【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』第246話のネタバレ考察・感想記事です。戦闘経験の浅さゆえに、遅れをとる結果となった日車。しかし、その才能は輝きを増していくばかりで……?
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第246話のネタバレ速報
【呪術廻戦】第246話のネタバレ
以下からは、『呪術廻戦』第246話「人外魔境新宿決戦⑱」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
誤算
領域「誅伏賜死(ちゅうぶくしし)」による没収対象が、宿儺の呪具「神武解(かむとけ)」に適用されてしまった前回。
自身の術式の仕様を理解し切れていなかった日車は、自身の「戦闘経験の浅さ」を痛感します。
その直後、宿儺によって「解(カイ)」が放たれますが、日下部がシン・陰流「簡易領域」を展開しつつ間に入り、ダメージを最小限に抑えました。
今回宿儺が用いたのは、術式対象を拡張していない……すなわち「世界を断つ斬撃」ではない「解」。
仮に攻撃が「世界を断つ斬撃」だった場合、日下部曰く「基本即死」です。
なお、宿儺が相手に触れることで発動する「捌(ハチ)」や、ゼロ距離で放たれた「解」であっても、同じく即死である様子。
さすがは”呪いの王”宿儺とでも言うべきか、生半可な覚悟では生き抜くことすら難しいようです。
脹相へのダメージ
ここで、日車と日下部の方向を向いている宿儺に対し、脹相が「穿血(せんけつ)」を発射。
しかし、一瞬にして相手との距離を詰めた宿儺は、手刀で脹相の腹を突き破ります。
スピードすら圧倒的である宿儺を前に、手も脚もでない脹相。
虎杖は、「脹相!!」と焦った表情を浮かべ、”兄”のカバーに走りました。
七海の遺志
脹相が倒れた後、続いて攻勢に出たのは猪野です。
術式「来訪瑞獣(らいほうずいじゅう)」の使用にあたり、黒い頭巾を被っていた猪野は、何やら手に”見覚えのある呪具”を握っています。
そして、猪野が呪具を振り下ろした時、宿儺の腕には想定よりも強力な負荷がかかりました。
……それもそのはず、猪野が用いていた呪具は、今は亡き”1級呪術師”七海建人が用いていたもの。そこには、七海の生得術式「十劃呪法(とおかくじゅほう)」が宿っているようです。
自身が尊敬する術師の術式を借りて、宿儺に挑んだ猪野。
しかし、”呪いの王”は余りにも強大であり、ダメージを与えることはできません。
【十劃呪法とは?】
七海建人の生得術式「十劃呪法」は、対象に”弱点”を与え、自身の攻撃をクリティカルヒットに昇華する術式です。
その”弱点”とは、対象の全長に対して「7:3」の位置。
また、「十劃呪法」の術式対象は、相手の全身はもちろん、上半身や腕と細かく分けることも可能です。
日車の覚醒
俄然日車に興味が湧いた様子の宿儺。
日下部から「日車を一人にするな!!」と指示を受けた虎杖でしたが、日車を追う宿儺のスピードは凄まじく、追いつくことができません。
廃墟にまで追い詰められた日車に、宿儺の凶刃が迫ります。
回想|日車の覚悟
……ここで、回想シーンが差し込まれました。
決戦前、伏黒の救出について話し合っていた高専術師たち。
虎杖が提案したのは、日車の術式を用いる方法です。
日車曰く「処刑人の剣」は、ジャッジマンが「死刑」判決を下した者のみに「必死」の効果が適用されます。
つまり、「処刑人の剣」で宿儺を斬ることができれば、伏黒恵の魂は無傷で取り出すことができるようです。
ーーそして、夜。
虎杖は、ふと「日車は死にたいの?」と問いかけました。
呪術に覚醒して2ヶ月と経っておらず、「反転術式」を習得していない日車。
”呪いの王”宿儺への挑戦はあまりに無謀です。
しかし日車は、「最後に自分を罰するのは自分でありたい」という考えの下、役割を全うして死ぬ覚悟を持っていました。
領域展延
……時は戻り、現在。
追い詰められたかに思われた日車は、なんと「領域展延」を使用し、宿儺の「解」を中和して見せました。
「五条悟と並ぶほどの才能の原石」を前に、魅せられていた宿儺。
傷だらけの日車は、それでも「処刑人の剣」を強く握り、”史上最強”へと挑みます。
『呪術廻戦』第246話終わり。
次回(第247話)はこちら!
ネタバレ確定速報
ネタバレ本編
【呪術廻戦】第246話の感想と考察
脹相!!??
今回ご紹介した『呪術廻戦』第246話にて、しれっと大怪我を負った人物がいます。
……そう、脹相です。
宿儺の背後から「穿血」を発射したものの、容易く避けられてしまった挙句、腹を突き破れられてしまった脹相。
流石にこのまま退場…という展開はないと願いたいものですが、傷は極めて深そうです。
みんなの「お兄ちゃん」脹相には、なんとか生き抜いて欲しいものですが……?
ナナミン呪具
「渋谷事変」編にて衝撃の最期を迎え、読者を阿鼻叫喚の地獄へと突き落とした、罪深き男ナナミン。
そんな人物が、なんと呪具化して戻ってきました。
九十九由基の式神「凰輪(ガルダ)」が呪具化した上で術式対象になった事実と同様に、ナナミン愛用の呪具に術式が伝播した、ということでしょうか。
いずれにせよ、そんなナナミンの呪具を猪野が使用するシーンは、なんだか胸にグッとくるものがありますよね。
憧れの人物の術式を手に、猪野にはなんとか踏ん張ってもらいたいところです。
日車さん、覚醒。
『呪術廻戦』第246話ラスト、日車寛見が「領域展延」を使用しました。
今回の呪術は情報が多過ぎる!!!
日車と「領域展延」といえば、『呪術廻戦』第225話のシーン。
宿儺が展延を使用する姿を見た日車は、「感覚としては理解できる……」と心の内で漏らしていたのです。
これはつまり、五条vs宿儺の観戦時点では「領域展延」を使用したことがなかったということ。
日車さん、宿儺との戦闘中に「領域展延」を成功させた……ってコト!?
もはや満場一致。彼は紛れもない天才です。
【呪術廻戦】ストーリーまとめ
『呪術廻戦』最新巻発売中!
『呪術廻戦』最新27巻が7/4に発売!!
五条悟と両面宿儺が手に汗握る戦いを繰り広げた一方、ある場所では”お笑い対決”が開幕!?
爆笑必至の戦いがここに。
髙羽史彦 vs 羂索、開戦!!
原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
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