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【呪術廻戦】作品の概要
（『呪術廻戦』1巻 芥見下々 / 集英社）稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁（いたどりゆうじ）は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』に登場する「ミゲル」について徹底的に解説している記事です。これまでの活躍の他、ミゲルの術式や目的についてまとめています。
本記事は、本誌最新話時点のネタバレを含みます。
閲覧の際は十分にご注意ください。
【呪術廻戦】ミゲルの概要
（『呪術廻戦』第254話 芥見下々 / 集英社）ミゲルについて
ミゲルとは、かつて夏油一派に所属していた海外出身の呪詛師です。
本記事では、そんなミゲルの来歴や術式について徹底的に解説していきます。
最新話時点のミゲルの状況
ミゲルのプロフィール
| 名前 | ミゲル＝オドゥオール |
| 出身 | ケニア共和国 |
| CV | 山寺宏一 |
【呪術廻戦】ミゲルの来歴
初登場
ミゲルを含む”夏油一派”の主力陣が初登場したのは、『呪術廻戦0』の第3話です。
その他のメンバーとしては、ラルゥ、枷場(はさば)美々子、枷場菜々子、菅田真奈美、祢木利久(ねぎ としひさ)の5名が同時に登場しました。
百鬼夜行
夏油傑が祈本里香を奪うために引き起こした、「新宿・京都百鬼夜行」。
ミゲルが任されたのは、「”現代最強の呪術師”五条悟を足止めする役割」です。
驚くべきは、ミゲルが無理難題にも等しい役割を完遂した点。
後述する呪具「黒縄(こくじょう)」の効果で五条の「無下限呪術」を封殺し、見事に規定の時間を稼いで見せたのです。
……とはいえ、戦いの最中に相手の力量を理解したミゲルは、「死ンダラ祟ルゾ!! 夏油!!」と発言。
五条との戦いは相当な消耗を強いられるものであり、ミゲルにとってもギリギリの戦いだったようです。
ちなみにミゲルは、公式に「百鬼夜行のMVP」に認定されています。『呪術廻戦』本編を読んだ賢明な読者の皆様であれば、認定理由は説明不要でしょう。
10分単位で五条と戦い、五体満足で生き延びたミゲル……強過ぎです。
乙骨の育成
ミゲルは、「百鬼夜行」を経て五条悟の目に留まり、”生きて見逃す対価”として乙骨憂太を押しつけられる任されることになりました。
劇場版『呪術廻戦0』Cパートの追加カットを見る限り、ミゲルと乙骨の関係は良好だったようです。
2人の具体的な修行シーン等は描かれておらず、ミゲルが乙骨にもたらしたものについては依然として不明となっています。
人外魔境新宿決戦
参戦の経緯
（『呪術廻戦』第255話 芥見下々 / 集英社）「人外魔境新宿決戦」の開戦前、ミゲルは乙骨憂太とラルゥの訪問を受けました。
2人の訪問理由は、ミゲルの協力を要請するため。
……しかし、”五条悟に対する十分過ぎるほどの恐怖”を植え付けられていたミゲルは、敵が”五条に勝ち得る存在”であることを知ると、当然ながら難色を示します。
日本のために身を粉にする義理などないミゲルでしたが、その後のラルゥとの対話により、参戦を承諾しました。
ラルゥとミゲルーー。
両者が「新宿」で戦う理由は、「夏油傑の弔い」のためです。
vs宿儺
呪具「黒縄」が現存しないため、身ひとつで参戦したミゲル。
後述する術式「祈祷の歌(ハクナ・ラーナ)」を使用したステップは軽快そのものであり、宿儺の「解(カイ)」を難なく避けて見せました。
ミゲルの真骨頂は、日本人が持たない骨格や筋肉による圧倒的なフィジカル。
五条をも上回る「点の動き」を駆使し、宿儺への接近に成功したミゲルは、相手の腹へと攻撃を叩き込んで見せました。
【呪術廻戦】ミゲルの術式と実力
ミゲルの実力
ミゲルは、出自ゆえの日本人とは異なるDNAにより、骨格や筋肉の点で優れた術師です。
後述する生得術式との合わせ技により、宿儺をも翻弄する動きを実現することができます。
呪具「黒縄」
（『呪術廻戦』第145話 芥見下々 / 集英社）『呪術廻戦0』で初登場したミゲルは、特級相当の呪具「黒縄(こくじょう)」を使用することで、五条悟との戦いを成立させていました。
そんな「黒縄」の効果は、「相手の術式効果を見出して相殺する」というもの。
五条の「無下限呪術」にすら有効という点で極めて強力ですが、使用する度に短くなるというデメリットも孕んでいます。
また、「黒縄」はケニア共和国で編み込まれていますが、1本の生産にすら「何十年」もの時間が掛かるとのこと。
ミゲルは五条戦で「黒縄」を使い切っており、現時点ではこの世に存在しない呪具となっています。
獄門疆のアンチ呪具
呪具「黒縄」は、対象の術式に影響を与えるという意味で、特級呪具「天逆鉾(あまのさかほこ)」と似た効果を有しています。
2つの呪具の共通点は、特級呪物「獄門疆(ごくもんきょう)」の封印に対しても有効であるという点です。
五条が「獄門疆」に封印された時点では、既に1本として存在していなかった「黒縄」。
しかし、もし仮に「黒縄」が残されていたのであれば、ストーリーは大いに変わっていたことでしょう。
生得術式「祈祷の歌」
（『呪術廻戦』第255話 芥見下々 / 集英社）ミゲルの「祈祷の歌(ハクナ・ラーナ)」は、肉体でビートを刻むことで「呪いを退ける」効果と「身体能力の強化向上」効果を得ることができる生得術式です。
シンプルゆえに便利ではあるものの、術式自体は強力とまでは言えない印象を受けます。
しかし、ミゲルの生来の身体能力と親和性が高く、宿儺戦でも十分に通用する様子が描かれていました。
また、仮に今後のストーリーで「領域展開」が行われた場合、五条の「無量空処」の必中術式のような生得術式とは異なる必中効果が見られるかもしれませんね。
【呪術廻戦】ミゲルについての考察
領域展開も習得済み？
『呪術廻戦』第254話、「人外魔境新宿決戦」に堂々の参戦を果たしたミゲル。
対する宿儺は「反転術式」の出力が衰え、領域「伏魔御廚子」も使用不可能な状態です。
しかし、そんな状況は、宿儺が「黒閃」をキメたことで覆り始めました。
もし宿儺が「反転術式」の出力を取り戻し、延いては「領域展開」が可能となってしまった場合……現状の高専術師の面々では、もはや対抗手段がないのです。
今後のストーリーで領域「伏魔御廚子」が展開された場合、ミゲルが領域を使用することもあり得るのではないでしょうか。
【呪術廻戦】ストーリーまとめ
『呪術廻戦』最新巻発売中！
『呪術廻戦』最新27巻が7/4に発売！！
五条悟と両面宿儺が手に汗握る戦いを繰り広げた一方、ある場所では”お笑い対決”が開幕!?
爆笑必至の戦いがここに。
髙羽史彦 vs 羂索、開戦！！
原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
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