<記事中広告枠パートナー様募集中!>
募集を停止しておりました記事中広告枠について、新規にパートナー様を募集しております。お気軽にお問い合わせください。
Contents
【カグラバチ】作品の概要

刀匠を志す少年チヒロは、父の下で日々修行に励んでいた。おちゃらけた父と寡黙な息子。笑いの絶えない毎日がいつまでも続くと思っていたが…ある日悲劇が訪れる…。血塗られた絆と帰らない日常。少年は憎しみを焚べ、決意の炎を心に宿す…。
『カグラバチ』とは
『カグラバチ』は、『週刊少年ジャンプ』で連載中されている、外薗健先生作の剣劇・アクションファンタジー漫画です。
2024年8月には「「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて第1位を獲得。
ジャンプの時期看板作品として、破竹の勢いで快進撃を続けています。
そんな『カグラバチ』のストーリーは、刀匠の父を3名の妖術氏によって殺害された主人公が、奪われた妖刀を回収するべく立ち上がる”復讐劇”でーー?
この記事について
『カグラバチ』第77話のネタバレ考察・感想記事です。ストーリーの内容をわかりやすくお伝えしています。
前回はコチラ!
【カグラバチ】第77話のネタバレ
以下からは、『カグラバチ』第77話「蚊帳の外」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
『カグラバチ』ネタバレ①|不死鳥
『カグラバチ』第77話は、作中世界の有名な画家・吉田貫龍(かんりゅう)が描いた絵画「不死鳥」についてのシーンからスタートします。
吉田貫龍によると、その絵のモデルは「空想」ではなく、吉田自身が「斉廷戦争」で目の当たりにしたものであるとのこと。
その際に彼が耳にした言葉は、「雀(すざく)」。
すなわち吉田は、妖刀「飛宗」の第3の能力”雀”を実際に目撃したのです。
ここで、場面は「京都殺戮ホテル」へと戻ります。
『カグラバチ』ネタバレ②|酌揺の本領

“雀”を使用した座村は、目を除く自身の全ての傷を治癒した後、“鴉(からす)”による瞬時の場所替えで、昼彦とチヒロの背後へ移動。
続けて妖刀「飛宗」を振るいますが、両者とも各々の妖刀で受け太刀します。
ここで昼彦は、妖刀「酌揺(くめゆり)」が持つ“第3の能力”の使用を検討。
……が、いま重要となるのが攻め手の”数”ではなく”質”であると判断した昼彦は、万物を操る能力“遊(ゆう)”を再び使用します。
さて、妖刀「酌揺」の能力である”遊”は、操る対象の構造を理解し、その物体に敬意を表することによって操作精度が上がる能力です。
一方の昼彦は、人間をはじめ、あらゆる物体を軽視する性格の持ち主。
すなわち、“遊”との相性は最悪です。

そんな昼彦が辿り着いた”遊”の本領が、“建物全体を操る”ことでした。
なんと昼彦は、「京都殺戮ホテル」に対して大規模な”遊”を仕掛け、無理やり操ることで建物を破壊してみせたのです。
『カグラバチ』ネタバレ③|決着
昼彦によるまさかの一手により、文字通り崩れ落ちようとしている戦場。
さらに昼彦は、周囲の死体を操ることで、座村に追い込みをかけます。
窮地に陥った座村は、「飛宗」の力で背に翼を生やし、外へと脱出しました。
昼彦は、そんな相手の行動を”逃げ”と断定。そして、いよいよチヒロとの決戦を始められるとあって、高揚した様子を見せます。

しかし、座村は逃げてなどいませんでした。”不死鳥”の如くフォルムで飛行する座村は、崩れ行く「京都殺戮ホテル」全体に”雀”の炎を放ちはじめたのです。
ーーここで、場面は再び冒頭の吉田貫龍のシーンへと戻ります。
吉田の語りによると、座村の”雀”は万物ね与えられる”慈悲”。
なんと吉田は、「斉廷戦争」で片腕を失っており、座村の”雀”による治癒で腕を生やされたことがあったのです。
場面は「京都殺戮ホテル」へと戻ります。
“雀”の炎は、崩れ行く「京都殺戮ホテル」を包み込み、なんと完全に回復させて見せました。
昼彦の建物破壊など最初からなかったかのように復帰を果たした「京都殺戮ホテル」。
目論見を完全に潰された昼彦は、座村の一撃によって負傷し、(おそらくは)致命傷を負います。
残されたのはチヒロと座村のみ。
再び向かい合った両者……。
戦いの結果はーー?
『カグラバチ』第78話へ続くーー。
【カグラバチ】第77話の感想と考察
昼彦は退場か
チヒロに対する異常な執着を糧に、ホテル全体を対象に”遊”を使用する、という離れ業を披露してみせた昼彦。
しかし、そんな彼自身の全てを賭けた一撃は、座村の”雀”を用いた大立ち回りによって、脆くも崩れ去りました。
何度かチヒロとの直接対決が描かれてきた昼彦ですが、さすがにここらで退場でしょう。
何事も軽視している昼彦が、遂に見つけた”執着”することのできる相手・チヒロ。
そんな昼彦に”負け”や”死”を突きつけたのは、チヒロではなくぽっと出の男・座村でした。
なんとも皮肉めいた残念なラストですが、次回以降、昼彦はどのように散っていくのでしょうか。
座村の”雀”が強過ぎる
今回ご紹介した『カグラバチ』第77話で明らかになった、”雀”の「チート」と表現しても過言ではない能力。
悍(おぞ)ましく、かつ禍々しい妖刀真打「勾罪」の能力とは対照的に、座村の妖刀「飛宗」による”雀”は、人を救うことすらできる”慈悲”の能力という側面を有していました。
使用者に圧倒的な”機動力”を与えるとともに、同じく圧倒的な”回復力”すらも与える妖刀「飛宗」。
個人的には、妖刀「刳雲」を振るった時のように、チヒロが使用する姿も見てみたいところです。
関連記事一覧
【ワンピース】イム様はコピー能力者?|軍子の能力をコピー使用か
【ワンピース】単行本110巻のネタバレとあらすじ・感想・考察
【カグラバチ】ストーリーまとめ
『カグラバチ』最新巻発売中!
『カグラバチ』最新4巻が10/4に発売!!
「淵天」が収められた「蔵」へ続く扉の存在を知り、楽座市会場の下層を目指すチヒロ。折れた「刳雲」を携え、閃光が如く敵を絶命させる復讐者。その眼前に立ちはだかるのは…? 一方、兄からの愛と暴力によって地に伏した伯理。今際の際に脳裏を過ったのは、ある少女との日々だった。極限の中、二人の少年の魂が呼応する。
『カグラバチ』本誌ネタバレ
1巻 | ||||
第1話 | 第2話 | 第3話 | 第4話 | 第5話 |
第6話 | 第7話 | 第8話 |
2巻 | ||||
第9話 | 第10話 | 第11話 | 第12話 | 第13話 |
第14話 | 第15話 | 第16話 | 第17話 | 第18話 |
3巻 | ||||
第19話 | 第20話 | 第21話 | 第22話 | 第23話 |
第24話 | 第25話 | 第26話 | 第27話 |
4巻 | ||||
第28話 | 第29話 | 第30話 | 第31話 | 第32話 |
第33話 | 第34話 | 第35話 | 第36話 | 第37話 |
5巻 | ||||
第38話 | 第39話 | 第40話 | 第41話 | 第42話 |
第43話 | 第44話 | 第45話 | 第46話 |
6巻 | ||||
第47話 | 第48話 | 第49話 | 第50話 | 第51話 |
第52話 | 第53話 | 第54話 | 第55話 |
7巻 | ||||
第56話 | 第57話 | 第58話 | 第59話 | 第60話 |
第61話 | 第62話 | 第63話 | 第64話 |
8巻 | ||||
第65話 | 第66話 | 第67話 | 第68話 | 第69話 |
第70話 | 第71話 | 第72話 | 第73話 |
9巻 | ||||
第74話 | 第75話 | 第76話 | 第77話 | 第78話 |
【カグラバチ】関連記事まとめ





(C)外薗健
本記事内で使用している画像の著作権、商標権、その他知的財産権等は、当該コンテンツの提供元に帰属します。