宗」の能力の1つ「梟(ふくろう)」を使用。
夜の闇を覆い尽くすかのような巨大な”梟”を具現化させ、瞬時に”毘灼”の隠れ家を突き止めて見せました。
『カグラバチ』ネタバレ速報④|協定
”毘灼”の前に現れるなり、「どういう作戦(つもり)だ」と問い詰め始めた座村。
どうやら彼は、元より無駄な死人を出すつもりはなかったようです。
一方の幽は、「結果を見ればいい」と強気な姿勢を崩しません。
確かに結果だけを見れば、①妖刀「酌揺」の命滅契約の消滅、②今後の障壁となり得る漣伯理を消耗と、大成功です。
「最初から俺に妖刀を渡しておけば」と主張する座村ですが、”毘灼”にとっての彼は非常にリスキーな「切り札」。それゆえに、切るか否かは慎重に判断する必要がありました。
さて、このタイミングで、座村が幽と結んだ”協定”の内容が明らかになります。
その内容は、以下の3点と引き換えに、「契約者殺しに協力する」というもの。
3点とは、①毘灼の構成員全員の個人情報、②六平国重の居場所を漏らした”神奈備”内通者の個人情報、③妖刀の在処です。
『カグラバチ』ネタバレ速報⑤|チヒロの死?
ここで幽は、「六平千紘まで殺すとは」と座村の思い切りの良さを評価。
当の座村もこれを否定せず、チヒロを「ガキ」呼ばわりした上で「仕方ない」と、冷徹な言葉を発しました。
その一方で、チヒロの死を知らされていなかった昼彦は、「友達」の命が他者に奪われた事実を前に、「あんたは俺が殺す…必ず!!」と激昂します。
妖刀契約者のみならず、毘灼をも皆殺しにするつもりの座村。
あまりに危険な”協定”の効力は、妖刀契約者全員が死ぬまで続きます。
ーー一方その頃、おそらくは”神奈備”の施設の中で、六平千紘が目を覚まします。
幽に対しては殺したかのように振る舞っていた座村でしたが、致命傷は避ける形で刀を振るっていた様子。
そして座村は、あと1週間で全てを終わらせる覚悟を決めていてーー?
『カグラバチ』第60話へ続くーー。
【カグラバチ】第59話のネタバレ速報|考察・まとめ
3人の契約者
漆羽のそれとは異なりつつも、座村は六平国重を「英雄」として慕い、好いていました。
しかし座村は、そんな六平国重殺しの実行犯たる”毘灼”と組んでまで、契約者全員の死を実現させようとしている様子。
そんな目論見も、妖刀「飛宗」を持った彼であれば決して不可能ではないのでしょう。
現に、契約者の1人である漆羽は、座村の手に落ちてしまいました。
刻一刻と変わりゆく状況を前に、”神奈備”は3人の契約者を守り切ることができるのでしょうか。

座村の迷い
六平国重の実子であるチヒロに対し、容赦のない一撃を浴びせた座村。
さらに彼は、毘灼を前にチヒロを「ガキ」呼ばわりするなど、冷徹な人物であるかのように描かれています。
……その実、どうやら彼にはチヒロを殺す気などなかった様子。
”居合”で繰り出された目にも止まらぬ一撃は、座村の技量によって的確に急所を外されていたのです。
察するに、”六平国重の息子”を自身らの罪の因果に巻き込みたくなかったのでしょう。
その胸中が語られる日は来るのでしょうか。
『カグラバチ』第59話のまとめ
最後に、『カグラバチ』第59話の内容を簡単に振り返っておきましょう。
【第59話のネタバレ要約】
- 座村は躊躇なくチヒロに剣を振るう。
- 六平千紘、漆羽洋児の2名の死亡が確認される。
- 隠れ家の中で昼彦が治療を受ける。
- 座村が能力「梟」を使用し、毘灼の居場所を突き止める。
- 両者は「協定」について再確認した。
- 死亡したはずの千紘が目を覚ます。
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【カグラバチ】ストーリーまとめ
『カグラバチ』最新巻発売中!
『カグラバチ』最新8巻が7月4日に発売!!
京都殺戮ホテルに潜伏した一行。父・座村との記憶に関する決断を迫られるイヲリ、彼女を守るため牙を研ぐチヒロ。深き静寂の中、毘灼の追っ手・昼彦が姿を現す。殺戮者の襲来により血の海と化したホテル。狂乱を潜り抜け、無垢なる少女はついに目覚める――。
『カグラバチ』本誌ネタバレ
『カグラバチ』ストーリーまとめ | |||||
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