カグラバチ

【カグラバチ】第89話のネタバレ 感想と考察|新たな”毘灼”の妖術師が登場!

『カグラバチ』第89のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。

【カグラバチ】作品の概要

『カグラバチ』単行本1巻(『カグラバチ』1巻 外薗健 / 集英社)
 

刀匠を志す少年チヒロは、父の下で日々修行に励んでいた。おちゃらけた父と寡黙な息子。笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…。

『カグラバチ』とは

『カグラバチ』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中されている、外薗健先生作の剣劇・アクションファンタジー漫画です。

2024年8月には「「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて第1位を獲得。

ジャンプの時期看板作品として、破竹の勢いで快進撃を続けています。

そんな『カグラバチ』のストーリーは、刀匠の父を3名の妖術氏によって殺害された主人公が、奪われた妖刀を回収するべく立ち上がる”復讐劇”でーー?

前回はコチラ!

【カグラバチ】第88話のネタバレと感想・考察!

【カグラバチ】第89話のネタバレ

以下からは、『カグラバチ』第89話「乱戦の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。

『カグラバチ』ネタバレ①|巳坂という男

雷を迸(ほとばし)らせる「鳴(めい)」

氷を生み出す「結(ゆい)」

水を放つ「降(こう)」

3つの現象を自在に操ることができた妖刀「刳雲(くれぐも)」は、当時20代だった若き剣豪・巳坂 伊武基(みさか いぶき)によって振るわれました。

悪童としても名を馳せた巳坂は、妖刀を片手に大暴れした結果、「天候に関する数々の伝承」を残すこととなります。

『カグラバチ』ネタバレ②|北兜

ーー3年前。

六平国重殺害と同時刻、巳坂の自宅に1人の刺客が現れました。

その男の名は、「北兜(ほくと)」。彼は、剣豪たる巳坂に”一騎討ち”を挑み、勝利の末に相手を殺害したのです。

”毘灼”の北兜(『カグラバチ』第89話 外薗健 / 集英社)

北兜は、彼自身も刀の達人でありながら、「人形」を操る妖術の持ち主。3年前も、自身は上述の通り巳坂と戦い、「人形」には六平国重殺しのサポートをさせていました。

 

ーーとは言え、北兜曰く、3年前時点の巳坂……すなわち「斉廷戦争」から15年の時を経た彼は、横っ腹が出た情けない体に。

「悪童」として様々な伝承を作り出した男の”牙”は、もう抜け落ちてしまっていたのです。

 

それゆえに北兜は、「巳坂を殺した」という評価に納得はしていない様子。

だからこそ、いま現在の彼は剣豪に飢えているようです。

『カグラバチ』ネタバレ③|巳坂奈ツ基

”松のおじさん”からの連絡で、「神奈備」の本部へ出向くよう要請された北兜。

やる気のなさそうな彼でしたが、「漆羽が生きている」という言葉を聞いた瞬間、態度が急変します。

ーー新たな強者が、本部へと向かってくるようです。

巳坂奈ツ基(『カグラバチ』第89話 外薗健 / 集英社)

一方、そんな「神奈備」本部でも、新たな動きがありました。

妖刀の契約者として選ばれなかった、”巳坂兄弟”の弟・巳坂奈ツ基が、出撃準備を完了させたのです。

「2人揃って最強」だった”巳坂兄弟”。

しかし、兄・伊武基は「刳雲」の契約者に選ばれたものの、弟・奈ツ基は選ばれなかったのです。

巳坂奈ツ基(『カグラバチ』第89話 外薗健 / 集英社)

かくして、道を分たれてしまった2人

戦後、兄・伊武基は戦いをやめてしまいましたが、奈ツ基は鍛錬を続けていました

刻一刻と変わりゆく状況。

この後やってくるであろう”兄の仇”たる北兜を前に、奈ツ基はーー?

『カグラバチ』第90話へ続くーー。

【カグラバチ】第89話の感想と考察

ここからは、『カグラバチ』第89話の感想と考察についてまとめています。

巳坂弟

今回ご紹介した『カグラバチ』第89話では、作品開始時点で既に死亡していた妖刀「刳雲」の旧契約者・巳坂”弟”奈ツ基が登場しました。

兄弟揃って特攻服に身を包み、「地元じゃ負け知らず」の”巳坂兄弟”として、周囲をぶちのめして生きてきたという奈ツ基。

 

だからこそ、「自身は妖刀の契約者として選ばれなかった」という事実には、思うところがあったようです。

以降の奈ツ基は、「斉廷戦争」後に”牙”が抜け落ちてしまった兄とは異なり、ひたすら鍛錬に打ち込みました

ともすれば、当時の”兄”すら超えたのではないかと思われる奈ツ基の実力に、ぜひ期待しておきたいところです。

北兜という男

薊と毘灼(『カグラバチ』第87話 外薗健 / 集英社)

”曲者処刑場”にて、薊に瞬殺されてしまった様子の”毘灼”に所属する鎧の妖術師。

ーーしかし、今回、”鎧の妖術師”は人形であり、本体は別にいることが判明しました。

その”本体”こそ、剣豪に飢えし剣豪「北兜(ほくと)」。圧倒的な剣速玄力のコントロール高音を生み出すほどの実力者であり、現在は何より強者との戦いを求めています。

 

現時点で登場している”毘灼”の妖術師達の中でも、幽(ゆら)に並ぶほどの”異質な強者感”を放つ北兜。

次回以降、この男と巳坂”弟”や漆羽が激突するシーンに、期待が高まります。

【カグラバチ】ストーリーまとめ

『カグラバチ』最新巻発売中!

『カグラバチ』最新8巻が7月4日に発売!!

京都殺戮ホテルに潜伏した一行。父・座村との記憶に関する決断を迫られるイヲリ、彼女を守るため牙を研ぐチヒロ。深き静寂の中、毘灼の追っ手・昼彦が姿を現す。殺戮者の襲来により血の海と化したホテル。狂乱を潜り抜け、無垢なる少女はついに目覚める――。

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『カグラバチ』本誌ネタバレ

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