Contents
【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』第266話の展開を予想する記事です(これまでのネタバレあり)。発売日情報についてもまとめています。
【呪術廻戦】第266話の概要
掲載日はいつ?
『呪術廻戦』第266話は、2024年8月19日発売の『週刊少年ジャンプ』38号に掲載予定です。
領域の必中効果を発動する直前、虎杖は望んで宿儺との”対話”を行いました。
しかし、2人が分かり合えるはずもなく、やはり両者は戦う他ないようでーー?
前回(第265話)はこちら!
まずは『呪術廻戦』第265話の内容を簡単に振り返っておきましょう。
【第265話のまとめ】
- 虎杖と宿儺は一時的に「繋がった」状態となる。
- 精神世界の中で、虎杖は自身が育った街を案内する。
- 虎杖は宿儺に情けをかけようとしており、生かす条件として伏黒を解放するよう述べた。
- 宿儺の虎杖に対する怒りは頂点に達し、人間の皆殺しを決意する。
詳細な内容は以下の記事でご紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。
『呪術廻戦』第265話のネタバレ速報
【呪術廻戦】第266話のネタバレ・展開予想
虎杖悠仁の領域について
『呪術廻戦』第264話の終盤にて、「領域展開」と唱えた虎杖。
主人公の領域展開という激アツシーンが遂に描かれたわけですが、なぜ虎杖はこれまで切り札を温存していたのでしょうか。
決戦前は使用不可だった?
虎杖は、決戦前に行われた日下部篤也との「入れ替え修行」によって、結界術の”基礎”を修得しました。
察するに、修行の成果として反転術式や簡易領域の修得には至ったものの、領域展開は(決戦開始時点では)修得していなかったのでは無いでしょうか。
そもそも虎杖が現在用いている「御廚子(みづし)」は、黒閃を経た覚醒状態によって引き出された術式です。
そんな虎杖から繰り出される「解(カイ)」は、宿儺と伏黒の”魂の境界”を適切に捉えており、宿儺によるとヒットすれば致命傷となり得ます。
そして、虎杖が展開した領域には「御廚子」が付与されていると見て間違い無いはず。
つまり、決戦前の虎杖が「御廚子」を所持していなかった以上、「領域展開」についても会得していなかったことが確定しているのです。
「黒閃」直後とは言え、領域展開まで会得するとは……さすがは”宿儺の器”と言ったところでしょうか。
必中術式について
上述した通り、虎杖が展開された領域には、宿儺にとって致命傷となり得る「解(カイ)」が付与されていると予想されます。
……というより、そうでなければもはや勝ち筋がありません。
虎杖悠仁には加茂家相伝「赤血操術」も備わっていますが、「穿血」が必中に昇華されたところで、”呪いの王”の命にまでは届かないことでしょう。
ここで気になるのが、なぜ生得領域内における宿儺の姿が虎杖に受肉した頃に戻っているのか。
生得領域とは、具現化された術師の心象空間です。
ゆえに、空間が「駅のホーム」であることに疑問を挟む余地はありません。
しかし、相手の姿形にまで影響を及ぼすとなると、髙羽史彦の「超人(コメディアン)」のような特殊性を感じてしまいます。
そこで考えられるのが、宿儺が既に死亡している可能性です。
虎杖悠仁の生得領域が判明
『呪術廻戦』第265話で対話が実現するも、結果として戦う他なくなった虎杖悠仁と両面宿儺。
続く第266話からは、戦闘シーンへと戻るのではないかと予想されます。
つまり、虎杖悠仁の生得領域のお披露目です。
展開されるのは伏魔御廚子?
今回虎杖が展開した領域には、「黒閃」を経て覚醒した「御廚子(みづし)」が必中術式として付与されているものと思われます。
そして「御廚子」とは、”呪いの王”両面宿儺が所持している術式です。
それでは、虎杖が展開する領域は、宿儺と同じ「伏魔御廚子」となるのでしょうか。
……答えはおそらく否です。
そもそも「領域」とは、結界で閉じた空間の中に、術師の心象空間たる生得領域を具現化することで成立する技術です。
虎杖悠仁と両面宿儺の心象空間が完全に同一であるはずもなく、生得領域の見た目が異なることは間違い無いでしょう。
加えて、宿儺は領域を展開する際、外郭たる結界を必要としていません。
いくら虎杖が”宿儺の器”と言えども、初めての領域展開で神業を真似ることはできないはずです。
ハサミがモチーフの領域か
虎杖が扱う「御廚子」は、宿儺のような斬撃ではなく、”ハサミでの切断”がイメージとなっている術式です。
現に第255話では、真人や宿儺の大ゴマと並ぶ形で布切りバサミが描かれていました。
同じコマの中に「道具」や「役割」について指摘するセリフが入っていることから、虎杖の術式を表すものと見て間違い無いでしょう。
つまり、領域に付与された術式は、対象に”キリトリ線”を付与するとともに、その線にしたがって切断する術式となるのでは無いかと予想されます。
心象空間たる生得領域の描写も踏まえて、本編での描写が楽しみですね。
伏黒の帰還
虎杖悠仁の領域が完全な状態であるならば、「解」は必中の術式へと昇華されます。
そして虎杖は、”魂”を知覚しており、両面宿儺と伏黒恵の”魂の境界”に向けて「解」を撃ち込むことが可能です。
つまり、宿儺が何らかの防御的手段を講じない限り、決戦は高専術師の勝利に終わります。
虎杖の”魂に作用する打撃”によって起こされた際は、「もういいんだ」と蹲(うずくま)っていた伏黒。
戦いが終結し、正式に戻ってきた際には、一体どのような表情をしているのでしょうか。
近付く伏黒恵の帰還。次回以降の展開が楽しみですね。
「リカ」の異変
『呪術廻戦』第262話のラスト、完全顕現状態にある「リカ」が、抜け殻となった乙骨憂太を抱き締める様子が描かれました。
当の乙骨は羂索(けんじゃく)の術式によって肉体を渡り、五条悟の中へと移動してしまったわけですが、どうやら「リカ」はそれを理解していないようです。
そもそも「リカ」とは、”特級過呪怨霊”祈本里香本人ではなく、里香が成仏した後に残された存在。
それゆえに、”乙骨自身”ではなく”乙骨の肉体”に執着している……という線もありそうですね。
もしそうであるとするならば、「リカ」にとって現在の乙骨(=五条)は、乙骨の命を奪った他人として映る可能性すらありそうです。
乙骨亡き後、”呪いの女王”が敵対する未来は避けて欲しいところですが……?
秤vs裏梅の行方
高専術師たちと宿儺との戦いの裏で勃発している、秤金次と裏梅による戦い。
断片的に描かれている戦闘シーンから察するに、両者の実力は拮抗しているようです。
裏梅と言えば、氷の術式「氷凝呪法」の使い手であり、呪術全盛の世で宿儺に仕えた逸材。
両者の戦いは、どのような結末を迎えるのでしょうか。
裏梅の実力
術師としての実力も申し分なく、術式自体の強力さ、呪力出力、呪力量、いずれも一級品であることは火を見るより明らかである裏梅。
「領域展開」や「極ノ番」など、なんらかの”奥義”たる技を有していても不思議ではありません。
……とはいえ、本筋の宿儺戦で「終わり」がチラついているため、本当に裏梅戦が描かれるのかは怪しいところ。
個人的には是非とも見てみたいですが……。
秤vs裏梅、勝敗は?
宿儺戦の裏で繰り広げられている、秤と裏梅の戦い。
高専サイドの多くが宿儺戦で散りゆき、もはや裏梅に対処する余力が残されていないことから、戦いは秤の勝利で終わるのではないかと予想されます。
あるいは、宿儺さえ討ち果たせば目下の脅威は拭うことができるため、裏梅戦の決着がつかない可能性すらありそうです。
【呪術廻戦】第266話のネタバレ・展開予想まとめ
今回は『呪術廻戦』第266話の内容をこれまでのネタバレ込みで予想しました。
以下に本記事での予想内容をまとめています。
【第266話以降の予想まとめ】
- 虎杖の領域は「ハサミ」モチーフか。
- 必中効果の発動で決着。
- 伏黒恵が帰還か。
- 乙骨憂太の死を受け、”呪いの女王”が暴走する。
- 秤金次と裏梅の戦いが決着。
以上、いかがでしたでしょうか。
本記事が『呪術廻戦』のストーリーをさらに楽しむための一助となれば幸いです。
関連記事
『呪術廻戦』第265話のネタバレ・考察
『呪術廻戦』第266話の展開予想
虎杖と宿儺の関係について
『ワンピース』第1122話のネタバレ・考察
『ワンピース』第1123話のネタバレ・展開予想
【呪術廻戦】ストーリーまとめ
『呪術廻戦』最新巻発売中!
『呪術廻戦』最新27巻が7/4に発売!!
五条悟と両面宿儺が手に汗握る戦いを繰り広げた一方、ある場所では”お笑い対決”が開幕!?
爆笑必至の戦いがここに。
髙羽史彦 vs 羂索、開戦!!
原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
【呪術廻戦】ネタバレ記事アーカイブ | ||||
214話 | 215話 | 216話 | 217話 | 218話 |
219話 | 220話 | 221話 | 222話 | 223話 |
224話 | 225話 | 226話 | 227話 | 228話 |
229話 | 230話 | 231話 | 232話 | 233話 |
234話 | 235話 | 236話 | 237話 | 238話 |
239話 | 240話 | 241話 | 242話 | 243話 |
244話 | 245話 | 246話 | 247話 | 248話 |
249話 | 250話 | 251話 | 252話 | 253話 |
254話 | 255話 | 256話 | 257話 | 258話 |
259話 | 260話 | 261話 | 262話 | 262話-2 |
263話 | 264話 | 265話 | 266話 | 267話 |
268話 | 269話 | 270話 | 271話 |
【呪術廻戦】関連記事まとめ
領域展開知識度チェック!
https://comichronicle.com/jujutsu-domain-quiz/
各キャラクターの生死まとめ
『呪術廻戦』の最終回について
「死滅回游」とは?
「領域展開」まとめ
キャラクター記事一覧
(C)芥見下々
本記事内で使用している画像の著作権、商標権、その他知的財産権等は、当該コンテンツの提供元に帰属します。