【呪術廻戦】作品の概要
稀有な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
『呪術廻戦』とは
『呪術廻戦』は、『週刊少年ジャンプ』にて連載中されている、芥見下々先生作のダークファンタジー漫画です。
主人公の虎杖悠仁は、”呪い”を祓うことを生業とする呪術師を育てる「東京呪術高等専門学校」に通う一年生。
”呪いの王”と称される両面宿儺と共生している虎杖は・・・
この記事について
『呪術廻戦』第247話以降の展開予想記事です。凄まじい速度で成長を遂げる日車に、興味を抱いた宿儺。数奇な人生を歩む日車の最期とは……?
【呪術廻戦】前回(第246話)のネタバレ
以下からは、『呪術廻戦』第246話「人外魔境新宿決戦⑱」の内容をネタバレ込みでご紹介していきます。
誤算
領域「誅伏賜死(ちゅうぶくしし)」による没収対象が、宿儺の呪具「神武解(かむとけ)」に適用されてしまった前回。
自身の術式の仕様を理解し切れていなかった日車は、自身の「戦闘経験の浅さ」を痛感します。
その直後、宿儺によって「解(カイ)」が放たれますが、日下部がシン・陰流「簡易領域」を展開しつつ間に入り、ダメージを最小限に抑えました。
今回宿儺が用いたのは、術式対象を拡張していない……すなわち「世界を断つ斬撃」ではない「解」。
仮に攻撃が「世界を断つ斬撃」だった場合、日下部曰く「基本即死」です。
なお、宿儺が相手に触れることで発動する「捌(ハチ)」や、ゼロ距離で放たれた「解」であっても、同じく即死である様子。
さすがは”呪いの王”宿儺とでも言うべきか、生半可な覚悟では生き抜くことすら難しいようです。
脹相へのダメージ
ここで、日車と日下部の方向を向いている宿儺に対し、脹相が「穿血(せんけつ)」を発射。
しかし、一瞬にして相手との距離を詰めた宿儺は、手刀で脹相の腹を突き破ります。
スピードすら圧倒的である宿儺を前に、手も脚もでない脹相。
虎杖は、「脹相!!」と焦った表情を浮かべ、”兄”のカバーに走りました。
七海の遺志
脹相が倒れた後、続いて攻勢に出たのは猪野です。
術式「来訪瑞獣(らいほうずいじゅう)」の使用にあたり、黒い頭巾を被っていた猪野は、何やら手に”見覚えのある呪具”を握っています。
そして、猪野が呪具を振り下ろした時、宿儺の腕には想定よりも強力な負荷がかかりました。
……それもそのはず、猪野が用いていた呪具は、今は亡き”1級呪術師”七海建人が用いていたもの。そこには、七海の生得術式「十劃呪法(とおかくじゅほう)」が宿っているようです。
自身が尊敬する術師の術式を借りて、宿儺に挑んだ猪野。
しかし、”呪いの王”は余りにも強大であり、ダメージを与えることはできません。
【十劃呪法とは?】
七海建人の生得術式「十劃呪法」は、対象に”弱点”を与え、自身の攻撃をクリティカルヒットに昇華する術式です。
その”弱点”とは、対象の全長に対して「7:3」の位置。
また、「十劃呪法」の術式対象は、相手の全身はもちろん、上半身や腕と細かく分けることも可能です。
日車の覚醒
俄然日車に興味が湧いた様子の宿儺。
日下部から「日車を一人にするな!!」と指示を受けた虎杖でしたが、日車を追う宿儺のスピードは凄まじく、追いつくことができません。
廃墟にまで追い詰められた日車に、宿儺の凶刃が迫ります。
回想|日車の覚悟
……ここで、回想シーンが差し込まれました。
決戦前、伏黒の救出について話し合っていた高専術師たち。
虎杖が提案したのは、日車の術式を用いる方法です。
日車曰く「処刑人の剣」は、ジャッジマンが「死刑」判決を下した者のみに「必死」の効果が適用されます。
つまり、「処刑人の剣」で宿儺を斬ることができれば、伏黒恵の魂は無傷で取り出すことができるようです。
ーーそして、夜。
虎杖は、ふと「日車は死にたいの?」と問いかけました。
呪術に覚醒して2ヶ月と経っておらず、「反転術式」を習得していない日車。
”呪いの王”宿儺への挑戦はあまりに無謀です。
しかし日車は、「最後に自分を罰するのは自分でありたい」という考えの下、役割を全うして死ぬ覚悟を持っていました。
領域展延
……時は戻り、現在。
追い詰められたかに思われた日車は、なんと「領域展延」を使用し、宿儺の「解」を中和して見せました。
「五条悟と並ぶほどの才能の原石」を前に、魅せられていた宿儺。
傷だらけの日車は、それでも「処刑人の剣」を強く握り、”史上最強”へと挑みます。
『呪術廻戦』第246話終わり。
【呪術廻戦】第247話以降の展開予想・考察
日車が死亡か
「領域展延」の習得と実戦使用を始め、術式覚醒から2ヶ月弱の術師とは到底思えない芸当を披露し続ける男・日車寛見。
昨今描かれている活躍には目を見張るものがあり、高専術師らどころか、宿儺すらも一目置く存在となりました。
しかし、日車が輝けば輝くほどに、「死」という文字が思い浮かんでしまいます。
メタ的な読みになりますが、このまま「処刑人の剣」が宿儺にヒットし、見事に高専が勝利……という展開は、どうにも考え辛いところ。
日車はそう遠くない内に退場の憂き目に遭うのではないかと予想されます。
性根の優しいキャラクターであり、”五条と並ぶ天才”であることも相まって、ぜひとも生き残ってほしいところですが……?
裏梅の全力宣言
『呪術廻戦』第245話にて秤金次との戦闘シーンが描かれ、「全力で潰す」と宣言した裏梅。
背後には月のような物体が浮かんでおり、新たな技が使用されるのではないかと期待が高まります。
第246話時点で裏梅が使用したことがあるのは、「霜凪」と「直瀑」のみ。
いずれも強力であり、もはや上記2種だけでも十分強敵ではありますが、他の技を持っているのであれば、ぜひとも見てみたいところですよね。
裏梅の領域展開
裏梅が領域展開を行う可能性はあるのでしょうか?
以下からは、その考察を述べています。
秤への領域展開は悪手?
さて、秤に対する「領域展開」の使用は、基本的には悪手です。
秤の領域「坐殺博徒(ざさつばくと)」は、必中効果が”術式(ルール)の開示”のみであり、相手術師に危害を及ぼしません。
その代わりとして、展開が早く押し合いにも強いという特徴を有しているのです。
つまり、よほどの呪力差や領域自体の特異さ等の要素がない限り、領域の押し合いで秤に勝つことは難しいと言えます。
例外
上では、秤に対する領域の使用が、基本的には悪手であると指摘しました。
……しかし、何事にも”例外”は存在するものです。
秤の「坐殺博徒」は、”大当たり”を引いた時点で終了し、4分11秒の”ラウンド(=不死身状態)”へと突入します。
そして、その”ラウンド”が終了した後、秤の焼き切れた術式は回復。再び領域が展開できるようになるのです。
逆に述べると、4分11秒の間はきっちり術式が焼き切れているため、”ラウンド”中の秤は領域を展開することはできません。
つまり、”ラウンド”中であれば、裏梅は安全に領域展開を行うことができるのです。
不死身の相手への領域使用は、これまた悪手であるようにも思えます。
しかし、「不死身」とは言ったものの、それはあくまで「反転術式」がフルオートで使用され続けているだけ。
すなわち、脳が破壊されれば「反転術式」を回すことができず、前提条件から覆ってしまいます。
頭を潰せばOKという点で、秤を領域に引き込むメリットは十分にあるでしょう。
裏梅の領域展開が見られる可能性は、十分にありそうですね。
ネタバレ確定速報はこちら!
次回(第248話)の展開予想はこちら!
【呪術廻戦】ストーリーまとめ
『呪術廻戦』最新巻発売中!
『呪術廻戦』最新27巻が7/4に発売!!
五条悟と両面宿儺が手に汗握る戦いを繰り広げた一方、ある場所では”お笑い対決”が開幕!?
爆笑必至の戦いがここに。
髙羽史彦 vs 羂索、開戦!!
原作『呪術廻戦』本誌ネタバレ
【呪術廻戦】ネタバレ記事アーカイブ | ||||
214話 | 215話 | 216話 | 217話 | 218話 |
219話 | 220話 | 221話 | 222話 | 223話 |
224話 | 225話 | 226話 | 227話 | 228話 |
229話 | 230話 | 231話 | 232話 | 233話 |
234話 | 235話 | 236話 | 237話 | 238話 |
239話 | 240話 | 241話 | 242話 | 243話 |
244話 | 245話 | 246話 | 247話 | 248話 |
249話 | 250話 | 251話 | 252話 | 253話 |
254話 | 255話 | 256話 | 257話 | 258話 |
259話 | 260話 | 261話 | 262話 | 262話-2 |
263話 | 264話 | 265話 | 266話 | 267話 |
268話 | 269話 | 270話 | 271話 |
【呪術廻戦】関連記事まとめ
領域展開知識度チェック!
https://comichronicle.com/jujutsu-domain-quiz/
各キャラクターの生死まとめ
『呪術廻戦』の最終回について
「死滅回游」とは?
「領域展開」まとめ
キャラクター記事一覧
(C)芥見下々
本記事内で使用している画像の著作権、商標権、その他知的財産権等は、当該コンテンツの提供元に帰属します。